丹沢 大山
- GPS
- 07:59
- 距離
- 8.2km
- 登り
- 1,139m
- 下り
- 1,145m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
|
コース状況/ 危険箇所等 |
全般によく整備されていて、途中危険箇所はありません。 |
その他周辺情報 | 阿夫利神社下社周辺に何件か、食堂および土産物屋、頂上に売店があります。 大山ケーブルバス停からのこま参道にも大山名物の豆腐料理の食堂が何件かあります。 |
写真
感想
梅雨の合間の晴れの日に、相方さんが以前から行きたがっていた大山へ行って来ました。
初心者向けというので、正直ちょっと舐めていたかもしれません。思っていた以上にちゃんとした山です。階段が多いのもおそらく勾配がきついためじゃないかと。
新宿駅より丹沢・大山フリーパスを購入し、7時51分発の急行で、伊勢原へ。急げば直通バスに間に合ったけど、座りたいので(笑)次のバスに乗車。満員ではないけど、けっこう混んでました。30分ほどで大山ケーブル着。
こま参道は早すぎてやっている店も少なくて通過。ケーブル駅と登山口の分岐に行くとケーブルカー待ちの行列が。左の登山口に向かい、準備して出発。
久々の登山に汗がぼたぼた。日頃の運動不足がたたってるから仕方ない。しかしながらちょっと登っただけなのに、とてもいい森で気持ちいい。
しばらく歩くと大山寺前不動と倶利伽羅堂に出る。古い趣のある建物の前でしばし休憩。
さらに少し歩くと大山寺本堂に出ました。そびえ立つ階段を登るとようやく本堂。お参りを済ませ、かわらけ投げで厄落としと願掛け。すっきりしたところで、さらに上を目指します。
女坂七不思議や森を見ているうちに男坂と合流し、阿夫利神社下社に到着。もうけっこう汗をかいていた私たちに階段を登ってすぐの売店のおばさんが「湧き水飲んでいきな〜」の声が。ご商売で誰にでも声をかけられているんでしょうけど、おいしいお水をいただき、持参の水では心もとなくなっていたので、ペットボトルの水をこちらのお店で購入。500mlで\200。冷たいうちにとその場で飲み始めた私たちにお店のおばさん「うちはいいけど、もったいないからそれはとって置いて、もっと湧き水飲んでいきなよ」とさらに湧き水をご馳走になってしまいました。こういう日の水は本当に貴重!おばさんに感謝です。
一息入れてから、阿夫利神社下社へお参り。標識どおりに登山口に向かうと入山祓所があり、\100納めて自ら登山の安全を祈り、小さな道中安全御守をいただきます。それまでけっこうスルーしてた人が多かったのに、私たちがやっていると皆やり始め、行列までできました。登山口は登拝門があり、鳥居が立ってます。ここからはケーブル利用者と思われる登山者が増えます。
ここからも石段が多いです。頂上が28丁目で、ほぼ等間隔に道標があり、自分の現在地を知るのにとてもわかりやすいです。途中の夫婦杉は圧巻で、他にもモミやけやきの大木が多く、歩いていて、とても気持ちのいい森。15丁目の天狗の鼻突岩付近で野生の小鹿を発見。他にもヤギ臭いというか獣臭いにおいのする場所が随所にあったので、おそらくよく出没するのでしょう。
くずれたと思われるところにはきれいな木道がかかり、全体にとても歩きやすい道。富士見台からはかすかに富士山も見えました。たぶん秋冬など乾燥した季節や早朝ならもっとくっきり見えるんだろうな。
ヤビツ峠からの合流点を超えるとまもなく山頂です。ちょうどお昼時とあって大賑わい。椅子や机もあるけど、いっぱいだったので、木陰に持参のシートをしいての休憩。売店も混んでいたので、手持ちのパンなどを食べて軽い昼食。きれいなトイレで用を済ませ、阿夫利神社本社に参拝し、見晴台方面に向かいます。
今度は土留めの階段が続きます。通常山道だと土留めの階段は土が流されてるところが多いけど、ここはちゃんと土が補充されていて、歩きやすいです。とはいうものの、年齢と体重からくる段差による膝痛は避けられません。ストック大活躍です。
こちら側は風が強いのか柘植などの低木が多いです。たしかにずっと涼しい風が吹いていて、快適に歩けました。
中腹まで降りると高い木も増えてきました。
途中何箇所か鎖場もありましたが、ちょっと心もとない感じでした。やはり自分の手と足が大事。本当に鎖に頼らなければならない時もあるけど。
膝が笑い出した頃に見晴台到着。ここも椅子と机がたくさんありまして、多くの人でにぎわってました。しばし休憩し、阿夫利神社方面へ。
ここからはかなりなだらかな道になるので、快適です。途中大きなモミの木がありました。
二重の滝を通過するとまもなく阿夫利神社下社売店横に出ます。
朝湧き水をご馳走になったお店に行くとおばさんが覚えててくれました。お団子をいただき、また湧き水をたっぷり飲ませていただきました。ご馳走様!ちょうど私たちが店にいた時に若いカップルが来て、これから登るつもりだったのでしょうか、おばさんが「3時間半もかかるから、今日はもう無理だよ。やめときな。また今度おいで」と。
帰りはリニューアルしたケーブルカー。4時40分に乗るつもりが満員で、臨時で出た50分に乗車。後ろ向きの座席に座ると急な勾配を逆に進むので、けっこう恐い。登りで1時間も費やした道も5分ほどで下山。嬉しいのかくやしいのか微妙(笑)
入門者向けの山と紹介されることが多いですが、高尾山や高水三山、御岳山と比べるとずっときついです。確かに初心者と思われる方も多かったです。
どんな山でも山に登っていると、その土地の人たちの信仰の対象になっているんだという感じがありますが、大山はお寺もあり、神社もあり、特に強く感じました。
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