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Yamareco

記録ID: 865827
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ハイキング
奥秩父

念願の八丁峠コースから初の両神山

2016年05月06日(金) [日帰り]
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GPS
--:--
距離
11.1km
登り
1,535m
下り
1,365m

コースタイム

ヤマプラで作成したものです。
天候 晴れ、15時過ぎから急に小雨が降り出し帰りは雨
過去天気図(気象庁) 2016年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
【往路】
電車:西武秩父駅まで
バス:西武秩父駅〜小鹿野役場、小鹿野町役場〜坂本

【復路】
バス:日向大谷〜薬師の湯、薬師の湯〜西武秩父駅

「西武漫遊きっぷ」を購入するとお得です。
コース状況/
危険箇所等
【坂本→大岩】
途中から不明瞭な道が続きますが、ピンクリボンなどの目印を先へ先へと見つけながら進んで行くとなんとかなります。(※視界の良い天候が前提)
渡渉はハイカットの靴でギリギリ水が入らない深さの箇所や平均台のような丸太が渡してある箇所など、全部で10箇所くらい。
足場の悪いトラバース道もありますが、この区間のトラバース道は幅20cmくらい最低あるので慎重に進んで行けば問題ないでしょう。

【大岩→八丁峠】
どんどん急登になって来て、次の目印が手前の印からは分からなく、踏み跡からも判断しづらい所があります。
大概がアキレス腱が伸びっぱなしの急登の途中でさっさと進みたくなる場面ですが、先人のレコで注意していたので無理のない程度に右や左に少しだけ動いて周囲をしっかりと見渡しました。
片足分の幅しかない崩壊したトラバース道(一番の難所でした)や足場が不安定で這うように登る急登があり、それらを超えると道は明確なものの体力的にキツい九十九折りが続きます。

【八丁峠→両神山山頂】
鎖場数十箇所の鎖場天国。
足裏で踏ん張るようなところは2,3か所程度、足や指を掛けれるステップがあり腕の力に頼らず登れるところばかりでした。
ただし高度感はそれなりにあり、苦手意識は人それぞれ違うので(私は切れ落ちたトラバース道の方が苦手)他の方のレコを参考にしてみて下さい。
鎖を登るばかりではなく急な岩場を下るなどでアップダウンが結構あります。

【両神山山頂→日向大谷】
簡単な鎖場があります。八丁峠から来た人は疲れで油断しないように歩けば特に問題ありません。
渡渉もありましたが幅のある木が渡してあったり無いところは浅めでした。
バスを降りて少しだけ林道歩き。
バスを降りて少しだけ林道歩き。
バリエーションルートだけど登山口の道標が立派です。
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バリエーションルートだけど登山口の道標が立派です。
浄水場の横の芝生の道。
浄水場の横の芝生の道。
予習で出てくる分岐。右です。
左と答えてる人も居て謎でしたが、この分岐の前に似たような分岐がありそこは左です。その分岐は間違わないと思います。謎が解けた…。
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予習で出てくる分岐。右です。
左と答えてる人も居て謎でしたが、この分岐の前に似たような分岐がありそこは左です。その分岐は間違わないと思います。謎が解けた…。
新緑が気持ちよいです。
新緑が気持ちよいです。
ここを過ぎると道が不明瞭になってきます。
ここを過ぎると道が不明瞭になってきます。
歩き始めだからまだ結構みんな写真を撮ってる箇所。
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歩き始めだからまだ結構みんな写真を撮ってる箇所。
ピンクリボン以外にこの看板も目印になります。
ピンクリボン以外にこの看板も目印になります。
石に黄色テープがヒントな場所も。
石に黄色テープがヒントな場所も。
この間隔でピンクリボンがある所が多いですが、サンコンの視力じゃないと見えない距離にリボンがある事もあります。
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この間隔でピンクリボンがある所が多いですが、サンコンの視力じゃないと見えない距離にリボンがある事もあります。
途中で右の方にレールが見えます。
途中で右の方にレールが見えます。
壊れた道標。
よく見ると奥の岩の間にピンクリボンがあります。
よく見ると奥の岩の間にピンクリボンがあります。
何を思って写真を撮ったのか覚えてません^^;
そういう写真が他にも数枚あります。
何を思って写真を撮ったのか覚えてません^^;
そういう写真が他にも数枚あります。
分かりやすい道に出ると
分かりやすい道に出ると
ダムが見えてきます。
ダムが見えてきます。
脇に別方面の案内があります。
脇に別方面の案内があります。
林道のガードレールが真横近くに見えて来ると大岩は近いです。
林道のガードレールが真横近くに見えて来ると大岩は近いです。
これも目印の一つ。
これも目印の一つ。
ここは橋がありました。だから写真を撮ったのかな?何もない場所の写真の方が見たいですよね。
ここは橋がありました。だから写真を撮ったのかな?何もない場所の写真の方が見たいですよね。
大岩が見えて来た所から右の方にイナバウワーした道標が見えたので行ってみました。
坂本ですと??私が来た道とは違う方向ですが…。
下山のレコで何故か林道に行ってしまった話を読んだ事を思い出しました。すぐ上にガードレールが見えるので恐らく林道に出ると思われます。
大岩が見えて来た所から右の方にイナバウワーした道標が見えたので行ってみました。
坂本ですと??私が来た道とは違う方向ですが…。
下山のレコで何故か林道に行ってしまった話を読んだ事を思い出しました。すぐ上にガードレールが見えるので恐らく林道に出ると思われます。
大岩到着。ここまで先人のレコのお陰で順調です。
祠にご挨拶をしてザックを降ろし1つ500kcal近くあるパンとおにぎりを食べて700kcal摂取。
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大岩到着。ここまで先人のレコのお陰で順調です。
祠にご挨拶をしてザックを降ろし1つ500kcal近くあるパンとおにぎりを食べて700kcal摂取。
大岩から八丁峠へ向けて出発です。
食べ終わったら大岩の全体像の写真を撮ろうと思ってたのに忘れてました(笑)
大岩から八丁峠へ向けて出発です。
食べ終わったら大岩の全体像の写真を撮ろうと思ってたのに忘れてました(笑)
トラバース道は何ヶ所か出て来ます。
トラバース道は何ヶ所か出て来ます。
急登になりポケットからスマホを取り出して写真を撮るのが面倒臭くなって来た頃にレコで見た道標が。
登山道に水平に立ってます。
急登になりポケットからスマホを取り出して写真を撮るのが面倒臭くなって来た頃にレコで見た道標が。
登山道に水平に立ってます。
ここは斜面より道標の方が緩やかで、急登具合はご覧の通りです。
ここは斜面より道標の方が緩やかで、急登具合はご覧の通りです。
ここは一番緊張を強いられました。トラバースの中間の安定した所で振り返って撮影した物です。
幅は片足分しかなく山側は捕まれそうな所はありません。
ここは一番緊張を強いられました。トラバースの中間の安定した所で振り返って撮影した物です。
幅は片足分しかなく山側は捕まれそうな所はありません。
このイナバウワーした道標から八丁峠はもう一頑張りです。
立ったまま水分補給の休憩。結構大変です。
このイナバウワーした道標から八丁峠はもう一頑張りです。
立ったまま水分補給の休憩。結構大変です。
着きました!八丁峠です。
もうこの時点で達成感ハンパないです。
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着きました!八丁峠です。
もうこの時点で達成感ハンパないです。
八丁峠の展望台へ。
気分は山頂です。
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八丁峠の展望台へ。
気分は山頂です。
展望台ではアカヤシオが出迎えてくれました。
空腹を感じる前におにぎりを1つ食べてゆったりと休み、鎖場へ向けて英気を養います。
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展望台ではアカヤシオが出迎えてくれました。
空腹を感じる前におにぎりを1つ食べてゆったりと休み、鎖場へ向けて英気を養います。
最初の鎖場です。八丁峠からここまで地味にアップダウンがありました。暑いので喉が渇きます。
最初の鎖場です。八丁峠からここまで地味にアップダウンがありました。暑いので喉が渇きます。
鎖場は三点で支持出来るので有り難く思えてきます。
鎖場は三点で支持出来るので有り難く思えてきます。
急な下りも多いです。
急な下りも多いです。
高度感は麻痺して来ます。
高度感は麻痺して来ます。
途中途中で眺めがよいです。
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途中途中で眺めがよいです。
何番目だっけ
行蔵峠。
行蔵峠にある道標。
行蔵峠にある道標。
西岳もアカヤシオが咲いてました。
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西岳もアカヤシオが咲いてました。
ここも眺めがいいですね。
ここも眺めがいいですね。
天然クーラー(?)下から冷風が吹き上げてきます。
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天然クーラー(?)下から冷風が吹き上げてきます。
神社の上のあたり。
神社の上のあたり。
東岳に到着しました。
水切れで喉がカラカラです…。
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東岳に到着しました。
水切れで喉がカラカラです…。
スマホ撮影なのにピントが
両神山山頂に向けて最終アイテムを投入。今日に限ってウィダーのようなサラッとしたゼリーじゃないorz
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スマホ撮影なのにピントが
両神山山頂に向けて最終アイテムを投入。今日に限ってウィダーのようなサラッとしたゼリーじゃないorz
東岳から
どの方面なのか後ほど復習しようと思います。
どの方面なのか後ほど復習しようと思います。
両神山に向けて
最後の鎖場だったかな
最後の鎖場だったかな
\ 両神山山頂へ着きました /
\ 両神山山頂へ着きました /
*両神山山頂*
アカヤシオが美しい山頂です。
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*両神山山頂*
アカヤシオが美しい山頂です。
*両神山山頂*
奥社のある側から。
怪我もなく来れたお礼をしました。
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*両神山山頂*
奥社のある側から。
怪我もなく来れたお礼をしました。
*両神山山頂*
記念碑。
*両神山山頂*
記念碑。
大パノラマが広がります。
大パノラマが広がります。
山座同定のアレが他の休憩者の立ち食いカウンターになっていたので分からず撮影してます(笑)
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山座同定のアレが他の休憩者の立ち食いカウンターになっていたので分からず撮影してます(笑)
復習してコメント書き換えます。
復習してコメント書き換えます。
5分くらい休んで山頂を後にしました。
ここへはまた来たいと思いました。
5分くらい休んで山頂を後にしました。
ここへはまた来たいと思いました。
日向大谷コースの下山道は歩きやすいです。
日向大谷コースの下山道は歩きやすいです。
両神神社。奥宮が見えて来ました。
両神神社。奥宮が見えて来ました。
左の狼さん
イヒッと犬歯をチラつかせてます。
イヒッと犬歯をチラつかせてます。
上のお二方に比べると幼いです。
上のお二方に比べると幼いです。
お子さまなのかなぁ。
お子さまなのかなぁ。
階段がありました。
喉がカラカラなので清滝小屋まで一気に下山。
階段がありました。
喉がカラカラなので清滝小屋まで一気に下山。
弘法の井戸の水
写真撮り忘れたけど少し上に清滝小屋があります。
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弘法の井戸の水
写真撮り忘れたけど少し上に清滝小屋があります。
不動明王さまかな?
小雨がぱらつき始めたので写真撮影はこれでおしまいです。
不動明王さまかな?
小雨がぱらつき始めたので写真撮影はこれでおしまいです。

装備

個人装備
レインウェア ヘッドライト 地図(山と高原の地図アプリ) コンパス スマホ 予備電池 充電器(ケーブル) ファーストエイド 日焼け止め ウェットティッシュ レジャーシート グローブ タオルか手ぬぐい 昼食 行動食 着替え 飲み物 ハーフ丈ゲイター トレッキングポール バーナー 帽子
備考 飲み水をもう少し大目に持って行けばよかった。それか空のプラディパス。

感想

うちからでは到着時間が遅いため、日帰り不可能なコースだと諦めて存在をすっかり忘れていた両神山。近そうで遠い山。

GWの遠征を断念した事もありプチ遠征で行ける未踏の山に行きたいなと、候補の中からヤマレコ巡りをしておりました。
すると、興味があったのに忘れていた両神山のハッとするレコ発見。
そっか!ネカフェ前泊なら深夜バスよりゆっくり出来る。
しかもバスの平日ダイヤは西武秩父駅6:20が始発で、休日ダイヤより40分早く行動開始が出来る模様。
・・・チャンス到来です。

坂本からのルートは、バリエーションをバリバリこなしている訳でもないレベルの私にはルートファインディングが不安要素でした。
コースで絞って該当するレコを読んで行くと、皆さん伝統のように「先人のレコで予習」と書かれてます。
先人達の格言に従って先人の方々のレコを読み「先人のレコで予習」を行いました。
お陰様で大変心強く、落ち着いてしっかりルートを見定めながら進む事が出来ました。
(視界の良い天候であった事と季節的に難易度が低い事を条件として追記しておきます。)

鎖場は、ちょろっと登って終わりのような物と違い連続してるので面白かったです。
飲み物を切らし喉がカラカラでそっちに気を取られていた事が悔やまれます。
水場がずっとない事は予習済みだったので、予備に500mlを1本追加しておこうと思っていたのに坂本に着いてから思い出しました。
持ってる水の量を計算していても大岩〜八丁峠間で結構くるので飲んでしまいます。

なんだか本来の目的である鎖場天国より八丁峠登頂が山行のメインになってしまいましたが、両神山山頂は大パノラマで想像していた以上の絶景が広がっておりました。
アカヤシオも見る事が出来て大満足です。
また来たい山が増えました。

最後に、先人のレコの皆様に感謝!!!

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