西鎌尾根は吹雪とラッセル等で断念（小池新道・大ノマ乗越経由、弓折岳、双六小屋、樅沢岳）

2016年05月04日(水) 〜 2016年05月05日(木)

• GPS: 16:32
• 距離: 30.8km
• 登り: 2,711m
• 下り: 2,705m

コースタイム

1日目

• 山行: 8:22
• 休憩: 0:39
• 合計: 9:01

8:30 登山指導センター
8:36 8:42 登山口(双六岳・笠ヶ岳方面)
9:02 9:03 お助け風穴
9:18 9:18 中崎橋
9:31 9:32 笠新道登山口
9:46 9:47 わさび平小屋
10:09 10:12 小池新道入口
11:18 11:18 秩父沢出合
11:37 11:47 チボ岩
12:11 12:12 イタドリが原
12:48 13:01 シシウドヶ原
15:15 15:15 弓折岳(分岐)
15:25 15:27 弓折乗越
15:48 15:48 花見平
16:27 16:28 くろゆりベンチ
17:23 17:23 双六池
17:31 双六小屋

2日目

• 山行: 6:19
• 休憩: 1:03
• 合計: 7:22

6:07 双六小屋
6:52 7:11 樅沢岳
7:42 7:43 双六小屋
7:47 7:47 双六池
8:37 8:40 くろゆりベンチ
9:11 9:12 花見平
9:27 9:28 弓折乗越
9:33 9:34 弓折岳
9:39 9:41 弓折岳(分岐)
10:24 10:25 シシウドヶ原
10:34 10:35 イタドリが原
10:47 10:48 チボ岩
10:55 11:08 秩父沢出合
11:52 11:53 小池新道入口
12:13 12:30 わさび平小屋
12:40 12:41 笠新道登山口
12:50 12:50 中崎橋
13:03 13:03 お助け風穴
13:20 13:20 登山口(双六岳・笠ヶ岳方面)
13:29 新穂高温泉駅

天候

4日：西の風強く晴れのち曇りのち猛吹雪　5日：西の風稜線で非常に強く地吹雪のち曇り　午後から晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

新穂高：濃飛バス新穂高ロープウェイ下車　平湯温泉から新穂高まで890円

コース状況／危険箇所等

○　4日から5日の雪で20cm以上？積雪、秩父沢から双六小屋までラッセル（膝下、吹きだまり膝上）及び踏抜き多数。小屋から樅沢岳まで西からの爆風をまともに受ける。
○　小池新道は秩父沢手前まで夏道歩行可能。秩父沢は既に出ているが、徒渉せず雪の上を歩行できる（写真参照）。
○　弓折岳から双六小屋までコースわかりにくい。アップダウンが多い。

その他周辺情報

新穂高、平湯日帰り温泉多数

写真

春だ、ニリンソウとわさび？（わさび平小屋周辺）

これから行く弓折岳がよく見える

小池新道、途中まで夏道

秩父沢、既に露出

大ノマ乗越へゴー（デブリだらけ）

穂高岳

焼岳、乗鞍岳

槍穂高

大キレット

大ノマ乗越から弓折岳を望む

槍ヶ岳が綺麗

双六小屋への稜線、抜戸岳と弓折岳

双六岳

樅沢岳と西鎌尾根（鞍部に燕岳）4日の西鎌尾根

抜戸岳と弓折岳

槍穂高

双六小屋（冬期小屋）

地吹雪で何も見えない

樅沢岳山頂に何とか着いた

地吹雪で鷲羽岳も煙る

樅沢岳名物？雪壁＋前樅沢岳（奥のピーク）のトラバースルート（無雪期）は使えない。5日の西鎌尾根、4日と景色激変。

感想

yarihoBB

○　今年は雪が少ないとのことで、西鎌尾根から槍ヶ岳へのアプローチが可能と思ったが、4日夜の雪（+爆風）で無残にも砕かれた。4日と5日で状況が一変した。
（4日と5日の西鎌尾根の写真参照）
○　無雪期はあまり考えないが、新穂高から双六小屋（途中の最高点2,622m
）まで単純標高差1,500m以上（累積は1,800m？（GPS計測による））、累積なら上高地から槍・穂高岳の標高差以上ある。
○　この時期はマイナーなため、トレースがなかった。先行者も2名だけ（鏡平経由と聞きました。）。
○　弓折岳から双六小屋までのアップダウンがきつかった。コースもわかりにくい。
○　小屋から樅沢岳まで強烈な西風・地吹雪を受けながらも何とか登頂したが、名物？の雪壁、前樅沢岳のの登下降、強烈な西風・地吹雪、岩場、その後のラッセルを考えると、前日のラッセル・踏抜き（秩父沢から弓折岳までノートレース、弓折岳以降もほとんどなし）で体力を消耗し、安全を考え断念した。槍ヶ岳は遠かった。
○　5日13時過ぎに快晴になった。朝の悪天候は何だったのだろうか？

コメント

take180

はじめまして！
双六小屋で一緒になった者です。
初めてのルートでしたが、トレースを残して頂いたおかげで助かりました。
また、どこかで お会いできるといいですね。

sunopiku

使い方がよく解らなくて、何か所かにコメントを入れさせてもらっています。
すみません。
双六小屋で一緒になられた方は何人でしたか？
take180さんの他に、若い男性はいましたか？

yarihoBB

返信遅くなりました。take180さんの返信のとおり、私、take180さんと男女ペア2名の4人です。ペアの方は私より先に到着しておりました。ペアの男性はベテランの方と記憶しています。残念ながら若い人ではありません（女性は男性よりも若かったですが、20歳台ではなかったと思います。）。鷲羽岳に向かうといい、朝早く立たれました。お役に立てず申し訳ございません。

sunopiku

yarihoBB様
昔の記憶を呼び戻していただき、大変ありがとうございました。
息子は5月3日に野口五郎小屋を宿泊しており、4日宿泊先が不明だったので、宿泊先を探しておりました。
あなたのおかげで、息子が双六小屋には到達していないことが解りました。
貴重な証言を本当にありがとうございました。
4日に三俣山荘に宿泊したと考えると、ペアの方と出会っているかもしれませんね。（双六岳の稜線・中道・巻き道ルートがあるので出会っていないかもですが…）
ペアの方を探してみます。
思い出していただき、本当に感謝しております。ありがとうございました。

sunopiku

yarihoBB様
すみません。何度もコメントをお書きして、申し訳ありません。
もう1点だけ、思い出せたら教えて欲しいのですが…
「この時期はマイナーなため、トレースがなかった。先行者も2名だけ（鏡平経由と聞きました。）」
と書かれているのですが、この2名は双六小屋に宿泊された男女の2名ですか？
それとも、1人はTake180さんで、もう一人は別の方なのでしょうか？
解る範囲でよいので、何卒よろしくお願いいたします。　　　　　　　　　　　　　　　

yarihoBB

sunopiku様
ご質問について回答します。Take180さんは当方の後から来ていますので、双六小屋に宿泊した男女2名をイメージしてメッセージを書きました。当方が登山中、誰とも会っておりません。3人（男女、Take180さん）とは小屋で初めて会いました。

sunopiku

yarihoBB様
早速の回答をありがとうございました。
男女のペアさん達は、やはり新穂高から登って（鏡平経由）、双六小屋に宿泊されたということですね。トレースがなかったというところで、もしかしたら、槍ヶ岳から来られた方ではないかと思った次第です。
take180さんは出発が、yarihoBBさんより早く、途中までは先行者だったのでは？と思ったので、質問させてもらいました。
yarihoBBさんの山行記録が、いつもとても詳しく書かれているので、思い出して頂けるのでしょうね。
5年前のことを、思い出して頂き、ありがとうございました。