比叡山
- GPS
- --:--
- 距離
- 10.1km
- 登り
- 702m
- 下り
- 665m
コースタイム
天候 | 曇天 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
|
写真
感想
今回は軽く延暦寺に参拝ハイキング。去年冬、飯室谷坂から横川、西塔、東塔を巡り、大比叡の三角点で日没タイムアップした縦走の完遂のため、下るはずだった雲母坂から登り、無動寺谷坂から坂本に下ることにした。
朝6時、電車を乗り継いで修学院駅へ。山頂に雨雲がかかるのを見やりながら住宅地を抜け、雲母橋から本格的な山道となる。古から京都と比叡山を結び(僧兵が強訴に来たり)多くの人々が往来した道らしく深くV字にえぐれ、大きな岩も点在し、急登の道が続く。温まってきた身体を雨雲から吹く風が吹き抜けるが、木々の間から見える景色はとりあえず視界良好である。水飲対陣之跡の辺りからは登りも緩やかになり、千種忠顕卿戦死之地の小さなピークを越え、ケーブルカーの駅に着く。まだ8時前、もちろん人っ子ひとりいない。
そこから一般道を辿り東塔に向かう。山頂三角点は、前回到達しているので今回はパス。進むにつれ徐々に周りが霧に包まれてくる。ポツリポツリと雨粒も落ち、ものわびしさに輪をかける。
8時半から朝一閑散とした東塔諸堂、国宝殿をゆったり回る。
10時過ぎ、無動寺谷へ下り始める。途中、ケーブルカー駅からは琵琶湖が望める。幾つか鳥居を抜け(神仏習合!)参道を行くと10分ほどで無動寺弁天堂、不動堂に着く。
不動堂では、偶然にも(去年は飯室谷の阿闍梨様に遭遇)阿闍梨様の御加持を受けられる。何もせずにはおけないので、経本をお借りして勤行する。
1時間正座をして痺れた足を慣らしながら、下山を開始する。阿闍梨様も千日回峰行で歩いただろう道は、しばらく小さなアップダウンを繰り返す。途中、荒れた石階段なんかもあるが軽快に進み、1時間ほどで坂本に到着。鶴喜そばでざるそばを頂き山行終了。
今回でとりあえず縦走は完遂出来たが、比叡山は他にも古からの登り坂があり、山自体も霊山らしい独特な雰囲気を醸し出していて、また京都に来た際は別ルートで登りたい。
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