ニコルス山の会、八経ヶ岳へ行く。あわよくばオオヤマレンゲ。
- GPS
- --:--
- 距離
- 10.4km
- 登り
- 1,121m
- 下り
- 1,123m
コースタイム
天候 | くもり のち 雨 |
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過去天気図(気象庁) | 2016年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
大阪から近畿道・南阪奈道路(\1,440)を経てR169に入り、上市、大滝ダム、大迫ダム、新伯母峯トンネル、和佐又トンネルを過ぎて少し行くとR309へ右折します。 R309は真っ暗でかなり細い道です。鹿がうろついていますのでご注意を。この日は大人6頭ほど子ども2頭見かけました。 行者還トンネルを出るとすぐ右にトンネル西口の駐車場(\1,000)があります。 大阪から2:40ほどで到着しました。 (帰り) トンネル西口の駐車場からR309を天川川合へ下ります。さる1匹に出合ました。 みたらい渓谷入口を過ぎたところで迂回路が設定されており、天川村役場のところに出ます。 役場前の県道53号を右折すれば天川川合へ行けますが、今日はみずはの湯に寄るので左折します。天河大弁財天社、天の川温泉、奈良交通バスの終点の中庵住、天の川青少年旅行村を過ぎれば、薬湯センターみずはの湯に着きます。 行者還トンネル西口から1:00ほどです。 みずはの湯からは県道53号を阪本方面へ行き、R168を五条方面に向かいます。途中、西野トンネルが通行止めになっており迂回路が設定されていました。R168に復帰してから城戸で右折し県道20号で下市の千石橋に出ます。 千石橋を渡り右折し土田からR169に入り、行き来た道を大阪へ戻りました。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
行者還トンネル西口の駐車場にきれいな水洗トイレ(\100)、靴洗い場(無料)があります。 登山ポストは登山口にあります。 弥山小屋にもきれいなトイレ(\100)がありました。 登山口から奥駈道出合までに少し急登があります。下りは滑らないように要注意です。今回は雨の中だったので、より慎重に下りました。 奥駈道出合から八経ヶ岳までの大峰奥駈道は快適です。 |
その他周辺情報 | ●薬湯センターみずはの湯 特産の薬草トウキなどを使った生薬配合の薬湯露天風呂があります。 この日は、女性側は赤御影の花風呂、男性側は桧・岩風呂でした。 ぬるい湯でわたし好み、ゆったり満喫できました。 天川村で一番遠い温泉ですが、行くだけの価値がありました。 以下はHPから 住所 〒638-0553 奈良県吉野郡天川村山西298 電話番号 0747-65-0333 入湯料 大人:600円/小人:200円 営業時間 午前11時〜午後8時 ※8月中は午後9時まで営業 入浴受付は終了30分前 定休日 毎週木曜(祝日の場合は翌日) 12月29日から1月1日 ※正月2,3日は、時間短縮営業 駐車場 あり(無料) 設備 内風呂(ジェットバス付)・露天風呂(男女各1)・ ハーブサウナ・休憩所・マッサージ機・ブルブルマシーン・脱衣所・ 脱衣ロッカー・ドライヤー・シャンプー・リンス・ボディソープ |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
地図(地形図)
計画書
ヘッドランプ
予備電池
筆記用具
ファーストエイドキット
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ストック
カメラ
クッカー
虫除けスプレー
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感想
今回は、大御所、小御所、沢の達人、ご意見番、隊長、なんちゃって隊2名と
わたしの総勢8人のパーティです。
初めての大峰奥駈道、弥山、八経ヶ岳、それとオオヤマレンゲ、とても楽しみです。
2週前に大台ヶ原から見えた行者還岳から弥山へ伸びる大峰奥駈道の気持ちよさそうな稜線を歩けると思うとワクワクします。
オオヤマレンゲと言えば、十数年前に小御所、うちの奥方と3人で稲村ヶ岳へ見に行ったのですが、強烈な雨に見舞われ稲村小屋で断念し撤退した思い出があります。
その晩は洞川温泉の宿「花屋徳兵衛」さんに泊まりました。
雰囲気、料理、お風呂、とてもいいお宿でした。
談話室でクラシックを聞きながら調子こいて遅くまで飲んでいて、ちょっと注意を受けましたが・・・。
さて話を戻して・・・、
行きのR169大滝ダムのあたりから空が晴れてきて、綺麗な丸い月が輝いているのが見えました。行者還トンネル西口の駐車場に着いても、綺麗な月、星が輝いており、そのまま出発するとご来光が期待できましたが、やはり睡眠を取らないで夜道を行くのは危ない(熊も怖いしね)とのことで、車内で仮眠後、早朝に出発する事にし、ビールを飲んで寝ました。が、車内はイビキの大合唱でほとんど眠れずじまいで朝を迎えました。
朝は昨晩と打って変わって曇り空で小雨がパラついていました。朝食(パンとコーヒー)を摂ってカッパを着て出発です。午後から雨の予報だったので、早いうちに下りて来たいなあと思っていました。
奥駈道出合に出ると小雨も上がり雲が少し高くなってきました。東の空が少し明るく、立ち込める雲を茜色に染めていて、それはそれで美しい風景でした。
大普賢岳、大台ヶ原(日出ヶ岳はどれかわかりませんが)方面、熊野方面の峰々が、曇り空の割にはよく見えていました。
ここからは、待ちに待った大峰奥駈道。ゆるゆると弁天ノ森まで上り、少し下って聖宝ノ宿跡からつづれ折りの道を上り、階段道を上り切ると弥山小屋に到着です。
みんな揃う前に隊長と国見八方覗へ行き、絶景を楽しみました。
みんなで「弥山」の大標識の前で記念撮影し、2回目の朝食(パンとコーヒーと沢の達人がプレセントしてくれたスモモ)を摂って、いよいよ最終目的のオオヤマレンゲと八経ヶ岳登頂に向けて出発しました。
オオヤマレンゲはまだほとんどが蕾でしたが、5,6輪咲いているの見つけました。もっと大きな花を想像していましたが、楚々として慎まし気な姿に魅了されました。今週あたりがベストかもしれません。
オオヤマレンゲの保護区を過ぎて登り返したら八経ヶ岳山頂です。山頂からは360度展望できます。東は大台ヶ原(日出ヶ岳はどれかわかりませんが)から台高方面、西は高野山方面から金剛山、葛城山、二上山、南は目の前に明星ヶ岳、仏生ヶ岳、釈迦ヶ岳、北は弥山、行者還岳、大普賢岳、山上ヶ岳と、予想以上によく見えていました。
ここまで天気が何とか持ちこたえてくれて目的も果たせてみんなに感謝感謝です。
弥山小屋へ戻り、昼食(ビールとさきいかとチョコレート)が終わるころに雨が降り出し、登山道を流れる雨水を追いかけるように下りました。奥駈道出合からは斜度がきつくなりコース選びに緊張を強いられました。
みんなずぶぬれになりましたが、無事に下山でき、満足の笑顔が広がっていました。
今回も虫に耳と手のひらをやられました。虫除けスプレーのかかってないところを攻められたようです。またもや病院へ行く羽目に。
こんどは大普賢岳に挑戦かな!?
※今回出会った生きもの
鹿 5,6頭(R309で)
バンビ 2頭(R309で)
さる 1匹(R309で)
かえる 6,7匹(弥山小屋〜聖宝ノ宿跡で)
なんかの幼虫 1匹(聖宝ノ宿跡〜弥山小屋で)
ヤマビル 数十匹(国見八方覗辺りで)
むし 無数(奥駈道出合,弥山小屋,八経ヶ岳山頂付近は特に多い)
ニョロくん 0匹
カナちゃん 0匹
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