栗駒 御室の雪渓
- GPS
- 08:36
- 距離
- 16.4km
- 登り
- 981m
- 下り
- 972m
コースタイム
天候 | 晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2016年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
広い駐車場です。朝も帰りも7〜8台程度でした。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
■世界谷地駐車場〜変則十字路 広く歩き易い道です。軽装で散策できそうな道です。 花の時期は終わり、虫も少なくなっていました。 ■変則十字路〜大地森の巻道〜御室 刈払いされていて、歩き易いです。 大地森の手前の沢は、涸れていて、倒木や急斜面はロープで整備されており、 沢を間違って登らないように、「立入禁止」の黄色テープが張られていました。 花は大地森を巻いているあたりから咲き出しています。が、虫も多くなります。 御室の少し手前で岩場になりますが、もう少しという合図です。 ■御室〜虚空蔵山分岐 一瞬にして、展望が広がります。見事です。 今の時期は雪渓が残っており、左側にコース目印の竹竿+赤布がありました。 まだ、スプーンカットにはなっていません。天候で雪質は変わりますので、 軽アイゼンなどあったほうがいいでしょう。 ■世界谷地 つつじとニッコウキスゲのコラボが綺麗でした。 ニッコウキスゲの満開がどのくらいなのかわからないので何分咲きか 伝えられませんが、まだまだつぼみが沢山ありました。 夕方、行ったので、花は終わりがけ、午前中がおススメですね。 でも、散策に来ている人は、ほどほどいました。 |
その他周辺情報 | ■駒の湯温泉 400円 10時〜17時 (水曜は定休日、祝日の場合は翌日) 石鹸等は無いので、持参してください 工事中で、小さな食事処兼休み小屋を作っているそうです。 |
写真
装備
備考 | ■虫除け対策 虫よけ網を忘れてしまいました。目に虫が突入、大事に至らずホッ ■熊対策 音色の違う鈴を追加し、時々、笛を吹きながら歩きました。 今年は熊の事故が多発と前日のニュースでも流れ・・ 今回は、根曲がり竹が沢山ありましたが、あえて採らずに、残しました。 |
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感想
最近は人と歩くことが多かったので、久しぶりに一人で歩いてみたくなった。
どこに行きたい? やはり虚空蔵山かな。
世界谷地から大地森を巻いて、延々と歩くコース、御室に辿りついても、雪の壁で登れないかもしれない。梅雨前の貴重な晴れ予報、花の綺麗な山は他に沢山ある。
こんなコース、一人でないとなかなか思い浮かばない。
fuuさんに打診すると、「いいよ、私はそのうち天狗平からいくから、いってらっしゃい」と言われ、決心する。
大地森コース、4月に歩いた残雪期とは、全くの別世界だった。
広い雪原や、トラバースした残雪、fuuさんと遊んだテラスなど、幻のように消えていた。雪って、凄いと改めて思う。
道は整備されているものの、歩く人は少ないのだろうか?
変則十字路から先で1人だけお会いした。大地森の手前の沢が渡れなさそうなので、引き返してきたそうだ。てっきり、沢が増水して渡りづらくなっているのかと思ったら、そうではなく、整備でロープや立入禁止テープが張ってあるので、誤解されたのだと気づいた。その後は、世界谷地周辺に戻るまで、誰にもお会いすることなく、ソロ味満喫状態だった。
片道7キロ、ただひたすら樹林帯を歩きます。残雪期は時々見えていた山々も全く見えません。その反動でしょうか? 御室の景色が一瞬で広がると感動です。
栗駒山も青空をバックに素晴らしい景観で、雪渓に守られた御室の岩壁も見事です。
雪解け水が流れる音と時々鳥が遠くでさえずり、静かな世界を独り占めです。
虫だけがうるさいなあ・・
岩に腰掛け、雪渓をどう登るか、お昼を食べながら考えます。
左側は、緩やかで、滑落しても下は草原です。なんとかなりそうです。
右側、表掛けからのコース合流地点まで移動し、様子を伺います。雪渓の端までいくには、急斜面のトラバースがあり、そちらは断念。アイゼンを履いて、比較的緩やかなところを探しながら、徐々に登ります。雪は柔らかいですが、慎重に一歩、一歩です。
登り切ったところから、奥の院を目指して、岩と雪渓の間を歩いていくと、雪渓が大きく口を開けている。足元は滑りそうなガレや濡れた草なので、滑ったらおしまいです。落ちたら這い上がる自信はない。雪渓の上より恐怖を感じ、さっさと撤退です。
その後は、虚空蔵山へ。藪は全く、歯が立たず、ムリ!ムリ!ムリ!という感じでした。藪漕ぎテクをfuuさんに伝授してもらうか、季節をもっと検討するか、、、藪漕ぎを練習(?)するか?
まあ、簡単にクリアできてもつまらないので、引き続きの目標としましょう。
帰りは、世界谷地にニッコウキスゲを拝みに寄ると、午後遅い時間なのに、ちらほらと咲いていてくれて、嬉しくなりました。いい一日でした。
コメント
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いやぁ〜素晴らしい”拘りの山”違った”憧れの山”ですね
4月残雪の沢からの藪漕ぎですっかりめげたのかと思いきや、
密かに温めていたリベンジ精神に脱帽です
まだ雪多く私にはとても無理でした・・・「一緒に行くよ」言わないで良かった・・・本音かも
でも、思いがけない?ヒナザクラや水芭蕉の群生を見られて良かったね!!ご褒美ですね
湯浜コースがちらっと見えましたよ
こちらから藪漕ぎ覚悟でリベンジに連れて行ってくださいな
お疲れさまでした〜
fuuさん こんばんはー。
せっかくのお花の季節に、どんな景色が広がっているかわからない場所に誘うのも勇気が必要で、今回は一人で行かせて頂きました。奥の院もお参りしそびれて、また行かなくてはという感じです。そして、虚空蔵山の藪は、是非、力を貸してください。(笑)
岩手山 最高でしたね〜 体ふたつあったら、ついて行ったのにと少々悔しい思いしました。 (#^.^#)
うわーこの時期に世界谷地から雪渓を登られたんですかぁ しかもお一人で
大地森の樹林帯はほとんど栗駒が見えない状態が続くので、一気に開けた場所に出てあの絶景が広がる感じが醍醐味ですね。
遠くから見ていてミズバショウらしいものは見えてたのですが、あんなにヒナザクラが咲いているとは思いませんでした。fuuさんのおっしゃる通り、この時期に行った人だけが見ることができるご褒美ですね。
次こそは虚空蔵山ですかね。頑張ってください。
kokoさん こんばんは〜
昨年の6/20のレコ、何度も拝見させて頂きました。それと、大地森から樹林帯を延々と歩き一気に絶景が広がることも、kokoさんレコからだったと思います。
ありがとうございました!!
雪渓は、予想より柔らかく助かりました。ただ、状態次第では、すぐに撤退しようと思っていたので、今回はラッキーだったということでしょう。
また、栗駒のいろいろなこと教えて下さいね〜 (^O^)/
栗駒を八の字で大周回してました。天狗平からの虚空蔵山ルートは傾斜がある雪渓で断念しました。世界谷地は夕方だったので、これまた断念。駒ノ湯には17時近くに入湯だったので、ここでニアミスですね
monkieさん こんばんはー。
駒の湯でやっぱり!!です。相方さんをお見かけしたような気がして・・車がそちらのナンバーだったので、多分、隣が私の車でした。
なんか、monkieさんとはスライド、ニアミスが多いですよね〜(笑)
相変わらず、すごいですね〜
栗駒には、いろいろな顔があるのね♪
お疲れ様(^_^)v
おはよ〜。コメントありがとう
焼石は1週違いで、いいお天気だったみたいで、残念〜
沢山、素晴らしいレコあがっているみたいですので、気分だけでも味わってみてくださいねー。夏油三山も気になるけど、熊も気になるよね〜
また、是非、一緒に登りましょう (*^_^*)
私も虚空蔵山が以前から気になって気になって仕方がなかったので、今年の5月14日に登頂してきました。
虚空蔵十字路の入口付近の灌木は少々手ごわいのですが、頂上手前の岩石地帯を目指して進めば、少しづつ灌木も低くなり、足元をよく見ると踏み跡らしきルートが微かにあります。
そして頂上手前の岩石地帯になれば踏み跡もはっきりします。そうすれば間もなく木杭のあるピークに到着します。虚空蔵十字路から約20分でした。
木杭の根本には金属製(?)の小さい仏像が木箱に入って安置されています。
このピークからの栗駒山は新鮮な角度で見ることができますし、小桧沢源頭部の草原を見下ろすことができました。
少し南にもう一つのピークがあり、そちらの方が若干高い気がしました。しかしそちらのピークへの踏み跡は見つけられませんでした。
ということで、参考になればと思います。
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