大笠山 明快にシンドイ山

2016年06月05日(日) [日帰り]

• GPS: 08:08
• 距離: 11.7km
• 登り: 1,622m
• 下り: 1,591m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:04
• 休憩: 0:56
• 合計: 8:00

6:36 大畠谷橋
8:44 9:00 前笈ヶ岳
10:01 10:01 大笠山避難小屋
10:48 10:52 新大笠山避難小屋
10:55 11:29 大笠山
11:32 11:34 新大笠山避難小屋
12:04 12:04 大笠山避難小屋
12:53 12:53 前笈ヶ岳
14:36 大畠谷橋

天候

曇り→晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

桂湖オートキャンプ場入口の手前に駐車スペースあり。

コース状況／危険箇所等

全体的にルートは明瞭・迷う所はありません。登山道も整備されており歩きやすいです。
しかしコースはハードです。前半（前笈まで）はひたすら急登。その後も小ピーク越えのアップダウンが続くので、距離・時間の割には体力を要します。
一部ザレザレで滑りやすい箇所もあり、痩せ尾根が多いので滑落に注意です。

その他周辺情報

・桂湖オートキャンプ場に前泊。全面芝生が美しい。温水シャワー5分100円。気持ちよく使えるキャンプ場。モンベル割引△５００円。
・下山後にくろば温泉に立ち寄る。600円（キャンプ場でもらえた半額券で300円に）

写真

6/5 6:30

桂湖の畔から歩き始めます。

6/5 6:33

登山道の始まり。吊り橋(大畠谷橋)の先はいきなり梯子が連続します。
この登山道がタダモノではないことを予感させます。

6/5 8:46

前笈(前笈ヶ岳)まで来た。ここまで急登をひたすら黙々と登ってきました。
ここから先は高山植物を愛でながら、少し余裕を持って歩きます。

6/5 9:07

ツバメオモト。今回覚えました。

6/5 9:22

タテヤマリンドウ。小さくても青い花は目立ちます。

6/5 9:27

アカモノ。見ると登る元気が出るくらいカワイイです。

6/5 9:28

左には笈ヶ岳

6/5 9:30

右には目指す大笠山

6/5 10:50

山頂近くの避難小屋。
あの田中陽希さんが隣の二百名山笈ヶ岳に挑んだとき前泊した小屋。

6/5 10:52

山小屋の登山ノートにそれらしき書き込みが。
ここから笈ヶ岳までの尾根を笹藪漕いで約8時間かけてピストンしたって。すご過ぎる。

6/5 11:15

笈ヶ岳。
カッコいい山で登ってみたいけど、登るのは相当困難でしょうね。

6/5 11:24

大笠山山頂でのんびり昼ごはん。
私達以外に誰もいませんでした。

6/5 11:53

ゴゼンタチバナとコイワカガミの紅白共演です。

6/5 12:18

ツマトリソウ。精密なシャキーンとした感じが好きです。

6/5 12:34

帰り道。
大笠山を振り返ります。これで見納め。
ここからは行きとは逆の大下り。
ザレ道の下りは大変です。

6/5 14:38

ようやく桂湖に降りて来れて、ホッとします。

6/5 14:57

前泊した桂湖オートキャンプ場。
キレイで快適な所でした。

撮影機器：

PowerShot S120 CANON

感想

yama154

大笠山は、噂通りタフな山でした。
前笈ヶ岳までの急登は、ただ足を前に出すことに集中して黙々と登りきりました。
前笈ヶ岳から先は、すでに標高1500m、残り標高差300mまで登ってきたことから、気持ちが楽になり草花を楽しむ余裕が出てきました。
ですが、小ピークの登降が繰り返し出てくるので、標高差300mがなかなか縮まらず楽ではありませんでした。
山頂では隣に聳える笈ヶ岳が格好良く、広大にせり上る北壁の迫力が印象的でした。
大笠山から笈ヶ岳へと伸びる藪尾根を眺めて、ここを田中陽希さんは歩いたのかぁと、感慨に浸っていました。