羊蹄山(倶知安コース->真狩コース)
- GPS
- 08:34
- 距離
- 14.6km
- 上り
- 1,572m
- 下り
- 1,691m
コースタイム
天候 | 曇りのち快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス タクシー
ニセコひらふの宿よりタクシー 2300円ほど 【復路】 羊蹄自然公園入口バス停より道南バス 倶知安駅で乗り継いでニセコひらふの宿に戻る |
写真
感想
数日間お休みが取れることになったので、一念発起して梅雨のないと言われる北海道に向かいます。
前日に羽田から乗った飛行機からはまだ雪の被っている東北のy山々が見えました。飯豊、朝日、月山ははっきり見えましたが、鳥海山は雲がかかっていました。津軽海峡を越えるあたりから雨雲となり、新千歳空港は小雨模様でした。新千歳からは小樽経由で倶知安駅へ。羊蹄山は雲の向こうでした。
登山当日は明けがたはやや曇っていましたが、徐々に回復し、最高の登山日和となりました。
ニセコひらふの宿から半月湖の少し先にあるひらふ登山口までタクシーで約15分。登山届を出して登り始めます。
「蝦夷富士」と呼ばれる独立峰ですから、行程に複雑なところがあるはずがなく、1500mの高低差をひたすら登って行きます。8合目の手前あたりから残雪が現れます。前日までの強い寒気のせいか、雪は製氷機から出したような氷の塊になっていました。
山頂に近づくと、ガレ場になりますが、登山道上に雪はほとんどなくなっていました。
やがて大火口の縁に到着。覗きこむと陽のあたりにくい方向には残雪があり、火口の底には小さく緑色の沼が見えました。この残雪で夏でもスキーを楽しむ人もいるそうですね。
ひらふ側から登ると山頂は火口のちょうど反対側になります。すぐ近くに見えるのですが、火口の淵はだんだんど細い岩場となり、慎重に足を運ばねばならず、思いのほか時間を取られました。
山頂からは近くのニセコアンヌプリの山々だけでなく札幌方向の山や洞爺湖もはっきりと見え、出会った方々も皆口々に最高の天気を讃えていました。
下山は真狩ルートを選択。バスの時刻を意識して、ひたすらに下ります。下り始めてすぐに残雪がありますが、すでに雪は緩んでいてツボ足でも滑ることはありませんでした。
真狩のコースの方がひらふコースよりも全般的に傾斜は緩いように思いました。ただただひたすらに下り続け、羊蹄山自然公園のキャンプ場に到着。バス停まではそこからまだ30分以上の下道歩きでしたが、バスに間に合う見通しはついていましたので、雄大な羊蹄山を見上げながらゆっくりと歩みました。
バス停の側には羊蹄山湧水の汲み場があり、たくさんの人がたくさんのポリ容器を車に積んで訪れていました。私も飲んで見ましたが、大変においしい水でした。
何よりも最高の天候に恵まれ、思いで深い山行となりました。
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