乾徳山 黒金山 大ダオ <新緑・沢の裏ルート周回> 乾徳公園基点
- GPS
- 09:21
- 距離
- 16.9km
- 登り
- 1,613m
- 下り
- 1,600m
コースタイム
- 山行
- 8:05
- 休憩
- 1:13
- 合計
- 9:18
適当に歩いていますので
ヤマレコの自動計算のコースタイム、休憩は あまり参考にならないと思います。
天候 | 霞み気味の晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
<乾徳山直下の鎖場> 波打つ様な岩肌の2段の鎖場、トータル15m(核心部は6m程度)の大鳳岩の鎖場 過去には 短い鎖がもうい一ヶ所ありましたが 撤去されていましたので 現在は先の2ヶ所です。 けっして多く、長くはないですが いずれも 初めてだと嫌らしい鎖場と感じると思います。 特に大鳳岩の鎖場は 足場の安定がしにくく難易度は 低くないと思います。 但し 大鳳岩は 迂回ルートがあります。 乾徳山北側にも梯子、ロープが数か所あります。 <乾徳山−黒金山> あまり踏まれていないようですが 道形がそれなりにはっきりしている所が多いと感じました。 アップダウンは少な目で 倒木を除けばマイナールートとしては 歩き易い。 <黒金山−大ダオ> 破線ルート 古い道標、標記は多数ありますが 必ずしも注意個所に 残存しているわけではなく 広尾根部が多いので 地形図読み・時間余裕は必要です。 <大ダオ−林道(東奥山窪)> 廃道に近い?破線ルート こちらも 古い道標、標記は多数あり かつては整備されたルートと感じましたが 必ずしも注意・渡渉個所が明確ではなく 沢沿い径路ですから 踏み跡不明瞭個所も多く 地形図読みはもちろん 対岸の様子などからの判断などのRF や十分な時間余裕やそれなりの体力が必要です。 渡渉は十数回ありますが 渡渉個所を適切に選べれば 今回のやや多い水量程度なら 飛び石・ダブルストック等で 濡れずに渡れる可能性があります。 <その他> 一般道、林道 ※一般道(鎖場除く)、林道以外 不明瞭、倒木、渡渉が多く ロングと言う事もあり コースタイムは 大きくバラツク所です。 |
写真
感想
首都圏近辺の方で山遊びに慣れてくると興味が沸く乾徳山
ヤマレコ登録前に 一番?楽なアクセスの大平牧場から2度登った。
黒金山や西沢渓谷に繋がるルートにも興味があったが
ちょっと手軽さに欠けたので 後回しになっていた。
今年の冬に「岳人」のBNを買いあさっていたら
「日帰り冒険道-乾徳山・黒金山・大ダオ周遊」の記事が目に
冒険は怖いけど 挑戦しないと広がらない、、、
これだ!これひとつ さび抜きでお願いと言う事で
頂上付近の新緑はまだかもしれないけど
待ち切れずに 土曜に少ない年次を使って行ってきました。
<乾徳公園からの乾徳山>
いきなり短くはない最近の私のトレンド?車道・林道歩き
眠いけど後の事考え せっせと歩きました。
登山口から主に植林地帯の急登
林道や銀昌水を横目に やがて苔むす露岩や自然林で雰囲気が良くなって
錦昌水で小休止 この後国師ヶ原まで道もなだらか 乾徳山も見えだし
新緑や自然林に囲まれテンションも上がりました。
昔 歩きにくいなと思った笹原のガレ道も 景観に見とれ
月見岩まですぐに感じました。
鎖場は 混んでいると嫌なんで
手前から 早そうな方は先に行って貰う間隔調整で
一人で登り始めましたが 鎖の途中で連れ合いを待っていたら
追いついてきた初乾徳の単独行の方が「参考にさせていただきます」で
「えっ!」でした。
3回目の乾徳山 晴れだけど霞み気味で遠くの山は見えません
富士山は またお預けとなりました。
<黒金山へ>
さあ初めてのルート
北側直下はしばらく石嶺地帯 雰囲気いいですね。
今まで ピストンで戻っていたんで 後悔。
やがて 下山道を分けて 明らかにあまり踏まれていない道となり
トレランの方1名以外誰にも合わないシラビソ中心の静かな縦走路
振り返れば こちらからの乾徳山は 槍ヶ岳のような景観
比較的アップダウンも少なく頑張りました。
駐車場からあまり休まず4時間半 北側大パノラマの黒金山でランチです。
<大ダオへ>
古い道標や標記は 山のようにありますが
肝心な所が抜け落ち?いたり 広尾根主体なので
思わぬルートミスが起こる可能性を感じましたが
シラビソに多少飽きてくるとちょっとした笹原と林の小道もあり
下りと言う事もあり 楽しい?ルートでした。
やがて 林の中から広く明るい笹原の大ダオが、、、
3本のダケカンバの大木の新緑はこれからでしたし
霞み気味の天気でしたが 素晴らしい開放感
沢方向を眺めれば 乾徳山が気高く聳えています
頑張った??人のご褒美、特上のビューポイントでした。
<東奥山窪>
こちらも 古い道標や標記は 山のようにありますが
流木、抜け落ち 踏み跡不明瞭が多く
標記や渡渉点の選択等 RFは必要です。
当日水量はかなりあり 途中で先の下流で渡渉が心配になりましたが
なぜか 渡渉点と思われる付近には
なんとか濡れずに渡れるポイントがありました
明るさ 水量 そして景観 滑滝こそなかったけど
かつてここに アクセス楽ではないルートを
整備したのが理解できる気がします。
正直 決して楽なルートではありませんが
大ダオを始め数々の名ポイント
紅葉の時期もいいんだろうなと想い帰路に着きました。
ありがとうございました!
さすがboroPさん、お手軽岩山、人気の乾徳へ行っても、単なる山頂周回じゃ終わりませんね 。廃道周回ロング、お疲れさまでした。
お手軽に辿ろうと思えば辿れますが、乾徳の姿、やはりなかなか ですよね。
小生、黒金より先は西沢に降りたことしかありません。写真 47と同じ光景を見ながら、”北奥千丈まで繋げるぞ !と、思っていたのは、ん十年前か・・・・ 。大ダワも気持ちよさそうですね。
写真88,89の花 、コンロンソウでしょうか?
最後の写真は、ほろ酔いのodax …ではなく、やはり西洋オダマキ(園芸品)のようですね。
今晩は!
天気が今一歩で 遠くの高山が全然でしたが
乾徳山からキョロキョロしながら静かな道を楽しませていただきました。
大ダワいい所ですよ。石丸峠、雁坂峠通じる奥秩父の笹原は魅力ありますよね。
ここは さらに踏み跡も薄く 隠れた秘密の場所って感じですね。
もっとも 乾徳山頂上からバッチリ見えますが、、 、
ミツバコンロンソウは海沢探勝路で覚えがあるんですが
それとは違う気がしたんで コンロンソウですか
ありがとうございます。
それでは ぜひぜひぜひ〜タイムスリップして
北奥・国師まで偵察お願いしますね
道は相当荒れているようですから 南ア南部の廃道の予行演習になるかも
on-boroP
攻めてますねぇ。今度行くときの参考にさせていただきます。
現状維持狙っても
現状維持は難しいから
rockwellさんの足元にも遥かに 及びませんが
下山後の晩酌を餌に プチプチ挑戦です、、 が
疲れがとれない今日この頃ですね。
また どこかでお会いできたら
素晴らしいrockwell活動記?を聞かせてくださいね
on-boroP
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する