二ペソツ山 99草に今年も会いに...

2016年06月03日(金) [日帰り]

• GPS: 08:10
• 距離: 14.1km
• 登り: 1,522m
• 下り: 1,510m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:27
• 休憩: 0:36
• 合計: 8:03

5:07 十六ノ沢登山口
6:53 6:53 天狗のコル
7:53 8:09 前天狗
9:35 9:38 ニペソツ山
10:55 11:11 前天狗
11:46 11:47 天狗のコル
13:10 十六ノ沢登山口

スタート直後、ホントに直後、信じられない事件が自分に降りかかった。
スタートしてすぐの丸太橋の写真でも...と思い近づいた瞬間ドボンと派手に入水。
流れの激しく深い部分にまともに倒れた。慌てて起き上がったが、左足の腰から下がドボドボ。
右足も膝から下がドボドボ。ザックも下半分が濡れた。
2週連続で下着まで濡らしてしまうおっさんは情けない。
川から這いあがってすぐに助けを求め、なぜか小走りで車のもとへ。車は何も答えてくれない。
冷静に考え、280kmをはるばるやって来て此処ですぐに撤退はあまりにも切ない。
とにかく行けるところまで行ってみようと考えた。
早朝5時、気温1℃の状況下では？？？の判断かもしれないが、ミレーのパンツと
モンベルの下着は1時間程度で乾いたので凄い！！。
当然、靴の中は最後までグチュグチュ。

当日の登山者は自分のみ。前日の木曜日は単独男性2人です。

天候

晴れ→曇り→ガス＋強風→吹雪（頂上付近）→曇り＋強風

アクセス

利用交通機関：

自家用車

コース状況／危険箇所等

天狗のコルまでの登りでは中間地点(標高1300m程度)以降、前天狗前のガレ場まで雪上歩き。
以降頂上までの間に僅かな区間有り。

その他周辺情報

三股山荘は彩未と同じ月曜定休　18：00閉店

写真

6/3 4:07

早朝、車中泊場所の三国峠から
風があるが天気はまずまず

6/3 4:32

4:30登山口着。気温1℃。

6/3 5:05

スタート

6/3 5:06

この写真を撮った数秒後に悲劇がおこる

6/3 6:04

ここら辺になると、下半身の不快感は靴中のみに

6/3 6:40

おっぱい山と軍艦山

6/3 6:43

岩を超える時はいつも上から

6/3 6:46

たっぷり雪が残っています。

6/3 6:53

どこが天狗のコルかよくわからない

6/3 7:03

天狗のコル方面を振り返る

6/3 7:06

登山道の手入れはまだなようです。
立って歩けない所が結構ある。

6/3 7:20

石狩連山

6/3 7:43

もうすぐ二ぺドン。

6/3 7:53

う〜ん。残念。

6/3 8:05

気温1℃。おやつを食べる。

6/3 8:07

寒くなってきたので冬用ハードシェルを着込んでリスタート

6/3 8:22

天狗平にて

6/3 8:26

稜線上も若干雪上歩行区間あり。

6/3 8:39

複雑な心境のまま足を進める

6/3 8:43

九十九草発見！

6/3 8:43

去年と同じ場所

6/3 8:43

登山道の両サイドに数株ずつ

6/3 8:44

去年より株が小さく、数が少ない

6/3 8:44

とにもかくにも、今年は訪問が早かった

6/3 8:45

ウペペはいつもピークが見えた

6/3 8:48

6/3 8:50

ここから正念場

6/3 8:52

西の空からどんどん切れ間なく雲が流れ込む

6/3 9:11

6/3 9:20

風が強くなってくる。顔面が痛いほど冷たい。

6/3 9:23

踏み跡が薄く、滑落しそう（強風でバランスを崩して）なので上の方を巻きました

6/3 9:25

6/3 9:35

3分程度しか滞在できなかった。
休憩すると体温が低下するので休む訳にはいかない。

6/3 9:38

レリゴ〜

6/3 9:40

レリグォ〜ゥォ〜

6/3 9:44

寒いんですけど...ー2度。

6/3 9:59

中に氷が発生中

6/3 10:03

一瞬天狗が見えた

6/3 10:10

6/3 10:14

稜線上には僅かにシャクナゲが咲こうとしている

6/3 10:14

6/3 10:40

もう少しで前天狗

6/3 10:55

予定より遅めの昼食。
カップ麺も強風でスープがすぐにぬるくなる。

6/3 11:55

天狗のコル付近にて

6/3 11:56

ズ〜ムでウペペ

6/3 12:00

朝、登山の行程の中で一番アイゼンが欲しかった場所。
帰りは緩んでツボでOKだったが、登りの時はカリカリでビビる。
キックステップも歯が立たない、シングルのストックに頼りっぱなし。

6/3 12:03

朝の時よりくっきり。東側の天気はまずまず。

6/3 12:16

挿入〜

6/3 12:25

調子に乗ってツボ足スケーティングしていると、突然ハマるので注意。

6/3 12:32

もう少し！

6/3 13:13

川の流れる音が聞こえてくると間もなくゴ〜ル。

6/3 13:13

1か所だけ咲いていた。

6/3 13:14

此処で落ちると洒落にならないので慎重に

6/3 13:15

ゴ〜ル

6/3 13:25

★現場検証★
ポールの先端の石に左足を乗せた瞬間ズルっと。
気温1℃から推察すると、薄氷があったかも。

6/3 13:26

★現場検証★
撮影方向を少し変えて

6/3 14:50

二十数年ぶりに三股山荘へ。
平日の14時に訪れたので、ここも自分だけの貸し切り。
最近の二ぺの情報が少ないらしく、喜んで聞いていただきました。
ピラフ、大変美味でした。

6/3 15:03

また、三国峠に立ち寄り二ぺを見る。
ピークに雲がかかっていてホッとする。

6/3 19:33

職場のある街へ帰還。
利尻山がご苦労様〜と言っているようだ。

装備

個人装備

鈴は２個 ハードシェルジャケット

備考

軽アイゼンを持って来ればよかった

感想

ksn2215

今週は6/5の日曜日が出勤の為、6/3の金曜日が振替休日。
山全体を貸し切りで登るのが好きな自分としては、強風の予報が出ていても、なんとか金曜日に登ってみたかった。
去年は6/6に登ったニペ。今年は去年に比べ3日ほど早いが、残雪の状況等が去年と比較してかなり多く、6本爪アイゼンを持って来なかった事を後悔。
気温が高ければ不要だが、早朝の低温状況下は心配な場所もある。

今回、運がいいのか悪いのか、冬用ハードシェルジャケットを持参していた。
もしなかったら途中撤退確定だったと思う。

平日の14時からの小一時間、三股山荘で懐かしい時間を過ごす。
BGMがとてもいい感じ。本音では暫くそのまま寛いでいたかった。

休憩を取りながら280kmの運転、利尻山がくっきり見える町へ戻る。