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記録ID: 895709 全員に公開 無雪期ピークハント/縦走蔵王・面白山・船形山

大倉コースから廻る船形山

日程 2016年06月11日(土) 〜 2016年06月12日(日)
メンバー chicken_man
天候二日間とも快晴
アクセス
利用交通機関
車・バイク
十里平に駐車スペースは設けられていません
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地図/標高グラフ


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歩くペース 0.9〜1.0(標準)
※ヤマプラ掲載の「山と高原地図」標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率(全コースのうち34%の区間で比較) [注意事項]
表示切替:

コースタイム [注]

1日目
山行
12時間16分
休憩
24分
合計
12時間40分
S定義林道起点06:0918:22升沢・観音寺コース分岐18:25船形山18:4918:49宿泊地
コースタイムの見方:
歩行時間
到着時刻通過点の地名出発時刻
コース状況/
危険箇所等
十里平〜高架木橋
河川へ通じる通路は踏み跡がハッキリしており迷うことはありません。
途中にある鉄扉門の周囲は泥濘化が激しく田んぼの中を歩くようです。

高架木橋部渡渉
今回は水量がそれほど多くなかったので、ここで渡渉しました。
深いところで脛くらい。
渉ってすぐ軌道跡に上がれます。

高架木橋〜矢尽沢〜戸立沢出会手前
軌道跡の崩壊が激しいところが多く、砂礫の急傾斜で足元が崩れやすい上に落ちるとタダでは済まされない高さです。かなり危険な箇所があります。
矢尽沢は軌道跡に沿って進むと簡単に渉ることができます。
戸立沢出会手前で多少拓けた所が出てきます。急傾斜を登るケーブルカーの跡です。足元に注意して登ります。

戸立沢出会手前〜笹木沢出会
軌道跡が道になって歩きやすくなっています。しかし崩落箇所が多数あるので注意しながら進みます。
堤が出てくると軌道跡はほぼ終了です。軌道跡のようなものも所々残っているようですが途中で完全になくなります。獣道かもしれない踏み跡があったのでそれを利用して笹の斜面をトラバース気味に進みます。
赤倉沢を渡る林道の橋は落ちているらしいので、一旦沢に降って渉ります。

笹木沢出会〜定義林道
もともとのルートはどの辺りを通っていたのか不明なので笹木沢と赤倉沢の間から登っていきます。踏み跡があるところもありますが、笹と若干の潅木のヤブ漕ぎです。

定義林道〜地図上の林道終了点
林道はもはや道ではありません。笹と潅木の入り混じった藪です。林道の藪の中を獣道が走っているのでそれを利用して進みます。

仙交小屋跡分岐付近
鬼口沢を渡り対岸へ向かうルートがあるようなのだが藪が濃すぎて確認できず。
かなりの急斜面なので、降りていいのか判断付かず仙交小屋跡へ向かうのを断念。

林道終了点〜1254mピーク
途中何箇所か渡渉。水量あります。根曲笹のヤブ漕ぎ。

1254mピーク〜船形山山頂
手入れのしっかりされた歩きやすい道。勾配が急になるところにロープが張ってあります。しかし降雨時は歩き辛そうな道です。

船形山山頂〜後白髭山〜横川コース分岐
刈り払いが終わっており泥濘箇所も無く歩きやすい道です。

横川コース分岐〜上空沢・下空沢〜水茶屋~林道交差点
道は歩きやすく整備されています。沢の水は枯れる寸前です。
下空沢から水茶屋の間のコース上に笹の混じった糞が多数落ちています。根曲竹のたけのこが生えているので、これをエサにした熊がいるかもしれません。

林道交差点〜後白髭コース登山口〜林道入口
刈り払いもしっかりされており、かなり快適に歩けます。
その他周辺情報定義豆腐店の三角油揚げ¥130
過去天気図(気象庁) 2016年06月の天気図 [pdf]

装備

個人装備 長靴 軍手 虫除けスプレー

写真

車道の突き当たり
この柵とビニールテープの間から進みます
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車道の突き当たり
この柵とビニールテープの間から進みます
鉄扉門
手前は田んぼ状態です
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鉄扉門
手前は田んぼ状態です
すぐに出てくる高架木橋
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すぐに出てくる高架木橋
1
矢尽沢に残る木橋跡
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矢尽沢に残る木橋跡
3
到る所、このような痕跡があります
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1
軌道跡
大変歩きやすいです
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軌道跡
大変歩きやすいです
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枕木が残っています
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枕木が残っています
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土留擁壁
かなりの距離があります
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土留擁壁
かなりの距離があります
1

この辺りが軌道跡の終点に近いようです
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この辺りが軌道跡の終点に近いようです
1
道の痕跡はありません
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道の痕跡はありません
もしかしたら作業用広場?
これ以降は開けた場所はありません
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これ以降は開けた場所はありません
1
川の中の鉄橋の残骸
かなり大きいです
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川の中の鉄橋の残骸
かなり大きいです
2
笹木沢と赤倉沢の出会
この正面の藪に突入します
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笹木沢と赤倉沢の出会
この正面の藪に突入します
1
これが定義林道です
獣道が通っています
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これが定義林道です
獣道が通っています
2
鬼口沢に落ちる支沢の水流
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鬼口沢に落ちる支沢の水流
1
稜線に上がって視界が開けます
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稜線に上がって視界が開けます
5
仙交小屋跡分岐
本当ならここに出るはずでした
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仙交小屋跡分岐
本当ならここに出るはずでした
1
仙台かごの水飲み場
チョロチョロ流れてます
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仙台かごの水飲み場
チョロチョロ流れてます
1
楠峰や仙台かご方面
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楠峰や仙台かご方面
4
横川コース分岐のコース状況
水が無く、この上を歩けます
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横川コース分岐のコース状況
水が無く、この上を歩けます
1
後白髭コースの状況
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後白髭コースの状況
1
林道交差点
上を向いて
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林道交差点
上を向いて
1
林道交差点
下を向いて
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林道交差点
下を向いて
1
後白髭コース登山口
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後白髭コース登山口
1

感想/記録

 このコースは廃道になって久しい「大倉コース」(だと思います)です。情報が少なくてコースと思われるルートたどれませんでした。ちなみ標識はおろか道すらありません。危険箇所も多数です。

 いまだ見たことが無い仙交小屋跡が気になっていました。しかし地図に記載が無く分岐以外からどのようなコースを取るとたどれるのかずっと疑問でした。
 たまたまネットで定義森林鉄道のことを知り、廃線後の軌道跡を登山道に利用していたことがあると言う書き込みからこのルートがそうなのかと思い当たり計画してみました。
 大倉コースを通り、仙交小屋跡から船形山頂から後白髭コースで下山というルートです。しかしどこを通っていたのか見当も付かない道です。あてずっぽうに進みます。

 スタートは十里平の一番奥から川に降ります。舗装路の突き当たりにはビニール紐が張ってあります。このビニール紐とネットフェンスの間から入ります。踏み跡が付いてます。進むとすぐに錆びた鉄扉が現れますが、横を通過できます。この周辺は泥濘が酷く田んぼのようです。この先は林道のような感じで人が通った跡が道になっています。新しい足跡も沢山あるので、頻繁に歩かれているようです。
 すこし進むと朽ちた高架橋が現れます。すぐ上流には砂防ダムもありそちらに向かう踏み跡がありましたが、水量がそれほど多くないので砂防ダムと高架橋の間から渡渉しました。
 対岸はすぐ軌道跡です。巾もあり しっかりした造りですが、崩壊して冷や汗出るようなところも沢山あります。崩壊斜面は乗っただけで一気に滑り落ちそうな砂礫です。軌道跡自体、高度があるので落ちるとタダではすみません。
 ヤツクシ沢をはじめ、いくつか小さな沢を渡りますが、軌道跡をたどる限り通過するのに酷いところはあまり多くはありません。
 40分ほど歩いたところで軌道跡が不明瞭になり少し開けたところにでます。ここで今まで通ってきた軌道が終わり一段上の軌道に移ります。進行方向右手の少し急な斜面を登ります。ここにはケーブルカーのような施設があったとかで斜面に枕木が残されています。
 上に上がると再び軌道跡が現れます。巾は2,5m位ありそうな平坦で藪もほとんど無い快適な道です。途中崩壊しているところもありますが踏み跡があり注意して通れば苦労するところはありません。

 石垣や枕木、標識など様々な遺構が現れますが、人工的に作られたような溜池が現れると快適な軌道跡はほぼ終わり藪との戦いがスタートします(写真12)。溜池の少し先まではもしかしたら道かと思える藪の薄い箇所が続きますが、それも少し開けたところが現れて終わります。その先は笹薮で行けそうな道はありません。地図を確認すると川沿いに進もうとすると傾斜のきついトラバースになりそうです。旧道があるとすると川沿いが怪しいのですが道が無い場合かなり辛そうです。少し上がると斜度が緩みそうなので迂回します。
 迂回したルートは斜度は緩いものの細かいアップダウンや湿地帯があったり真っ直ぐ進めません。もうちょっと上まで登ると定義林道が走っていますが、赤倉沢の橋が落ちているらしいので通ることは出来ません。どこかで沢を渡らないといけないのですが、地形図で確認するとこの辺りは崖地マークが固まっています。おそらく旧道も通っていたであろう本流と赤倉沢の出会にアタリをつけていたので沢へ降りましたがびっくり。沢の中に大きな鉄の橋の残骸が転がっていました。林道で架かっていた落ちた橋なのか、鉄道の軌道残骸なのかよくわかりませんが、こんな山奥に良くもこんなものがと感心します。
 大倉川本流と赤倉沢の又のところから藪に突入します。少し高さはありますが、手がかりがあるので登るのはそれほど酷くはありません。藪に入るとすぐ踏み跡を見つけます。藪の中に細尾根が通っていますがその上はハッキリした道です。途中で薄くなったり切れたりしますが林道に向かって伸びています。藪の中なので楽に進めるわけではありませんが踏み跡があるだけで安心します。
 林道は意識していないとそれが林道かどうか判りません。藪に埋まって自然に帰りつつあります。唯一の救いは林道(藪)の上に獣道が通っていることです。猿が使っている道なのでしょうか。
 直線で2kmちょっとを3時間ほどかけて進んだあと、今回一番の問題点と思われる仙交小屋跡への下降ポイントへ到着します。地図で見る限り林道終点付近から川へ降りるコースだったように思えます。しかし現地に到着すると降り口も対岸の登りも傾斜がかなり厳しく見えます。藪が生い茂りすぎて確認することが出来ませんが無理に降りて対処できないとアウトです。どこかに降り口はないかしばらくウロウロしましたが、諦めて更に上へ登ることにしました。
 あとは必死のヤブ漕ぎです。根曲がりの藪を両手で掴んで体を引き上げていきます。目指すは稜線の1,254mのピーク。稜線に出たときは疲れすぎてホッとすることもできませんでした。
 あとは山頂小屋までフラフラしながらユックリ登ります。路面は乾いているので登るのに苦労はありません。途中にはロープが張られているところもありましたが、つかまることなく通過できます。
 その日の山頂小屋は10名前後の宿泊者がいました。ちなみに近くに水場は無いので担ぎ上げなければなりません。
 
 翌日は一応状況確認のため仙交小屋跡分岐まで行きましたがタダの藪でした。ついでに仙台かごの水場を確認してから山頂に戻ります。水はチョロチョロ流れて利用可能です。仙交小屋跡分岐近くの水場は確認しませんでした。周辺のコースは刈り払いがしっかりされており快適に歩けます。
 山頂から蛇が岳を経て後白髭を通過しますがこちらも整備がしっかりされて快適に歩けます。後白髭からの降り横川コースとの分岐周辺はぬかるんで地塘状態のことが多いのですが今回は水も引いて快適に歩けました。
 その先も横川林道の入口までかなりしっかり整備されており歩きやすかったです。上空沢と下空沢は水が枯れる寸前で利用は考えないほうがよさそうです。

 後白髭の下りで下空沢から水茶屋の辺りまでの道の両側の笹薮地帯でクマと思われる糞が多数見られます。餌場のようなので気をつけて歩きましょう。
 
 
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この記録へのコメント

登録日: 2015/2/22
投稿数: 788
2016/6/13 12:18
 何と!お疲れさまでした。
こんにちは。

このルートは私が渓流釣りで大倉川の最源流を目指していた時のルートで、何とか林道終点から川床に降下して初めの一滴まで目指したいとチャレンジしていました。
未だに赤倉沢には崩落した橋とかはあるのでしょうか。
とにかく、大倉川はゴルジュが深く、危ない思い出が多かったです。
その後のやぶ漕ぎを含め、本当にお疲れさまでした。
登録日: 2014/1/14
投稿数: 89
2016/6/13 20:08
 Re: 何と!お疲れさまでした。
コメントありがとうございます。
赤倉沢の橋は崩落したとの情報から近寄らなかったので良くわからないのですが、笹木沢の出会いの辺りに横たわっている鉄橋の残骸がそうなのでしょうか?
いずれにしても廃道含めて情報が少なくて冒険したルート取れなくてこんなラインになってしまいました。
そのうち藪が薄い時期に仙交小屋跡を見てこようかと考えています。
登録日: 2012/8/23
投稿数: 202
2016/6/13 22:16
 あいかわらず
すごいとこ歩いてますね〜〜〜
新バーナーの調子はいかが??
登録日: 2014/1/14
投稿数: 89
2016/6/13 22:31
 Re: あいかわらず
新しいバーナーにもようやく慣れてきて、火の調節が出来るようになって来ました。しかし今回はあんまり疲れすぎて食欲が湧かず、夜は食事が取れませんでした。やっぱり無理しちゃ駄目ですね。
登録日: 2016/4/21
投稿数: 283
2016/6/14 18:28
 定義林鉄跡
はじめまして。
前回山行もすごかったですが
今回もすごい山行になりましたね。
複数の廃道HPをみて気になって
いましたが、インクライン跡まで
辿ってみたいと思います。
ありがとうございました。
登録日: 2014/1/14
投稿数: 89
2016/6/14 19:12
 Re: 定義林鉄跡
コメントありがとうございます。
廃道は情報があまり無いので、行ってみるまで判らないと言うかこんなはずじゃ無かったと言うか(笑
鉄道跡はいろいろ面白かったのですが、渡渉したり崩壊箇所を通過したり かなりの危険を感じる場面があります。時期や状況を見極めてくれぐれも気をつけてお出かけください。
登録日: 2013/11/19
投稿数: 62
2016/6/16 18:43
 こんばんは
今までちょこちょこレコ見させていただいてました
途中ですれ違ったあの健脚の方がchicken manさんだったとは
今回もナイスな行程を40キロ近く・・・・・ 
お疲れさまでした
登録日: 2014/1/14
投稿数: 89
2016/6/16 20:02
 Re: こんばんは
書き込みありがとうございます
健脚どころか、あのあと空身をいいことに飛ばしすぎて足を痛めて引きずりながら下っていきました。
お恥ずかしい限りです。

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