キバナシャクナゲの群生・羅臼平と羅臼岳

2016年06月15日(水) [日帰り]

• GPS: 09:12
• 距離: 13.7km
• 登り: 1,513m
• 下り: 1,511m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:32
• 休憩: 2:37
• 合計: 9:09

5:50 木下小屋
6:59 7:00 弥三吉水 天場
7:07 7:08 極楽平
7:55 7:56 銀冷水 天場
8:28 8:33 大沢
9:04 9:57 羅臼平
10:10 10:11 岩清水
10:36 10:38 羅臼岳直下の岩場
10:43 12:06 羅臼岳
12:10 12:16 羅臼岳直下の岩場
12:47 12:47 岩清水
12:55 12:55 羅臼平
13:06 13:06 大沢
13:17 13:17 銀冷水 天場
13:49 13:49 極楽平
13:56 13:56 弥三吉水 天場
14:54 14:58 木下小屋
14:59 ゴール地点

天候

薄曇りから晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

木下小屋横に数台駐車可能ですが、やや狭目ですので、気をつけてください。「ホテル地の涯」に駐車してから歩いてもすぐです。特に夜中に運転するときは鹿の飛び出し要注意になります。（エゾシカは夜行性で、車の光にめがけてくることがあります）

レンタカー、自家用車、もしくはホテルに前泊が良いでしょう。

コース状況／危険箇所等

特に危険箇所は感じませんでしたが、コースを迷いやすい状況で、標識の数やピンクテープの数はそれほど多くありません。迷いやすいのは、雪渓のあるトラバースする場所で、どちらに向かうかしっかり周りを見渡して進んでください。最後の登りの雪渓もどこにでていいのかわかりにくく、よく迷うそうです（実際先頭者は1時間ぐらい時間をロスしていました）。

まだ山開きではありませんので、足跡も少なめで一日経つとかなり溶けますから、前日の足跡はあまりあてにならないでしょう。

気温が高めになってきましたので、アイゼンなくても頑張れば登れます。あった方が無難ですが、ストックを使いながら、しっかり踏み込めば登れます。気温が低いときは持って行きましょう。

登山道に残っている雪渓は踏み抜き注意です。そうとう抜けます。ズボズボと。抜けるとそこは小川になっているので、濡れます。非常に歩きにくかったです。

その他周辺情報

岩尾別温泉の無料のところはオススメですが、そうとう蚊が多いので、蚊取り線香などを持参していきましょう。虫除けの置物みたいなものを持って行った方がいいかもしれません。

写真

6/14 11:47

前日の網走方面から見た知床連峰。

6/14 14:28

そしてその日の午後、知床五湖から見た知床連峰。風が強かったですが、晴れました！ 天気予報が外れる。

6/15 5:47

そしてそして、翌日早朝。いざ！

6/15 5:47

熊のテリートリーなので緊張感高め。熊さんに会いませんように。。。先行者は4名でした。

6/15 6:18

ちょうど標高500m地点で見つけました。なんてお花なのでしょうか？！

6/15 6:35

ここで最初の雪が現れます。標高633m。ここはもうすぐ無くなってしまうでしょう。ここらあたりからポツポツ雪渓が出始めます。

6/15 6:35

これは！熊の足跡か？

6/15 7:50

雪渓をトラバースするのが幾つか続きます。しっかり足場を作れば問題ない感じ。

6/15 7:52

水場きました。じゃぶじゃぶ流れています。ここは飲めるのか？

6/15 7:53

トイレブースも完備。そういえば知床自然センターで、知床限定モデルの携帯トイレを販売していて「いかがですか」と言われました。1回分で確か500円だったと思います。携帯トイレ地域版って面白いけど、ここで使うしかなさそう？それともお土産としてか？

6/15 8:04

出ました！雪渓！

6/15 8:04

ここで履くことにしました。で、ここから右を巻いていくのか直登するのか迷ってしまって、右に登って行って、結局戻りました。かなり体力消耗...。まっすぐ登りましょう〜。

6/15 9:03

ようやく羅臼平まできました。ここまで3時間半程度でしょうか。

6/15 9:04

あれ？　噂のフードロッカーがない？

6/15 9:10

とりあえず、ご飯にしました。お腹が減ったのと山頂は風が強いだろうと思って、風がほとんどない羅臼平にて。

6/15 9:11

今日のメニューはビーフシチュー。

6/15 9:16

出来上がりまで、周りを散策。

6/15 9:18

キバナシャクナゲの撮影。周囲はかなり白いのが目立って咲いています。

6/15 9:27

で、できました。面倒なので混ぜて食べます。ビーフシチューごはん。

6/15 9:41

食後はコーヒー！飲み終えたら出発。

6/15 9:57

進み始めるとすぐにありました、フードロッカー！
分岐点まで来ないとないのでした。

6/15 9:21

分岐点のテント場。手前と分岐点と2箇所ぐらいスペースがあるのですね。

6/15 9:57

こちら左進と羅臼温泉。

6/15 10:15

さて登っていきます。青空が出始めてきた！

6/15 10:15

海も見えてきました。オホーツク海。

6/15 10:17

シャクナゲ、シャクナゲ。

6/15 10:17

ここも、羅臼温泉との分岐。写真の真ん中が岩清水です。滴っています。

6/15 10:18

国後島も見えますよ。

6/15 10:28

おおお、青空が。
そして山頂直前に雪渓が二つ。この雪渓を登るのは迷いやすいらしい。第一雪渓はやや上の右側に。第二雪渓は、直登してもいいですが、やや右側に目を光らせると矢印あります。岩壁を右に巻いていくのがルートです。

6/15 10:59

祝・登頂。結局、本日一番のりになりました。天候がすごく良くなっています！

6/15 10:51

絶景のパノラマ。羅臼平でゆっくりご飯を食べた時間分青空になりました。斜里岳方面からオホーツク海、そして知床連峰。

6/15 11:11

知床の付け根方面へ、魚眼！

6/15 11:27

羅臼湖と、最も奥に見えるのが斜里岳。

6/15 11:28

知床連峰もくっきり見えます。

6/15 11:30

今日は初めてクマスプレー装着山行。帰りも頼みます！

6/15 11:35

山頂から知床五湖。昨日はあそこからこっちに向けて写真を撮ったのか！

6/15 11:35

知床連峰をややズーム。

6/15 11:47

そして山頂コーヒーも。うまいなぁ〜。

6/15 11:52

国後島の爺々岳の頂がほんのり見えました。

6/15 12:04

そして、一番最初に登って、一番最後に出立。長居しました。山頂のスペースはこんなところです。

6/15 12:19

雪渓は、ほとんど滑走する感じ。

6/15 12:38

下山時は水を汲みます。冷たい水に移し替え。

6/15 12:57

日に当たったシャクナゲはピカピカしてますね。

6/15 12:57

バイバイ、また来ます。

6/15 13:01

では、一気に雪渓を下ります。登山靴をミニスキー化した感じで。

6/15 13:06

下ってきた雪渓を振り返る。気持ちよかった。

6/15 13:12

ピンクテープを見落とさずに、左の登山口に入ります。

6/15 14:32

これはなんて花だろう？

6/15 15:22

無事に下山。木下小屋の横のスペースで、遅めのお昼ご飯を作りました。天ぷらうどんに、知床ポークをトッピングして、グツグツ煮込みます。

6/15 15:28

出来上がり。しっかりカロリーを補給。（卵が欲しかった）

6/15 16:02

その後、岩尾別無料温泉にドボン！

6/15 15:53

いいお湯です。上がって服着るときに思いっきり蚊に刺されました。かゆいです。

撮影機器：

EOS 60D CANON

iPhone 6 Apple

感想

akiraE

素晴らしい天気に恵まれました。
これで、世界遺産の日本100名山、南北制覇です！

本当にラッキーでした。天気予報は曇りや雨マークが入れ替わり立ち替わりで、前日にその予報を裏切り晴れになり、風はやや強かったものの、登った日にはほとんど治っているという、ここしかないというポイントで天気に恵まれました。

過去の山行でもトップクラスにいい山歩きだったと思います。まだ山開きまで時間がありますが、羅臼平ではキバナシャクナゲがほぼ満開状態で白いお花畑になっています。

この日の登頂者は5名で、道民は一人ガイドしていた方と自分だけ。あとは本州から3名。風も穏やかで、1時間以上も山頂にいてしまいました。また再び訪れたいと思います。できれば紅葉シーズン。そして縦走してみたいですね。そんな機会を作れるかなぁ。

コメント

bun33

こんにちは
こんにちは初めまして。

素晴らしい風景ですね！
キバナシャクナゲ綺麗ですね。

お尋ねの花。
最初のはチシマフウロ。あとのものは、あまり自信がないのですが、エゾノハナシノブではないでしょうか？

akiraE

Re: こんにちは
花の名前を教えてくださりありがとうございます。
植物の知識は疎いので勉強になります。
もう少し咲いていた花があったのですが、足を止めずにさくさく歩いてしまいました。