沢シーズン体慣らし!ヌク沢〜木賊沢〜真の沢
- GPS
- --:--
- 距離
- 17.9km
- 登り
- 1,905m
- 下り
- 1,899m
コースタイム
天候 | 曇りのち小雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
木賊沢下降はケモノ道が絶妙な経路をたどっている。 大きなガレ沢と合流するところまでは、これを行けば楽ちん。 |
その他周辺情報 | 白龍閣で入浴 ¥500 思わず笑ってしまったのが、旅館なのにほとんどのシャンプーボトルの中身がカラだったこと。商売っ気がないのがいいかな⁇ |
写真
感想
始動が遅くなり(毎年言っている…)恒例のシーズン初めは奥チから!トレーニングする距離としてはいい感じなのだ。とある人の記録をパクってしまってスイマセンという感じだったので、時間が許せば釜の沢を下ろうと思い出かける。
前日に駐車場着、起きたときに混んでいるのかと思ったらそんなことはない。始めから沢装備で出パ。今山行は遡行図はもたずとも何とかなるかな?なんて思っていたら甘かった。近丸新道手前くらいの8mくらいの滝の巻きにてこずった。ザレの中の不安定な踏み跡と思っていたところが大正解!変に手前を登りすぎ、ハンマーのバイル部分を砂に打ち込んで進み、行き詰ってしまった。何とか戻ることができ滝を巻けば、堰堤下に出る。以前来たのはこの1個目の堰堤を作っている最中だったなぁ。『歩行者用』だか何とか書いてある看板が残っていた。堰堤の巻きは左岸の大木切り株まで登る。2個目は右、3個目は右岸にロープがあり、使うことはないがこちらから。4個目は両俣どちらにも堰堤があり、ここで遡行図を持ってこなかったことが裏目に…『ヌク沢左俣右沢』だっけ?『ヌク沢右俣左沢』だっけ?語呂合わせは左俣だったよなと曖昧なまま突入。結果正解だったけど。薄い記憶の中、早々こんなだったという感じで1段目に到着。右からなるべく水線沿いを行く。2段目は右から登りはじめ、3分の1の高さ位で右岸にトラバースして灌木に入る。ちょっと登ってまた水線通しに戻り、3段目は左から、ラストは水流を行くと突然沢幅が広がり、とても雰囲気のいいナメの河原となる。水場と思しきパイプから大量の水が出ている。ピンクテープがスズタケの中にちらほら見え、トラバース気味にたどってゆくと小屋付近に出る。道標に『水場』とあるが結構遠い…
稜線はとても風が強く、休んでいると体が冷えてしまうので、早々に木賊沢に突入。流水溝状を行こうと思っていたが、思いのほかけもの道がはっきりしていたので、楽できるところはしようとこれを進む。そしてこの道はとても絶妙なRFで、『鹿、すげぇ』という感じだ。このところよく思うのは、ケモノも歩きやすい所を歩くということだ。踏み跡が登り始めたので『あれ?違うか?』と思ったのもつかの間、谷筋に滝が出てきたりする。まさに絶妙。
1800mくらいの河原が大量の砂になってきた辺りで河原を進む。見慣れた出合が見えたので、ショートカットして真の沢に入る。昨年泊まったところで休憩。雨が降りそうだ。3年連続の真の沢、毎回思うが本当に残念な沢だ。倒木が多すぎる!14時近くに源流の碑に到着、この時点で釜の沢下降はなしと判断し小屋に向かう。
今日は新しいトレランシューズを試すためという目的もあったが、雨が降り始めた。仕方なくこの靴で登山道を下るが、なかなかいいグリップ感だ。沢始めは長めのコース設定をいつもしているが、戸渡尾根は自分セレクション嫌いなルートベスト10に入る。
全体的に思いのほか時間がかかってしまった。体力落ちたなぁ…この後、1週間驚異的に膝が痛かった。
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