ニペソツ山
- GPS
- --:--
- 距離
- 13.7km
- 登り
- 1,479m
- 下り
- 1,467m
コースタイム
天候 | 晴れのちくもり |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
雪渓は一部残っていますが、危険ヵ所は特にありません。 |
その他周辺情報 | 下山後は幌加温泉へ。 |
写真
装備
個人装備 |
Tシャツ
ズボン
靴下
防寒着
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
ザックカバー
昼ご飯
行動食
飲料
地図(地形図)
コンパス
計画書
ヘッドランプ
ファーストエイドキット
携帯
時計
タオル
カメラ
|
---|
感想
R273からニペソツ山の登山道に入る長い林道を進む。
途中、石狩岳・音更山との分岐を左方向に進み、突き当りまでいくと登山口の駐車場。10台ほどの狭いスペース。
朝5:10、入山届に記入して登山口をスタート。濃いガスがかかっていて肌寒かったので、上だけレインウェアを着用した。
いきなり尾根の取り付きで、深い森の中を進む急登。
倒木をくぐったり乗り越えたりしながら、1時間以上も同じような景色のなかを進んでいるうちに汗だくになり、レインウェアを脱ぐ。この辺りでガスが消え、視界が広がっていた。
それからしばらく進むと突如大岩が現れるが、どこを通過して良いのやら分からず、進んでは戻り進んでは戻りしながら、やっぱりこの足場の狭い所を無理くり行かねばならないということが分かった。唯一にして最大の危険ヵ所かも。
これを超えると正面に前天狗を眺めながら、しばらく平坦な「天狗のコル」を進む。
この付近一帯だけ雪渓が多く、暖気で融け出した雪渓水が小川のような流れを作っている。トレッキングシューズを水没させないように、上手く両足で跨ぎながらよちよちと歩く。
前天狗の登りにさしかかると、大きな岩場が続く。この一帯独特の不思議な世界。
登りきろうかという辺りで、ナキウサギの甲高い鳴き声が響き渡る。しばらく目を凝らして探すも、どこにも姿を認めることができず。。。
そしてさらに登った時、
突如視界に飛び込んできたニペソツ山の姿!
まさに「ドーーーン!!」という衝撃。
ここに来た皆様が「ニペソツ ドーン」とおっしゃる理由が良く分かる。
あの鋭い山頂まで残りあと2.5kmという地点だ。
そして天狗岳まで進むと、もう目の前に迫るピークへのルートを辿って見ることができる。距離にして1km、高低差にして300mほどで山頂。
しばらくは急斜面を下り、そして最後の急登にさしかかる。
前半はハイマツの中をひたすら進み、後半はガレ場を進む。
登山口をスタートしてから3時間33分。
8:43分に、ニペソツ山(2,013m)の山頂へ!
晴天で、どの方向をみても眼下には雲海が広がる絶景!
北方向には石狩岳、音更山。
そしてその左奥に旭岳や大雪山系の山々。
遠く東方向にはオプタテシケ山をはじめ十勝連峰。
南方向にはウペペサンケ。
とにかく初めて目の当たりにする絶景に感動。
写真を撮ったり、熱いコーヒーを飲みながら昼食を摂り、1時間以上も滞在。
この高度でも多くのツバメが風切り音をたてながら旋回していた。
下山を開始して30分ほど経過したころ、急に風が強くなってきたと思ったら周囲は完全にガスに包まれていた。先ほどまであれだけ晴れて視界が広がっていたのがウソのように、濃い霧が広がってしまった。ルートは明確で特に迷う場所はなく、天狗のコル付近まで下りてくるとまた晴天が広がった。
いつものことだが下りは花の写真を撮りながら下山。
全然名前が分からないながらも、綺麗な花の写真はあとで調べようと思ってまだ調べていない。。。
その中のひとつに「ツクモグサ」という花があった。
スムーズに下山でき、12:45頃に車に到着。
ハイドレーションの真水ばかり飲んでいたので、クーラーボックスでキンキンに冷えていたポカリがやたら美味い!
汗をかいたあとは温泉。地図で見つけていた「幌加温泉 鹿の谷」へ。
その名の通り、到着すると建物のすぐ横にシカがいた!
ちなみにこの温泉、脱衣所こそ男女別ですが、湯船や露天風呂は全て混浴でした。
書いておかないとビックリする・・・。
もちろん男しかいませんでした。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する