大倉から檜洞丸までピストン☆シロヤシオ満開のトレイル8時間☆父も初蛭ヶ岳往復
- GPS
- 08:10
- 距離
- 35.0km
- 登り
- 3,588m
- 下り
- 3,577m
コースタイム
- 山行
- 7:33
- 休憩
- 0:37
- 合計
- 8:10
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年05月の天気図 |
アクセス |
写真
感想
大倉から檜洞丸までのピストンをやってきました。塔ノ岳、丹沢山、蛭ヶ岳経由。
距離35km、累積標高3300m。
金曜日にフルマラソンの自主練43km(3:48)をしてきたので、中1日だと、そこそこ足に疲れがある状態。
道中もときどき太ももが震えたりすると、あーUTMBの後半の足ってこんなだったよなぁ、とか思い出しました。
なので今回はタイムアタックではないので、いかに一定のペースで進めるかを考えました。
5:51 父と大倉入山。観音茶屋まではウォームアップがてら一緒に行きます。
観音茶屋で解散。7時間後の合流を約束して、私は檜洞丸、父は蛭ヶ岳 鬼が岩までを目指します。
途中、何度かお会いしたことのある、黒い犬を散歩している方が降りてきたので少し談話。
とても早いスタートですね、と聞いたら
「前回、犬連れで山に来るんじゃないよ、と老人の方に怒られたので、人のいない時間に変えたのです」
とのこと。
確かに混んでいる時は危なく感じる人はいるかもしれない。でも、リードもきちんとつけてるし。。
山のマナー問題って難しいですね。ハイカーが増えている分、都会のような世知辛さがどんどん出てきている気がします。
いつか、交通標識とかまで設置されそうで怖い。
ともあれ、ゆっくりペースで登ります。
7:24(1:33) 塔ノ岳山頂。 久しぶりに90分超え。あまり気にせず先に進みます。このペースだとほとんど汗かかないので快適。
ここから丹沢山までの間は山つつじとシロヤシオが満開。何度も足を止めて鑑賞します。
7:54(2:03) 丹沢山山頂。2時間超えでも、まぁ許容範囲。蛭ヶ岳へそのまま向かいます。
稜線は風が強いものの、青空と新緑、そして花々が彩る絶景でした。
8:42(2:51)蛭ヶ岳山頂。ここでポカリを補給します。山荘の主人に「檜洞丸まで行って帰る予定」と話すと、なかなかクレイジーだねぇ。と。そりゃそうですね。
蛭ヶ岳からの最初の下りが一番危険なので慎重におります。あとは数カ所ザレ場、ガレ場があるけど、普通に歩く分には全く怖くはないです。
臼ヶ岳あたりから檜洞丸までの間は、結構団体の方々がいました。時々抜かさせて頂きます。
この間の稜線も花に囲まれ、木々の間を抜けていき自然と足が軽やかに。
10:12(4:21) 檜洞丸山頂。たぶん西丹沢自然公園からシロヤシオを見に来た方々でいっぱいでした。座るところもありません。
下の青ヶ岳山荘でポカリを補給。10分くらい休憩して戻り始めます。
帰り道で1回軽いロストしました。道なりに直進するとすぐ谷に。で、右側を見上げると尾根道がつながっています。
ここは山中湖からの縦走の時に4回通って3回間違えたので、本当に相性が悪い場所です。。
さらに、この辺りで7時間が間に合わないことに気付きます。
いつも帰り道は8割位のタイムで読んでいたのですが、檜洞丸から蛭ヶ岳だと蛭ヶ岳の方が高いわけですから、もっと時間がかかるのです。単純な計算ミスです。。
途中、抜いた方々とまたすれ違います。「本当に檜洞丸まで行ったの?」と怪訝な目で聞かれました。うーん、そんな嘘ついても誰得なんだろうなぁ、とも思いましたが、それくらい私は変な行動してるということですね。
蛭ヶ岳への登りはきつい。でも粛々と上ります。
11:47(5:56) 蛭ヶ岳山頂 2回目。朝より混んでいます。そのままスルー。
途中何人かのトレイルランナーを抜きました。暑さでばててたのかな?
12:25(6:34) 丹沢山山頂 丁度水枯れ。みやま山荘でコーラと水を買います。
12:58 (7:07) 塔ノ岳山頂。尊仏山荘でノートを見ると、なんと父も「蛭ヶ岳 3:41でついに初登頂!11:45に尊仏山荘から下山開始」と書いてあります!
68歳ですごいなぁと思いながら、急いで追いかけます。
とはいえ、塔ノ岳山頂はすごい人。
下り道もまだまだ混んでいる時間。暑さでもうろうとしている人も多数。なので、走るというより早歩きペースです。
途中、金冷しの崩落地で、前方から向かってくる人たちに「先どうぞー」と声掛けして道を譲ったら
「あんたは走り屋だけどマナーがしっかりしてるね。ほかの走り屋はほんとダメだよ。」
と初老の方がこぼされてました。
どういう経緯でそう思われたのかわかりませんが、走り屋全員が悪いとは思わないし、グループのハイカーでも迷惑な人はたくさんいるし。。
ケースバイケースなので、一概に言えることはめったにないですが、朝の犬の話と合わせて、山の中のマナー問題って難しいな、とつくづく思いました。
13:51(8:00) 観音茶屋で父が待っていてくれました。サイダーを飲みながら、歩いて下山します。
約8時間ほどの行程でしたが、本当に花が見事でした。蛭もいなかったし、暑ささえ気を付ければ最高の丹沢日和ですね。
それにしても68歳の父が、ついに宿願の蛭ヶ岳往復 日帰りを達成したことは、わたしも本当にうれしい。しかも休憩込みで往復7時間というなかなかなタイム。
家に帰って祝杯をあげました。
こんにちは、初めまして。
蛭ヶ岳で休憩している時に、檜洞丸方面から来たトレランの方を見ました。
時間的にnarisan25さんで間違い無いと思います
檜洞丸までピストンも凄いですが、
お父さまも凄すぎると思いました
蛭ヶ岳まで3時間41分だなんて、僕は丹沢山がいいとこです
hiroumiさん 初めまして。
先ほど焼山からの縦走記録拝見しました。確かに、時間的に2回目の蛭ヶ岳山頂で合流してますね〜。
あの時思ったより時間がかかっていたので、山頂は休憩なしでスルーしてしまいました
私が数年前に初めて蛭ヶ岳往復したときは行き4時間、帰り3時間30分位かかった記憶があるので、父の往復7時間はとてもいいタイムです。
父は今まではずっと塔ノ岳往復だけで、蛭ヶ岳日帰りなんて夢のまた夢、という感じだったのですが、67歳のときに一念発起してずっとトレーニング(神社の階段のぼり)を積んだら、1年でこのようなタイムがでました。
努力すれば年齢じゃなく伸びるということを証明してくれて、息子としても誇らしいです。
丹沢周辺でしたらお会いすること多そうですね!ぜひ見かけたらお声がけください!(たぶんこの時期は白いタレ付き帽子、半袖短パン、赤いトレランリュックで走ってます〜。)
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