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記録ID: 891441
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ハイキング
九州・沖縄

福岡県 立花山(367)に登る

2016年05月05日(木) [日帰り]
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kariogaryu その他2人
GPS
--:--
距離
4.4km
登り
430m
下り
429m
天候 快晴
過去天気図(気象庁) 2016年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
前夜、三日月霊園手前に広い公園があり、その公園と三日月湖との間に駐車場があり、そこで車中泊(トイレ、水道あり)。また霊園の中にも駐車場はあり、霊園内の三日月山登山口にも駐車場はあった。
   一方、立花山の西側の登山口である下原にも民家の最奥部で鷲尾大権現の手前にも10数台駐車可能の駐車場(無料)もあった。私はここを利用して立花山と三日月山に登った。
   
コース状況/
危険箇所等
福岡県 立花山(367.0))に登る

日時:2016年5月5日(木)
天気:快晴
コース:下原登山口駐車場(無料)〜鷲尾大権現〜沢沿いのコース〜稜線に出る(〜松尾山往復)〜立花山〜立花口と大クスとの分岐(〜大クス往復)〜クスノキ原生林〜稜線(〜三日月山往復)〜下原登山口駐車場


  立花山は標高わずか367m。なぜこの山が九州百名山に選ばれたのか理解に苦しんだが、実際に登ってみるとその良さが分かった。
  福岡市街の近郊にあって誰もが簡単に登れる典型的な里山。しかも山頂も広くなだらかで福岡の街並みが手に取るように見渡せ、おまけにクスノキの原生林のみならず縄文杉を彷彿させるようなクスノキの大木にも出会う事が出来る貴重な山でもある。

  はじめ鷲尾大権現から沢沿いのコース(ほんとうは白岳に向かう尾根伝いのコースを登りたかったが説明不十分な案内標識のため沢沿いのコースに入ってしまった)を経て松尾山に登ったが、松尾山の山頂を含めて途中で出会った登山者はわずか4〜5名。えらくさみしい山だと思いつつ次の目的地、立花山に向かうとどんどん増えて来た。そして立花山の山頂に達すると老若男女どころか幼い子供まで混じってそれこそ多くの登山者でごったがえしていたのには驚いた。その後山頂から立花口に向かって少し下り、樹齢400年と言われる大クスを見学。縄文杉に引けを取らない位のその太さに圧倒される。

大クスから次の目的地、三日月山に向かう。ルートは立花山と三日月山を結ぶ主稜線に出るまでは起伏の少ないトラバース道。ところがこの道の周辺はクスノキの原生林が続き、その美しさに魅了される(始めの沢沿いのコースにもあったが、その比ではなかった)。
  その後、主稜線に出て尾根伝いに20分足らず登ると三日月山の山頂でここも立花山同様多くの登山者で賑わっていた。

  
  登山口は立花山だけを目指すなら西側の下原からか東の立花口からの二か所に絞られる のではないか。また三日月山だけなら三日月霊園から登るのが最短ではないかと思う。いずれも1時間以内で登れ危険箇所もないのでまさにファミリー向きの山だと言えるのではないか。

  さらに白岳・松尾山・立花山・立花山クスノキ原始林そして三日月山を登るのなら下原から登るのが一番効率が良いと思われるが、初めて登った山なので間違っているかもしれない。いずれにしてもこの山の良さはなんと言ってもクスノキの原始林と樹齢400年の大
 クスノキではなかろうか。

(参考タイム)

 下原登山口駐車場(0.02) 鷲尾大権現(0.28) 主稜線に出る(松尾山までは往復12分)

(0.13)立花山(0.09) 立花口・大クス(ノキ)分岐(0.01) 大クス・三日月山分岐(〜大ク

 スまで往路3分復路4分)(0.19) 立花山・三日月山および下原登山口分岐(〜三日月山ま

 で往路復路とも20分足らず)(0.19)下原登山口駐車場

  したがって 下原登山口駐車場から沢沿いのコース経由立花山まで約45分 さらに松尾山への往復を含めると約12分プラス。
下原バス停で見かけた立花山・三日月山登山案内図。立花山下原登山口はバス停脇から民家の間をくぐり抜ける。最初の三叉路を右に折れ、直進し鷲尾大権現に向かう。
2016年05月05日 07:27撮影 by  Canon PowerShot SX610 HS, Canon
5/5 7:27
下原バス停で見かけた立花山・三日月山登山案内図。立花山下原登山口はバス停脇から民家の間をくぐり抜ける。最初の三叉路を右に折れ、直進し鷲尾大権現に向かう。
民家の最奥にあるため池下の駐車場を少し下ると鷲尾大権現へ向かう舗装路がある。駐車場から2分ばかりで鷲尾大権現へ。
2016年05月05日 07:33撮影 by  Canon PowerShot SX610 HS, Canon
5/5 7:33
民家の最奥にあるため池下の駐車場を少し下ると鷲尾大権現へ向かう舗装路がある。駐車場から2分ばかりで鷲尾大権現へ。
左が鷲尾大権現。登山道は右手の小道。
2016年05月05日 08:22撮影 by  Canon PowerShot SX610 HS, Canon
5/5 8:22
左が鷲尾大権現。登山道は右手の小道。
小道を上がると石仏群と出合い、立花山へはこの前を通る。すると道は二分し、左の道に入ると白岳・松尾山へと向かう。道標にはここまで記してなかったので我々は間違って右の道に入った。
2016年05月05日 08:23撮影 by  Canon PowerShot SX610 HS, Canon
5/5 8:23
小道を上がると石仏群と出合い、立花山へはこの前を通る。すると道は二分し、左の道に入ると白岳・松尾山へと向かう。道標にはここまで記してなかったので我々は間違って右の道に入った。
すると荒れた沢の中の道が続いた。
2016年05月05日 08:33撮影 by  Canon PowerShot SX610 HS, Canon
5/5 8:33
すると荒れた沢の中の道が続いた。
沢から抜け出ると森の中にひっそりと佇む小さな社があった。
2016年05月05日 08:47撮影 by  Canon PowerShot SX610 HS, Canon
5/5 8:47
沢から抜け出ると森の中にひっそりと佇む小さな社があった。
社の周辺はクスノキの大木があちこちに見られた。
2016年05月05日 08:55撮影 by  Canon PowerShot SX610 HS, Canon
5/5 8:55
社の周辺はクスノキの大木があちこちに見られた。
谷あいの道をどんどん登るとやがて主稜線に出た。そして左に折れて6分ばかり登ると松尾山だった。平坦な山頂から樹間越しにわずかばかり展望が利いた。おそらく古賀市あたりではないかと思った。
2016年05月05日 09:15撮影 by  Canon PowerShot SX610 HS, Canon
5/5 9:15
谷あいの道をどんどん登るとやがて主稜線に出た。そして左に折れて6分ばかり登ると松尾山だった。平坦な山頂から樹間越しにわずかばかり展望が利いた。おそらく古賀市あたりではないかと思った。
松尾山から稜線を南に向かって20分歩くと立花山だった。山頂は平らで広く展望は良好。
2016年05月05日 09:59撮影 by  Canon PowerShot SX610 HS, Canon
5/5 9:59
松尾山から稜線を南に向かって20分歩くと立花山だった。山頂は平らで広く展望は良好。
同じく立花山の山頂から福岡市街を望む。
2016年05月05日 10:00撮影 by  Canon PowerShot SX610 HS, Canon
5/5 10:00
同じく立花山の山頂から福岡市街を望む。
立花山から立花登山口に向かって10分足らず下ると大クス(ノキ)分岐。ここで右に折れて5分ばかりで大クスと出会った。
2016年05月05日 10:45撮影 by  Canon PowerShot SX610 HS, Canon
5/5 10:45
立花山から立花登山口に向かって10分足らず下ると大クス(ノキ)分岐。ここで右に折れて5分ばかりで大クスと出会った。
大クスは斜面の下りで樹齢は400年と推定されている。これほどまで大きなクスノキは見たこともない。
まさに見るだけの価値は十二分にある。
2016年05月05日 10:46撮影 by  Canon PowerShot SX610 HS, Canon
5/5 10:46
大クスは斜面の下りで樹齢は400年と推定されている。これほどまで大きなクスノキは見たこともない。
まさに見るだけの価値は十二分にある。
大クス(ノキ)を下から撮る。
2016年05月05日 10:51撮影 by  Canon PowerShot SX610 HS, Canon
5/5 10:51
大クス(ノキ)を下から撮る。
クスの説明板。
2016年05月05日 10:54撮影 by  Canon PowerShot SX610 HS, Canon
5/5 10:54
クスの説明板。
これは三日月山の山頂。立花山より平坦。
2016年05月05日 12:04撮影 by  Canon PowerShot SX610 HS, Canon
5/5 12:04
これは三日月山の山頂。立花山より平坦。
三日月山から立花山に向かって20分足らず歩くと立花山・三日月山および下原登山口分岐。この分岐より西に向かって20分近く下ると出発点の下原登山口に戻った。
2016年05月05日 12:37撮影 by  Canon PowerShot SX610 HS, Canon
5/5 12:37
三日月山から立花山に向かって20分足らず歩くと立花山・三日月山および下原登山口分岐。この分岐より西に向かって20分近く下ると出発点の下原登山口に戻った。
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