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記録ID: 871885 全員に公開 沢登り丹沢

モロクボ沢(室窪沢)〜滑棚沢(沢登り講習)

日程 2016年05月14日(土) [日帰り]
メンバー kamog(CL), chocotan, その他メンバー1人
天候晴れ時々曇り(新緑美しい沢日和)
アクセス
利用交通機関
車・バイク
用木沢出合
・通常は詰めて10台程度だが本日は何と15台
・トイレ、登山届は西丹沢自然教室へ
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地図/標高グラフ


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コース状況/
危険箇所等
■沢登り講習、読図講習、クライミング講習は
 http://mt-farm.info/
 初心者から一般的な基礎技術および独自の技術を指導いたします。

■室窪沢(モロクボ沢)
  言わずと知れた西丹沢の初級人気沢。
  モロクボの大滝の右岸高巻きが少々クライミングが必要で核心だが、
  大滝の上から堰堤までの区間はナメ滝と釜が連続し、晴れた新緑の日は
  非常に美しいセクションだ。
  その後は比較的平凡な渓相となる。
  標高840mで右(北)の水晶沢に間違って入るパーティも多いので注意です。
  ただ水晶沢は数mの滝が点在しており楽しめるので、モロクボ沢大滝から
  堰堤までの美しいセクションと組み合わせても面白いでしょう。

■滑棚沢
  モロクボ沢の支流で935mで右(北東)から水量比2:1で合わさります。
  すぐにナメ滝が見えるのでわかりやすいでしょう。
  最初のナメ2段4×12mでテクテク越えていくと、少々斜度のある
  10×15mナメ滝。
  左から取り付き右に渡って登ります。落ち口の部分は少々ヌメリがあるので
  慎重に。卦蕁檗
  その上もナメが続いており、6×12mナメ滝。
  流芯を教蕁椶らいで登ります。
  沢が北から北西方向に少し向きを変えると、ナメの先に階段状5m滝が
  連なっています。
  右隅から取り付き、中段を左にトラバースして、落ち口は岩の間を登ります。
  背の高い人は左の岩にザックが当たり少々邪魔になるので滑らないよう注意。
  卦蕕曚鼻
  初心者にはロープを出した方がよいでしょう。
  ここまでのセクションは短いながらナメが連続しており、今日の受講者さんも
  歓声をあげていました。
  少し登れば985m二俣。水量比は少ないですが1:1。
  今回は右俣に歩を進めます。
  1010m小二俣には何かこの沢の主の風格を持つ枯れて折れた2mほどの太い
  立木が中央に鎮座しています。
  1040mには幅広スラブ状4m滝。ヌメリがあったので今日は左を巻きましたが
  右の方が楽でしょう。
  1055mではスラブ状4m滝。やはりヌメリがあったので、右から戻るように
  ザレを巻きトラバースしましたが、足元が崩れやすく要注意。
  1080mでCS3m滝が登場。左から巻くか、右のフレークカンテを使って
  クライミング。テイクオフが少々ハイステップで卦蕁
  1095m二俣状は左へ進み、少し先の1110m二俣状は右へ。
  ザレと急なナメ床ミックスの涸沢を少し登って左の尾根へ。
  枯れたスズタケの密生する尾根を登り詰めれば、シャガクチ丸(蛇ケ口丸)の
  少し東で東海自然歩道に出ました。

  モロクボ沢上流は苔岩の庭園風ながら平凡なので、今回のように滑棚沢を
  組み合わせると最後まで楽しい遡行ができると思います。

  滑棚沢遡行グレード:1級上

■下降路
  一般的には畦ケ丸、善六ノタワ経由の東海自然歩道を西丹沢自然教室までか
  白石峠経由で用木沢出合が無難でしょう。
  私の講習では予定通りの時間で遡行が完了すれば、下山は一般登山道ではなく
  地図読み講習を兼ねてバリエーション尾根を下降しています。
  今回は雷木沢左岸尾根(雷木沢と大石沢の界尾根)を使いました。
  雷木沢右岸尾根より迷う箇所があったり、下部は植生保護柵に惑わされたり
  するので、細かい地形図のカスタマイズと読図能力が大いに必要です。
  GPSやアプリでは難しいでしょう。
  正しく下降すれば白石沢とモロクボ沢二俣手前に下りられます。
  どうすれば正しい尾根の選択ができるのか、そのコツと細かい地図読みは
  私の長年の経験であみだしたのもなので、ここでは悪しからず割愛いたします。
過去天気図(気象庁) 2016年05月の天気図 [pdf]

写真

今日の用木沢出合はギュウギュウ満車。
シロヤシオなどツツジの季節だからでしょうかねぇ。
2016年05月14日 09:15撮影 by PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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今日の用木沢出合はギュウギュウ満車。
シロヤシオなどツツジの季節だからでしょうかねぇ。
山びこ橋を渡り塩地窪沢(ショチクボ沢)出合までモロクボ沢の右岸を歩きます
2016年05月14日 09:34撮影 by PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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山びこ橋を渡り塩地窪沢(ショチクボ沢)出合までモロクボ沢の右岸を歩きます
塩地窪沢出合
2016年05月14日 09:34撮影 by PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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塩地窪沢出合
いつも貫禄なモロクボ沢大滝
2016年05月14日 09:51撮影 by PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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いつも貫禄なモロクボ沢大滝
3
右岸の巻きは少々クライミング力が必要
2016年05月14日 10:05撮影 by PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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右岸の巻きは少々クライミング力が必要
1
大滝の落ち口へトラバース
2016年05月14日 10:07撮影 by PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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大滝の落ち口へトラバース
大滝の上は小滝と釜の美しいセクション
2016年05月14日 10:07撮影 by PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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大滝の上は小滝と釜の美しいセクション
1
新緑の季節は最高です
2016年05月14日 10:15撮影 by PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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新緑の季節は最高です
1
美しいセクションは堰堤で一旦終わります
2016年05月14日 10:21撮影 by PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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美しいセクションは堰堤で一旦終わります
堰堤の左コーナーを攀じります
2016年05月14日 10:24撮影 by PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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堰堤の左コーナーを攀じります
1
水晶沢の二俣
沢の中の読図は必ず声に出してメンバーと情報共有すること
2016年05月14日 10:38撮影 by PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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水晶沢の二俣
沢の中の読図は必ず声に出してメンバーと情報共有すること
2
ほんに今日は渓相がきれいですね
2016年05月14日 11:20撮影 by PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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ほんに今日は渓相がきれいですね
3
滑棚沢出合
2016年05月14日 11:32撮影 by PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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滑棚沢出合
さぁメインディシュの始まり
2016年05月14日 11:33撮影 by PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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さぁメインディシュの始まり
1
2段4×12mナメを容易に越えて
2016年05月14日 11:49撮影 by PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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2段4×12mナメを容易に越えて
1
10×15m滝
2016年05月14日 11:52撮影 by PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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10×15m滝
2
皆さん登ってきます
2016年05月14日 11:54撮影 by PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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皆さん登ってきます
1
落ち口は気を付けて
2016年05月14日 11:56撮影 by PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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落ち口は気を付けて
1
さらにナメ
2016年05月14日 11:56撮影 by PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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さらにナメ
1
美しいナメ滝が続きます
2016年05月14日 11:57撮影 by PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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美しいナメ滝が続きます
1
ナメの先に階段状5m滝
2016年05月14日 12:03撮影 by PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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ナメの先に階段状5m滝
2
階段状になってはいますがオープンホールド(外傾)気味なのでルーファイ慎重に探ります。
右隅の岩の間に抜けます。
2016年05月14日 12:04撮影 by PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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階段状になってはいますがオープンホールド(外傾)気味なのでルーファイ慎重に探ります。
右隅の岩の間に抜けます。
3
ここはロープを念のため出しました
2016年05月14日 12:15撮影 by PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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ここはロープを念のため出しました
3
この沢の主的存在の枯れ折れた立木
2016年05月14日 12:29撮影 by PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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この沢の主的存在の枯れ折れた立木
1
1025m辺りに放水状の湧き水があった
2016年05月14日 13:00撮影 by PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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1025m辺りに放水状の湧き水があった
1
3mCS
左から巻くか、右のフレーク状カンテを登る
2016年05月14日 13:01撮影 by PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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3mCS
左から巻くか、右のフレーク状カンテを登る
1110m二俣状を右へ詰める
2016年05月14日 13:16撮影 by PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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1110m二俣状を右へ詰める
枯れたスズタケを漕ぎながら
2016年05月14日 13:19撮影 by PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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枯れたスズタケを漕ぎながら
東海自然歩道に出ました
2016年05月14日 13:37撮影 by PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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東海自然歩道に出ました
満開です
2016年05月14日 13:39撮影 by PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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満開です
1
水晶沢ノ頭
2016年05月14日 14:02撮影 by PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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水晶沢ノ頭
ここからが読図勝負
雷木沢左岸尾根へ
2016年05月14日 14:24撮影 by PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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ここからが読図勝負
雷木沢左岸尾根へ
2
尾根形が明確なところはほぼ痩せ尾根です
2016年05月14日 14:32撮影 by PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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尾根形が明確なところはほぼ痩せ尾根です
1
左側の沢は切れ立った壁と急峻なルンゼ
ヌタ小屋沢水系です
2016年05月14日 14:36撮影 by PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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左側の沢は切れ立った壁と急峻なルンゼ
ヌタ小屋沢水系です
1
一人で黙って考えないで、間違ってもいいから声に出してメンバー内で協議することが大切です
2016年05月14日 15:10撮影 by PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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一人で黙って考えないで、間違ってもいいから声に出してメンバー内で協議することが大切です
2
目立つ枯れ木
2016年05月14日 15:24撮影 by PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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目立つ枯れ木
植生保護柵が尾根上に張り巡らされている
下りたい尾根はやや斜め左側なんだけれど柵が邪魔
2016年05月14日 15:33撮影 by PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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植生保護柵が尾根上に張り巡らされている
下りたい尾根はやや斜め左側なんだけれど柵が邪魔
2
柵沿いに急なザレを下る
2016年05月14日 15:37撮影 by PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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柵沿いに急なザレを下る
1
そして柵沿いにトラバースし乗りたい尾根へ
2016年05月14日 15:43撮影 by PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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そして柵沿いにトラバースし乗りたい尾根へ
1
最後は植林作業路を使わせてもらいます
2016年05月14日 15:57撮影 by PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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最後は植林作業路を使わせてもらいます
2
撮影機材:

感想/記録
by kamog

受講者さん2名と新緑の美しいモロクボ沢から、ナメ滝が連続する滑棚沢を遡行し
下山は雷木沢左岸尾根で読図講習を行いました。
滑棚沢は皆さん連続するナメとナメ滝に歓声を上げていました。
今が一番良い沢の季節です。
訪問者数:493人
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この記録へのコメント

登録日: 2015/12/25
投稿数: 8
2016/5/15 21:01
 冒険は楽し・・・
モロクボ沢〜滑棚沢へのミニ冒険・・・メチャ楽しかったぁ〜(*^^)v
Tさん、便乗させて頂いてありがとうございました。ラッキーでした。
お若い方と一緒(複数)だと刺激になるし、いろいろ勉強になりました。
地図読みができると・・・ドンピシャ!・・・凄い!・・・毎回感動です。
蛍光灯から早く脱したいです・・・(^^;
登録日: 2005/11/15
投稿数: 470
2016/5/17 20:57
 Re: 冒険は楽し・・・
危険なき冒険となるよう頑張ってお勉強してくださいね

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