また山に行きたくなる。山の記録を楽しく共有できる。

Yamareco

記録ID: 886067
全員に公開
沢登り
奥武蔵

奥武蔵 白岩入 ハネバミ入 沢登りで蕨山へ

2016年05月29日(日) [日帰り]
 - 拍手
yamamossan その他2人
体力度
3
日帰りが可能
GPS
07:59
距離
12.4km
登り
980m
下り
979m
歩くペース
標準
1.11.2
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
7:13
休憩
0:45
合計
7:58
9:01
357
14:58
14:58
6
15:04
15:49
70
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2016年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
名郷バス停そばの有料駐車スペース(700円)に駐車しました。トイレ有り。
コース状況/
危険箇所等
白山書房の「東京付近の沢 '94」で遡行図を入手しました。マイナーな沢で1級。ネットでもあまり情報がありません。

直登するのに手強い滝もありますが、巻く場合は割合安全に巻けると思います。白岩入から遡行する場合はキャンプ場2つを突っ切る形となり、場違いなアウェイ感を堪能できます。
名郷バス停そばの有料駐車スペース(700円)に駐車しました。トイレ有り。
2016年05月29日 09:04撮影 by  DMC-FT25, Panasonic
5/29 9:04
名郷バス停そばの有料駐車スペース(700円)に駐車しました。トイレ有り。
白岩林道を進み、大鳩園キャンプ場から白岩入に入渓します。
2016年05月29日 09:12撮影 by  DMC-FT25, Panasonic
5/29 9:12
白岩林道を進み、大鳩園キャンプ場から白岩入に入渓します。
キャンプ場内を遡行、アウェイ感ハンパ無い。
1
キャンプ場内を遡行、アウェイ感ハンパ無い。
最初の堰、高さも手頃なので直登してみました。
2016年05月29日 09:40撮影 by  DMC-FT25, Panasonic
5/29 9:40
最初の堰、高さも手頃なので直登してみました。
堰を登って目に飛び込んでくる景色がバーベキュー客という、完全な場違い感。
2016年05月29日 09:47撮影 by  DMC-FT25, Panasonic
1
5/29 9:47
堰を登って目に飛び込んでくる景色がバーベキュー客という、完全な場違い感。
大鳩園キャンプ場を過ぎ、なかなか良い感じになります。
2016年05月29日 09:54撮影 by  DMC-FT25, Panasonic
1
5/29 9:54
大鳩園キャンプ場を過ぎ、なかなか良い感じになります。
まだ下流の方なので、それなりに水量があります。
まだ下流の方なので、それなりに水量があります。
積極的に濡れる人(笑)
2016年05月29日 10:00撮影 by  DMC-FT25, Panasonic
1
5/29 10:00
積極的に濡れる人(笑)
2つ目の堰、巻きます。
2016年05月29日 10:01撮影 by  DMC-FT25, Panasonic
5/29 10:01
2つ目の堰、巻きます。
3つ目の堰、巻きます。
2016年05月29日 10:10撮影 by  DMC-FT25, Panasonic
5/29 10:10
3つ目の堰、巻きます。
4つ目の堰、巻きます。すぐに沢に戻ったら先にもうひとつ堰が有り、また巻く羽目に。
2016年05月29日 10:22撮影 by  DMC-FT25, Panasonic
5/29 10:22
4つ目の堰、巻きます。すぐに沢に戻ったら先にもうひとつ堰が有り、また巻く羽目に。
白岩渓流園キャンプ場。
2016年05月29日 10:41撮影 by  DMC-FT25, Panasonic
5/29 10:41
白岩渓流園キャンプ場。
白岩渓流園で二俣に分かれます。右俣は白岩入、左俣がハネバミ入です。
2016年05月29日 10:46撮影 by  DMC-FT25, Panasonic
5/29 10:46
白岩渓流園で二俣に分かれます。右俣は白岩入、左俣がハネバミ入です。
キャンプ場内を進んで行くと6m滝が現れます。
2016年05月29日 10:52撮影 by  DMC-FT25, Panasonic
5/29 10:52
キャンプ場内を進んで行くと6m滝が現れます。
6m滝は水流右の凹状から越えます。
2016年05月29日 10:57撮影 by  DMC-FT25, Panasonic
5/29 10:57
6m滝は水流右の凹状から越えます。
6m滝上に這い上がったらバーベキュー客(笑)
2016年05月29日 11:07撮影 by  DMC-FT25, Panasonic
1
5/29 11:07
6m滝上に這い上がったらバーベキュー客(笑)
白岩渓流園を過ぎると静かな沢となります。
2016年05月29日 11:13撮影 by  DMC-FT25, Panasonic
5/29 11:13
白岩渓流園を過ぎると静かな沢となります。
幾つもある小滝を越えて行きます。
2016年05月29日 11:29撮影 by  DMC-FT25, Panasonic
5/29 11:29
幾つもある小滝を越えて行きます。
なかなかステキな渓相。
2016年05月29日 11:53撮影 by  DMC-FT25, Panasonic
5/29 11:53
なかなかステキな渓相。
2〜3m程度の滝でも、取り付いてみると意外と登り応えが有ったりします。
2016年05月29日 11:56撮影 by  DMC-FT25, Panasonic
5/29 11:56
2〜3m程度の滝でも、取り付いてみると意外と登り応えが有ったりします。
光の感じが良いです。
2016年05月29日 11:58撮影 by  DMC-FT25, Panasonic
5/29 11:58
光の感じが良いです。
結構濡れているので日陰だと寒く、日光が恋しい。
結構濡れているので日陰だと寒く、日光が恋しい。
標高502mで左から支流が流入し、その先で現れる6m滝は左岸から巻きました。
2016年05月29日 12:08撮影 by  DMC-FT25, Panasonic
5/29 12:08
標高502mで左から支流が流入し、その先で現れる6m滝は左岸から巻きました。
トイ状の滝。
2016年05月29日 12:17撮影 by  DMC-FT25, Panasonic
5/29 12:17
トイ状の滝。
濡れすぎて寒いので、濡れないようステミングで越えます。
2016年05月29日 12:19撮影 by  DMC-FT25, Panasonic
1
5/29 12:19
濡れすぎて寒いので、濡れないようステミングで越えます。
小滝の絡む快適な遡行が続きます。
2016年05月29日 12:29撮影 by  DMC-FT25, Panasonic
1
5/29 12:29
小滝の絡む快適な遡行が続きます。
徐々に伏流になり、涸沢を歩くようになります。
2016年05月29日 12:57撮影 by  DMC-FT25, Panasonic
5/29 12:57
徐々に伏流になり、涸沢を歩くようになります。
水流は復活し、7m斜瀑となります。
2016年05月29日 13:08撮影 by  DMC-FT25, Panasonic
5/29 13:08
水流は復活し、7m斜瀑となります。
標高750mで右俣へ。
2016年05月29日 13:15撮影 by  DMC-FT25, Panasonic
5/29 13:15
標高750mで右俣へ。
徐々にガレっぽくなりつつも緑を楽しみながら進んで行きます。
2016年05月29日 13:37撮影 by  DMC-FT25, Panasonic
5/29 13:37
徐々にガレっぽくなりつつも緑を楽しみながら進んで行きます。
標高855mでラスボスの4段20m滝が現れます。写っているのは2、3段目。
2016年05月29日 13:49撮影 by  DMC-FT25, Panasonic
5/29 13:49
標高855mでラスボスの4段20m滝が現れます。写っているのは2、3段目。
2段目の上部はホールドが怪しく無理でした。
1
2段目の上部はホールドが怪しく無理でした。
脆いホールドを取り除きつつ3段目まで来て確保中。
2016年05月29日 14:14撮影 by  DMC-FT25, Panasonic
5/29 14:14
脆いホールドを取り除きつつ3段目まで来て確保中。
4段目も脆いです。
4段目も脆いです。
急斜面を詰めました。滑りやすいものの藪が無いのは好印象。
2016年05月29日 14:27撮影 by  DMC-FT25, Panasonic
5/29 14:27
急斜面を詰めました。滑りやすいものの藪が無いのは好印象。
登山道。合流うれしいなの舞だそうです。
2016年05月29日 14:54撮影 by  DMC-FT25, Panasonic
5/29 14:54
登山道。合流うれしいなの舞だそうです。
蕨山の山頂。
2016年05月29日 15:00撮影 by  DMC-FT25, Panasonic
5/29 15:00
蕨山の山頂。
メジャーな方の山頂、沢装備を解き休憩です。
2016年05月29日 15:06撮影 by  DMC-FT25, Panasonic
5/29 15:06
メジャーな方の山頂、沢装備を解き休憩です。
名郷バス停に下山したらヤマノススメバスに遭遇!
2016年05月29日 17:29撮影 by  DMC-FT25, Panasonic
5/29 17:29
名郷バス停に下山したらヤマノススメバスに遭遇!

感想

暑い時期に備えて、近場で単独でも入れるレベルの手軽な沢ルートをいくつか押えておきたいと思い調べた所、蕨山に突き上げる沢が有ったので嫁さんと山友(恩ディ)と3人で遡行してみました。

名郷バス停そばの有料駐車場から白岩林道を進み、大鳩園キャンプ場から白岩入に入渓し、キャンプ場内を遡行します。最初の堰をフリーで越えた先もキャンプ場で、登って目に飛び込んでくる景色がバーベキュー客というシュールさです。

大鳩園を過ぎて、暫くはウォーターウォーキング的な渓相で楽しめますが、その先も堰が4つ有り、いちいち巻いて越えたのでリズム感が今ひとつな印象でした。

白岩入を遡行してゆくと、やがて白岩渓流園キャンプ場内で右岸からハネバミ入が合流します。ハネバミ入を辿り、キャンプ場内を進んで行くと6m滝です。水流右の凹状から越えて滝上に這い上がったらバーベキュー客(笑)こんな沢登りは初めてです。

白岩渓流園を過ぎると静かな沢となります。小滝が幾つかあり楽しめます。標高502mで左から支流が流入し、その先で現れる6m滝は左岸から巻きました。

標高539mで左俣へ、南向きに小滝の絡む快適な遡行が続きます。2〜3m程度の滝でも、取り付いてみると意外と登り応えが有ったりします。標高599mで左俣へ、603mでも左俣へ、610mで右俣へ入ります。この辺りは地形図では4本の沢が合わさる場所ですが、実際の地形は二俣が3回合わさるようになっています。

ここから少し先で伏流になり涸沢を歩くようになりますが、7m斜瀑で水流は復活します。7m斜瀑は二段になっていて、下段は水流部を登りましたが、上段水流部は難しかったので、バンドを右へ3m程逃げてから左上して突破しました。

7m斜瀑の直ぐ上、標高750mで右俣へ。徐々にガレっぽくなりつつも緑を楽しみながら進んで行くと、標高855mでラスボスの20m滝が現れます。参考にした22年前の文献によれば4段20mと有りましたが、最下段はガレに埋まったのか滝というよりも段差っぽい感じです。

2段、3段が核心で2段目は最初に自分が取り付きましたが、上部はホールドが怪しくクライムダウン。嫁さんと左から巻いて2段目に立ちました。

その間に恩ディが2段目に取り付きましたが、やはり上部が怪しい。先に上がった自分がピトンを打ってセルフを取り、上から肩がらみで確保して全員が2段目に立ちました。

続く3段目は恩ディがフリーで取り付きましたが、岩が脆く不安定な岩を落としながら3段目を抜けて行きました。持っていた補助ロープをハンマーに付けて恩ディに投げ、自分と嫁さんを確保してもらいました。

4段目は嫁さんが先導しましたが少し上がってギブ。自分と交代しましたが、ここも岩が抜けまくりで、ぐらつく岩を抜いていったらスタンスが出来上がり登り易くなりました。

詰めはウザイ藪等は無く概ね快適ですが、急斜面で滑りやすい土質なので注意が必要です。登山道に合流したら蕨山へ。既に遅い時間なので誰も居ない山頂で沢装備を解き休憩します。下山は北へ降る尾根道で名郷バス停の駐車場へ下りました。

規模の小さい割には侮れない滝が有ったりして楽しめる沢でした。20m4段は単独だったら巻きますが、今回登ってしまったので別の機会に巻いてみたいと思います。白岩入から遡行すると数度に渡り堰を巻く羽目になり、またキャンプ場内を沢装備で通過するのは結構な羞恥プレイ感なので、それを考えると白岩渓流園上部からハネバミ入に入渓するのが良いかもしれません。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:2626人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。

ルートを登録する

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら