茅ヶ岳・金ヶ岳(深田公園駐車場〜左回り周回〜帰りは林道)
- GPS
- 07:34
- 距離
- 14.9km
- 登り
- 1,254m
- 下り
- 1,249m
コースタイム
- 山行
- 5:49
- 休憩
- 1:38
- 合計
- 7:27
天候 | 晴れ(遠くは見えず) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
茅ヶ岳の南東尾根、金ヶ岳の南東尾根・南西尾根は岩場が多い。特に金ヶ岳の南西尾根は、岩が大きく、登山道沿いに切り立った崖となっている箇所があるなど、注意を要する。 |
その他周辺情報 | トイレは駐車場にあるのみ |
写真
感想
天気予報が晴れだったので、前から行ってみたかった茅ヶ岳に。金ヶ岳は時間に余裕があったらということで。
駐車場は8時40分過ぎについたが、概ね埋まっていた。20〜30台程度は停められるようだ。
歩き始めてすぐに落葉樹の新緑に覆われた道を歩くことに。林道をまたいで、しばらくは緩い傾斜を徐々に登っていく。谷は非常に広く、平らな森の中を歩いているような不思議な雰囲気がある。蛙なのか何なのか、うるさいほどの鳴き声がずっとしている。登っていくとセミのような大合唱に変わるが、この時期にいるものかどうか。
斜度を徐々に上げながらも歩いていくが、大きな岩を迂回して右に斜面を登るところから、斜面が急になる。気づかずに横を通ったが、この岩が立ち入り禁止になっている女岩と思われる。あとは尾根までややきつい斜面を延々と登ることになる。
尾根に入ってからは、随所で岩をよじ登る感じでそれなりにハード。途中に深田久弥終焉の地がこじんまりとある。登りきったところが茅ヶ岳の山頂。山頂は広く、かなりの人が休んでいた。ライトな感じの登山者も多い印象。ただ、開けてはいるが、遠くが霞んで全く見えなかった。時間も早かったので、金ヶ岳にも行くこに。
金ヶ岳への下りはあまり岩場ではないが、鞍部に下りて石門を通ると、また岩がちの道を登ることになる。南峰を越えたあたりで同行者の足のいろんな場所が続けて攣ったのでしばらく休み、何とか北峰に行って、ここでも調子が悪いとのことで、しばらく休む。それほどの気温ではなかったが、後から考えると熱中症になっていたようで、水分補給や適度な休憩の重要性を痛感した。金ヶ岳は茅ヶ岳ほどの眺望はない。南西尾根を登ってきた8人ぐらいの70歳前後と思われる人のグループも含めて十数人の人がいた。
休憩して何とか同行者が歩けるか、という状況になったが、斜面を登り返す余裕はないとのことで、茅ヶ岳に戻らずに金ヶ岳の南西尾根を下りる。最初はただのやせた斜面だが、途中からの岩場はそれまでよりもハードで、細心の注意を要する。途中、断崖絶壁の横を通る箇所もある。何とか通過すると、あとは落葉樹林の中を延々と下りる。ここでもセミなのか虫の大合唱がすごい。
林道に出てからは、深田公園の方にひたすら歩く。最初はやや下りなのでよいが、後半はやや上りになるので、疲れた身体にはこたえる。ようやく駐車場に着いたのは16時20分であり、さすがにこの時間に車はほとんどなかった。
全体としては、豊かな落葉樹林あり、岩登りありで、それなりに楽しめる山である。茅ヶ岳だけでもいいが、金ヶ岳の岩場も面白い。ただ、金ヶ岳まで行く場合の最後の林道歩きはいただけない。茅ヶ岳側の林道との交差点から金ヶ岳側100〜200m地点にあった駐車スペースに停めれば、深田公園と林道との間の往復50分程度は短縮できるかもしれない。
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