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Yamareco

記録ID: 881116
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
八ヶ岳・蓼科

今年もツクモグサ、ホテイランを見てきました、美濃戸口からの周回

2016年05月23日(月) [日帰り]
 - 拍手
体力度
6
1〜2泊以上が適当
GPS
10:43
距離
22.5km
登り
2,014m
下り
2,019m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
9:14
休憩
1:21
合計
10:35
5:39
39
6:18
6:22
113
8:15
8:35
46
行者小屋
9:21
9:23
19
中岳のコル
9:42
9:47
21
阿弥陀岳
10:08
10:08
12
10:20
10:20
19
10:39
10:39
25
11:04
11:28
0
11:28
11:30
17
11:47
11:50
2
11:52
11:52
6
11:58
11:58
13
12:11
12:11
24
12:35
12:35
20
12:55
12:55
14
13:09
13:09
13
13:22
13:22
17
13:39
14:00
10
14:10
14:10
38
14:48
14:48
56
赤岳鉱泉
15:44
15:44
3
15:47
15:47
27
天候 晴れ、曇り、朝方冷える
過去天気図(気象庁) 2016年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
自宅からは道の駅、こぶちさわ、、を目指して、
その後大平で富士見高原方面へ。
そのまま美濃戸口まで、、。
美濃戸から美濃戸口までの林道は、雨後など、状況変化しますので、注意。
車は八ヶ岳山荘に駐車。
1日500円。
コース状況/
危険箇所等
登山道の残雪はもうほとんどないと思って良いと思います。
(美濃戸口〜美濃戸〜南沢〜行者小屋)
美濃戸口から美濃戸への林道は、本日時点では
それほど荒れているようには、見えず。
私は、車では美濃戸までは入らないと決めています。
美濃戸からの南沢ではちょっとわかりにくい
ところもありますから、感覚を鋭く。
渡渉も数回あります。
大雨の後など注意。

(行者小屋〜中岳のコル〜阿弥陀岳)
ちょっと雪あります。
問題ありません。
一箇所、雪のトラバース。
慎重に。
文三郎尾根をひたすら登るように中岳の
コルまでは斜度的には容易かな、、。
中岳のコルからは45度ほどの角度がある斜面。
ガレていますし、、。
登りは良いですが、下りは緊張しました。
手をかける岩も慎重に選んでいく必要もありますね。
中岳のコル〜阿弥陀岳は往復。
中岳のコルからはストック収納。

(中岳のコル〜赤岳)
中岳山頂まで上り詰め、また下って、それから文三郎分岐へ登ります。
文三郎分岐への登り返しはガレて登りにくい。
文三郎尾根が稜線に合わさり、赤岳への最後の登り。
岩稜帯となりますが、鎖を目安に歩きます。
ストックは早めに収納して、手を自由にすれば、
見かけほど難しくはないと信じています。

(赤岳〜展望荘〜横岳)
ストックは収納。
展望荘までは、ちょっと歩きにくいですね。
一部、階段状に歩きやすくなっていました。
ガレて、もろく、鎖も頼りにしました。
慎重に行くほかありません。浮石も注意したいです。

展望荘から横岳は鎖や梯子が随所に設置され、
慎重な行動が求められます。
梯子は、一度手や足がかかれば何とかなりますが、
手や足を掛けるまで、体勢を整えるまでは注意しましょう。
ただ、それほど難しくはないと思います。
鎖が新しくなって、頼もしく見えました。

(横岳〜硫黄岳)
途中までストック収納。
横岳山頂からもしばらく鎖、梯子があります。
バランスを崩さぬよう、ストックも収納して進みました。
硫黄岳に近づく風が強いことが多いですが、
今日はそれほどでもありませんでした。

(硫黄岳〜赤岳鉱泉〜美濃戸)
硫黄岳山頂からの下り口、ケルンに注意します。
山頂からしばらく進んだ赤岩の頭からの下降点も注意します。
しるしがあります。
普通の登山道。



その他周辺情報 八ケ岳山荘では駐車するとコーヒー一杯無料。
モンベルカードでお風呂が500円⇒300円。200円割引。
朝方のホテイラン。
南沢から登りました。
5
朝方のホテイラン。
南沢から登りました。
結構、個体数が見つかりました。
うれしい。
10
結構、個体数が見つかりました。
うれしい。
下山時のほうが見栄えがしたのかな?
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下山時のほうが見栄えがしたのかな?
マーどうでもいいことですね。
3
マーどうでもいいことですね。
行者小屋を阿弥陀岳に向けて出発します。
行者小屋を阿弥陀岳に向けて出発します。
中岳のコルです。
これから急坂を登ります。
中岳のコルです。
これから急坂を登ります。
赤岳を背景に、阿弥陀岳山頂写真。
グループが休んでいました。
撮って頂き、グループ写真のお手伝いをしました。
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赤岳を背景に、阿弥陀岳山頂写真。
グループが休んでいました。
撮って頂き、グループ写真のお手伝いをしました。
阿弥陀岳山頂から。
権現岳、編笠山。
背後に北岳、甲斐駒ケ岳、仙丈ケ岳。
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阿弥陀岳山頂から。
権現岳、編笠山。
背後に北岳、甲斐駒ケ岳、仙丈ケ岳。
さて、赤岳に向かいます。
さて、赤岳に向かいます。
中岳のコル〜阿弥陀岳は登って下りましたが。
下りはちょっと怖い。
慎重に。
中岳のコル〜阿弥陀岳は登って下りましたが。
下りはちょっと怖い。
慎重に。
中岳付近、キバナシャクナゲ
1
中岳付近、キバナシャクナゲ
赤岳山頂へ。
荒涼としています。
鎖を頼っていきます。
難しくはありません。
赤岳山頂へ。
荒涼としています。
鎖を頼っていきます。
難しくはありません。
赤岳山頂。
阿弥陀岳と中岳の一直線。
赤岳山頂。
阿弥陀岳と中岳の一直線。
赤岳山頂にて、女性に撮って頂きました。
おにぎり食べていたら冷たい風が吹いてきて、寒くなりました。
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赤岳山頂にて、女性に撮って頂きました。
おにぎり食べていたら冷たい風が吹いてきて、寒くなりました。
赤岳山頂から、権現岳方面。
赤岳山頂から、権現岳方面。
これから向かう横岳、硫黄岳。
これから向かう横岳、硫黄岳。
赤岳山頂から赤岳天望荘。
階段状に歩きやすくなったところもありました。
随分違うものです。
赤岳山頂から赤岳天望荘。
階段状に歩きやすくなったところもありました。
随分違うものです。
岩にへばりついています。
コケモモ、、なのでしょうね。
3
岩にへばりついています。
コケモモ、、なのでしょうね。
ツクモグサが見えるのももうすぐ。
赤岳を振り返ります。
1
ツクモグサが見えるのももうすぐ。
赤岳を振り返ります。
そしてツクモグサ。
よく写真を見ると、フサフサに加工したようにも見えます。
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そしてツクモグサ。
よく写真を見ると、フサフサに加工したようにも見えます。
たくさん咲いていました。
うれしい。
2
たくさん咲いていました。
うれしい。
何度も撮りますよ。
2
何度も撮りますよ。
かわゆいですね。
かわゆいですね。
厳しいところにも咲いています。
2
厳しいところにも咲いています。
この花、好きです。
10
この花、好きです。
ミヤマダイコンソウかな、、
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ミヤマダイコンソウかな、、
オヤマノエンドウ、白いのもオヤマノエンドウ、と聞きました。
2
オヤマノエンドウ、白いのもオヤマノエンドウ、と聞きました。
阿弥陀岳が背後に。
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阿弥陀岳が背後に。
これから向かう硫黄岳。
よく見ると凄いパノラマ。
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これから向かう硫黄岳。
よく見ると凄いパノラマ。
硫黄岳に到着です。
爆裂火口。
2
硫黄岳に到着です。
爆裂火口。
硫黄岳山頂で撮って頂きました。
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硫黄岳山頂で撮って頂きました。
硫黄岳山頂から北。
天狗岳や蓼科山。
1
硫黄岳山頂から北。
天狗岳や蓼科山。
硫黄岳から下山するとヘリの音。
赤岳鉱泉、行者小屋へ4回ずつだったか、荷揚げでした。
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硫黄岳から下山するとヘリの音。
赤岳鉱泉、行者小屋へ4回ずつだったか、荷揚げでした。
赤岳鉱泉。
まだヘリが来るので、通過して下さいと、、。
赤岳鉱泉。
まだヘリが来るので、通過して下さいと、、。

感想

ようやくツクモグサを見に行くことができました。
本当は、5月18日の水曜日に行く予定でしたが、食あたりで、中止。

2015年も5月にツクモグサを見に行きました。
5月14日の記録。
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-638641.html
5月25日の記録
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-646383.html

ツクモグサがらみではありませんが、
6月29日はコマクサを見に行っていました。
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-668828.html

本日は、気合をいれて3:00起床。
4:00過ぎに自宅を出発。
コンビニ寄ったり、トイレを済ませたりで結局、登山口出発は5:39。
ほぼ予定通りに。

朝方は冷えて、赤岳山頂でも日が翳ったりすると
寒い思いをしましたが、日が出るとすぐに暑くなります。
下界も暑い日だったようですね。

今回の目的は結局、3つ。
ツクモグサ
ホテイラン
阿弥陀岳

ホテイランは南沢。
その南沢を先に登るか、下山にとるか。
先に登っていく場合は、ホテイランは朝方。

結局、南沢を登っていきました。
行者小屋に到着して、モヤモヤしていた阿弥陀岳も登ることにしました。
行者小屋まで来ているので、阿弥陀岳は中岳のコルから往復。
遠くから見て、かなりの急斜面。
下山は慎重になりました。
ちょっと怖いですね。

でも阿弥陀岳達成。

登山者は日曜日からの宿泊も含めて、それなりにいたと思います。
ホテイラン、ツクモグサ目当てがほとんどかと思いきや、
それ何?、と聞く登山者もいました。

目的にしていたホテイラン、ツクモグサとも、個体数が多く、
満足できる山行きとなりました。

今年も見ました、、的な記録ですが、
ホテイラン、ツクモグサもsuezouさんから教わりました。
suezouさんは、私が食あたりの5月18日に見に行かれていましたね、、。

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コメント

奇遇、私も前日に。。。
私は赤岳鉱泉から、阿弥陀抜きのコースでしたが
前日、似たようなコース取りでした
ですから写真のお花が、どこに咲いてたか分かる気がします
日曜も山開き前で例年より空いていた感じでした。
私はお花に励まされやっとの周回でしたが、、、
Y-chanさんは足回り快調なご様子でさすがです。
いよいよ八ヶ岳もお花の季節ですね
2016/5/24 8:29
Re: 奇遇、私も前日に。。。
nori3さん

同じようなコースで歩かれたのですね。
リハビリも少しずつ重ねられているようで良かったです。

阿弥陀岳は行者小屋で最終決定しました。
登って良かった。

ツクモグサ、個体数が多い感じで、大満足。
これから、稜線はお花の良い季節で、また行きたいです。
今度は反対から周回して、御小屋尾根を下ろうかな、、。

八ケ岳も近くて良いですね。
今年はたくさん登りたいです。
北も南も、、。

Y-chan
2016/5/24 10:21
そそられます
Y-chan、こんばんは。

ホテイランにツクモグサ、さらに阿弥陀ですね。
とってもそそられます
もともと満足度の高い、このコースがより
輝いて見えます。

息子と一緒だと、遠出をいとわなかったのですが
1人だと高速代もかかるし、片道200キロを躊躇するように
なってきました。(平日 成田住まいということも大きい
ですが。。。)

やはり、山に近い住まいはよいですね!
2016/5/24 19:16
Re: そそられます
youtaroさん

御存知の通り、私の場合は、多くの人があこがれる様な山域が比較的近いこともあって、
「そそられる」コースに1時間とか1.5時間以内に到着できます。
ただ、これまた御存知のように、北アルプスは遠く感じてしまう私。

youtaroさんが遠距離への山を躊躇されるように
私なんか、北アルプスでも比較的近い常念岳辺りでも躊躇します。
高速使いたくないし、、、。
頻繁には、、。

八ケ岳も近く、鳳凰は至近、甲斐駒ケ岳も黒戸尾根で1時間以内、
金峰山で1.2時間くらい、、。
そんな近い山が大好き。
季節を変えて、何度も登る。

これが良いです。

youtaroさんもそんな素敵な山をお近くに見つけているように思います。
自分のスタイルを無理せず、自然に貫く。
そんなのが私は好きですね、、。

Y-chan
2016/5/24 20:38
硫黄岳で・・
こんばんは〜ヤマレコでは、はじめまして?
硫黄岳山頂でツクモグサの写真を見せて頂いた二人組での緑の方です。覚えてらっしゃいますか?Y-chan さんの硫黄岳の写真は相方が撮ったものですね。
あの時にツクモグサは知っていたんですが、ホテイランは知らなかったので興味深くY-chan さんの話に聞き入ってしまいました。ホテイランを探していたらこのレコにヒットしたわけです。
写真のアングルがいいですね〜。これからも参考にさせて頂きます。
2016/5/28 21:58
Re: 硫黄岳で・・
shige1966さん
コメント頂いていたのに、しばらくヤマレコを見ておらず失礼しました。
始めまして、、ですね。
硫黄岳山頂の麦草峠から来られて方ですね。
写真ありがとうございました。
相方さんに宜しくお伝え下さい。
この時期、ちょうどツクモグサ、そしてホテイラン、、
毎年見るのも楽しいですね。

ホテイランは時期的なものかもしれませんが、
数が増えたように感じました。
かわいいお花です。
ツクモグサもかわいいですが、、。

写真のセンスはあまりないです。
ただ、背後に景色を入れたお花の写真が好きです。

これからも宜しくお願いします。

Y-chan
2016/6/1 18:54
お元気そうでなによりです。
Y-chanさん、こんばんは。suezouです。
相変わらず精力的に歩かれていて丁寧なレポをありがとうございます。
今年も八ヶ岳の花の咲きだしは早かったですが雪も無く快適な鑑賞会と
なりましたね。私も天気と相談してあと何度かは歩きたいと思っています。
2016/5/30 18:10
Re: お元気そうでなによりです。
suezouさん

お返事遅れました。
御無沙汰しております。
本日も精力的に歩こうと、夜叉神峠に向かい、地蔵岳まで往復するつもりでしたが、
何と、急な体調不良で南御室小屋で引き返しました。
もう落ち着いていますが、何だったのかな、、?

八ヶ岳もさくさくと歩けるので、お花の季節に何度か登りたいと思っています。

Y-chan
2016/6/1 19:00
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利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
3/5
体力レベル
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