坊がつる読書山行(アルケミスト/パウロ・コエーリョ)
- GPS
- 16:43
- 距離
- 10.8km
- 登り
- 789m
- 下り
- 773m
コースタイム
- 山行
- 1:10
- 休憩
- 0:08
- 合計
- 1:18
天候 | 晴れ→小雨→曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年05月の天気図 |
アクセス | |
コース状況/ 危険箇所等 |
大曲Pは未だ使えません。ルートに問題無し。 来週の山開きに備えてか、黄色マーキングが新調されてた。 |
写真
感想
福岡市内での配達を終え、少し早めに仕事上がり。
荷台にはテン泊セットが常備されているので、こんな時はいつもの坊がつるへ直行だ。遅い時間の入山なので、ピークはどこも踏まない。酒と温泉と読書の山行にしてしまうのだ。
大曲からなら法華院までちょうど一時間。
軽く汗をかいた後の温泉とビールを至福と言わずして何と言おう。今日は玖珠町で、竹やぶの肝刺し(運良くあった!)と豊後牛を仕入れてきたので、更にいう事なし。「う〜っ」と声を出しつつ温泉につかり、「ぶはぁ〜っ」と喉を鳴らしてビールを流し込んだら、キンドルを開いて本を読む。
今では山行に欠かせなくなったキンドル。
酒の入ったマグを片手に文庫本の頁をめくるのもオツなんだが、キンドルを手に入れたらその便利さに参った。まず、暗いテントの中でもバックライトのお蔭で本が読める。次に、手を出して本を押さえなくても良いので冬には助かる。更に重さは厚手の文庫本程度。コイツには数十タイトルの書籍が入っているから、持って行く本を選ばなくても良くなった。う〜む、談話室で静かに文庫本を読み耽る渋い中年、という演出は出来なくなったが、見栄えよりも機能を優先するのが山道具の必定だから仕方ない。
さて今回開いたタイトルは、パウロ・コエーリョ著の「アルケミスト〜夢を旅した少年」だ。言わずと知れたパウロ・コエーリョの代表作であり、世界的なベストセラーだ。いつか山で読もうと、長いこと入れっぱなしで忘れていた。
アルケミストとは錬金術師のこと。
羊飼いの少年が自分の心の声に従い、また数々の前兆に導かれながら、ピラミッドに眠る宝物を求め旅するという物語。観念的な内容に加え、訳文特有の言い回しが最初は読みづらかったが、物語が進むにつれ引き込まれてしまい一気に読破した。
自分の心の声に従うこと。
自分の心と深く語らい、互いに分かりあうこと。そして人との出逢いや、自然との対話によって導かれる愛や本当の幸せ。読み手は、少年と共に旅をしながらそれらに気付かされる。
ところで、僕ら世代の男の子は一度は「錬金術」に憧れたものだ。
似たようなところで「永久機関」にハマったりもした。「科学と学習」やら「ムー」やらの影響だ(笑)。そういや『まだかなまだかなー、学研のおばちゃんまだかなー』なんてCMやってたな。
小学生の頃に自分で考案した永久機関の設計図や、錬金術の呪文とかを書き記した画用紙が、今でもたぶん泉屋のクッキー缶の中に残ってるハズだ(笑)。藤田和日郎「からくりサーカス」とか、荒川弘の「鋼の錬金術師」とか、何度読んでも面白いしな〜。
これからちょっと「愛の錬金術師」でも目指してみるか。
坊がつる 憧れの生活ですね〜
学研のおばちゃんまだかなぁ
懐かしすぎます
付録についてた「蚕」が グロくて その月はちっとも嬉しくなかったのを
鮮明に覚えてます(笑)
「ムー」も懐かしい
実家にスズメ蜂の巣ができて 退治してやる!と気合を入れて現れた叔父が
白い洗濯用ネットを頭からかぶり 竹に蝋燭を括りつけて 握りしめてるのを見て
白魔術団かと真剣に思ったものです(笑)
白魔術団!吹きだしました
付録が凄かったですよね。あの企画を毎月考えた人たちはさぞや大変だったろう、と大人になって分かります
坊がつるで、お見かけしました。
なんか穴だらけの変わったマットを使ってましたよね?
寝心地はいかがなものでしょう。
坊がつるはいつもよりテントが少なかった週末でしたね〜。
さてあのマットは、クライミット社製のイナーシャ・オゾンという製品です。
レビューを日記に書いてます。↓
http://www.yamareco.com/modules/diary/54291-detail-98050
寝袋の中に入れて使用するタイプで、寝心地よい、枕付き、ずれない、軽い、暖かい、と気に入ってます
仕事帰りに直行・・竹やぶの肝刺しで一杯、いいですねー
で、もしかしたら朝風呂まで入ってきましたか??
夜は3回も入りました
朝はもたもたしてたので清掃時間にかかってしまい入れませんでした〜
あー行きたい
坊ガツル
行きましょう
仕事やっつけて坊ガツル、ワカタケヤさんの定番ですね(^-^)/
坊ガツル昨年9月に行ったきり。
山で本読んでみようと思ってるけど
食べるか寝るか飲むか…に費やしているんだなぁ、わたしって今頃気がつきました。
クルさんが山で本を読んだりした日には、みんなが心配すると思います。どうぞそのままで…。
九重も地震の影響がだいぶ
あるんですね〜。
仕事帰りに、気楽に坊がつる良いですね。
宝満のCSも良いですよね。
あそこなら翌日が仕事でも泊まれそう。
山で読書っていいですよね〜
私もテン泊の時は必ず、日帰りでもソロで長く休憩しそうな時はたまに持って行きます
わかさんが購入された時の日記でも思いましたが、キンドルいいな〜♪
重くないし、バックライト付で暗闇でも読めるんですね
ロングなテン泊縦走でも嵩張らなそうだ
(京都の時には軽量化の為に文庫本1冊しか持って行ってなくて、2日の夜で読み終えてしまったのです )
(この前の宝満山キャンプの時は1ページも読まなかったのに、ハードカバーの重いやつ持っててました )
本格的に購入を検討してみる事にします
わかさんも竹やぶ好きですよね〜
私も今週末は・・・
Kindleは内臓ライト付きのペーパーホワイトがオススメですよ。週末はお天気だといいね。
寝転がってボォッーと満天の星空 を眺めながら
黄昏れたいなぁ
活字読むと睡魔が襲ってくるから天体観測で(・∀・)イイ!!(笑)
で、目覚めたら夜露で濡れまくってると(笑)
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