蔵王縦走（夜行日帰り）

2016年05月23日(月) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 21.5km
• 登り: 1,524m
• 下り: 1,790m

コースタイム

日帰り

• 山行: 8:12
• 休憩: 1:33
• 合計: 9:45

6:50 温泉駅
8:05 8:10 姥神
9:05 9:15 御田神
9:45 9:45 ワサ小屋跡分岐
10:05 10:20 熊野岳
10:45 11:05 レストハウス
11:10 11:15 刈田岳
11:27 11:30 刈田峠登山口
12:20 12:20 前山
12:20 12:25 杉ヶ峰
12:35 12:45 芝草平
13:25 13:30 屏風岳
13:35 13:40 水引入道コース分岐
14:00 14:00 南屏風岳
14:30 14:40 不忘山
16:15 16:15 南蔵王登山口
16:35 吉沼バス停 ゴール地点

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車 バス タクシー

行き
新宿ー山形（夜行バス）（ドリームさくらんぼ号）http://www.jrbustohoku.co.jp/express/detail/?PID=8&RID=25&BID=313
帰り
【七ヶ宿長老線】七ヶ宿町営バス 時刻表http://town.shichikashuku.miyagi.jp/benri/access/data/00000034-01.pdf
【七ヶ宿白石線】七ヶ宿町営バス 時刻表http://town.shichikashuku.miyagi.jp/benri/access/data/00000033-01.pdf

コース状況／危険箇所等

○蔵王温泉から祓川コースの登山道入口がわかりづらかった。
→中央ロープウェイ左の舗装路を入りすぐに右のゲレンデに下りる。

その他周辺情報

○登山規制の看板が途中にあったが6月16日に解除され自主規制となった。
http://www.pref.yamagata.jp/sangyo/kanko/joho/8020072zaozantoppage.html
○ロープウェイ・リフト整備運休中。
　　平成28年5月9日(月)〜6月3日(金)　26日間http://zaochuoropeway.co.jp/jp/summer/index.php　　※蔵王スカイケーブルは営業

写真

5/23 5:41

前夜23:50に新宿バスタを出発ドリームさくらんんぼ号が5:40に山形駅前に到着。
駅でトイレを済まし、6:50発の路線バスに乗るか、タクシーに乗るか悩んだが、早く着くタクシーに乗り込んだ。

5/23 6:33

誰もいない蔵王温泉観光所で身支度をする。トイレ併設。

5/23 6:42

温泉街に迷い込み20分のロス

5/23 6:52

地元の方に登山道を聞くはめに・・・・「祓川コースは整備されていないんじゃないかなあ」と・・・・。
中央ケーブルすぐ左の舗装路を入る。

5/23 6:53

すぐに右のゲレンデに下りてスキー場を登る。

5/23 6:57

ゲレンデを振り返る。

5/23 6:57

5分ほどゲレンデを登り右の祓川登山道入口に入る

5/23 7:00

入口はわかりづらかったが、コースに入ると標札は整備されている。

5/23 7:13

スミレ

5/23 7:19

水神の石塔　安政四年の刻み
祓川コースは歴史を感じさせる古道

5/23 7:20

石塔にはせみの抜け殻が・・・

5/23 7:28

車葉草（くるまばそう）は輪生する葉が8枚。

5/23 7:28

フキノトウの頭花。黄色い花のあと、白い花をつけたように見える。

5/23 7:53

ヤマツツジ

5/23 7:55

幾度と沢を横切る

5/23 7:57

ヤマあじさいに似ている「オオカメノキ」

5/23 8:00

祓川の堤防を横切る。増水している場合はどうするのだろうか・・・

5/23 8:05

姥神

5/23 8:10

林道を横切る

5/23 8:22

三宝荒神山（石碑がある）

5/23 8:24

ゲレンデを横切る

5/23 8:31

ミヤマスミレ

5/23 8:37

休止中のロープウェイ山頂線をくぐる。

5/23 8:38

遠く朝日連峰を望む

5/23 8:39

大黒天　石像がある

5/23 8:41

石楠花が咲く頃はきれいであろう

5/23 8:44

樹林原スキーゲレンデを横切る

5/23 8:51

ショウジョウバカマ

5/23 9:00

朝日連邦、月山、飯豊連邦
がみえるといわれた三山正見
樹木に覆われて視界は広がらない。

5/23 9:00

倒木をくぐる。

5/23 9:04

御田神（石塔）

5/23 9:22

尾根に出て視界が広がる。
山桜と目指す熊野岳

5/23 9:27

熊野岳が大きい
蔵王連山最高峰1840m

5/23 9:30

左　地蔵山
右　熊野岳

5/23 9:40

稜線手前のトラバースがやらしい

5/23 9:44

ワサ小屋跡
「おワサさんという老婆がここにあった山小屋の番をしており、参拝者の面倒をみていたといわれています。」引用

5/23 9:45

熊野岳と地蔵山の鞍部にある姥神
この姥神は以前は首が無く、2011年に頭・顔部を再生したらしい。

5/23 10:03

岩肌の隙間に広がる
ミネズオウ

5/23 10:07

熊野岳山頂

5/23 10:11

山頂からの展望は360度

5/23 10:12

遠く　月山

5/23 10:12

朝日連峰

5/23 10:15

吾妻連峰

5/23 10:19

馬の背を進む

5/23 10:36

凄惨な緑色の火山湖

5/23 10:36

ロープウェイは休止中だが蔵王エコーライン経由で熊野岳往復の人が多い。

5/23 10:53

蔵王レストハウス2階でビーフカレーの昼食（850円）ビーフがやわらかくて美味しかった。

5/23 11:12

刈田岳　山頂
馬の背の奥に熊野岳

5/23 11:13

刈田岳山頂から南蔵王縦走に進む

5/23 11:15

左に後烏帽子岳、
これから進む杉ヶ峰、屏風岳

5/23 11:18

エコーラインを幾度と横切り下りる

5/23 11:27

刈田峠　中間地点
ここからが南蔵王縦走の本番

5/23 11:59

前山　頂上

5/23 12:20

展望の良い
杉ヶ峰　頂上

5/23 12:21

刈田岳方面をバックに自撮り

5/23 12:27

これから進む屏風岳

5/23 12:29

残雪がところどころ現われる

5/23 12:36

高層湿原の芝草平

5/23 12:51

ショウジョウバカマが今回の縦走では目に付いた

5/23 13:05

烏帽子岳との分岐

5/23 13:25

屏風岳　山頂

5/23 13:32

屏風岳手前からの西側展望
水引入道、馬ノ神岳

5/23 13:32

後烏帽子岳

5/23 13:32

遠刈田温泉街

5/23 13:38

南屏風岳への縦走路
左に蔵王白石スキー場への分岐
ここから不忘岳まで気持ちの良い稜線歩き

5/23 14:00

南屏風岳

5/23 14:01

北側　刈田岳方面
ずいぶん歩いてきたものだ・・・

5/23 14:04

左奥　不忘山

5/23 14:11

ミヤマキンバイ

5/23 14:12

不忘山周辺は火山礫の滑りやすい道

5/23 14:13

ユキワリコザクラ

5/23 14:14

ユキワリソウ

5/23 14:17

ハクサンイチゲ

5/23 14:26

B29墜落地点を示す石碑

5/23 14:29

双耳峰の不忘山　山頂

5/23 14:30

祠の前に「天之水分の神、国之水分の神　蔵王大権現」のプレートがある

5/23 14:32

山頂標札

5/23 14:39

白石方面

5/23 14:39

下山方向の長老湖

5/23 14:39

屏風岳

5/23 14:40

屏風岳　右奥に後烏帽子岳

5/23 14:49

ハクサンイチゲ

5/23 14:52

不忘の碑

5/23 14:53

1945年3月10日にB29が3機　不忘山に墜落したとの石碑
http://www.nhk.or.jp/ohayou/digest/2015/07/0726.html

5/23 14:54

カエル岩

5/23 15:00

富士山のような火山岩のザレタ道

5/23 15:12

ダケカンバの樹林帯

5/23 15:46

途中シロヤシオの群生

5/23 16:14

南蔵王登山道　終点

5/23 16:19

ここから吉沼のバス停まで舗装道歩き

5/23 16:25

車は一台も通らない

5/23 16:35

吉沼バス停
30分待って17:06発　七ヶ宿町役場行きに乗る

5/23 17:23

役場のバス停でさらに1時間待って18:18発白石蔵王行きに乗る

5/23 19:35

白石蔵王から19:34発の新幹線に乗り

5/23 19:47

充実した蔵王縦走を新幹線車内販売のビールで締めくくった。

撮影機器：

COOLPIX S9900 ニコン

感想

nobureko

山形駅で蔵王温泉まで路線バスにするか、タクシーを使うか悩んだが6000円払ってタクシーで先を急いだ。今回はバスとロープウェイを使用しないので差し引き2700円のプラスになったが、結果的には路線バス利用だと恐らく帰路のバスの時刻には間に合わず、タクシー利用が正解だった。ロープウェイ休止期間のため祓川コースはワサ小屋跡まで誰とも会わなかったが熊野岳からの馬ノ背はさすが百名山でけありエコーラインからの観光客で賑わっていた。途中の刈田岳のレストハウスでゆったりとした昼食休憩をとり、後半の南蔵王の縦走路にのぞんだ。南蔵王は静かな縦走路と思いきや結構な人とすれ違い蔵王の人気の程がうかがわれた。
祓川登山路の信仰の道。馬ノ背からの火口湖の眺望。芝草平の雪田。高山植物と岩礫帯の不忘山。ロープウェイを使えばもっとゆったり歩けたが、山登りの魅力を凝縮されたすばらしい縦走を味わうことが出来た。