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記録ID: 863189 全員に公開 無雪期ピークハント/縦走中央アルプス

鳩打峠から烏帽子岳〜念丈岳へ【残雪輝く中央、南アルプスを展望】

日程 2016年05月05日(木) [日帰り]
メンバー onetotani
天候晴れ 午前中は強風・午後に弱まる
【気温】鳩打峠:11℃  念丈岳:9℃  小八郎分岐:20℃
アクセス
利用交通機関
車・バイク
松川IC→県道15号で中荒町を左折→高速をくぐり舗装された
小八郎林道で鳩打峠へ。
(中荒町で烏帽子岳登山口への案内看板に従って林道へ入ると、
 所々に懸る小さなプレートが登山口へ導いてくれます。)

林道終点の鳩打峠周辺に三ヶ所、計20台程度駐車可能。
簡易トイレも有ります。
経路を調べる(Google Transit)

地図/標高グラフ


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コースタイム [注]

日帰り
山行
7時間55分
休憩
1時間35分
合計
9時間30分
S鳩打峠06:0007:30セキナギの下部07:3507:55飯島ルート・小八郎ルート分岐08:0009:05烏帽子岳09:1510:00池ノ平山10:1511:05念丈岳11:1012:05池ノ平山12:4013:00展望岩場13:0513:15烏帽子岳13:2014:05飯島ルート・小八郎ルート分岐14:1014:55小八郎岳への分岐15:0015:30鳩打峠G
コースタイムの見方:
歩行時間
到着時刻通過点の地名出発時刻
コース状況/
危険箇所等
【鳩打峠〜飯島ルート分岐】(展望に欠ける笹の尾根です)
‐八郎岳との鞍部を過ぎると、烏帽子岳の展望地となり
 セキナギのヘリに絡んだ急登が始まります。
飯島ルート分岐は本コースでは唯一の平坦地になります。

【飯島ルート分岐〜烏帽子岳】(展望に欠ける急登が続きます)
.轡蹈モナギのヘリを通過すると、いよいよ木の根と露岩が混じった
 足場の悪い急登となります。最後の頑張り所でしょう。
烏帽子岩を頭上に仰ぐと、長く続いた登りも残り僅かで山頂です。
 360度の素晴らしい展望が得られます。

【烏帽子岳〜念丈岳】(念丈倶楽部の方々のおかげで笹の稜線も
楽しく歩けるようになりました)
 ̄帽子岳山頂の左から一旦下り、登り返した展望岩場からいよいよ
 稜線歩きが始まります。
池の平山から念丈岳に向かうと随所で展望が得られ
 越百山・仙涯嶺・南駒ヶ岳・空木岳などの位置関係が徐々に
 変わって眺められます。
その他周辺情報国土地理院の表記は「烏帽子ヶ岳」になっていますが、飯島町から
山名変更申請が出され、現在の山名は「烏帽子岳」が正式に。
現場の標識等はほとんどが「烏帽子岳」になっています。
過去天気図(気象庁) 2016年05月の天気図 [pdf]

写真

鳩打峠の登山口。烏帽子岳山頂まで3時間?
2016年05月05日 05:53撮影 by Canon IXY 630, Canon
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鳩打峠の登山口。烏帽子岳山頂まで3時間?
2
【登山口→飯島ルート分岐〜】念丈倶楽部の案内図では4時間なんだけど。
2016年05月05日 05:54撮影 by Canon IXY 630, Canon
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【登山口→飯島ルート分岐〜】念丈倶楽部の案内図では4時間なんだけど。
3
小八郎岳分岐をトラバース道へ向かう。
2016年05月05日 06:17撮影 by Canon IXY 630, Canon
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小八郎岳分岐をトラバース道へ向かう。
1
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2016年05月05日 06:26撮影 by Canon IXY 630, Canon
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??
1
タチツボスミレ
2016年05月05日 06:32撮影 by Canon IXY 630, Canon
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タチツボスミレ
2
歴史を感じるプレート。
2016年05月05日 06:55撮影 by Canon IXY 630, Canon
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歴史を感じるプレート。
深い笹に覆われて。
2016年05月05日 06:56撮影 by Canon IXY 630, Canon
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深い笹に覆われて。
1
笹を分けて延びる登山道。
2016年05月05日 07:00撮影 by Canon IXY 630, Canon
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笹を分けて延びる登山道。
1
セキナギの手前でやっと烏帽子岳の姿を捉える。
2016年05月05日 07:25撮影 by Canon IXY 630, Canon
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セキナギの手前でやっと烏帽子岳の姿を捉える。
4
セキナギを見下ろす。
2016年05月05日 07:39撮影 by Canon IXY 630, Canon
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セキナギを見下ろす。
2
ナギの頭部から念丈岳方面を展望。
2016年05月05日 07:40撮影 by Canon IXY 630, Canon
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ナギの頭部から念丈岳方面を展望。
4
飯島ルート分岐に到着。
2016年05月05日 07:46撮影 by Canon IXY 630, Canon
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飯島ルート分岐に到着。
1
【飯島ルート分岐→烏帽子岳〜】シロクモナギを見下ろす。
2016年05月05日 08:05撮影 by Canon IXY 630, Canon
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【飯島ルート分岐→烏帽子岳〜】シロクモナギを見下ろす。
2
バイカオウレン
2016年05月05日 08:10撮影 by Canon IXY 630, Canon
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バイカオウレン
4
ミツバオウレン?
2016年05月05日 08:12撮影 by Canon IXY 630, Canon
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ミツバオウレン?
3
【念丈岳〜】池の平山を展望(レンズのカバーが不調で半開き状態です。)
2016年05月05日 10:57撮影 by Canon IXY 630, Canon
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【念丈岳〜】池の平山を展望(レンズのカバーが不調で半開き状態です。)
4
南駒ヶ岳から南下する中央アルプス支稜方面の眺望。
2016年05月05日 11:03撮影 by Canon IXY 630, Canon
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南駒ヶ岳から南下する中央アルプス支稜方面の眺望。
1
【念丈岳→池の平山〜】強風の中、展望の稜線を池の平山へ戻る。
2016年05月05日 11:07撮影 by Canon IXY 630, Canon
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【念丈岳→池の平山〜】強風の中、展望の稜線を池の平山へ戻る。
2
荒川三山〜赤石岳
2016年05月05日 11:08撮影 by Canon IXY 630, Canon
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荒川三山〜赤石岳
5
池の平山と南アルプス(甲斐駒ヶ岳、仙丈ヶ岳〜白峰三山)
2016年05月05日 11:08撮影 by Canon IXY 630, Canon
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池の平山と南アルプス(甲斐駒ヶ岳、仙丈ヶ岳〜白峰三山)
2
南越百山〜仙涯嶺、その左が南駒ヶ岳?。ここからはこんな風に見えるんだ。
2016年05月05日 11:08撮影 by Canon IXY 630, Canon
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南越百山〜仙涯嶺、その左が南駒ヶ岳?。ここからはこんな風に見えるんだ。
4
稜線のあちこちに咲くバイカオウレン
2016年05月05日 11:21撮影 by Canon IXY 630, Canon
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稜線のあちこちに咲くバイカオウレン
3
【池の平山〜】中央アルプスを眺望する(仙涯嶺の奥に南駒ヶ岳、田切岳の左奥に空木岳が)
2016年05月05日 11:56撮影 by Canon IXY 630, Canon
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【池の平山〜】中央アルプスを眺望する(仙涯嶺の奥に南駒ヶ岳、田切岳の左奥に空木岳が)
3
可愛い山頂プレート。
2016年05月05日 11:57撮影 by Canon IXY 630, Canon
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可愛い山頂プレート。
5
南アルプス(荒川三山)を眺望。
2016年05月05日 11:57撮影 by Canon IXY 630, Canon
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南アルプス(荒川三山)を眺望。
3
風も弱まった池の平山で食事にしよう。
2016年05月05日 12:30撮影 by Canon IXY 630, Canon
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風も弱まった池の平山で食事にしよう。
3
念丈岳を振り返る。
2016年05月05日 12:30撮影 by Canon IXY 630, Canon
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念丈岳を振り返る。
1
きれいに刈っていただきました。
2016年05月05日 12:31撮影 by Canon IXY 630, Canon
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きれいに刈っていただきました。
2
【池の平山→烏帽子岳〜】展望岩場から望む中央アルプス。(仙涯嶺、南駒ヶ岳、赤梛岳、ドームのような田切岳、隠れるように空木岳)
2016年05月05日 12:56撮影 by Canon IXY 630, Canon
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【池の平山→烏帽子岳〜】展望岩場から望む中央アルプス。(仙涯嶺、南駒ヶ岳、赤梛岳、ドームのような田切岳、隠れるように空木岳)
5
展望岩場から望む烏帽子岳と南アルプス。(荒川三山、赤石岳、聖岳)
2016年05月05日 12:56撮影 by Canon IXY 630, Canon
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展望岩場から望む烏帽子岳と南アルプス。(荒川三山、赤石岳、聖岳)
4
白峰三山。(北岳・中白峰、間ノ岳、農鳥岳)
2016年05月05日 12:57撮影 by Canon IXY 630, Canon
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白峰三山。(北岳・中白峰、間ノ岳、農鳥岳)
5
【烏帽子岳〜】素晴らしい眺望も見納めか・・。目に焼き付けて下ろう。
2016年05月05日 13:07撮影 by Canon IXY 630, Canon
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【烏帽子岳〜】素晴らしい眺望も見納めか・・。目に焼き付けて下ろう。
8
仙丈ヶ岳と白峰三山
2016年05月05日 13:08撮影 by Canon IXY 630, Canon
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仙丈ヶ岳と白峰三山
1
塩見岳は良い姿の山だ。
2016年05月05日 13:08撮影 by Canon IXY 630, Canon
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塩見岳は良い姿の山だ。
12
【烏帽子岩】南アルプスを背景に。
2016年05月05日 13:15撮影 by Canon IXY 630, Canon
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【烏帽子岩】南アルプスを背景に。
1
烏帽子岩から下山ルートを眺める。
2016年05月05日 13:17撮影 by Canon IXY 630, Canon
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烏帽子岩から下山ルートを眺める。
1
片桐ダムを俯瞰する。
2016年05月05日 13:17撮影 by Canon IXY 630, Canon
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片桐ダムを俯瞰する。
3
【下山〜】シロクモナギの展望地からは南アルプスも望める。
2016年05月05日 13:43撮影 by Canon IXY 630, Canon
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【下山〜】シロクモナギの展望地からは南アルプスも望める。
1
笹とシラビソの斜面
2016年05月05日 13:57撮影 by Canon IXY 630, Canon
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笹とシラビソの斜面
3
セキナギを過ぎるとオオカメノキ(ムシカリ)が。
2016年05月05日 14:22撮影 by Canon IXY 630, Canon
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セキナギを過ぎるとオオカメノキ(ムシカリ)が。
3
西側斜面。
2016年05月05日 14:38撮影 by Canon IXY 630, Canon
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西側斜面。
1
1500m付近のミツバツツジ。
2016年05月05日 14:40撮影 by Canon IXY 630, Canon
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1500m付近のミツバツツジ。
2
小八郎岳を過ぎるとチゴユリが。
2016年05月05日 14:58撮影 by Canon IXY 630, Canon
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小八郎岳を過ぎるとチゴユリが。
5
鳩打峠の駐車地から望む鋸岳〜仙丈ヶ岳。
2016年05月05日 15:38撮影 by Canon IXY 630, Canon
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鳩打峠の駐車地から望む鋸岳〜仙丈ヶ岳。
1
仙丈ヶ岳〜白峰三山。
2016年05月05日 15:30撮影 by Canon IXY 630, Canon
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仙丈ヶ岳〜白峰三山。
2
烏帽子岳と右端には中央アルプスが。楽しい一日を有難う。
2016年05月05日 16:07撮影 by Canon IXY 630, Canon
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烏帽子岳と右端には中央アルプスが。楽しい一日を有難う。
3
撮影機材:

感想/記録

昨年の5月に登った際に山頂から眺めた残雪に輝くアルプスを
今年も見たくなり出かける事にした。
情報では念丈岳までの笹もきれいに刈りこまれたらしいので、
今回は念丈岳まで足を伸ばしてみよう。

登山口から尾根筋に出ると林を揺らす大きな風の音に気付く。
予報通り今日はかなり風が強そうだ。
小八郎岳は烏帽子岳山頂での展望次第で寄る事にして、
まずは小八郎岳の山腹に絡んだ道を選ぶ。

ニガイチゴやスミレの花を眺めながら小八郎からの尾根を併せると
西斜面にミツバツツジが現れる。
5合目?を過ぎると傾斜を増し、崩壊地の脇を捲くように登り、
セキナギの下部に出ると、樹間の切れ間に初めて烏帽子岳の姿が
捉えられる。山頂に向けての最後の急登に以前は心が折れたが
今日はどうかな?

再びセキナギのヘリを絡むように急登すると小さな台地に出て
飯島ルート分岐となる。コース上では唯一の平坦地となるので
後半に備え一息入れよう。
分岐からは西向きに変わった尾根でシロクモナギのヘリを通過し、
ナギの崩壊を覗き込む展望地から、南アルプスを眺めるが
どうもすっきりしないようだ。陽が高くなる時間帯を期待して
最後の急登部に向かう。

木の根や露岩が不規則に重なる足場の悪い急斜面が今日一番の
頑張り所だ。山頂からの展望を楽しみにして乗り切ろう。
何度も大岩を捲きながら行くと、やがて正面に山頂と間違えそうな
烏帽子岩の大岩壁が現れる。
正面から登る事も出来るようだが基部を捲くように攀じると
岩場に出て、左折するとやっと標高差1100mを登りつめた
烏帽子岳山頂となり、一気に展望が開ける。

360度の展望が広がる山頂から中央、南アルプスがよく見えてはいるが
期待した青空にはなっていなかった。午後からの展望を期待して
小休止のみに留め、休憩中の数名を尻目に池の平山へ向かう。

鞍部まで下って登り返した展望岩場で一人ゆっくり山並みを同定する。
足元のバイカオウレンを踏まないように尾根を緩く登ると、
広く平坦な笹の台地に出る。ピークと言うより高層湿原の様な
池の平山だが今日歩く稜線では最高地点だ。
この頃になると待望の青空も戻り、越百山〜南駒ヶ岳辺りの
残雪を抱いた南部の主脈が輝くように眺められる。

ゆっくり展望を楽しみたいが今日は念丈岳まで足を伸ばしたい。
初めての道で先の様子もわからないので、下山時刻を考慮し往復で
2時間をメドに念丈岳往復を優先する。

以前は薮漕ぎを強いられた念丈までのコースも、念丈倶楽部の方々の
整備のおかげで気持ち良く歩けそうだ。
一旦最低鞍部まで下り、亜高山帯の雰囲気を感じながら二度ほど
ピークを越えて行く。念丈に近づくほど横から眺めた越百山〜仙涯嶺の
支稜が徐々に縦からの眺め変わって来る。時々身体が煽られるような
強風に耐えながら辿る稜線からの展望は素晴らしい。

僅かに残る雪をザクザクと踏んで最後の登りを終え、いよいよ念丈岳
山頂部の端に出てしばらく行くとハイマツと砂礫の中に三角点の立つ
山頂となる。
何も遮る物が無い360度の展望は、むしろ烏帽子岳を上回る眺めだ。

振り返る池の平山への登り返しはきつそうだが、足を伸ばした甲斐が
あった。山頂を踏んだ喜びに浸ったので戻る事にする。

池の平山への登りにかかる頃、あれほど強かった風も嘘のように弱まり
初夏の様な陽気になってきた。
予定通りの時間で池の平山まで戻ってこれたのでゆっくりと
食事にしよう。

再び烏帽子の山頂に戻った頃は、文句のつけようが無い青空に、
一際映える残雪のアルプスが連なっている。
下るのが惜しいほどの絶景だが、しっかりと目に焼き付けて
遅くならないうちに下ろう。

セキナゲの崩壊地も過ぎたので、今度は目線や足元に咲く花に
注意しながら下る。
オオカメノキ(ムシカリ)・ミツバツツジの咲く斜面を過ぎ
しばらくして足元を探すと、チゴユリを見つけることができた。
長い下りを終えて峠の駐車地戻ると、いつまでも青空の下に
南アルプスが横たわっていた。

【今回は日帰り計画の限界に近い距離と時間を要した山行だったが、
池の平山〜念丈岳の稜線は予想以上に楽しく、素晴らしい展望に恵まれ
ロングコースもしっかり歩けて満足、満足の一日になった。】
訪問者数:472人
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登録日: 2013/5/27
投稿数: 2933
2016/5/6 19:23
 嬉しいです
こんにちは。
念丈岳、本当に良い山だと思います。
特に池の平から念丈までの稜線は、爽快です。
どんどん近づく中央アルプス
眺めながらの稜線歩きは最高ですね。
また、念丈岳山頂からの360度の大展望
あまり有名でなく、地味な山ですけど、大好きな山です

次回は、是非周回も楽しんでくださいね。
車が2台必要なら、お供しますので、いつでも声をかけてください
登録日: 2010/12/28
投稿数: 1738
2016/5/6 20:42
 Re: 嬉しいです
totokさん 今晩は。
実は烏帽子の山頂から念丈を眺めたときは多少の躊躇いがありましたが、
池の平山できれいに刈られた道を見て、これは行くしかないと・・・。
展望に欠ける長い登りの後だけに、念丈までの稜線は実に楽しいものでした。

烏帽子の山頂には5名ほどの先着者が見えましたが、池の平山で出会ったのは
地元の女性だけでした。結局、念丈から下山までご一緒しましたが、
今日のような快晴は久しぶりだと感激してみえました。

念丈岳、山頂を踏んだ人ならだれもが好きになる山ですね。
もちろん、いっぺんで虜になりました。
登録日: 2011/6/29
投稿数: 4923
2016/5/7 11:30
 onetotaniさん、こんにちは。
セキナギから先の風景が、素晴らしいですね。
荒々しい崩壊地、標高2400mで、すでに
登場する、森林限界超えの風景、近景の
雪が残る、中央アルプスの、主峰群など
稜線歩きの良さが、濃縮されてますね。

距離も長めな今回の登山、
夏山に向けての、いい練習にも
なったのではないでしょうか。
登録日: 2010/12/28
投稿数: 1738
2016/5/7 18:51
 Re: onetotaniさん、こんにちは。
komakiさん こんにちは。

残雪に輝くアルプスの展望を求めて今年も登ってきました。
稜線では強風に悩まされましたが、素晴らしい景色を見せてくれました。

いつも眺めるだけの念丈岳でしたが、笹刈りも行われたとの情報で
足を伸ばすことにしました。
おかげでまた一つお気に入りの山に巡り合えました。

ロングコースになりましたが歩き応えも、達成感も充分に感じられた
山行になりました。
登録日: 2012/6/23
投稿数: 1947
2016/5/9 21:45
 素晴らしきかな
onetotaniさん
こんばんは
この辺りから見える南アルプスの山々たち。惚れ惚れしてしまいます。
なかなかこの辺りにお邪魔する機会がないので大変興味深く拝見しました。
たまには新しいエリア探索してみようかな❗
登録日: 2010/12/28
投稿数: 1738
2016/5/9 23:11
 Re: 素晴らしきかな
kazu97さん 今晩は。
この度は鈴鹿7M 完登 おめでとうございます。

この辺りは伊那谷を挟んで西に中央アルプス、東に南アルプスが聳える
絶好の展望地が多く、ついこの時期になると残雪輝く山を見たくて
足を運びたくなります。

鈴鹿セブンの次は阿智セブンもいいですね。

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