GW後半は空木岳へ〜これで日本百名山72座目！

2016年05月08日(日) 〜 2016年05月09日(月)

• GPS: 25:29
• 距離: 18.4km
• 登り: 1,675m
• 下り: 1,677m

コースタイム

1日目

• 山行: 1:33
• 休憩: 0:17
• 合計: 1:50

14:02 空木岳登山口駐車スペース
14:02 14:06 林道終点
14:30 14:39 タカウチ場(池山分岐)
15:30 15:33 池山
15:47 15:48 池山尾根水場
15:52 池山小屋

2日目

• 山行: 10:21
• 休憩: 0:37
• 合計: 10:58

4:24 池山小屋
4:25 4:26 池山尾根水場
4:54 4:57 尻無
5:06 5:06 マセキ平
6:08 6:11 大地獄
6:37 6:37 ヨナ沢ノ頭
8:26 8:28 空木平カール分岐点
9:04 9:07 駒石(駒石山)
9:48 9:48 駒峰ヒュッテ
10:22 10:23 空木岳
10:30 10:30 駒峰ヒュッテ
11:01 11:03 駒石(駒石山)
11:33 11:33 空木平カール分岐点
12:48 12:48 ヨナ沢ノ頭
13:14 13:17 大地獄
13:56 13:56 マセキ平
14:02 14:03 尻無
14:18 14:25 池山尾根水場
14:25 14:35 池山小屋
14:38 14:38 池山尾根水場
15:02 15:03 タカウチ場(池山分岐)
15:22 空木岳登山口駐車スペース

天候

8日：晴れ、9日：曇りのち雨

アクセス

利用交通機関：

バス タクシー

行き：バスタ新宿→高速バスで駒ヶ根バスターミナル→バスで菅ノ台バスセンター→タクシーで林道終点
帰り：林道終点→タクシーで駒ヶ根バスターミナル→高速バスでバスタ新宿
※池山小屋で1泊

コース状況／危険箇所等

登山道は分かりにくい所はほぼありません。
ただし大地獄と小地獄は切れ落ちているので滑落に注意です。
ヨナ沢の頭より先は残雪ありで、途中の稜線に出るまでの斜面は踏み抜きが多く大変歩きづらいです。
分岐は往復ともに駒石ルートを使いました。空木平避難小屋のルートはトレースがなくて迷う可能性があります。
ヨナ沢の頭の先から12本爪アイゼンを装着。ストックで対応。ピッケルは一応持参しましたが使いませんでした。

その他周辺情報

踏み抜き箇所の通過に時間がかかり、また帰りに雨が降ってきたため、予定より下山が遅れました。そのため、残念ながらこまくさの湯に立ち寄る時間がありませんでした。

写真

5/8 13:27

今回は夜行ではなく朝発の高速バスで出発。バスタ新宿から駒ヶ根バスターミナルに着き、さらにバスで菅ノ台バスターミナルに到着。今日は時間があるので、ゆっくりと昼食を済ませ、タクシーを呼んで林道終点に向かいます

5/8 13:55

ダートの道がしばらく続き、林道終点に到着

5/8 13:53

景色が素晴らしい！

5/8 13:53

かなり上ってきましたね

5/8 13:59

ここが登山口。登山ポストもあります

5/8 14:17

ツツジの花が咲いてます

5/8 14:31

タカウチ場に到着。野生動物観察棟に寄ってみる

5/8 14:33

これが野生動物観察棟です。ここからの眺めもいいです

5/8 15:19

さて、今日は池山に登ってみますか

5/8 15:29

池山山頂に到着

5/8 15:30

三角点もあり

5/8 15:31

千畳敷カールが目の前！

5/8 15:35

伊那谷方面も見えます

5/8 15:48

池山小屋に到着。今日はここで一泊します。小屋は綺麗で快適。水場も目の前にあって便利です。
GWの最後の日なので自分しか居なくて独占状態でした

5/9 4:24

今日は長いので、まだ暗いうちに出発します。シュラフなど重い荷物はデポしました

5/9 5:06

マセナギに到着

5/9 5:27

ここから木の梯子を交えた登りが続きます

5/9 5:37

ここからが危険地帯か

5/9 5:46

確かに切れ落ちている。落ちたら終わりだろうな

5/9 5:47

これが大地獄かな？岩場の登り

5/9 5:51

確かに切れ落ちている

5/9 6:03

注意して歩けばそれほど困難ではありません

5/9 6:14

お、雲上に山々が見える

5/9 6:19

危険地帯が終わり

5/9 6:19

ここは迷尾根と呼ばれているところでもあります。確かに直進するととんでもない方向に行ってしまいます

5/9 6:29

斜面には鉄製や木製の梯子が掛けられています

5/9 6:53

残雪が見えてきた。ここから踏み抜きが多くて苦労し、時間をロスしました

5/9 7:56

ようやく稜線に出ました。山々がくっきり

5/9 7:57

ここからは完全な雪道。登りが続く

5/9 8:11

右から甲斐駒、仙丈、北岳、間ノ岳、農鳥、塩見、荒川、赤石

5/9 8:11

八ヶ岳も見えます

5/9 8:11

仙丈を中心にアップ！

5/9 8:20

なんと塩見岳の後ろには富士山が！

5/9 8:21

やっと空木岳が見えてきた

5/9 8:38

木曽駒方面もより近く

5/9 8:38

何度も振り返ってしまう

5/9 8:44

本当に木曽駒方面が近い

5/9 8:44

あれが駒石かな

5/9 8:45

これは仙丈から聖までのパノラマ！

5/9 8:45

八ヶ岳から農鳥までも

5/9 9:03

駒石に到着。間近で見るとデカい

5/9 9:07

こうやって撮影すると大きさが分かります

5/9 9:10

山頂までの道のり

5/9 9:13

近いようでまだまだ

5/9 9:21

これも印象的な石

5/9 9:24

岩と山々、絵になるね

5/9 9:52

ようやく駒峰ヒュッテに到着。閉まってました

5/9 9:57

小屋のテラスからの中央アルプスの山並み

5/9 9:57

あともう少しが辛い

5/9 9:57

雄大な景色を眺めながら

5/9 10:11

こんな急登

5/9 10:11

斜度もある

5/9 10:11

登る登る

5/9 10:15

やったー、空木岳山頂に到着。これで日本百名山72座目

5/9 10:15

三角点！

5/9 10:18

山頂には誰もいない。自分が独占でセルフ撮り。そういえばこの日は山中で誰とも会いませんでした

5/9 10:15

ちょっと雲が出てきたが、いい眺め

5/9 10:15

岩と砂とハイマツ、日本庭園みたい

5/9 10:20

あれが南駒ヶ岳方面。あちらも行ってみたくなります

5/9 10:20

空木カール

5/9 10:22

さて、雲が出てきて、雨が降りそうなので、下山開始

5/9 10:29

駒峰ヒュッテを通過。帰りも同じ稜線コースで

5/9 10:35

中央アルプスの風景も中々のもの

5/9 10:52

この稜線が素晴らしい

5/9 10:53

独特で日本庭園みたい

5/9 10:59

岩と砂とハイマツとのコントラストが素晴らしい

5/9 11:02

駒石をもう一度撮影

5/9 11:18

山頂と駒石を振り返る

5/9 11:22

南アルプスの山々は段々と雲がかかる

5/9 11:33

池山尾根をひたすら下りる

5/9 11:44

ここで稜線とお別れ

5/9 12:00

踏み抜き多発箇所。登りも苦労したが、下りも一苦労

5/9 13:16

こんどは危険地帯を通過。まだ雨はそれほど降ってない

5/9 14:07

マセナギを通過したあたりから、雨が強くなってきた

5/9 14:19

ひたすら急ぐ。帰りは遊歩道経由

5/9 14:21

やっと池山小屋へ。置いていた荷物を急いでザックに詰め込む

5/9 14:21

この水は美味しかった。飲んで急いで下山

5/9 15:23

途中、タカウチ平あたりで携帯でタクシーを呼び、約20分後に林道終点に到着。まだタクシーは来ていない。雨の中、さらに20分ほどタクシーを待つ。帰りの高速バスの時間を考慮すると日帰り温泉は無理。タクシーで駒ケ根バスターミナルまで送ってもらうことにしました

撮影機器：

PIXPRO FZ43 コダック

感想

mamamiyan

GWの最後に中央アルプスの空木岳に行ってきました！

ここは日本百名山なので、当然に以前から登りたかった山なのですが、行程が長いために躊躇していました。

今回のコースの池山尾根ピストン。無雪期であれば日帰りも可能ですが、残雪期なので時間がかかることを考慮して池山小屋で一泊することにしました。

途中に大地獄、小地獄など険しい所があったり、雪面で踏み抜き多発箇所があったりで、予想以上に苦しめられましたが、稜線に出ると一気に空木岳のパノラマが広がります。苦労した後のこの開放感が素晴らしいですね。

稜線は、岩、砂、雪、ハイマツのコントラストが綺麗で、まるで日本庭園のような美しい光景が目の前に広がります。そして振り返ると南アルプスの山々がほぼすべて見えて最高です！

当日はあいにくの曇り空でしたが、くっきりとした風景を存分に楽しむことができました。

雨が本降りになる前に下山できましたが、雨と汗で全身がぐっしょり、時間があれば日帰り温泉に行きたかったところですが、時間がなかったのでバスターミナルのトイレで着替えだけ済ませて帰ることにしました。

でも、何とか空木岳に登頂ができ、これで日本百名山は72座目！
曇りの割には展望も良く、山中では誰とも会わず、静かな山行を存分に楽しめました。