平治岳〜大船山【吉部〜大戸越〜段原〜坊がつる〜大船林道〜吉部】

2016年06月11日(土) [日帰り]

• GPS: 08:32
• 距離: 16.6km
• 登り: 1,114m
• 下り: 1,129m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:22
• 休憩: 1:08
• 合計: 8:30

6:30 吉部登山口
7:16 7:20 暮雨の滝
7:44 7:44 大船林道終点
8:22 8:25 坊がつるよりの合流点
8:50 8:55 大戸越
9:30 9:40 平治岳
10:10 10:10 大戸越
11:08 11:10 北大船山
11:13 11:15 段原
11:35 12:15 大船山
12:33 12:35 段原
13:25 13:25 坊ガツル
13:55 13:55 大船林道終点
14:17 14:17 登山道入り口
14:50 14:50 大山林道ゲート横
15:00 吉部登山口（駐車場）

天候

晴れときどき曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

※駐車場
　吉部登山口そば　300円

コース状況／危険箇所等

※道の状況
　【吉部〜大船林道】
　　一部急坂があり、登山道の一部変更も見受けられるが、
　　踏み跡もしっかりしているので迷うことは無い。
　【大船林道〜平治岳の巻道〜坊がつるからの合流点】
　　道はしっかりして迷うことは無い。
　　距離は長いが、とても歩きやすい。
　【坊がつるからの合流点〜大戸(うどん)越】
　　急坂だが整備されたのか以前より歩きやすくなった。
　　たまに田んぼのようなぬかるみがある。
　【大戸(うどん)越〜平治岳ピストン】
　　ここから平治岳は登り専用と下り専用のコースがある。
　　登りは直登コースは岩場なので、できれば、う回コースがよい。
　　下りは下山口の標識が小さく、初めて来る人にはわかりにくい。
　　ミヤマキリシマの枝が張り出し登山道は細くなっている。
　　枝に引っかかるためか、落し物が多い。
　【大戸越〜段原】
　　登りで急登。多少ぬかるみがあり、岩ゴロゴロ急坂できついが、
　　景色はそこそこ見えるので、思ったより楽に登ることができる。
　　むしろ下りの方が滑りやすく足に負担がかかるような感じ。
　【段原〜大船ピストン〜坊がつる】
　　道はしっかりして迷うことは無い。
　　先日の地震で山頂付近は多少落石があっているもよう。
　　危険は感じなかったが、岩場の端っこには寄らないほうが無難。
　【坊がつる〜大船林道〜吉部】
　　林道歩きは単調で退屈。
　　今は入山禁止の北尾根ルートの登山口確認、エスケープルート
　　としての利用の確認のため通行してみる。　
　　結局林道歩きの長さのため、北尾根ルート登山口は確認せず、
　　林道から外れ、鳴子川の東側の川沿いを歩く。
　　踏み荒されていなくて気持ちよかったが、踏み跡が薄く、
　　テープが頼りで川沿いという感覚が無ければ方向感覚を失う。
　　渡渉も数か所あるので雨の日は避けた方が良い。

※GPS
　大船林道あたりから（13：40以降）切れてしまいました。
　悔しいですがいつかリベンジします。
　ということで一番とりたかった部分（大船林道〜吉部）は
　手入力になります。ご注意ください。

※登山ポスト
　吉部登山口にある。

写真

6/11 5:59

飯田高原より
黒嶽、平治、三俣、星生

6/11 6:31

吉部の駐車場
この時間はまだまだ少なかった

6/11 6:34

吉部登山口

6/11 6:34

行きたかった北尾根は
地震による落石で通行禁止
いつかまた解放してもらえますように

6/11 6:43

このルート唯一の急坂

6/11 6:51

右側を巻くのが本来の登山道
えぐれ方がひどいからか新設されたのかな？
この新しい方を歩く

6/11 6:57

ガクウツギ
あたり一面香りがすごい

6/11 7:01

登山道は歩く人が増えたからか、
道がしっかりしてきたけど、
数年前よりうっそうとしてきた。

6/11 7:01

マムシグサ

6/11 7:03

アマドコロ

6/11 7:09

マイヅルソウの実

6/11 7:13

暮雨の滝分岐

6/11 7:16

いつも素通りだけど
久しぶりに暮雨の滝
落ち着く

6/11 7:24

そのまま直進して迷い気味だった箇所
もうしっかりと踏み跡ができて、もう心配なし。

6/11 7:28

何だろう？

6/11 7:34

とっても歩きやすい

6/11 7:35

タツナミソウ

6/11 7:45

鳴子橋より三俣山

6/11 7:48

ここから平治岳へ入山

6/11 7:55

とても歩きやすい

6/11 7:58

笹の花
今年は各地で咲いているみたい
数十年に一度しか咲かないらしい

6/11 8:04

渡渉

6/11 8:10

登り切った後振り返る
このコースの唯一の難所かな
外回りに道ができている

6/11 8:12

すごく雰囲気のいい場所
ミニもののけ姫みたいな

6/11 8:22

坊がつるからの合流点

6/11 8:34

ガマズミかな

6/11 8:37

ぬかるみが数か所

6/11 8:46

6/11 8:46

ニシキウツギ

6/11 8:48

平治岳
斜面がピンク

6/11 8:50

大戸（うどん）越

6/11 9:00

コケモモ

6/11 9:01

北大船山

6/11 9:18

平治岳より坊がつる
野焼きの跡の新緑が綺麗

6/11 9:21

平治岳の斜面
溜息が出る

6/11 9:25

ドウダンツツジ

6/11 9:30

平治岳山頂
奥は三俣山

6/11 9:33

三俣山

6/11 9:33

モフモフの
ミヤマキリシマ

6/11 9:34

日に当たってキラキラ

6/11 9:36

これから向かう北大船山と
奥が大船山

6/11 9:50

平治岳の斜面、見納め

6/11 9:59

エゾハルゼミ

6/11 10:11

北大船への登り
大戸越と平治岳

6/11 10:14

オオヤマレンゲ

6/11 10:14

半分は終わってた
今年は早いらしい

6/11 10:20

急登の割に歩きやすい

6/11 10:37

だいぶ高くなってきた

6/11 10:59

急登を登りきると絶景
真っピンク！

6/11 11:00

奥は平治岳

6/11 11:01

奥は北大船山(右)と
大船山

6/11 11:08

北大船山

6/11 11:23

マイヅルソウの花

6/11 11:31

大船山より北大船山と
米窪と奥にちょこっと平治岳

6/11 11:34

ベニドウダンツツジ

6/11 12:10

御池

6/11 12:13

北大船山山頂

6/11 12:32

地震で立ち入り禁止の避難小屋分岐

6/11 12:33

段原左は北大船山

6/11 12:51

久しぶりに歩いたけど、
こんな登山道だったっけ？
地震の落石もあるのかな。

6/11 12:52

5合目展望所より坊がつる

6/11 12:58

立中山分岐
なんかテープが増えてる
入口から最初が迷いやすかったけど、
もう迷わないかな？

6/11 13:22

大船山登山口

6/11 13:26

坊がつるより三俣山

6/11 13:29

6/11 13:30

6/11 13:30

6/11 13:30

6/11 13:32

6/11 13:34

6/11 14:12

大船林道

6/11 14:13

ここからも登れるみたい

6/11 14:17

ここから再び登山道に入る

6/11 14:29

分岐
上でも下でも行けるみたい
今回は下の道

6/11 14:34

苔の緑が綺麗！

6/11 14:35

サワフタギ

6/11 14:35

踏み跡が薄い
テープが頼り

6/11 14:38

いきなり現れる

6/11 14:39

渡渉

6/11 14:42

渡渉

6/11 14:47

渡渉

6/11 14:49

大船林道へ合流

6/11 14:50

ゲートの真横

6/11 14:50

すぐに橋

6/11 14:52

道路脇、温泉かな？

6/11 15:00

朝、道具をばらまいてしまって
落としたサングラス、気づかないままでしたが
ここに置いてあって気づくことができました
拾ってくれた方、ありがとうございました

撮影機器：

FinePix XP90 富士フイルム

感想

yurinee

ここのところ、山への腰が重くて家でゆっくりしたい気持ち半分、
山歩きしたい気持ち半分の日々。
人からの話で、今年のミヤマキリシマは虫食いも無く、天候による傷も無く、
近年まれにみる美しさと聞き、どうしても行きたくなりました。
例年の開花時期からすると前の週の山開きが一番良いタイミングかなと
推察はできたけど、残り花でもいいから楽しめたらなと強引に行くことに。
もちろん雨覚悟で、雨装備バッチリで。
けれど、良い方向に裏切られ青空と暖かい太陽のもと気持ちよく歩けました。
花はもう終わりがけだったけど、一面ピンク色の絨毯は見れたし、
時折ガスはかかったけれど、雨に降られることも無く、寒くも無く、
霞みも無く、本当に申し分のない景色を見ることができました。
行ってよかったです
帰りは今回諦めた北尾根ルートの登山口を探してみようと林道歩き。
時間的にはそれほどないけれど代わり映えのしない林道歩きに
飽き飽きして、見つけた登山道へ誘われるように入り込みました。
このコースは人気が無く考えようによっては危険だけれど、
原生林が残っている感じで本当に良い景色を楽しむことができました。
足元のミヤマキリシマの枝々にさんざん打ち据えられ帰宅後あざだらけ。
しかも睡眠不足で出かけたので帰りは高速のSAごとに仮眠。
ちょっときつかったけど、久しぶりにソロでマイペースに歩けて、
ちょっとさびしかったし、帰りのコースも一人歩きには間違った
コース取りだったのかもしれませんが、人に疲れ気味の私には
ちょうど良い気晴らしになりました。

帰りは野菜とニンニクを買い込み九酔渓コース。
ボランティアとは言えないほど小さなものですが少しでも。
新しい道路を工事中だったから幸いしたのだろうけど、
もともとの道は激しい落石で川まで埋まっている個所もあり、
その道路が無かったらきっと今も通行止めだったろうなと
思わざるをえません。あまりのすごさによそ見運転状態。
近くの直売所は落石で押しつぶされていました。
自然の力にはあらがえませんね。
その中で遊ばせてもらっている気持を忘れないようにして、
ただでさえ危険な場所に赴いている初心を忘れないように、
危険なところにあえて踏み込まないよう改めて言い聞かせたいと思います。