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Yamareco

記録ID: 892690
全員に公開
沢登り
甲信越

弥彦山(田ノ浦から)

2016年06月08日(水) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
04:36
距離
6.9km
登り
791m
下り
790m
歩くペース
ゆっくり
1.41.5
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
4:30
休憩
0:06
合計
4:36
7:15
143
スタート地点
9:38
9:38
14
9:52
9:58
113
11:51
ゴール地点
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2016年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
田ノ浦コース林道終点に駐車。
10台ほど止められるスペースあり。
コース状況/
危険箇所等
前回と同様、田ノ浦登山口から出発し、砂防ダムの先の標柱のところから沢を歩いた。そこから最初の左方向の支沢に入るつもりが通り過ぎてしまい、引き返して見つけた。地形図を見て沢なりにまっすぐ進めばいいと思っていたがそうではなく、出合で左に入る格好だった。

支沢に入ってからすぐは倒木などが多かった。そのあとはせいぜい5メートルほどの小滝を4つばかり越えて進んだ。ぬめり気味のナメもあった。滑るというほどではないが足元が不安だ。そこまでは全体として前回の沢と同じかやや難しいくらいだった。

それからいきなり50メートルはあろうかという長大な滝があらわれた。水はほとんど流れていない。下部の10メートルほどだけ岩が立っている。そこを乗り越えれば、比較的容易に登っていけそうに見えた。立った部分の右岸上方に立木があった。そこから20Mの補助ロープを垂らせそうだった。立木にロープをセットするために、左岸側の斜面を巻いて、斜度が緩くなっている滝の途中に出た(斜面を巻くのにも手こずった)。

ところが濡れた岩がぬめっている。本当に滑りやすいのは滝の端だけだったが、すっかり怖気づいてしまった。右岸の立木まで10メートル近くナメをトラバースをする気にはなれなかった。計画を変更してそのまま左岸寄りに危険な滝を登ってしまうことにした。ホールドは足も手も比較的豊富だったが、足を滑らせるのが怖いので、一足ごとに長い間をとった。古いハーケンが1本残置されていた。抜けなくて回収できなかったのだろうか。やはりここではロープを出すんだなと一人で頷いたことだった。

その滝の先で沢はほぼ枯れた。乾いたり濡れたりしたナメがスカイライン直下の風化した岩場につながっていた。長大な滝にはまた挑戦してみたいが、もう一人では行きたくない。
ファイル
(更新時刻:2016/06/08 17:29)
前回と同じところから沢歩き開始。
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前回と同じところから沢歩き開始。
前回と同じ小滝。ここで沢靴が完全に濡れる。
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前回と同じ小滝。ここで沢靴が完全に濡れる。
今回の沢の出合。左に折れて入る。はじめ通りすぎてしまい、引き返して見つけた。
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今回の沢の出合。左に折れて入る。はじめ通りすぎてしまい、引き返して見つけた。
前回の沢より荒れている。
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前回の沢より荒れている。
きれいになってきた。
きれいになってきた。
小滝があらわれはじめる。
小滝があらわれはじめる。
小滝を越えるたびに、ロープで下りる時に支点になりそうな立木があることを確認した。
小滝を越えるたびに、ロープで下りる時に支点になりそうな立木があることを確認した。
小滝はやさしすぎず難しすぎず、ちょうどよかった。
小滝はやさしすぎず難しすぎず、ちょうどよかった。
沢を引き返すとしたら、ナメを下る時にもロープがほしい。
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沢を引き返すとしたら、ナメを下る時にもロープがほしい。
全体として前回の沢よりは少し難しめな印象。
全体として前回の沢よりは少し難しめな印象。
いきなりあらわれた長大な滝。左上の立木からロープを垂らしたらどうだろう。
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いきなりあらわれた長大な滝。左上の立木からロープを垂らしたらどうだろう。
右斜面から立った部分を巻いた。斜度は緩くなっているが滑りやすそうだ。怖くてトラバースを断念した。
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右斜面から立った部分を巻いた。斜度は緩くなっているが滑りやすそうだ。怖くてトラバースを断念した。
古いハーケンが残置されていた。
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古いハーケンが残置されていた。
やっと登りきった滝を上から見下ろす。
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やっと登りきった滝を上から見下ろす。
沢が枯れた。
枯れても沢らしい岩盤。
枯れても沢らしい岩盤。
完全に乾いたかと思うと……
完全に乾いたかと思うと……
また濡れてきた。
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また濡れてきた。
もうスカイラインが近い。風化しかかった岩場になった。
もうスカイラインが近い。風化しかかった岩場になった。
滝もあったが挑戦する気になれない。
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滝もあったが挑戦する気になれない。
ブッシュがつかめるようになるとやっと安心できる。バラのようなトゲのある枝もあった。
ブッシュがつかめるようになるとやっと安心できる。バラのようなトゲのある枝もあった。
弥彦山頂駐車場。週末とちがってほとんど車がない。
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弥彦山頂駐車場。週末とちがってほとんど車がない。
田ノ浦コースを下り、明神沢ノ滝の下から沢を下った。最後の小滝ではロープを出してクライムダウンの練習。
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田ノ浦コースを下り、明神沢ノ滝の下から沢を下った。最後の小滝ではロープを出してクライムダウンの練習。
これをずらしながら下りた。こういうやり方でいいかどうか、わかる人に見てもらう必要がある。
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これをずらしながら下りた。こういうやり方でいいかどうか、わかる人に見てもらう必要がある。
この小滝のクライムダウンはやさしかった。ロープがあるという安心感が大きい。
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この小滝のクライムダウンはやさしかった。ロープがあるという安心感が大きい。
イラクサに注意。
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イラクサに注意。

装備

個人装備
時計 カメラ 携帯電話 GPS 地形図 コンパス 行動食 飲料 ヘルメット ハーネス カラビナ スリング ロープスリング 下降器 登高器 補助ロープ20M 補助細引き20M ミニバイル レインジャケット 防寒着 ヘッドランプ 予備電池 救急用品 非常食 保険証 ツェルト ナイフ

感想

今回の沢は初級者向きではなかった。長大な滝があらわれた時点で引き返した方がよかった。さらにそこでまちがった沢に入りこんだことにも気がつかなかった。計画では左の尾根沿いにまっすぐ登ることにしていた。ところが沢なりに進むと右の沢に入ってしまう。長大な滝は右の沢の入口だった。支沢の出合をいつも見落としてしまう。つねに周りの地形を観察して現在位置を把握しながら進めるようにならないといけない。

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