富士山剣ヶ峰に直登 in お中道〜主杖流し(^^)/

2016年05月21日(土) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 9.3km
• 登り: 1,471m
• 下り: 1,458m

コースタイム

日帰り

• 山行: 8:30
• 休憩: 1:43
• 合計: 10:13

7:17 富士宮口五合目
7:50 7:50 富士宮口新六合目
7:50 7:52 お中道入り口
9:29 9:31 ハコアラ沢２
9:42 10:00 主杖登り口
11:40 12:15 雪渓
13:27 13:50 3400m雲見て昼寝？
15:05 15:20 富士山
15:30 15:30 富士宮口頂上
16:02 16:10 九合目萬年雪山荘
17:25 17:25 六合目雲海荘
17:30 17:30 富士宮口五合目
17:30 五合目宝永入口

岩遊びをしながらとか、途中昼寝をするとかタイムは参考になりません・・・(/ω＼)

天候

晴れ時々ガス

アクセス

利用交通機関：

自家用車

深夜の西臼塚Pは、0台でした。（午前1時過ぎ）（ココで仮眠）
富士宮スカイライン5合目も比較的すいていました。（午前6時過ぎ）

コース状況／危険箇所等

〇お中道は、3ケ所沢がえぐれています。やや面倒です。自然の落石がパラパラありました。
〇やたらペイントがありますので　迷いはしません。（バリルートでペイントは御法度のはずでは？）
〇2ヶ所、短い藪漕ぎがあります。夏季で葉っぱが茂ると判り難くなるかもしれません。
〇主杖流しは、言われている程角度もなく、岩場も手を使わずに二足歩行で上がれます。それほど簡単なルートです（バリルートとは言えないです）
〇あまりも退屈（単調）なルートなので、ルートを外してクライミングや僅かに残っている雪渓で遊びながら登りました。
〇この時期でもここ（主杖）は、雪がありません。
〇溶岩流の跡ですので、フリクションが良く効き、まるで一直線の階段を登るみたいな感じで体力が要りました。
〇ザレ場に遭遇しましたら、岩を登った方が賢明です。
〇今回は誰一人登っていませんでしたが、上部に登っている人が要る場合（特に団体）は人為的落石の可能性が非常に高くなりますので、ヘルメットを装着した方が良いかと思われます。
〇晴れでもお勧めできないコースですが、雨天や強風・ガス時はなおさらお勧めできないルートです。
〇ただ、喧騒な富士山を静かに登りたい方にとっては、良いかと思います。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
●この時期、富士宮ルートの横の沢には雪がたくさん残っています。なのでスキー＆ボーダーさんが多いです。
●夏道には雪はほとんど残っていません。山頂から7合目まで雪渓が繋がっていますので、気温の高い昼間の下りは雪渓をアイゼン無しでストックだけで降りれますし、尻セード―にグリセードが楽しめます。アイゼン装着は返って膝に負担を与えます。
ただ、ほとんどの登山者さんは、滑落？を心配してか…雪の無い夏道を使って降りていました。（夜間や早朝に雪渓を登る際にはピッケル・アイゼンが必要です）

写真

5/21 0:38

神戸発午後8時　富士宮着午前1時前。

5/21 1:04

食糧現地調達　午前1時

5/21 5:36

おはよー。のびのびストレッチ　西臼塚Pで仮眠。

5/21 5:45

おっ、ルートが見えています。

5/21 6:11

着替えをしてたら、お中辺りに脂肪がぁ💦隣の車に反射して写りましたっ(/ω＼)

5/21 6:46

朝食のバナナ一本。

5/21 7:16

本日の出で立ちです。ここでも近畿最高峰八経ヶ岳よりも500m程高いんです('ω')ノ

5/21 7:34

直ぐ上に　小屋が二つ。雲海から出るご来光がとても綺麗に見えますよ。山頂で見るのとそんなに変わらないです。

5/21 7:52

お中道の入り口です。

5/21 8:12

富士山は小さな沢が多いです。

5/21 8:13

ペイントの➡が、親切なような自然破壊のような…。要らないと思います。

5/21 8:20

踏み跡はありませんでした。この時期はまだ人が歩かれないのでしょうか？

5/21 8:27

沢のトラバースは、アリ地獄です。ショートスパッツほしいです。

5/21 8:32

ペンキでコレはいかがなものか・・・(/ω＼)　やりすぎです。

5/21 8:39

バリエーションルートは、ケルンが普通です。

5/21 8:40

富士山の樹海は、中に入ると抜け出せないですね。

5/21 8:41

見えていても遠い山頂です。

5/21 8:48

短いブッシュがあります。夏季はちょっとザックが引っかかるかもしれませんね。

5/21 8:55

何回も渡ります。

5/21 8:55

コレは結構えぐれていました。

5/21 8:58

角度を変えたらこんな感じです。コレをトラバースしていきます。

5/21 9:31

ハコアラ沢2のペンキマークです。消えかけていますので、もう二度と塗り直さないでほしいです。

5/21 9:31

主杖流しと似ていますので、間違えやすいですが、どうせ山頂に繋がっていますので、間違えてもどうってことありません。

5/21 9:35

またまた。

5/21 9:37

ココからは立入禁止？多分大沢崩れを渡る方への警告でしょう。

5/21 9:42

でたっ。主杖のペンキマーク　あれ？漢字が変？

5/21 9:42

主杖流しの上部を見上げます。

5/21 9:48

主杖流しの下部を見下ろします。溶岩が流れた跡ですね。

5/21 9:50

ファミマのパウンドケーキ、美味いです(^^)/

5/21 10:13

ううう。溶岩流の角度の緩い岩を歩くだけ・・・飽きてきました。

5/21 10:28

ルートを離れて、クライミングをしながら山頂目指します。

5/21 10:30

下部がハングですが、フリクションは抜群な溶岩です。

5/21 10:31

ホールドに飛びついても、しっかりとして滑りません。

5/21 10:32

濡れた滝とは全く違って登りやすいです(^^)/

5/21 10:39

主杖の左右には、こういう岩がたくさんあります。

5/21 10:39

コレが、主杖の正規コース。まるで単調な階段です。手を使わなくても簡単に登って行けます。角度も緩いです。

5/21 10:43

なので、こういう岩を狙って上がらないと、全く面白くないですよ(*´Д｀)

5/21 10:44

この岩場は3級+で、少し緊張しました。

5/21 10:46

ふぅ、岩も途切れて・・・しばらく溶岩流を遡ります。写真では角度が有りそうに見えますが、立って2本の脚で上がっていきます。

5/21 11:01

雲の中に突入です。

5/21 11:31

やっと面白そうな岩場を発見(^^)/

5/21 11:32

最後はややハング気味でしたが、楽しいです。

5/21 11:39

やっとこさ、小さな雪渓を見つけました。

5/21 11:49

アイゼンとピッケルで登ってみますが、10本爪のアイゼンは滑ります。ピッケルはがっちりと効きます。

5/21 11:58

サンドスノーを登ります。

5/21 12:08

ファミマの　クリームパンの気持ち。ガスってきたので休憩です。

5/21 12:11

雲を抜け出しました。

5/21 12:36

まだまだ岩遊びしますっ(笑)

5/21 12:59

溶岩の上を岩が流れた跡です。

5/21 13:01

至る所にありました。

5/21 13:14

これも、なかなか楽しいルートでしたっ。

5/21 13:16

ビブラムがピタッと張り付く岩です。

5/21 13:33

しかし、もう飽きてきました。それに疲れました(*ノωノ)
しばらく雲を眺めます。

5/21 13:36

5/21 13:37

おっ、これは・・・

天空の城ラピュタの世界ですっ！

5/21 13:51

おいおい、予定の時間をはるかにオーバーしていますが・・・

5/21 14:07

山頂のお宮で食べるつもりの「もちっとドーナツ」をいただきまーす。

5/21 14:33

ありゃまっ。つららがありました。

5/21 14:56

ひぃえー。遊び過ぎたし、なんだか酸欠ですっ(笑)　直登一直線は、バテマシタ。

5/21 15:05

日本最高地点に　はいたっち。

5/21 15:06

富士山火口パノラマビュー

5/21 15:11

実は、ココが一番日本で高い所です。3780mはあるかな？

5/21 15:14

登山者さんとお互に記念フォト撮りました。

5/21 15:18

最終バスが6時なので　急いで帰らないと・・・と、ウマノセを走って降りて行かれました。

5/21 15:22

剣ヶ峰。やや風は強いですが厳冬期に比べれば極楽です。

5/21 15:23

浅間神社辺りはまだまだ雪が多く残っていました。

5/21 15:29

また、厳冬期に来れるかなぁ？

5/21 15:31

富士宮山頂にある鳥居さん。エビのシッポで有名です。

5/21 15:40

おおっ、富士宮はいっぱい雪があるではありませんかっ(^^)/

5/21 15:48

くーちゃん飲んで　一気に降りましょう！

5/21 15:49

スキーヤーさん達は、あっという間に降りてきました。

5/21 15:55

えっ・・・・コンテ・・・ですかっ。練習なら輪っかを作らないと・・・。

5/21 15:57

結構なスキー場ですよ(^^)/

5/21 16:04

9合目万年雪山荘です。登りはココからがキツク感じます。

5/21 16:25

登山道は雪はなく、ジグザグです。ええい、雪渓に降りましょう。

5/21 16:27

こっちの方が膝に優しいです。アイゼン・ピッケル不要です。

5/21 16:32

遊び心ニャロメ！

5/21 16:41

岩と雪

5/21 16:47

グリセードできました(^^)/　

12/28 15:17

厳冬期は、この様にツルツルなアイスバーンになります。

3/29 15:17

風も強いですし、五月とはまるで違う山になります。

1/1 7:27

コレが多く発生し、やられますと相当に痛いです。

5/21 17:06

この時間になると宝永下に雲が発生しますね・・・。厳冬期のコレが私は怖いです。

5/21 17:31

ほい。戻って来ました。

5/21 17:34

はい、たっち。

5/21 18:21

富士山に夕日が沈みます。

5/21 18:41

ガスってなければこんな風に見えます(笑)　ひぇー、神戸に帰るの真夜中過ぎちゃいます💦

撮影機器：

C1440W GE

PENTAX WG-10 ペンタックス

装備

個人装備

長袖シャツ 長袖インナー ハードシェル タイツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 バラクラバ 靴 ザック サブザック アイゼン ピッケル 行動食 飲料 地図（地形図） コンパス ヘッドランプ 予備電池 日焼け止め タオル カメラ ポール ヘルメット

感想

jyunntarou

主杖流しは、単調ですし面白くありませんが、いざ天候が悪くなりますと逃げる場所が有りませんので要注意です。
富士山は、やはり厳冬期の「白い魔境」が似合うと思いました。

コメント

ゲスト

アイゼンの歯がずいぶん
丸くなっていますね。厳しい登山のたまものですね。
そろそろ、研ごうと考えているのですか？

jyunntarou

Re: アイゼンの歯がずいぶん
katu_hiroさん　こんばんは。
はい、この冬富士で　このアイゼンはお蔵入りしました。
もう、爪が半分位へってしまいましたから。

昨年暮れから、おnewに換えています。フルワンタッチは北アでも富士山でも外れましたから、怖いですね・・・セミワンタッチに換えました。

ゲスト

Re[2]: アイゼンの歯がずいぶん
ワンタッチ楽だしいいですよね。
僕も、初めての雪山から３ヶ月くらいまで一本締め使ってました。
実は父親のお古です。ずいぶん昔のアイゼンでした。
古い登山家にずいぶんびっくりされたものです。
今の若い登山家と最近始めた（自分）登山者は知らないらしいですね。
自分で買ったワンタッチが使いやすくてびっくりしました。
jyunntarou さんなら知ってそうですね。

jyunntarou

Re[3]: アイゼンの歯がずいぶん
ワンタッチは、前コバに雪が付き、それが凍って装着が大変でした💦　ワンタッチなのにその氷を削り落とすのに暴風雪の中で死ぬかと思ったこと２回((+_+))
そして、外れます。。。急角度は外れませんが緩い斜面で外れた事３回・・・
若い頃は当然カジタの1本締め(笑)　装着するのに手がかじかんで・・・これまた大変でした 。まだ、現役で使えますよ！(笑)
今はペツルのセミワンタッチです。こっちの方が安心できますね。
ICEミックスだと　本当にアイゼンの消耗が激しく、下山が不安になりますね。
今回は、DMBの10爪の丸くなったアイゼンでしたが、下山は全く要りませんでした。
お父様も山をやっていたんですね