蝶ヶ岳・常念岳〜絶景の稜線歩き
コースタイム
2日目:蝶ヶ岳ヒュッテ6:40ー6:50蝶ヶ岳ー7:40三角点ー8:00蝶槍ー11:50常念岳ー13:30常念小屋
3日目:常念小屋7:00ー9:00前常念岳ー13:00三股駐車場
天候 | 1日目:小雨 2〜3日目:晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2016年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
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コース状況/ 危険箇所等 |
三股〜蝶ヶ岳:特に危険箇所なし、残雪多少あるがアイゼン必要ない程度 蝶ヶ岳〜常念岳:常念岳への最後の稜線登りは約400mありキツイ。岩場ではマーキングが見え辛い箇所も多いが危険個所はない。 常念岳〜三股:前常念までは稜線上の岩場。前常念から三股までは岩場、ガレ・ザレ、木の根等1000m以上の激下りでかなりキツイ。ここは慎重に。 |
写真
感想
休暇を取って北アルプスへ。梅雨の時期だが、天気予報ではまずまずのようだ。足首はまだ痛みはあるものの、3日間の余裕のある行程なのでどうにかなるだろう。
1日目、前日の仕事があまり早く片付かず、ほとんど寝ないうちに出発。天気は薄曇り。今にも雨が降りそうだ。ゴジラの木あたりからポツポツとなり、レインを着たり脱いだりを繰り返す。この時期花も見どころなので、写真撮影にも時間がかかった。途中残雪もあるが気にはならない程度だ。そうこうするうちに森林限界を通過、いよいよ山頂も近くなる。天気は依然ポツポツ状態だ。ヒュッテに到着するがガスっていて展望はない。山頂は明日にしようということで、ヒュッテでまったりとする。本日の宿泊者は10名程度。不思議なことで食卓を共にすると何故か打ち解ける。皆さん無事に下山されただろうか。
2日目、天気は最高だ。ご来光と朝日に照らされた槍穂を堪能できた。本日は蝶ヶ岳登頂後常念岳に向かう。槍穂を左に見ながらの素晴らしい稜線歩き、来て良かったと思う瞬間だ。しばらくアップダウンを繰り返すといよいよ常念岳への登りだ。約400mを一気に登るので結構キツイ。途中ライチョウを見ることが出来た。まだ白い部分が残っていて綺麗だ。常念岳登頂、松本方面は雲に覆われていたが、そのほかは絶景だ。山頂の祠に今回の登山の無事と家族の健康を祈願した。常念小屋への下りはガレ・ザレで難儀した。このころから足首の痛みが悪化する。小屋到着、テラスでビールを飲みながら槍を眺めていると、同じような人たちが自然と集まり山談義に花を咲かせる。三股から来た人たちは皆二度と登りたくないといっていたほど三股から常念岳への登りはキツイようだ。明日私は下りになるが大丈夫だろうか?足が心配だ。
3日目、夜明け前のガスが取れ晴れてきた。いい天気だ。昨日に引き続きご来光と朝日に照らされた槍穂を見ることが出来た。常念岳への急登を過ぎ前常念へ向かう。稜線上は岩稜帯だ。難易度は高くないがそれなりに高度感がある。前常念の石室で小休憩しいよいよ岩場・ガレザレ場・樹林帯の木の根に突入する。約1300mを一気に下るので慎重に進むが、途中マーキングが不明瞭な箇所もあり難儀する。足首も限界に近くなり時間をかけて進んだ。1日でピストンするつわもの登山者数名に追い抜かれながらも無事三股登山口・駐車場に到着した。
今回の行程自体に無理はなかったが、足首の痛みは残っており、厳しい場所はまだ無理のようだ。しかし、少しずつ難易度の高い山へも行けるようになりつつあると実感した。
お疲れ様です。復調されたようで良かったです。常念・蝶は私も大学2年の秋に行った思い出深い山です。槍穂の絶景!羨ましい。
まだ復活とまではいきませんが、なんとかここまで歩けるようになったかな、という感じです。
まあ、今回はゆっくりと景色と花などを堪能することが目的だったので良かったと思います。
天候にも恵まれて満足の山行でした。
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