太平山（旭又コース奥岳）

2016年06月04日(土) [日帰り]

• GPS: 05:26
• 距離: 10.4km
• 登り: 938m
• 下り: 931m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:33
• 休憩: 1:56
• 合計: 6:29

8:02 旭又登山口（標高約300m）
8:07 8:07 赤倉岳登山道入口
8:15 8:15 森林鉄道インクライン跡下
8:28 8:36 御滝神社
9:01 9:06 標高580m付近
9:10 9:10 標高600m付近（馬返し）
9:47 9:59 御手洗
10:50 10:50 萩形コース分岐
11:01 12:19 太平山奥岳（標高1170m）
12:26 12:26 萩形コース分岐
13:00 13:07 御手洗
13:36 13:40 標高600m付近（馬返し）
14:05 14:07 御滝神社
14:19 14:19 森林鉄道インクライン跡下
14:27 14:27 赤倉岳登山道入口
14:31 旭又登山口（標高約300m）

　朝秋田市を出るときは青い空が広がり，快晴。太平山奥岳直前で稜線に出たときも遠くがかすんでいるとは言え，見晴らしもよい状態であった。下り途中で御滝神社に近いあたりで雨が少しぱらついたが，旭又登山口の駐車場に着くころには雨も止んでいた。
　今年は雪解けが例年より早く，花の時期も早かったようだ。ヒメシャガやショウジョウバカマ，シラネアオイなどは通常はこの時期が見頃だと思うが，残念ながら盛りは過ぎていたようだ。
　登り途中の休憩は御滝神社，標高580m付近，御手洗の3回，下り途中の休憩は御手洗，標高600m付近，御滝神社の3回。
　太平山三吉神社が管理する頂上小屋には前週より管理人の方が常駐し，1週間くらいで交替しているという。

天候

晴れー曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

写真

6/4 7:46

旭又登山口駐車場の「太平山県立自然公園鳥瞰図」など

6/4 7:50

旭又登山口駐車場脇のトチノキ（栃の木）

6/4 8:12

フタリシズカ（二人静）。センリョウ科チャラン属の多年草。旭又沢を渡る手前の道端。

6/4 8:13

旭又沢にかかる橋の上から旭又沢の上流方向

6/4 8:19

森林鉄道インクライン跡脇のシダ

6/4 8:19

森林鉄道インクライン跡脇のシダ

6/4 8:20

森林鉄道インクライン跡脇のシダ

6/4 8:20

森林鉄道インクライン跡脇のシダ。ヤブソテツ？

6/4 8:20

森林鉄道インクライン跡脇のシダ

6/4 8:30

御滝神社。森林軌道はここが終点であったらしい。

6/4 8:33

ヒメシャガ（姫射干，姫著莪）。アヤメ科アヤメ属の多年草。御滝神社付近。

6/4 8:33

ヒメシャガ。例年ならこの時期が見頃だと思うが，すでに盛りは過ぎてしまったようだ。

6/4 8:34

ウゴツクバネウツギ（羽後衝羽根空木）。スイカズラ科ツクバネウツギ属の落葉低木。

6/4 8:35

ミズナラ（水楢）の葉

6/4 8:42

あやめ坂。写真を改めてみると設置されたのは一昨年の11月のようだ。この坂にアヤメ科のヒメシャガがたくさん咲くが今年はすでに満開の時期が過ぎてしまったようだ。

6/4 8:48

オオバクロモジ（大葉黒文字）の葉。クロモジはクスノキ科クロモジ属の落葉低木。枝を削って楊枝にする。

6/4 8:50

シシガシラ（獅子頭）。シシガシラ科ヒリュウシダ属のシダ植物。

6/4 8:52

あやめ坂で頭上の木々を見上げる。

6/4 9:00

ツクバネソウ（衝羽根草）

6/4 9:10

四角い穴の開いた石。標高600m付近。ここは「馬返し」とも呼ばれているところ。

6/4 9:11

ヤマツツジのつぼみ

6/4 9:11

ヤマツツジ（山躑躅）の花

6/4 9:14

ガクウラジロヨウラク（萼裏白瓔珞）

6/4 9:15

ヤマツツジ

6/4 9:32

マイヅルソウ（舞鶴草）

6/4 9:32

ユズリハ（楪，交譲木，譲葉）の葉。

6/4 9:33

オオカメノキ（大亀の木）。この写真では花は終わっているが，登山道沿いでオオカメノキの白い花をこの日も時おり見かけた。

6/4 9:34

標高760m付近のブナ林

6/4 9:40

登山道脇のチシマザサ（ネマガリタケ）

6/4 9:40

登山道脇のチシマザサ（ネマガリタケ）

6/4 9:41

ヒメアオキ（姫青木）

6/4 9:47

御手洗着。少々休憩。

6/4 9:48

御手洗のお地蔵さん

6/4 9:48

御手洗の池後方のブナ林

6/4 9:48

御手洗のチシマザサ。登山道近くでは生えたら採られるせいか，タケノコはなかなか見つからない。

6/4 9:54

菅江真澄の道の標柱と御手洗の池

6/4 9:55

御手洗の池

6/4 9:55

御手洗の池のクロサンショウウオの卵

6/4 9:56

御手洗の池の石仏

6/4 9:56

御手洗から先の登山道

6/4 9:58

マイヅルソウ

6/4 10:00

ホウチャクソウ（宝鐸草）

6/4 10:01

ナラタケ（楢茸）。秋田ではモダシ，またはサワボダシと呼ばれる食用キノコ。

6/4 10:08

ユキザサ（雪笹）

6/4 10:11

ハリブキ（針蕗）の花。ハリブキはウコギ科ハリブキ属の落葉低木。雌雄異株。

6/4 10:11

ユキザサ

6/4 10:13

登山道脇のエゾアジサイの葉の上にハルゼミ

6/4 10:18

チゴユリ（稚児百合）

6/4 10:18

チゴユリ

6/4 10:27

種から芽を出したばかりのブナ

6/4 10:34

遠望できるところまで登ってきた。稜線上に出るのも近い。

6/4 10:37

ニワトコ（接骨木，庭常）。スイカズラ科ニワトコ属の落葉低-小高木。新しいAPG植物分類体系ではニワトコ属はレンプクソウ科。

6/4 10:38

オオバキスミレ（大葉黄菫）

6/4 10:39

ツボスミレ（坪菫）

6/4 10:47

アカネ科ヤエムグラ属の一種だと思う。ヨツバムグラ（四葉葎）かキクムグラ（菊葎）か。

6/4 10:48

稜線上に出る直前，秋田市北部から潟上市の方面を遠望。

6/4 10:50

シラネアオイ（白根葵）

6/4 10:51

稜線上に出た。西側を遠望。

6/4 10:51

稜線上から見た太平山奥岳の山頂

6/4 10:51

ゴゼンタチバナ（御前橘）

6/4 10:51

ゴゼンタチバナ

6/4 10:51

イワカガミ（岩鏡）

6/4 10:52

イワカガミ

6/4 10:52

イワカガミ

6/4 10:53

イワカガミ

6/4 10:53

太平山奥岳の山頂

6/4 10:54

稜線上から西側遠望。写真右奥には男鹿半島が見える。

6/4 10:54

稜線上より振り返る。すぐそこには旭岳の頂上。

6/4 10:54

稜線上より馬場目岳

6/4 10:54

稜線上より赤倉岳

6/4 10:54

六根清浄の鳥居

6/4 10:55

キジムシロ（雉莚，雉蓆）。バラ科キジムシロ属の多年草。

6/4 10:58

奥岳への最後の登り

6/4 10:59

キジムシロ

6/4 11:02

太平山奥岳の山頂に到着。東北東の方向にも太平山系の山並が続く。

6/4 11:02

東側遠くに秋田駒ヶ岳。写真左側奥にかすんではいるが，岩手山も見える。

6/4 11:03

太平山山頂より南東側下方。中央やや左の山頂のややとがった山が筑紫森。写真の右の方には岩谷山。

6/4 11:03

太平山山頂より南東側下方。眼下に見える建物は入浴施設のユフォーレ。その左側のやや目立つ山が岩谷山。

6/4 11:11

太平山山頂より東側遠望。遠くに八幡平や岩手山。

6/4 11:12

太平山頂上。標高1170m。

6/4 11:12

太平山頂上。太平山三吉神社奥宮の鳥居。

6/4 11:12

太平山三吉神社奥宮

6/4 11:12

太平山頂上の三角点

6/4 11:12

太平山頂上の交通安全の小祠

6/4 11:13

太平山山頂より南東側の遠望。奥羽脊梁山脈の和賀岳の方向。

6/4 11:29

グループで豚汁調理中。太平山奥岳山頂の山小屋にて。

6/4 11:29

グループで豚汁調理中

6/4 11:57

太平山山頂方位盤

6/4 11:57

太平山山頂方位盤

6/4 11:59

タカネザクラ（高嶺桜）。バラ科サクラ属の落葉木。別名：ミネザクラ（峰桜）。すでに花が終わり，実がついている。

6/4 12:00

ヤマガラシ（山芥子）。アブラナ科のヤマガラシ属の多年草。太平山奥岳山頂」にて。別名：ミヤマガラシ（深山芥子）。

6/4 12:01

太平山奥岳頂上より登ってきた稜線の方向。旭岳や赤倉岳が見える。

6/4 12:01

太平山奥岳頂上より旭岳

6/4 13:00

ホウチャクソウ

6/4 13:01

シオデ（牛尾菜）。サルトリイバラ科（シオデ科，ユリ科とする場合も）シオデ属の多年草。山菜としては「ひでこ」，時には「山のアスパラガス」と呼ばれて食される。

6/4 13:19

御手洗からの下り途中のブナ林。標高740m付近。

6/4 13:20

御手洗からの下り途中のブナ林。標高740m付近。

6/4 13:26

ウゴツクバネウツギ

6/4 14:05

御滝神社まで戻ってきた。行きも帰りもここで小休憩。

6/4 14:05

ヒメシャガ

6/4 14:16

ウワバミソウ（蟒蛇草）。イラクサ科ウワバミソウ属の雌雄異株の多年草。山菜「みず」として食用。

6/4 14:19

ヒメヘビイチゴ（姫蛇苺）。バラ科キジムシロ属の多年草。

6/4 14:22

マムシグサ（蝮草）。サトイモ科テンナンショウ属の多年草。

6/4 14:27

赤倉岳登山道入り口まで戻ってきた。のこり0.2kmの表示。

6/4 14:32

旭又登山口に戻ってきた。登山口の橋の上から赤倉沢。

6/4 14:33

旭又登山口駐車場のトイレ

撮影機器：

DSC-X1260 三洋電機

FinePix XP70 富士フイルム

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ ソフトシェル ズボン 靴下 グローブ 雨具 ゲイター 日よけ帽子 靴 ザック ザックカバー 非常食 飲料 コンパス ヘッドランプ 予備電池 GPS 日焼け止め ロールペーパー 保険証 携帯 タオル カメラ 豚汁用食器 マグカップ ハシ 水

共同装備

ツェルト ジェットボイル クッカー おたま 豚汁材料 コーヒー ゴミ袋 コーヒードリッパー フィルター

感想

Ssakana

　行き帰りペットボトル飲料を2本消費。頂上の小屋で豚汁を2杯いただいたので水分は十分に補給できた。登り途中や山頂でリンゴやおにぎり，ゆで卵など，いろいろな食べ物を同行者の方々からいただいた。
　山頂で去年，秋田県の地名にちなむコアニチドリ花を見た記憶があるが，コアニチドリの花の時期にはまだ早いようだ。