矢岳北尾根〜タワ尾根〜四間小屋尾根〜材木小屋尾根〜タワ尾根
- GPS
- --:--
- 距離
- 21.0km
- 登り
- 2,079m
- 下り
- 1,746m
コースタイム
- 山行
- 10:20
- 休憩
- 1:20
- 合計
- 11:40
- 山行
- 4:15
- 休憩
- 1:00
- 合計
- 5:15
天候 | 5/28 終日曇り 14〜20℃ 5/29 晴れ 15〜24℃ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
・矢岳北尾根、四軒小屋尾根、材木小屋尾根 : 地形図、山と高原図にルート記載なし。目印有り。踏み跡不明瞭あるいは無しの場所多い。 ・長沢背稜(矢岳分岐〜滝谷峰下): 一般登山道 ・タワ尾根 : 破線ルート ・ウトウの頭までヤセ尾根・露岩・木の根の急登降が頻発します。足場が悪いので注意しましょう。 ・水場 : 安谷川木橋入口の十二天水、酉谷避難小屋、鳥居谷 ・立橋山付近より標高の高い所ではムラサキヤシオはまだ十分見応えがありました。 ・登山届 : 御花畑駅、武州日野駅、奥多摩駅、東日原駐在所 |
写真
感想
【5/28】
・武州日野駅から線路沿いの小路を東(右)へ行くと浅間神社があります。安全登山の祈願をして、道標にしたがって車道を進みます。そば処「和味」の向かいの小路を下ります。雰囲気の良い安谷川木橋は近年架け替えられたようです。橋を渡って、ちょっと上がると民家の脇に出ます。左側に未舗装路が通じていますが、小道を直進すると、先の車道と合流します。
・廃キャンプ場を過ぎ、「たまご水1分」とあるので行ってみます。たまご水は硫黄臭の湧水で、湯治場の謂れが記されいています。飲泉できるようですが...
・戻って、ひっそりした別荘地を進み、突き当りはヤブっぽいので、左の沢方向へ行くと、車道があり、そこから植林帯を右上に取りつきます。急登で微かな道形があったり、なかったりしますが、適当に進みます。地形がはっきりしてくると、傾斜が緩み、作業道が現れます。途中の小祠で安全祈願し、一休みします。
・770m圏から広い尾根で、踏み跡が消えます。矢岳が近づくにつれて、傾斜が増し、露岩も多くなります。矢岳すぐ北でデンゴー平からのルートと合流します(目印あり)。矢岳は樹林中の狭い小ピークです。そのうち晴れてくるだろうと思っていましたが、相変わらず高曇りのままです。休んでいるとうすら寒いので先へ進ます。
・矢岳を過ぎると露岩・木の根・ヤセ尾根が目立ってきます。登りに使っている分には特に危険は感じませんでしたが、下降時には注意しましょう。
・立橋山の手前でからなだらかになり、川浦方面の踏み跡を分けます。有名な?「路なし、小屋まで5時間」の道標があります。次第に、ムラサキヤシオ(多分)が目立ってきます。新緑との組み合わせは目に沁みます(当方、シロヤシオ以外自信がありません)。晴れていたら最高だったでしょう。
・立橋山へ露岩・木の根にすがって急登した後、牛首へ向かって急降下します。右前方に酉谷山と小黒(遭難多発地帯)が見えます。
・牛首から再び急登しすると、おおっ!ムラサキヤシオのトンネルと絨毯!これだけでも来た甲斐があったというものです。
・長沢背稜に近づくと傾斜が緩み、草付きを突っ切って西側へ回り込むと縦走路と合流します。ここには「この先登山道消滅です!」の表示があります。
・酉谷避難小屋へ着いた時には、すでに13時。小屋泊まりの誘惑を跳ね除け、2L給水してタワ尾根へ向かいます。酉谷山は面倒くさくなったので割愛。
・縦走路に出てからタワ尾根分岐まで3人とすれ違いました。本日はこの3人だけ。
・ちょっと下ると、モノレール軌道があります。割合きれいなので、使われているようですが、誰が何のために使っているのでしょう?周囲には仕事場らしきものは見当たりません。やがて軌道は孫惣谷へジェットコースター並みに急降下していきます。
本日、この付近に献花があったようですが、気づきませんでした。
・軌道を過ぎると大岩が現れます。2つは基部を巻き、3つ目は南西端付近から岩の間を急登します。大岩の上に出てヤブっぽいアセビをかき分けるとウトウの頭です。
15時を過ぎています。予定ではすでに新緑を肴にして、寛いでいる時刻なのですが。
・早々に山頂を辞し、四軒小屋尾根を下ります。おなじみのブナやミズナラに挨拶して、ザックを降ろしました(今日は歩き過ぎだー)。
【5/29】
・3時半起床、14℃。月が出ています。寝袋に入ったままコーヒーを淹れます。
空が白み始めるころ、朝食にして、のそのそ支度を始めます。
・朝日が差すとブナ林が輝きます。また来るねー、と木々に挨拶して出発します。
・四軒小屋尾根から上段歩道を通り、ツルハシと底抜け鍋にタッチして、材木小屋尾根を登ります。材木小屋尾根も四軒小屋尾根に匹敵する美林が広がっています。
・1時間ほどで篶坂ノ丸に到着。ここからはタワ尾根を正直に下ります。爽やかな風も吹いてきて、うーん、気持ちのいい新緑歩きですねー。金袋山の大ミズナラに立ち寄り、その元気な姿に安心します。
・旧「展望台」からはジグザグの急降下ですが、バスの時刻に意外に余裕がないことに気づき、つま先が痛くなるのを我慢して駆け下ります。大ミズナラから下山口まで3人とすれ違います。一石山神社では4-5人組みが支度中。時間が押していたので鍾乳洞売店のビールは割愛して、東日原へ急ぎます。なんとか11時過ぎに到着できたのでバス停近くのお店でビールを買うことができました。
・いつも通り奥多摩駅近くの温泉で汗を流し、2軒ハシゴして帰路に着きました。
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