三方岩岳、野谷荘司山、妙法山
- GPS
- 09:14
- 距離
- 15.4km
- 登り
- 1,362m
- 下り
- 1,344m
コースタイム
天候 | 晴れのち曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
※7:00〜18:00以外はゲートが閉まり出入り不能になります。夜間駐車は禁じられています。 |
写真
感想
今回は標高の高めのところで比較的長距離を歩いてトレーニングしたいとう方々を募って、白山の北縦走路を歩いてみました。
ここは登山口が1454mなので、三方岩岳まで300mほど登った後は細かいアップダウンが続く尾根沿いの縦走路です。歩いてみないとどれだけあるのか実感できないです。なので時間を決めて行けるところまで行くという計画です。また下山時にも登りと同じくらいの負荷がかかるため、心肺トレーニングには最適です。
白山白川郷ホワイトロードは、朝7時にゲートが開き、料金を支払って入ります。出るときのチェックはありませんが、出口にもゲートはあります。公式には18時にゲートクローズとありますし(三方岩トンネル駐車場の古い看板には6〜8月は19時クローズと記載)、夜間駐車は禁止されていますので、下山時刻が遅れると夜中じゅう走り続けることになるのでしょうか?(笑)
いろんな意味で下山時刻の遅れは面倒なことになりますのでロングでハードな遠征の拠点向きではありません。
三方岩岳まではやや一般に開放された登山道といった趣ですが、そこから先は滑落しやすい場所もあり、入山者は少なめの印象です。とはいえ他に5人くらい入山されたようで、他の白山北部エリアと比べますと賑わっている?と思います。
妙法山まで歩くのが距離的に満足できるところで、そこから先はさらに入山者は減るようです。我々も念仏尾根を歩いて11:45で引き返しましたが、細かなアップダウンが多いため下山はただ下るだけ・・・という訳には行かず、下山にかかる時間には登りの時よりも少し多目の時間を確保しておいてください。
今回の収穫は、三方岩岳が火の御子峰を見る一番容易な場所であること、野谷荘司山から、くるみ谷〜荒谷を経て国道の野谷橋に出るのは山スキー滑降として刺激的だなぁという2点です。調べたらやっぱりくるみ谷源頭部は "Japalaska" として刺激的なネーミングがなされてました。雪の状態が安定していれば突っ込める斜面という感じなので、次の冬には偵察してみたいと思いました。
長時間長距離を歩いていると、登りの時の心拍数の上昇が時間とともに早くなります。心拍数が上がると息も上がり、「かなりしんどい」という状況です。こうなるとバテ出したというサインなので、そうなるまでの時間をいかに長くできるかが長距離を歩くための指標になると思います。
心拍数の上昇というのは血液中の酸素と糖分を送る量を増やすのと、熱くなった体を冷やす目的があります。汗だくになるようであれぱウェアの調整が必要ですし、シャリバテと言われるように血糖値が下がっても心拍数が無駄に上昇しますから、マメに甘いものを補給します。また食べるの?って思うくらい補給してちょうどいいかも知れません。
下りは筋肉に負担がかかりますから、これは歩き方の技術と筋力に依存します。体力がアップしても、筋力の限界は途中の補給ではいかんともしがたく(水分と塩分の補給で足が攣ることは避ける前提として)、筋力が最終的な歩ける距離の限界につながります。
ただ歩き方の工夫には余地があります。ストックを使用してバランスを取りやすくしたり、普段からのバランストレーニングをすれば、それだけ筋力を無駄に消費しなくて済みます。また大股で筋力を多用するより、小さなステップで歩いた方が、ややスピードは落ちますが体力と筋力の温存につながり、歩ける距離はかなり延びるでしょう。
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