大鳥池
- GPS
- 32:00
- 距離
- 6.4km
- 登り
- 478m
- 下り
- 25m
コースタイム
- 山行
- 2:05
- 休憩
- 0:10
- 合計
- 2:15
- 山行
- 1:55
- 休憩
- 0:10
- 合計
- 2:05
天候 | 18日晴れ 19日晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
記録的な少雪であったため、例年なら残雪が残っているポイントに雪がなく、この時期の登山としては非常に快適でした。 泡滝ダム駐車場に仮設トイレが設置済みでした。 なお、今年が異常なだけで、普通の年のこの時期の入山は、軽アイゼンに、できればピッケルが欲しいところです。 |
写真
感想
毎年恒例の6月の大鳥釣行登山。
この冬の少雪で既に登山道に残雪なしとの書き込みもあり、例年必携のピッケルとスパイク長靴でなく、登山靴に折り畳み長靴持参とした。
1日目
例年ならこの時期はダム手前のバス停までしか入れないが、今年はダムまで開通済みで仮設トイレも設置済みであった。
前日からの雨も止み、薄曇りのなか登山開始。
登山口から10分ほどの、例年スノーブリッジができるポイントは既に崩壊していてこの冬の少雪を物語っていたが、それより驚いたのは第一水場手前の残雪がまったくなく、夏道が出ていたことであった。このポイントは例年河岸までデブリがあり、残雪をトラバースするか、河岸まで降りてデブリを上り返すかコース選択に悩むところだが、今年は夏道上部にも一切雪がなかった。ここ10年くらい同じ時期に通っているが、今年が最も少なかった。
その後、冷水沢つり橋、七ツ滝沢つり橋を順調に通過し、七曲りに入ってすぐの水場で冷たい水を補給。ここの水場は本当に素晴らしい。10秒も手をつけていられない。
このコースの魅力の一つはこの水場にある。
七曲りの後半、大鳥池の直前に、残雪が残っていると滑落しそうなトラバース箇所があるのだが、ここにも雪がなく、あっけなく大鳥池到着。
例年、ブナの新緑と残雪のコントラストが美しいのだが、今年は既に緑色が濃く、残雪も少ないため、すっかり初夏の雰囲気であった。
大鳥池の管理人さんは、管理人業務を数年前に引退したが、時々サポートで入っている顔なじみのFさんであった。今回は大鳥音楽祭と重なったためのお手伝いとのことだった。30分ほど、懐かし話題や今年の状況を伺い、宿泊手続きと釣り券を購入して、とりあえず釣りはじめる。例年なら釣り人で混雑するのだが、この時間で釣り人は我々だけであった(結局、この日の釣り人は3組8名ほどであった)。
また、例年のこの時期は東沢の水量が多くて渡渉困難のため、オツボ峰経由を薦められるのだが、今年は水量が少ない、以東岳を目指すほとんどの人が直登コースを選んでいた。
結局この日の釣果は6匹。このうち1匹が尺近いイワナであったため、二人での夕食のご馳走には十分であった。
日が沈むと風が止み、湖面に対岸の山々が映り、満月に近い月明かりと合わせてとても幻想的であった。なお、小屋の宿泊客は15名ほどで快適に過ごすことができた。
二日目
4時に起きてとりあえず釣り場である水門に向かう。
今朝も風がなく、湖面に山々が映っている。
昨日と違って水門近くでも波紋があがるが、活性が低いのか、空腹でないのか、ルアーだけでなく、餌にもまったくあたりがない。
5時半ころ一匹だけ釣れたが、その後もあたりがなく、七時過ぎに納竿。
朝食後にパッキングを済ませ、使わせていただいたフロアの掃除をして小屋を出発する。残雪がないので滑落を気にすることなく歩くことができ、登りよりもさらに気が楽である。
第一水場でお土産用の水を汲み、あっという間に泡滝ダム到着。
あまり釣れなかったが、2日間とも天気がよく、恒例の釣り登山を無事終えることができた。
快適ではあったが、来年はいつも通りの残雪のある大鳥池がいいな。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する