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Yamareco

記録ID: 901919
全員に公開
沢登り
道南

相沼内川

2016年06月19日(日) [日帰り]
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GPS
--:--
距離
13.3km
登り
497m
下り
478m

コースタイム

林道終点(7:20)相沼内川Co340二股(8:20)右股沢引き返し(9:20)二股(10:20)左股沢引き返し(13:00)林道終点(16:30)

記録の乏しい相沼内川へ行ってきた。左股沢には登れぬ滝があるという。日帰りではあるが、沖沢山と元小屋沢山を狙って行けるとこまで行こうと計画をたてた。

二股までは広くて明るい河原歩き。右股沢は何もなく、沖沢山の頂を目指すも藪の間から遠くに見えた時点で早々に引き返す。
本命の左股沢は右股沢とは打って変わって、両岸が立ちあがり何かを予感させる渓相となる。Co390で巨岩の積まれた2段の大滝が現れ、ようやく気持ちが沸き立ってくる。過去の記録ではここで引き返しているけれど、水量が少なく、また微妙に地形が変わっていたのか、右のつるっとした3mくらいの壁がなんとか抜けれそうである。ハーケンを打ち込み、無理くりA0で抜ける。あとは巨岩を利用して大滝を超える。その後も面白い小滝がいくつかあり、飽きさせない。Co470の右股にはさらに3段の滝が落ち込んでおり、登るのも巻くのも骨が折れそうである。左股に進んでみると狭い函が続いていた。時間切れでここで引き返し。
天候 快晴
過去天気図(気象庁) 2016年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
Co390の2段の大滝。見えるのは1段目。奥にもう1段。
Co390の2段の大滝。見えるのは1段目。奥にもう1段。
巨岩を伝って超える
巨岩を伝って超える
枝沢からも滝が落ち込む
1
枝沢からも滝が落ち込む
小滝を巻く
Co470の右股の3段の滝
2016年06月20日 12:41撮影
1
6/20 12:41
Co470の右股の3段の滝
ここで引き返し
2016年06月20日 12:41撮影
2
6/20 12:41
ここで引き返し
飛び込みポイント
飛び込みポイント
巨岩で懸垂
2016年06月20日 12:41撮影
2
6/20 12:41
巨岩で懸垂
釣り師、時岡。下りながら釣る
釣り師、時岡。下りながら釣る

感想

右股沢はブタ沢。左股沢は楽しい沢。同じ川でもでこんなに変わるものなのかと驚いた。
Co470の左股は元小屋沢山に突き上げているので、ピークを目指すには良いルートだろう。一方、右股は名のある山にこそ突き上げてはいないが、遡行価値は十分にあると思う。またリベンジしたい。

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コメント

山谷
こんにちは、このあたりで「北海道の山と谷」に載せる良い沢は無いかと探していたのですが、送電線の走る元小屋沢山は特にノーマークでしたので、この記録を見てはっとさせられました。
さっそく山頂に直上する谷を取材してきました。なんとかこの山域に花を添えられそうです。ありがとうございます。

巨岩をA0で這い上がるのはなかなか渋かったです。望むらくは残置のシュリンゲ(ラッペル用?)を後3cm伸ばしておいて欲しかったです(笑)。しかし、あそこをノー残置で登り切ったパワーに感服いたします。

左股はこの後直登一回と高巻き一回あるほか小滝が幾つかあるけれどそんなに難しくはないです。山頂からは送電線刈分を使って2時間で下山できます。右股も送電線の走るコルに出れば下山は楽ちんなはずです。右股の報告期待しています。
2016/7/10 4:50
Re:山谷
whochanさん、こんにちは。いつもブログの方、拝見させてもらっています。

A0地点のハーケンですが、ラッペル用です。下りで回収してしまいましたが、登るときは途中2本ほどハーケンを打ち込んで抜けました。流石にノーピンでは上がれませんでした(汗)

送電線の苅分があるのは、嬉しいやら、残念やら、ですね。でも、耳寄りな情報です。おかげで右股に行きやすくなりました。ありがとうございます。

私用で当分は沢に行けないので、行くとしたら9月以降になります。右股についても山谷に書かれるおつもりでしょうか?
2016/7/14 18:25
Re[2]: 山谷
右股については今のところ書く予定はありません。

ちなみにラッペル用ハーケンですが、やはり少し浮いていました。どうやら、あまり信用しない方が良さそうです(笑
2016/7/17 1:08
Re[3]:山谷
そうですか、それでは急ぐ必要もなさそうですね。気が向いたら行くことにします(今年は行かないかも知れません)。

ハーケンは打ったときは効きが良かったのですが、緩くなってしまったようですね。気を付けたいと思います。ご忠告ありがとうございます。
2016/7/17 12:25
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