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Yamareco

記録ID: 889045
全員に公開
沢登り
六甲・摩耶・有馬

六甲 ハチノス谷〜天狗塚西尾根 かなりアドベンチャー

2016年06月04日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
05:16
距離
9.2km
登り
755m
下り
772m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
4:52
休憩
1:03
合計
5:55
8:43
11
8:54
8:54
22
9:16
9:28
36
10:04
10:08
50
10:58
11:09
31
11:40
11:40
7
11:47
12:15
46
13:01
13:06
24
13:30
13:33
65
14:38
ゴール地点
天候 曇り
過去天気図(気象庁) 2016年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車
登山、下山とも阪急六甲駅
コース状況/
危険箇所等
ハチノス谷は山慣れた人向け。転落・転倒に注意。
天狗塚西尾根は危険箇所なし。踏み跡も明確。
その他周辺情報 ゴールは灘温泉。
入浴料420円。よりみちセット(貸しタオル付き)500円。
1ヶ月ぶりに阪急六甲駅がスタート。
2016年06月04日 08:45撮影 by  DSC-WX50, SONY
1
6/4 8:45
1ヶ月ぶりに阪急六甲駅がスタート。
永峰堰堤。この先途中までは杣谷道を辿ります。
2016年06月04日 09:13撮影 by  DSC-WX50, SONY
1
6/4 9:13
永峰堰堤。この先途中までは杣谷道を辿ります。
ハチノス谷へは杣谷を徒渉して直ぐにある通行禁止の看板を越えます。
2016年06月04日 09:27撮影 by  DSC-WX50, SONY
2
6/4 9:27
ハチノス谷へは杣谷を徒渉して直ぐにある通行禁止の看板を越えます。
看板を越えて下っていくと道標があり、この道が杣谷メインルートであったことがわかります。
2016年06月04日 09:30撮影 by  DSC-WX50, SONY
1
6/4 9:30
看板を越えて下っていくと道標があり、この道が杣谷メインルートであったことがわかります。
寄り道して杣谷堰堤の河原に出ました。河床が大きく剔られています。先ほどの看板(通行禁止)はそのためです。
2016年06月04日 09:31撮影 by  DSC-WX50, SONY
1
6/4 9:31
寄り道して杣谷堰堤の河原に出ました。河床が大きく剔られています。先ほどの看板(通行禁止)はそのためです。
先ほどの道標から少し戻り左の踏み跡を行くと、小さな流れのハチノス谷に出合います。
2016年06月04日 09:37撮影 by  DSC-WX50, SONY
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6/4 9:37
先ほどの道標から少し戻り左の踏み跡を行くと、小さな流れのハチノス谷に出合います。
谷を遡行しますが、直ぐに古い堰堤が現れます。左側を越えます。
2016年06月04日 09:39撮影 by  DSC-WX50, SONY
2
6/4 9:39
谷を遡行しますが、直ぐに古い堰堤が現れます。左側を越えます。
堰堤を越えると小さな谷には不釣り合いなゴルジュが出現。尋常な沢でないことが判ります。
2016年06月04日 09:43撮影 by  DSC-WX50, SONY
1
6/4 9:43
堰堤を越えると小さな谷には不釣り合いなゴルジュが出現。尋常な沢でないことが判ります。
初めての滝が現れます。F1と思いましたが、カウント外のようです。奥には次の堰堤が控えています。
2016年06月04日 09:44撮影 by  DSC-WX50, SONY
1
6/4 9:44
初めての滝が現れます。F1と思いましたが、カウント外のようです。奥には次の堰堤が控えています。
ハロウィンのカボチャのような2つ目の堰堤。何となく不気味です。
2016年06月04日 09:45撮影 by  DSC-WX50, SONY
2
6/4 9:45
ハロウィンのカボチャのような2つ目の堰堤。何となく不気味です。
右側に石が沢山積んであり、ココ来いと言っています。仰せに従って堰堤を越えます。
2016年06月04日 09:46撮影 by  DSC-WX50, SONY
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6/4 9:46
右側に石が沢山積んであり、ココ来いと言っています。仰せに従って堰堤を越えます。
見た覚えのある対岸。ハチノス谷西尾根末端から間違って下りた際に見た堰堤のようです。(他の方の情報ではハチース谷堰堤)
2016年06月04日 09:59撮影 by  DSC-WX50, SONY
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6/4 9:59
見た覚えのある対岸。ハチノス谷西尾根末端から間違って下りた際に見た堰堤のようです。(他の方の情報ではハチース谷堰堤)
2つめの滝。登れなくもないようですが、濡れるのが嫌で左側を巻きました。
2016年06月04日 10:02撮影 by  DSC-WX50, SONY
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6/4 10:02
2つめの滝。登れなくもないようですが、濡れるのが嫌で左側を巻きました。
近代的な堰堤が現れました。3つ目ですがハチノス谷第2堰堤と呼ばれているそうです。
2016年06月04日 10:06撮影 by  DSC-WX50, SONY
2
6/4 10:06
近代的な堰堤が現れました。3つ目ですがハチノス谷第2堰堤と呼ばれているそうです。
2つあるスリットのうち水量の少ない右側を通過します。段毎にお助け石が置かれています。秘密兵器を用意していましたが、使わなくても靴を濡らさずに通過できました。
2016年06月04日 10:06撮影 by  DSC-WX50, SONY
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6/4 10:06
2つあるスリットのうち水量の少ない右側を通過します。段毎にお助け石が置かれています。秘密兵器を用意していましたが、使わなくても靴を濡らさずに通過できました。
堰堤直ぐのハチース谷気象観測所。右を通過します。
2016年06月04日 10:09撮影 by  DSC-WX50, SONY
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6/4 10:09
堰堤直ぐのハチース谷気象観測所。右を通過します。
滑滝が連続します(F1)。滑りやすいので注意して登ります。上部にはトラロープがありました。
2016年06月04日 10:10撮影 by  DSC-WX50, SONY
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6/4 10:10
滑滝が連続します(F1)。滑りやすいので注意して登ります。上部にはトラロープがありました。
2段の滝(F2)。右側にトラロープがあり安全を確認して使用させていただきました。
2016年06月04日 10:14撮影 by  DSC-WX50, SONY
6/4 10:14
2段の滝(F2)。右側にトラロープがあり安全を確認して使用させていただきました。
F3。右横の岩壁にロープが2本掛かっており、2本まとめて掴み登攀しました。右には高巻もあります。
2016年06月04日 10:18撮影 by  DSC-WX50, SONY
6/4 10:18
F3。右横の岩壁にロープが2本掛かっており、2本まとめて掴み登攀しました。右には高巻もあります。
F4。右に高巻きします。
2016年06月04日 10:23撮影 by  DSC-WX50, SONY
6/4 10:23
F4。右に高巻きします。
高巻き道です。この岩を越えます。
2016年06月04日 10:24撮影 by  DSC-WX50, SONY
6/4 10:24
高巻き道です。この岩を越えます。
滑滝(F5)。
2016年06月04日 10:27撮影 by  DSC-WX50, SONY
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6/4 10:27
滑滝(F5)。
ここも滝No.なし。このあたり小滝が続きます。この辺りからカメラの調子が悪くなってきたようです。
2016年06月04日 10:33撮影 by  DSC-WX50, SONY
6/4 10:33
ここも滝No.なし。このあたり小滝が続きます。この辺りからカメラの調子が悪くなってきたようです。
大きな滝に出ました(F6)。15mあるそうです。とても登れる感じではありません。巻道を探します。
2016年06月04日 10:34撮影 by  DSC-WX50, SONY
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6/4 10:34
大きな滝に出ました(F6)。15mあるそうです。とても登れる感じではありません。巻道を探します。
右側にロープが下がっていました。いったん直上し、次に右へトラバースします。
2016年06月04日 10:35撮影 by  DSC-WX50, SONY
6/4 10:35
右側にロープが下がっていました。いったん直上し、次に右へトラバースします。
稜線にしっかりした踏み跡が付いています。一瞬、東尾根?と思いましたが、こんな近くに通ってる筈はありません。
2016年06月04日 10:38撮影 by  DSC-WX50, SONY
6/4 10:38
稜線にしっかりした踏み跡が付いています。一瞬、東尾根?と思いましたが、こんな近くに通ってる筈はありません。
先ほどの立派な踏み跡には入らず、左下に下降する踏み跡を辿ります。(ロープあり)
2016年06月04日 10:39撮影 by  DSC-WX50, SONY
6/4 10:39
先ほどの立派な踏み跡には入らず、左下に下降する踏み跡を辿ります。(ロープあり)
F6の滝口に出ます。下を覗くとなかなかの迫力です。
2016年06月04日 10:41撮影 by  DSC-WX50, SONY
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6/4 10:41
F6の滝口に出ます。下を覗くとなかなかの迫力です。
FNo.なしの滝。直登します。
2016年06月04日 10:42撮影 by  DSC-WX50, SONY
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6/4 10:42
FNo.なしの滝。直登します。
FNo.なしの滝。直登します。この辺り、分刻みで小滝が出現します。
2016年06月04日 10:43撮影 by  DSC-WX50, SONY
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6/4 10:43
FNo.なしの滝。直登します。この辺り、分刻みで小滝が出現します。
F7。上部にチョックストーンがあります。直登は出来ないので右を巻きます。
2016年06月04日 10:44撮影 by  DSC-WX50, SONY
6/4 10:44
F7。上部にチョックストーンがあります。直登は出来ないので右を巻きます。
F8。これまたチョックストーンがあります。直登は無理なので左の岩場を登ります。
2016年06月04日 10:46撮影 by  DSC-WX50, SONY
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6/4 10:46
F8。これまたチョックストーンがあります。直登は無理なので左の岩場を登ります。
ここを登ります。大岩は途中でホールドがなくなるので左のコーナーに移る必要があります。小生はそのまま登り行き詰まってしまいました。要注意ポイントです。
2016年06月04日 10:47撮影 by  DSC-WX50, SONY
6/4 10:47
ここを登ります。大岩は途中でホールドがなくなるので左のコーナーに移る必要があります。小生はそのまま登り行き詰まってしまいました。要注意ポイントです。
FNo.はありません。左のトラロープを補助にして直登します。
2016年06月04日 10:54撮影 by  DSC-WX50, SONY
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6/4 10:54
FNo.はありません。左のトラロープを補助にして直登します。
F9。登って登れなくもなさそうですが、無理をせずに右を巻きます。
2016年06月04日 10:59撮影 by  DSC-WX50, SONY
6/4 10:59
F9。登って登れなくもなさそうですが、無理をせずに右を巻きます。
高さ20m超、三段のハチノス大滝(F10)に着きました。レンズに全部が入り切りません。滝というより岩壁に水滴が落ちてるという感じ。
2016年06月04日 11:02撮影 by  DSC-WX50, SONY
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6/4 11:02
高さ20m超、三段のハチノス大滝(F10)に着きました。レンズに全部が入り切りません。滝というより岩壁に水滴が落ちてるという感じ。
滝の右手前に高巻道があります。
2016年06月04日 11:05撮影 by  DSC-WX50, SONY
6/4 11:05
滝の右手前に高巻道があります。
巻道途中の岩。快適なプチ岩登りを体験できます。
2016年06月04日 11:09撮影 by  DSC-WX50, SONY
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6/4 11:09
巻道途中の岩。快適なプチ岩登りを体験できます。
滝口に出ました。のぞき込みましたが上手く写ってないですね。このあたりカメラの具合が悪くブレブレです。
2016年06月04日 11:12撮影 by  DSC-WX50, SONY
6/4 11:12
滝口に出ました。のぞき込みましたが上手く写ってないですね。このあたりカメラの具合が悪くブレブレです。
F11。直登します。
2016年06月04日 11:15撮影 by  DSC-WX50, SONY
6/4 11:15
F11。直登します。
F12。滝と呼べるだけの水量がありません。これも直登。
2016年06月04日 11:17撮影 by  DSC-WX50, SONY
6/4 11:17
F12。滝と呼べるだけの水量がありません。これも直登。
谷は完全に土砂に埋もれ、この先にもう滝はなさそうです。
2016年06月04日 11:19撮影 by  DSC-WX50, SONY
6/4 11:19
谷は完全に土砂に埋もれ、この先にもう滝はなさそうです。
谷が分かれています。左が本谷。右は東尾根に通じる道があると信じて疑わず右に進みます。
2016年06月04日 11:23撮影 by  DSC-WX50, SONY
6/4 11:23
谷が分かれています。左が本谷。右は東尾根に通じる道があると信じて疑わず右に進みます。
最後は踏み跡がない斜面をよじ登る。稜線が見えてきました。
2016年06月04日 11:28撮影 by  DSC-WX50, SONY
6/4 11:28
最後は踏み跡がない斜面をよじ登る。稜線が見えてきました。
上がって来た斜面を稜線から見る。(よく見えませんが) もっとスマートに出たかった。
2016年06月04日 11:30撮影 by  DSC-WX50, SONY
6/4 11:30
上がって来た斜面を稜線から見る。(よく見えませんが) もっとスマートに出たかった。
名勝、牛乳タンク
2016年06月04日 11:43撮影 by  DSC-WX50, SONY
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6/4 11:43
名勝、牛乳タンク
天狗塚(長峰山)三角点。
2016年06月04日 11:54撮影 by  DSC-WX50, SONY
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6/4 11:54
天狗塚(長峰山)三角点。
最近定番の昼ご飯。コロッケが潰れています。ドライはドライでもスーパードライが飲みたいのですが・・
2016年06月04日 12:00撮影 by  DSC-WX50, SONY
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6/4 12:00
最近定番の昼ご飯。コロッケが潰れています。ドライはドライでもスーパードライが飲みたいのですが・・
天狗塚から杣谷峠に至る途中の小ピークに分岐があり左に曲がります。
2016年06月04日 12:27撮影 by  DSC-WX50, SONY
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6/4 12:27
天狗塚から杣谷峠に至る途中の小ピークに分岐があり左に曲がります。
杣谷峠側の道から振り返ります。(左が天狗塚方面の階段道)
2016年06月04日 12:27撮影 by  DSC-WX50, SONY
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6/4 12:27
杣谷峠側の道から振り返ります。(左が天狗塚方面の階段道)
判り難いですが転げ落ちるように急坂を下ります。
2016年06月04日 12:28撮影 by  DSC-WX50, SONY
6/4 12:28
判り難いですが転げ落ちるように急坂を下ります。
送電線鉄塔に出ました。いい道はここでおしまい。鉄塔の下を見ましたが先の道が見つかりません。
2016年06月04日 12:37撮影 by  DSC-WX50, SONY
6/4 12:37
送電線鉄塔に出ました。いい道はここでおしまい。鉄塔の下を見ましたが先の道が見つかりません。
道を探すこと数分。少し戻って上側の脚の奥に道が延びていることを発見。樹林に入ります。
2016年06月04日 12:41撮影 by  DSC-WX50, SONY
6/4 12:41
道を探すこと数分。少し戻って上側の脚の奥に道が延びていることを発見。樹林に入ります。
尾根には踏み跡がありました。
2016年06月04日 12:42撮影 by  DSC-WX50, SONY
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6/4 12:42
尾根には踏み跡がありました。
小広場に出ました。
2016年06月04日 12:45撮影 by  DSC-WX50, SONY
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6/4 12:45
小広場に出ました。
小広場から見るポートアイランド方面。
2016年06月04日 12:46撮影 by  DSC-WX50, SONY
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6/4 12:46
小広場から見るポートアイランド方面。
広場の先端に狭い道がありました。ここに入ります。
2016年06月04日 12:46撮影 by  DSC-WX50, SONY
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6/4 12:46
広場の先端に狭い道がありました。ここに入ります。
特徴ある岩と木。
2016年06月04日 12:49撮影 by  DSC-WX50, SONY
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6/4 12:49
特徴ある岩と木。
3本連立してる木の隙間を通ります。肥満では通れないかも
2016年06月04日 12:50撮影 by  DSC-WX50, SONY
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6/4 12:50
3本連立してる木の隙間を通ります。肥満では通れないかも
やがて水の流れる音が聞こえてきて、杣谷まであと少し。
2016年06月04日 12:55撮影 by  DSC-WX50, SONY
1
6/4 12:55
やがて水の流れる音が聞こえてきて、杣谷まであと少し。
この岩も越えました。
2016年06月04日 12:57撮影 by  DSC-WX50, SONY
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6/4 12:57
この岩も越えました。
なぜか滑車が道の真ん中に
2016年06月04日 12:58撮影 by  DSC-WX50, SONY
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6/4 12:58
なぜか滑車が道の真ん中に
眼下に広い道が見えてきて、
2016年06月04日 13:02撮影 by  DSC-WX50, SONY
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6/4 13:02
眼下に広い道が見えてきて、
杣谷道に出ました。この石が目印。
2016年06月04日 13:03撮影 by  DSC-WX50, SONY
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6/4 13:03
杣谷道に出ました。この石が目印。
50m歩くとコンクリートブロックで作った跳び石があります。
2016年06月04日 13:06撮影 by  DSC-WX50, SONY
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6/4 13:06
50m歩くとコンクリートブロックで作った跳び石があります。
灘温泉。淡黄色のいいお湯でした。未だ昼過ぎだというのにお客さんがいっぱいでした。
2016年06月04日 14:02撮影 by  DSC-WX50, SONY
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6/4 14:02
灘温泉。淡黄色のいいお湯でした。未だ昼過ぎだというのにお客さんがいっぱいでした。
湯上がりタオルも持っていましたがワンコイン出しました。
2016年06月04日 14:55撮影 by  DSC-WX50, SONY
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6/4 14:55
湯上がりタオルも持っていましたがワンコイン出しました。
風呂上がり。都賀川より長峰山を臨む。やっぱり長峰山はカッコいい。
2016年06月04日 14:57撮影 by  DSC-WX50, SONY
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6/4 14:57
風呂上がり。都賀川より長峰山を臨む。やっぱり長峰山はカッコいい。

感想

長峰山大好きの私にとって空白地帯だった2つのルートをつないでみました。どちらも味のある良いコースで、長峰山塊のレパートリーが2つも増えて喜んでいます。

なお、途中からカメラの具合が悪くなり、縦画面で撮影するとぶれるようになりました。手ぶれ防止機構の動作不良のようです。そのことに気付いたのが下り途中と遅くなり、多くの縦画面が見づらくなってしまいましたがご容赦願います。

◆ハチノス谷
他の方の情報を読み、かなりやばそうな谷ということでこれまで躊躇していました。(他に行きたい所があったということもありますが)
行ってみないことにはわからんやろということで、水量の少ない梅雨入り前に訪れることとしました。
行ってみての感想ですが、ひとことで言うととても素晴らしい谷でした。
10を越える小滝と10mを大きな滝2つが続いて出現し、飽きることがありませんでした。特にハチノス大滝はかなりの迫力です。
さらに六甲の谷にはありがちな倒木がなく河床がスッキリしています。
こんな素敵な谷を発見したことで、尾根だけと思っていた長峰山に新たな魅力が加わり盤石となりました。
なお、ハチノスの名称についてはハーチス谷→ハチース谷→ハチノス谷と変化していったという節が有力です。(ネット情報)

技術的には近くの摩耶東谷より一段階レベルが上です。
摩耶東谷が「ちょっとアドベンチャー」なら、ハチノス谷は「かなりアドベンチャー」といった感じです。
少なくとも岩登りの基本(三点支持、岩の安定性(浮き・剥がれ・滑り)確認の必要性、撤退する勇気)を知っておく必要があると思います。
また、滑りやすい岩が多く、巻道での落石も考えられるので、ヘルメット着用をお奨めします。
小生は剱岳以来のヘルメット着用でしたが、安心して滝に取り掛かることが出来ました。

核心部を越えた後に東尾根に出ましたが、最後は道無き斜面を登って道に出てしまった感じになり悔いが残りました。
次回訪れる時には最後まで谷を詰め、主稜線に出ようと思います。

なお計画・報告にあたっては、ヤマレコをはじめ大勢の方のレポートを参考にさせて頂きました。特にヤマレコ m128959 さん、サイト Mt. Rokko. a la carte の記事は大変参考になりました。
また滝FNo.はMt. Rokko. a la carte記載のものを使用させて頂いています。お二方にはこの場を借りてお礼申し上げます。

 道の状況 ☆☆ (各所にロープあり。高巻きにも踏み跡あり)
 個性   ☆☆☆(大小織り交ぜた滝が連続し飽きさせません)
 安全度  ☆  (岩登りあり。滑りやすい箇所あり。転落・転倒に注意)

◆天狗塚西尾根
長峰山からの下りはこれまた初めて訪れる天狗岩西尾根を歩きました。
鉄塔までは急坂が続きますが道の状態は良です。
鉄塔付近で道が不明瞭になりますが、下らずに左の尾根道に移ります。
そこを除けば踏み跡もしっかりしており、また黄色のテープが適所にあり、迷う心配もなく下りることが出来ました。
テープはいつまであるかは判らないですが、なくなっても尾根沿いの踏み跡をたどれば間違うことはないと思います。(その際は多少のルートファインディングが必要になるかも)
なお下り一辺倒の道ではなく痩せ尾根歩きや展望もあり、この道の魅力となっています。
マイナー好きハイカーだけでなく、長峰山から杣谷へ下る・登るバリエーションルートとしての存在価値があると思います。

なお山行にあたっては、ヤマレコ kurokuwa65さんの記事を参考にさせて頂きました。この場を借りてお礼申し上げます。

 道の状況 ☆☆☆(急坂ではあるがしっかりした踏み跡あり)
 個性   ☆☆ (下り一方ではなく稜線歩きもあるなど変化あり)
 安全度  ☆☆☆(危険箇所なし。鉄塔からの尾根に移る時は注意)

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