【拷問登山】激闘&激登!!秩父荒川三山縦走(聖尾根〜熊倉山〜酉谷山〜矢岳〜フナイド尾根)
- GPS
- 09:49
- 距離
- 23.6km
- 登り
- 2,192m
- 下り
- 2,263m
コースタイム
- 山行
- 8:25
- 休憩
- 1:22
- 合計
- 9:47
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
※コースの大半がバリエーションルートです。地形図、コンパス、GPSは必携です。 【三峰口駅〜聖尾根〜熊倉山】 聖尾根は、標高差約1100m、エスケープルート無しのハードコース。 おまけに急峻な岩稜帯、痩せ尾根、崖の登下降、急なアップダウンが連続し、予想以上に体力を消耗します。 とりつきから直ぐの急登と、お聖山(P750)手前の急登が個人的には一番危険と感じた所です。 どちらも傾斜がキツく、木の根や岩などを手がかりに体全身を使って登るような場所です。 聖尾根上にある三つの崖は登りで使う分には問題ありません。一つ目の崖は右側に巻道がありました。 【熊倉山〜酉谷山】 破線ルートです。檜岳付近と小黒付近は尾根が広いので注意。 ピークを踏んだら地図やコンパス等で方向をしっかり確認した方が良いです。 【酉谷山〜矢岳】 坊主山北西の鞍部から矢岳へと続く尾根に入れます。 ここでは坊主山北東の尾根に迷い込まないように注意。 牛首の前後では急な岩場の登下降が続きます。 【矢岳〜フナイド尾根〜秩父さくら湖左岸】 矢岳〜フナイド尾根分岐まではアップダウンが多いですが、全体的に踏み跡もハッキリしており、歩きやすいです。 フナイド尾根は山と高原地図にルート記載の無いバリルートです。尾根途中から東電の巡視路と合流します。 東電ポールとテープを忠実に辿っていけば楽に舗装路に降りられます。 |
その他周辺情報 | クラブ湯 住所・埼玉県秩父市東町12-16 営業15:00〜22:00 定休日 月曜日 料金 370円 |
写真
感想
今回は秩父荒川三山(熊倉山、酉谷山、矢岳)を日帰りで縦走するドMルートに挑戦してきました。
電車の時刻の都合上、どうしても出発が遅くなってしまうので、今回はできる限り荷物を軽量化して、標準CTの半分程のペースで歩く計画を立てました。
最終的なザックの重量はビバーク装備込みで9kg。久しぶりに10kg↓の荷物を背負いました。(普段は日帰りでも15kgオーバーw
荷物が軽いって素晴らしいっ!
朝8時過ぎ、三峰口駅を出発。聖尾根の取り付きから直ぐの急登で早速ペースが乱れました。
この尾根、とにかくアップダウンが激しく、そのどれもが急で、なかなか標高を稼げないのです。
聖岩から熊倉山の小さな△を望んだ時は気が遠くなりました(^_^;)
聖尾根の容赦ない急登を越え、午前11時半、予定より30分早く熊倉山山頂に到着。聖尾根取り付きから山頂まで殆ど休憩を取らなかったので、
ここで一本入れることにしました。流石にバテ気味・・(笑)
最近話題?のエナジードリンク、お嬢様聖水と行動食のチョコバーで英気を養い、正午前に熊倉山を出発!
ここから先の稜線は前に歩いたことのあるルートだったので、精神的にも体力的にも楽に突破できました。
酉谷山〜矢岳の稜線も聖尾根を歩いた後では、そこまで苦労するような場所はありませんでした。
それだけ聖尾根が手強かったということでしょうか。
聖尾根、恐るべし!
今回は装備の軽量化の恩恵で、余裕を持って荒川三山日帰り縦走を達成できましたが、
今思うと、遭難多発地帯である熊倉、酉谷、矢岳の三座を日帰りで縦走するのは流石に無謀だったかもしれませんね・・
次回は酉谷避難小屋泊でのんびりじっくりこの奥深い山域を楽しめたらと思います。
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