スラブで焼肉@小川山
天候 | だいたい晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2016年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
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写真
感想
海坊主さん主催のBBQイベントに参加させていただきました。
参加者はほかに組長、kanosukeどん、アメユキ女王。
kanosukeさんは、何と初小川山だったのですね〜。
○○卒業、おめでとうございます‼
海坊主さんにはBBQの準備からシェフまでお世話になり、ありがとうございました。
また企画してくださいませ〜。
(BBQの様子は海坊主さんが書いてくれると思うので、自分は手抜き。)
肘も痛いことだし、今回もまた本気トライはナシにして、BBQメインのつもりでしたが、二日目は結果的に本気トライになってしまいました(^^;。
ピクニクラが登れてよかったワン^^。
[登った&登れなかったルート]
・ルート名不明(ガマスラブ右の5.9) 数テン
朝一のスラブはやはり怖い…と言うかヘタレなだけなのか?
核心らしきパートで立ち込む勇気がなく、何度か仕切り直してようやく踏ん切りをつけた。
このルートを完登できなかったのは自分だけでしたよ、プンプン。
・ルート名不明(ガマスラブ右の5.8) FL
こっちを先にやればよかったネ。
・高い窓(5.10b) 敗退
何回かトライしたことのあるルートで、やはり最後の核心を解決できなかった。
左面に逃げてみたら登れそうな感じではあったが、横にランナウトし過ぎて怖いし、左面を登っても完登したとは言えないので敗退した。
後で登っていた12クライマーに教えてもらったところによると、甘いスローパーのようなカンテを持って、左向きのレイバックでスタンスに左足を上げたそうだ。
やはり左面には全く体を出さないで登れるみたい…上手ければね。
あっ、そうそう。核心部のボルトが浮いていたので要注意。
・穴があったら出たい(5.10a/b) 途中から左のルートに変更
2ピン目クリップポイントのスタンスまで直上する2-3手が悪く、そこで墜ちたらグラウンドしそうだったので、左のルートに逃げてしまった。
下りてくるときにその核心部をやってみたらできたが、墜ちても不思議ではなかった。
1ピン目が低すぎるんだよねー。
・かわいい女(5.8) RP
何年か前に岩場リード講習で墜ちて、その後スラブ状岩壁に来る度にやっているのに、完登できていなかったルート。
なぜかいつも同じところで墜ちていたが、このたび晴れてかわいい女をゲットすることができた。
今まで自分が墜ちていた理由と、初心者の女性が墜ちない理由が分かった。
・タジヤン4(5.10a) FL
二日目のアップとして登ったが、アップではなくアップアップだった。
組長のライン取りをそのままなぞって登った。
組長の登りを見ていなければ、完登できなかったかもねー。
・ピクニクラ(5.10b) RP
以前トライしたっきり、放置していたルート。
これまた組長が核心部に入る前のライン取りを見せてくれ、時間をかけずに済んだおかげで登れたようなもの。
組長に先にトライさせるなんてひどい!と思われるかもしれないが、組長は組長で、途中で力尽きたらやめられるという思惑があったわけで。
で、実際にそうなったので、カムだけ抜いて途中から下りてもらい、ワタクシのトライ。
下部は記憶通り簡単だったが、縦フレークが続く辺りから徐々に力を吸い取られていった。
上部のハング下を右から回り込み、左足をハイステップで乗り込む核心部は、8割以上の確率で墜ちそうだった。
と言うのも、体勢を安定させるために一時的にかけた左足のヒールフックが外れなくなり、立ち込むために何とか外そうとしているうちに、じわじわと前腕が吸いとられてしまった。
何とかヒールを外してつま先を乗せたはいいが、今度はスタンスの奥まで届いていない。
足を安定させるためにつま先をズリズリと押し込んでいるうちに、前腕はますます消耗し、ムーブを起こす前にパンプしそう。
もう力が残ってないなーと思いつつ、腕を引き付けてムーブを起こす。
乗り込む途中で、左手から徐々に力が抜けていくのが分かったが、完全に力が入らなくなる直前に何とか乗り込むことができた。ふうーーー。
前腕がもうガバも持てません!とクレームを入れてきたが、乗り込んだ先にはノーハンドで立てる天国が待っていた。
ここで大レストに入ったが、パンパンになった左腕が全く回復する気配がない。
さすがにおかしいと思い、よくよく腕を見ると、手首に巻いたテーピングが血管を圧迫していた。
なんじゃコリャー!と心の中で悪態をつき、テーピングを外して放り投げた。
それから20分ぐらい?レストしたら、ようやくパンプが解消。
その先はもう終了点でしたよ〜という組長情報は間違っており、残り二つもボルトがあった。
とは言え傾斜が緩くなるので簡単なのかな〜と思って登りだしたら、これがそうでもない。
ホールドが甘くて少し焦ったが、ここまで来て墜ちたくないという気持ちと、もう一度登りたくないという気持ちで何とか切り抜けた。
個々のムーブは難しくないのかもしれないが、苦手とする持久力系の長いルートで、充実感があるいいルートだった。
特に狙っていたルートではなかったけれど、登れてめちゃ嬉しかったねー。
あっ、そうそう(以下オンサイトトライの人は読まないでね)、ハング下の縦フレークはガバを持って登ることもできるけれど、キャメロット#1を決める辺りからハンドジャムを使うと力をセーブできる。
そしてハング下を右に移動するときも、左端にアンダーで左手ハンドジャムを決めると力をセーブできる。ご参考まで。
・ケンタウルス伝説(5.10b) 敗退
ピクニクラでかなり消耗してしまい、今日はもう閉店ガラガラという状態だったのに、ついうっかり取りついてしまった。
そして消耗した筋肉が回復していないことに、核心部で気づいた。
体を上げる余力が残っていなかったので、諦めて左にある謎のルートに逃げてTOした。
ボルトが浮いてハンガーがぐらぐらしていたり、ガバだと思ったところが浮き石だったりして、もう一度やりたいとは思えないルートだったナ。
あの浮き石はどこにも引っかかっていないし、フォールラインにビレイヤーがいるので危ないね。
うーむ、また長々と書いてしまった…。
ショートルートを何本か登っただけで、これだけ長く書ける人も珍しいんじゃなかろうか。
※追記
後で調べて分かったことだが、ケンタウルス伝説の核心部のホールドは崩落してしまったらしい。
どうりで10bにしては難しいと思った。
全体的に脆いルートなので、やはりもうやらない。
スラブ de 焼き肉 というタイトルの割に、ピクニクラのドラマに全て話を持っていかれてるような気がしますw 本当に核心越えたところで20分もレストしてたんですか!?
あっ、お肉ごちそうさまでした!二切れもしっかりいただいてしまいましたが、あのあとフジモトに行って焼き肉でした。てへぺろ。
自分では30分以上休んだつもりでしたが、組長に15〜20分ぐらいじゃない?と言われました。
テーピングをきつく巻きすぎて、大失敗でした(^^;。
ピクニクラの話をそんなに書くつもりはなかったのですが、いつの間にか長くなってしまいました(^^;。
メパさんが2年前?に軽く登ったルートを、ひいひい言いながらようやく登りましたよ、キリッ。
あの後はフジモトでしたかw。次回はぜひご一緒しましょう!
黒岩讃歌頑張ってくださいね〜。陰ながら応援しています。
geraさん、お疲れさまでした〜。
楽しかったですね、BBQ
ついでにクライミングも。
こんなことを経験してしまうとお山に戻れなくなってしまうかも
ピクニクラは想像以上に疲れるみたいですね。
geraさんでもテーピングをきつく巻きすぎたなんて失敗をするんですね〜、意外。
投げ捨てたテープはちゃんと回収しましたか?
うっかり熟読してしまい、これではOS資格がなくなったのではと思いましたが、
安心してください、もう明日にはすべて忘れてますから。
いつかワタシもトライしたいと思います。
ただ、その前にかわいい女をモノにするのと、マガジンを片つけなければなりませんけど
ゲレンデクライミングは、登っているとき以外は楽だし面白いので、のめり込むと山が遠ざかって行く可能性大ですね。
でもkanosukeさんは冒険志向なので、ダイジョビなんじゃないかしら?
ピクニクラはガバばかりなので、毎週ジムに通っているような若い人なら、それほど疲れないと思いますヨ。
kanosukeさんは毎週通って……ないし、若くもないか。
かわいい女をぜひやりに行きましょう!
私もあの近くにやりたいルートがあるのです。
かわいい女、ピクニクラRP、おめでとうございます。
geraさんがかわいい女をRPできなかった理由はなんだったのでしょうか?焦りすぎていたから?
ピクニクラはやはり大変なんですねー。
かわいい女はですねー。
トラバースするときに、足位置を下げなければならなかったのです。
懐が深い人の場合、そうしないと手足の間隔が狭くなって、窮屈になるのです。
ピクニクラはホントいいルートです。
今のcherroさんならできるかもしれないので、またトライしてみてくださいませ。
組長がリベンジを狙っているはずですよー。
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