安達太良山〜鉄山…本当の空が綺麗にみえました(^^ゞ
- GPS
- 07:30
- 距離
- 13.9km
- 登り
- 937m
- 下り
- 932m
コースタイム
天候 | 本当の空が綺麗に見えました☀ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
・稜線に出ると風が強いのが名物です^^; ・馬の背〜鉄山間は急でザレ場で痩せている個所があります。慎重に。 ・その他、基本よく整備されています |
その他周辺情報 | ・奥岳の湯600円 綺麗です。登山口にある処がいいですね ・二本松IC〜岳温泉まで道沿いにコンビニはありません。調達は事前に調べましょう ・コンビニは岳温泉入口付近のファミマが最後です |
写真
感想
6月に入ると各地で梅雨入りの便りが届けられ、山屋の関心事は何処が晴れている?
登れそうな山域は何処?となりますね。今回は久しぶりにアルプスの鋭鋒(あの尾根じゃありません^^;)に行こうと準備していたのですが、雨は降らなそうですが遠望が利かない
感じ。
幾つかのプランを吟味して、晴れマーク全開の東北の名峰、安達太良山に再々々々訪問することに。私が山を登るようになって1年目にピーカンの天気のもと、ここに連れてきてもらって
「なんて素敵な処なんだ♡」と惚れた御山。
しかし、プランには常に上がるものの、タイミングが悪くて10年程訪れていない御山でした。
2回目、3回目と天候は今一で、稜線に上がっても何も見えず風が強くて逃げるように下山したことを覚えています。一番最初に登った時の記憶(記録)はアナログ写真の中だけに
封じ込められているので今回は「デジタル100名山・ほんとうの空を見に行こう」としました
(あどけない空の話し…)^^;
登山道はいくつもあるのですが、東京方面から行きやすい奥岳温泉から上げます。
観光客がゴンドラで上がってくるコースは何時も外すんですが、今回は初心に帰って
周回コース+鉄山までは行こうと。お奨めは時計回りです。朝早く上がればゴンドラは動いていませんし、ほんとうの空にも早く会えますし、くろがね小屋のお風呂も開いている確率がたかいです。
ただ、今回は反時計回りに。^^;(少し血迷った?)勢至平からの景色を、一早く見たかったのがその理由なんです…^^;
スタートは穏やかに馬車道を行きましたが…だんだん物足りなくなってきて、ついつい旧道のチョット荒れたルートを(普通の登山道です。馬車道が異常に歩きやすくて)進み
楽しみの一つである勢至平へ。
この辺りレンゲツツジも咲いていて、イワカガミやマイヅルソウ、ツマトリソウがあちらこちらに咲き乱れています。また、安達太良山、鉄山、箕輪山がいい感じで鎮座していました。
しばらく平に近い道を進み、分岐をまっすぐ進み、水場を後にすると、くろがね小屋に着きます。辺りは硫黄の匂いがたちこんでいます。肝心の空は…
輝いています(^^ゞ
小屋を覗いて行こうと思っていたんですが…「準備中」の立札が^^;
小屋の周りで一息いれさせてもらって、ここから少し急登になり高度を上げて行きます
進むにつれ、ユニークな頂たちがドンドン迫って来ると同時に、空が輝きを増していきます。牛の背の分岐に着くと、「沼の平」の火口跡が火山帯であることを教えてくれます。
右に鉄山、左に乳首、正面には磐梯山の頂が顔をのぞかせて、右斜め前方には飯豊連峰がまだまだ豊富に雪渓を湛え、更に右手にはどっしりとした風格を醸し出している吾妻山連峰が優しく微笑んでいる様子が見て取れます^^
でも…風ツヨッ\(◎o◎)/ 砂、痛ッ(>_<) 少し下って稜線を外して長袖を着込みます。
帽子は飛ばされそうなのでしまいました^^; それにしてもこの稜線…変化に富んでいて見渡す限り絶景です(^^ゞこんな風に迎えられると、御山の虜になってしまうのは私だけでは無いようですね。
今回は鉄山まで行く予定ですので、右手に歩を進めます。ここから先は痩せている処もありますし、砂上が滑りやすくて慎重に行きました。徹山山頂には看板が無くて三角点にカメラセットして磐梯山をバックに「記念写真」を撮りました。また、山頂では安達太良山の火山活動を監視する装置を設置する工事が行われていました。そう、ここは活発な火山帯であの「沼の平」は明治に爆発した跡だとか…
おにぎりを一つ頬張りながら、そんな工事関係者と登山者の会話を聴いていました^^;
ここで、予定通りなら安達太良山に向かう処ですが、あまりに稜線歩きが楽しいので
避難小屋まで行くことに…そして避難小屋に着いたら…磐梯山の全容が見たくなって
もう少しだけ進んで障害物が無くなったポイントでしばし写真撮影…
箕輪山にも…行けなくもないけど、今日はそんなに水持ってきてないしね。
目的地の安達太良山山頂に向かいます。牛の背を超えると…人…人が何百人?何千人?上がって来てるんでしょうか?^^;
賑やかな頂は苦手なので、ピークを取ってお腹を満たすに必要な時間だけ頂の隅っこで山々を眺めていました^^;
さて降りましょう!ほんとうの空の看板がある薬師岳まで降りて安達太良山を見返すと16年前に視た原風景がオーバーラップして「これだ〜」と声には出さなかったですが^^; あの時の感動が蘇ってきました。「なんて素敵な処なんだ♡」そう最初に思った時の景色はここからだったんですね。あの時もほんとうの空は輝いていたはず。久しぶりに以前登った御山を踏めて、蘇る感動、これらを感じることを幸せと呼ぶのでしょう。
関東は梅雨入りしましたが、晴れ間を求めて、楽しさを求めて、次回は何処に行きましょう!
長文にお付き合いいただきありがとうございました<m(_ _)m>
こちらでしたか。
見事な青空と、ムラサキヤシオの鮮やかな色。
東北の空は晴れ渡り、きっと幸せを感じ踏みし見て
気持ち良い稜線歩きが伝わります。
年に何度か完璧なコンディションと景色、季候など
全て揃うと、来て良かった気持ち良いって思いながら
歩ける時がありますが・・・まさにそれですね。
私もそちらから見えるかも知れないお山で青空を
見ておりました。
本当はアルプスに思いを寄せていたんですけど
東北のほうが天気がよさそうなので「こちらに」参りました
まさに3拍子揃っていましたよ(^^ゞ
特に青空はよかったな〜
風さえなければ天国でしたね
近くにいらしたんですか?北関東、新潟あたりでしたでしょうか?
届くだろう晴天のレコ(仕事だったらごめんなさい)
楽しみにしてま〜す
清々しい青空ですね
まさに、本当の空です!
震災直前に行ったのを最後にご無沙汰していますが、久しぶりに再訪したくなりました。
先週末は所用あって山はお休みでしたが、
梅雨入りしてしまいました
梅雨前の貴重な を東北遠征でGETされたのは流石ですね。
ペンさん 今晩は♬
あまり文学には精通していないのですが
「智恵子の空」には興味がありまして
(桑田佳祐さんが歌にしたので^^;♬)
珍しく行かれなかったんですね(・_・)
梅雨の晴れ間をお互いにかいくぐって
頂を目指して楽しいレコを綴れたら素敵ですね!
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