記録ID: 883004
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無雪期ピークハント/縦走
八ヶ岳・蓼科
入梅前の南八ヶ岳を堪能 〜阿弥陀岳・赤岳・横岳・硫黄岳〜
2016年05月26日(木) [日帰り]
体力度
5
1泊以上が適当
- GPS
- 12:02
- 距離
- 17.0km
- 登り
- 1,777m
- 下り
- 1,780m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 9:49
- 休憩
- 2:12
- 合計
- 12:01
16:25
ゴール地点
天候 | 晴れのち曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
林道はダートですが普通車でも慎重に走れば問題なく通行できます。 車のお腹を擦るような箇所は2箇所ほどですが林道中央にあるでっこみを乗り上げるように走れば擦るようなことはありません。 我々は2駆の軽自動車で通行しました。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
登山計画書はヤマレコから山梨県警へ提出し、また家族にも印刷したものを渡しました。とても便利で助かっております。 登山ポストは赤岳山荘にありました。 トイレは各山小屋にあります。また、行者小屋に豊富な水量の水場があるのでここでの給水がオススメです。 〔登山道状況〕 ○赤岳山荘〜行者小屋(南沢) 赤岳山荘駐車場先のロープが張られた橋を渡り美濃戸山荘へ進みます。 北沢と南沢の分岐までは林道で分岐から行者小屋までは比較的緩やかな登山道となります。数箇所の渡渉がありますが特に問題はありませんでした。また、分岐から少し進むとホテイランが道の脇に美しく咲いています。 ○行者小屋〜中岳のコル〜阿弥陀岳 行者小屋から文三郎尾根方面へ進み中岳・阿弥陀岳方面に分かれる分岐を右に進みます。朝方は日当たり良好で、美しい沢を眺めたりこれから歩く南八ヶ岳の稜線を拝みながら進んでいく道です。中岳のコル手前に少量の雪が残っていました。 中岳のコルから阿弥陀岳への道はピストンとなるのでザックをデポし、ヘルメットとグローブを装着してガレたクサリ場を進みました。上下に他の登山者がいる場合は特に落石への注意が必要です。 ○阿弥陀岳〜中岳〜赤岳 阿弥陀岳から中岳のコルまでの下りは傾斜のきついガレたクサリ場となります。中岳へはハイマツ帯の登山道を進み赤岳方面へ再度下ります。 文三郎尾根と合流するまではガレた九十九折りの登山道となり、合流後の赤岳直下は岩場となりクサリを頼りに進みます。この場所もヘルメットとグローブを装備しました。 ○赤岳〜横岳〜硫黄岳 赤岳からの下りはトレッキングポールがあると比較的楽に下れます。現在、横岳周辺にはツクモグサが多く咲いていてとても可愛らしい姿が楽しめます。 横岳への上りはポールをしまってグローブで進みました。横岳から硫黄岳に進む際には横岳直下にクサリ場があり慎重に進む必要があります。剱岳のクサリ場ほどではありませんがそれに似た箇所があります。 硫黄岳への上り開始前に硫黄岳山荘にての一服がオススメです。 ○硫黄岳〜赤岳鉱泉〜赤岳山荘(北沢) 硫黄岳から赤岩の頭まで下り、峰の松目とオーレン小屋の分岐を左の赤岳鉱泉へ進み樹林帯を下ります。赤岳鉱泉からは橋がたくさん設置してある川沿いの道となります。途中から林道となり美濃戸山荘で周回完了となります。ちなみに北沢コースではホテイランは見つけられませんでした。 |
その他周辺情報 | 道の駅こぶちざわ 延命の湯 820円 http://spatio.jp/hotspring/index.html 登山前夜に利用しました。道の駅に併設されている温泉です。道の駅では八ヶ岳の新鮮な野菜が販売されていてここのレタスは最高に美味しいです。しかも100円台! もみの湯 300円(17時以降) http://www.lcv.ne.jp/~mominoki/mominoyu.html 登山後に利用しました。なんといっても17時以降300円という価格が魅力的ですし赤岳山荘からも程近いので下山後がオススメです。食事もできてボリュームのある山菜そば(500円)を頂きました。 |
写真
撮影機器:
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
雨具
ゲイター
着替え
靴
ザック
ザックカバー
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
ハイドレーション
コッヘル
ライター
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
筆記用具
ファーストエイドキット
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
タオル
ストック
ポール
ヘルメット
|
---|---|
備考 | サングラスを忘れてしまい強い紫外線に目がやられてしまいました・・・ |
感想
好天の赤岳へ行ってきました。
八ヶ岳デビューの相方kei_manが岩場に行きたいと言ったので阿弥陀岳を含んだ南八ヶ岳周回コースを選択。
登山当日は10時ごろから曇りの予報でしたので、赤岳までは晴れることを期待し赤岳山荘駐車場に前夜着で車中泊して日の出出発としました。結果、赤岳から横岳へ縦走する途中で雲が覆いかぶさってきたので計画通りに赤岳を修めることができました。
赤岳と阿弥陀岳ははじめて登りましたが、ヘルメットが必要な山だと感じました。
大勢の登山者がいらっしゃる場合には落石の危険が高まると思います。中岳のコルから阿弥陀岳までの急勾配にかなり大きな石が落石寸前の状態でありました。おそらく今シーズンに落ちるであろうと思われますので行かれる方は注意して欲しいです。
横岳からは曇り空となりましたが、灼熱の赤岳までで火照った体にはちょうどよいクールダウンとなり最後の林道で心地のよい八ヶ岳の森を堪能しました。八ヶ岳の森たちは今年の入梅を今か今かと待ちわびているようでした。
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八ヶ岳・蓼科 [2日]
美濃戸(南沢)〜行者小屋〜赤岳(文三郎尾根)〜横岳〜硫黄岳〜赤岩の頭〜行者小屋〜阿弥陀岳(ピストン)
利用交通機関:
車・バイク
技術レベル
2/5
体力レベル
4/5
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