朽木・弓坂越〜朽木大トチノキ開花観察会(NPO法人びわこトラスト)〜
- GPS
- 04:20
- 距離
- 6.1km
- 登り
- 234m
- 下り
- 181m
コースタイム
天候 | くもり |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
道は、しっかりしていて歩きやすいのですが、マダニ、山ヒルがいました。 |
その他周辺情報 | 山帰来 http://welcome-to-harihata.jimdo.com/ 針畑ルネッサンスセンター・ http://www.takashima-kanko.jp/spot/kutsuki/1623.html 認定NPO法人びわ湖トラスト http://www.biwako-trust.com/ http://www.biwako-trust.com/btrust-flyers/g604tochi.pdf |
写真
感想
トチノキの観察会、3週目です。
今日は、NPO法人びわこトラストさんの朽木大トチノキ開花観察会でした。後援団体の一員として、参加しました。
モリアオガエルやアカハライモリなど、生きものは子どもたちの人気者です。トチノキはどちらかというと、付き添いの保護者の方が関心が高いのかなぁ。花の時期は終わり、実がついている様子を観察しました。
前回、青木先生から「三好京三」をご紹介していただき、
「子育てごっこ」・「分校日記」・「分校ものがたり」を読んでいる。
沖縄が舞台のようだが、「女教師・三色すみれ」も図書館で借りている。
一気に複数冊手を付けても、それはそれで、読みやすく、面白いのである。昨夜は、ちょっと仲間と飲む機会があったのだが、乾杯まで待っている間に半分くらい読み進めることができた。
3冊は、岩手のへき地教育を題材としたものがたりである。
青木先生は、能家分校にお勤めになり、当然そのころは、宿直勤務をされていたそうだ。
冬場、親はスキー場へ出稼ぎをしている。上の子が面倒を見ているのだが、弟が39度の高熱を出したと宿直室に駆け込んできたので、毛布にくるんでジープで市場の診療所まで連れて行ったこともあったそうだ。
普段は、親の仕事が終わるまで、子どもたちと一緒に過ごしていたし、宿直室には風呂がないので、子どもたちの家へもらいに行った。
新着任で地域に挨拶に回ると、「まぁ、お茶飲んでいき」といわれ、途中で酔いつぶれて回り切れなかったこと。体育館は、村の寄り合いの場、宴会場にもなった。
今の時代、CS(コミュニティースクール)というのだが、そんなしゃれた横文字にされると、何のことやらわからなかった自分だ。
しかし、三好京三の作品を読み、青木先生の話を聞くと、学校と地域の様子が生き生きと思い浮かべられるのである。
朽木西小につくと、地域の方がグランドゴルフをされているのだが、いつも、「先生〜!」と声をかけてこられる。
「○○の谷になぁ、トチノキがあってなぁ」
朽木のトチノキは、京大の協力も得ながら、学術的にも価値のあるデータとして記録調査されているのだが、地元の方のお話を聞き取り、生活、文化面からも記録が蓄積されているところが素晴らしい。
弓坂越で、子どもの通学風景を想像しつつ、みうらさんのさば寿司弁当を頂いた。中牧に降りると、イワナシの実を探して道草。子どもは、今も昔の変わらないのではないだろうか。大人がつくる社会や環境に染まっているだけなのかもしれない。それを、子どもが変わったと言ってしまうのは、あまりにも、大人のご都合過ぎるのではないだろうか。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
「人の本質は変わらない、未来を知りたければ歴史を学べ」
誰の本で読んだかは忘れましたが(^_^;)
深く根付く栃の木は谷の近くに生えて山が崩れるのを防いでるのでしたっけ?
山こそ地球の歴史。そこから学ぶことはたくさんありますね。
senrakuyaさん こんばんは
ふらふらと、トチノキの周りを彷徨してます。
地球に比べると、一瞬の瞬きにならない人の一生ですが、
それ故、何か求めてしまうのかもしれません
こういうお弁当はたまんないね!
ミニあんパンやおにぎりが多いので、こんな弁当を頂くとお昼がついつい長くなってしまいます
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する