雲海の雌阿寒岳、阿寒富士周回コース
- GPS
- 05:27
- 距離
- 12.1km
- 登り
- 1,152m
- 下り
- 1,139m
コースタイム
- 山行
- 4:21
- 休憩
- 1:01
- 合計
- 5:22
天候 | 曇り(山頂は晴れ) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
危険箇所は特にありません |
その他周辺情報 | 野中温泉別館 日帰り入浴350円(シャワー、石鹸等ありません) |
写真
感想
本日は西から天気が下り坂との予報なので、道東の雌阿寒岳なら午前中くらいは大丈夫かもと簡単に考えて決めました
4時半に自宅を出るときには既に近くの山々も暗い雲に覆われてその姿も見えず、本日はあまり期待しない方が良いかも…なんて自分に言い聞かせるようにクルマを進めました。しかし足寄を過ぎてしばらく走ると、東の空が明るいじゃないですか!そして登山口に着いた時には雌阿寒岳の山頂が望めるくらいに雲が離れていて、昨日までの強風も止んでなかなかの登山日和です。感謝しながら野中温泉登山口から軽やかにスタートしました
さて、スタートするなり驚いたのがピンクテープの多さ…おそらく先週の山開き登山会の前に、道迷いしないよう安全最優先で取り付けたのでしょうか?中部日高のようにブッシュや沢沿いのゴロタ石を渡渉しながら行く不明瞭なルートなら実に有難いものですが、最高に整備された登山道にここまでピンクテープが取り付けられているのも個人的には少々疑問を感じました
確かにピンクテープが多いほど安全性は上がると思いますが…
苦労して登山道を整備された方々にはいつも深く感謝しております。
雌阿寒岳登山はいつ来ても気持ち良く、前半は苔やシダ類が林床の薄暗い針葉樹の森をもののけ姫のような気分で歩き、明るさに気がつくとハイマツ帯に変わっていて頂上付近や大沢を見上げ、ハイマツが小ぶりになってくるとザレ場に急登、噴気ガスの匂いと噴き出す音、そして山頂…
本日はエゾイソツツジが咲き始めたところだったようでした
昨年の同時期より多くなったような噴気ガスを見ながら阿寒富士へ向かうと、コルの辺りが一番高山植物が綺麗に見れるエリアでしょう
メアカンキンバイやミネズオウが疲れを忘れさせてくれました
阿寒富士への登りはザレ場をジグを切りながら黙々と登るのですが、ここを初めて登ったときには知らない間にコースを外れ、まるで蟻地獄に落ちたように未整備のザレ場は最悪の体力勝負になりました
幸いにも通りかかったご年配の方に正規のコースを教えていただき、ヘロヘロになった状態で山頂に立つことができました
いよいよ阿寒富士の山頂に登頂すると、今度はエメラルドグリーンに輝く神秘の湖オンネトーの全景を望めます。反対側には阿寒湖と雄阿寒岳、釧路方面へ広がる樹海…
やはり雌阿寒岳だけで下山するのはあまりに勿体ないです
今回は下山にオンネトー側のコースを取りました。このコースは樹林帯に入る前までオンネトーを眺めることができるので、ぜひお勧めします。キャンプ場まで降りたら湖畔の遊歩道を分岐の標識まで行き、雌阿寒温泉方面へ右に曲がれば若干登りますが30分ほどでゴール地点でした
今回は雲海の美しさと壮大さに感動した山行になりました
阿寒富士の頂上と野中温泉で一緒になった者です。
今日は天気も回復してくれて本当に良かったですね。また何処かの山でお会い出来ると良いですね。
お疲れさまでした。
自宅に戻り、先ほどの方がzectさんだったことを知り驚きました。
本当に素晴らしい一日でしたね!私は阿寒富士で40分くらいのんびりしていたようです。
大好きな野中温泉では丁度脱衣所でお話ししただけでしたが、またどこかの山でお目にかかりたいです。
今晩はゆっくりお休みになってください
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