笠ヶ岳（上高地〜丸山〜小池新道〜笠ヶ岳〜槍見温泉）・・・（注）過去記録
raku-inkyo
その他1人 - GPS
- 73:09
- 距離
- 34.3km
- 登り
- 3,278m
- 下り
- 3,810m
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〜新穂高温泉駅〜わさび平小屋（泊）
2日目：わさび平小屋に丸一日滞留・・・一日中雨の為
3日目：わさび平小屋〜小池新道〜大ノマ乗越〜笠ヶ岳山荘〜笠ヶ岳〜笠ヶ岳山荘（泊）
4日目：笠ヶ岳山荘〜笠ヶ岳〜雷鳥岩〜クリヤ谷〜中尾高原口〜槍見温泉
（注）距離には、ロープウェイに乗った約3kmを含む。
| 天候 | 8月25日：くもり 8月26日：一日中雨 8月27日：晴れ、但し、ガス発生多い 8月28日：雨 |
|---|---|
| アクセス |
利用交通機関：
電車 バス
ケーブルカー（ロープウェイ／リフト）
復：槍見温泉〜新島々〜松本〜新宿 |
写真
1日目上高地をスタートし、丸山に到着。
当初は西穂高岳に登る計画でしたが、ここで引き返す。
※バックに独標がうっすらと見える。
（注）2日目は、朝から凄い雨の為、わさび平小屋で滞留
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上高地をスタートし、丸山に到着。
当初は西穂高岳に登る計画でしたが、ここで引き返す。
※バックに独標がうっすらと見える。
（注）2日目は、朝から凄い雨の為、わさび平小屋で滞留
わさび平小屋をスタートし、笠ヶ岳を目指す。
大ノマ乗越辺りから抜戸岳。
※ここからは笠ヶ岳は見えない。
（2023.03.19訂正）
※抜戸岳には寄らなかった。
※フィルムが劣化していますが、貴重な写真なので掲載しました。
（2023.03.19訂正）
※これも、フィルムが劣化していますが、貴重な写真なので掲載しました。
（2023.03.19訂正）
※通って来た道を振り返っている感じです。（2023.03.19訂正）
偉そうにしているのは吾輩です。
キスリングが懐かし〜。
重たい三脚を担いでいる。
（2023.03.19訂正）
※どうってことの無い写真ですが、貴重な一枚なので掲載しました。
※笠ヶ岳の写真が無いのは、ガスっていたからと思われる。
※ザックは笠ヶ岳山荘にデポしたと思う。
※山頂からのパノラマ写真が無いのは、ガスっていた為と思う。
この後、周辺に急にガスが出てきて、初のブロッケン現象を体験する。この時は、何が起きたのか分からず、写真を撮っていない。残念〜ッ！この後、笠ヶ岳山荘に宿泊。
9
この後、笠ヶ岳山荘に宿泊。
笠ヶ岳山荘をスタート。
雨の為、予定を変更して、雷鳥岩経由槍見温泉に下山することに。
幸運にも雷鳥様に出会う。
自分で撮った笠ヶ岳のまともな写真が無かったので、NHK・TV画像を複写させていただいた。
感想
■本記録作成に当たって
・この記録は、1972年（昭和47年）のものです。
・リーダーが保管していた山行計画書と私自身が残し持っていた写真を基に作成した。
■ブロッケン初体験
天気の良い3日目の夕方近くに、笠ヶ岳の山頂で写真を撮っている時です。急にガスが出てきて、目の前にブロッケン現象が現れたのです。
呆気に取られて、何が起きたのか分からずに右往左往している内に消えてしまいました。
これがブロッケン現象だということは、後になって知った様な気がします。滅多に遭遇できない現象だけに、写真を撮っておけばな〜と思いましたが、後の祭り。
それから30数年ばかり経った頃、新田次郎の「槍ヶ岳開山」を読んだ時に、播隆上人（ばんりゅうしょうにん）が笠ヶ岳を再興するに際して、笠ヶ岳山頂でブロッケン現象を初体験したというのを知り、驚きました。
もしかして、自分は播隆上人の生まれ代わりかも・・・そんなわけね〜だろッ！
■計画変更が3回も
この山行では、登山計画と異なる行動が3つもありました。
�―蘰�、西穂高岳に登る予定が、丸山で断念。西穂山荘までの登りが思っていたより厳しかった為と思われる。
��2日目は笠ヶ岳に登頂する予定が、激しい降雨の為、わさび平小屋に1日中滞留させられた。しかし、待って正解でした。
�３泪�岳からの下りコースは、抜戸岳経由で笠新道を通り、新穂高温泉に下る予定が、雷鳥岩経由で槍見温泉に下ることに。雨の為、最短距離で下山することになったものと思います。
※想定外の事態に対する、リーダーの柔軟な判断力に敬意を表します。
■感想
2日目と4日目が雨で、この山行は、雨にたたられた山行と言えます。
しかし、2日目はリーダーの判断によって山小屋に滞留することになったのですが、当時は山荘にテレビなど無い時代です。更に、雑誌類も無く、やる事の無い1日を過ごすのが、これ程退屈で辛いものなのかと、思い知らされた。
ところが、この延期が功を奏し、最も重要な部分を歩く3日目だけは、晴れて、しかも適度にガスが発生し、最高の撮影日和となった。お陰様で、思い出に残る山行になりました。
■カメラ
この頃になると、カメラにも比較的慣れてきており、2台のカメラを使っています。
・使用したカメラ
FUJICA SIX（蛇腹付き）、6×6判・・・中古品
ペンタックス（一眼レフ）、35mm
■小池新道〜大ノマ乗越に抜けるルート
現在、このルートは有りません。（2023.03.19追加）
作成日：2016.06.12
一部訂正：2020.04.30
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■2021.09.14追加
「BSフジ 絶景百名山 （2021.09.05放映）」の映像をコピーさせていただきました。
■2023.03.19ルート修正
3日目の笠ヶ岳を目指すルートを笠新道としていたが、小池新道に修正しました。
大ノマ乗越方面から撮った抜戸岳と秩父平近辺の写真であることに気付き、笠新道では無いことが判明した為です。
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Pochitaro- さん
私が就職して上京した頃は、無雪期の北アルプスは既に喧噪の世界で、なんとなく敬遠したまま(足を運んだのは、5月の乗鞍岳､3月の白馬周辺と晩秋の上高地位)でした。しかし、写真を拝見すると、マイペースで歩けるとしたら､なかなかのものですね。楽しく拝見しました。
そうそう、もうこの頃には、松本電鉄(現アルピコ交通)の終点は新島々まで後退していたんですね(鉄ちゃんとして興味あります)。
tama-takeshiさん、こんばんは！
私の記録をご覧いただき、ありがとうございました。
北アルプスは南アルプスに比べると混雑しているというのが通説でした。
しかし、場所にも寄るのではないかと思います。
tama-takeshiさんの1971年11月の記録「八ヶ岳高原・撮り鉄ハイク」を見させていただきました。
撮り鉄をされていたとは思いませんでした。
色々とやられてますね。
半世紀前の登山装備…歴史的資料ですね。
数十年前の記憶にあるザックも今のような縦長ではありませんでしたが
ここまで横に長かったとは。
そうです・・・キスリングの両脇のポケットにものを一杯に詰めると横幅はこのようになります。山道で反対から来た人とををすれ違うときや、片側が谷で反対側が岩壁のような場所を通過するときは、いわゆる"カニの横ばい"という状態になります
vanirさん、こんばんは！
おっしゃる通り、半世紀も経つと、山は変わりませんが、装備は様変わりです。
当時のザックは横長でキスリング・ザックと言ってました。
恐ろしいほどに、横長でした。
ベルトが無いので、ザックの全重量が肩にかかり、肩が悲鳴をあがてました。
vanirさんはザックがお好きのようですね？
＜キスリング・ザックの参考資料＞
https://www.yamareco.com/modules/yamanote/detail.php?nid=59
ご両名がおっしゃってる通り、今のような身幅ほどの縦長になったのも必然があったということですね。
分厚いヒップベルトのない大型ザックはもはや想像できない域です。
> vanirさんはザックがお好きのようですね？
山道具は、最新素材やデザインなどを取り込みつつも、切り詰めるがゆえの「用の美」が強くにじみ出るところに惹かれます。
改良発展は続いていくのでしょうし、いつまで経っても目を離せそうにありません…。
> キスリングの長所
> ・目立ちます
www
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