南アルプス林道規制解除記念☆北岳日帰り

2016年06月25日(土) [日帰り]

• GPS: 08:16
• 距離: 13.5km
• 登り: 1,914m
• 下り: 1,904m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:31
• 休憩: 0:45
• 合計: 8:16

7:14 広河原インフォメーションセンター
7:25 7:25 白根御池分岐
8:41 8:49 白根御池小屋
9:09 9:09 二俣
10:47 10:50 八本歯のコル
11:07 11:07 吊尾根・北岳山荘トラバース道分岐
11:28 11:28 吊尾根・北岳山荘トラバース分岐
11:55 12:09 北岳
12:36 12:56 北岳肩ノ小屋
13:14 13:14 小太郎尾根分岐
13:23 13:23 草すべり分岐
14:08 14:08 二俣
15:26 15:26 広河原山荘
15:30 広河原インフォメーションセンター

天候

小雨 稜線上は強風

アクセス

利用交通機関：

バス 自家用車

芦安駐車場〜広河原 山梨交通バス \1,130(利用者協力金\100含む)
往路 芦安5:50→6:48 復路 広河原16:40→17:38 ※平日ダイヤ

コース状況／危険箇所等

登山届は コンパス登山届（http://www.mt-compass.com/）を利用

[広河原〜白根御池小屋]
樹林帯のジグザグの急登で一気に高度を稼ぐが道は歩きやすい

[白根御池小屋〜二俣]
ほぼ水平〜下り基調の樹林帯の道で歩きやすい

[二俣〜八本歯のコル(左俣コース)]
二俣から雪渓を横断する 夏道がまだ完全に出ていないので、初めは雪渓の右端を登り少し行ってから夏道に取り付く アイゼンが必要なほどではない
何度か沢を渡渉するが、雨で増水しており、ペンキマークの通りに行かないと渡れない 岩が濡れていたので滑りやすく、注意が必要だった
沢が終わるとダケカンバの林となり、すぐに45度くらいの傾斜の丸太のハシゴが続く ここも雨で濡れていると非常に滑りやすいので手すりをしっかりと持った

[八本歯のコル〜北岳山頂]
岩場をペンキマークの通りに進む
キタダケソウを見に、トラバース道分岐で北岳山荘方面に進み、岩場にかかる桟道の直前まで行ったが、非常に風が強く飛ばされる危険があったため、あきらめて引き返した
吊尾根分岐付近も同様に強風だったが、風向きの関係か、北岳の斜面に取り付くと普通に歩けるようになり、山頂ではゆっくり出来るほどだった
吊尾根分岐から北岳の登りはザレた登りにくい斜面 ルート判りにくいが丸太に沿って進む

[北岳〜肩の小屋]
岩場は緑のペンキマークに沿って進むがところどころ複数の踏み跡あり

[肩の小屋〜二俣(右俣コース)]
浮石に注意して下る
二俣の直前でペンキマークのある夏道が流れの跡に消えてしまうが、そのまま下ると復活する

[二俣〜大樺沢〜広河原]
大きな流れを渡る場所にはすべて橋が架かっている
夏道が雪渓や流れの跡に覆われている場所があり、赤テープを目安に進む
アイゼンが必要なほどではないが、雪渓の上を歩く場所も多かった
雨で沢が増水しており、道が流れとなっている場所がとても多い 流れの中にある岩が非常に滑りやすい
標高が下がると、登山道の整備が進んでいてありがたかった

写真

6/25 5:43

本日から運行開始の登山バスは2台で出発 駐車場はいちばん近い第1駐車場でも余裕ありました

6/25 7:13

広河原のインフォメーションセンター 2階で各種の情報が得られます 雨なのでここで雨具を着込む

6/25 7:15

南アルプス林道からの入口

6/25 7:15

吊り橋を渡って広河原山荘方面へ

6/25 7:16

雲が低く垂れこめています 水は勢いよく流れている

6/25 7:17

広河原山荘前を通って登山道に入る

6/25 7:18

6/25 7:27

流れを渡るところには橋が渡してありました

6/25 7:31

大樺沢方面との分岐 橋は架かっているとのことですが、雨による増水を懸念して白根御池小屋経由を選択

6/25 7:45

樹林帯の急登が続きます

6/25 7:50

第一ベンチ

6/25 7:55

丸太のハシゴを登る さらに急登が続きます

6/25 8:06

第二ベンチ

6/25 8:09

ゴゼンタチバナ

6/25 8:10

雨に濡れて新芽の緑が鮮やか

6/25 8:18

ここからなだらかになる

6/25 8:24

しゃれた案内板にほっと一息

6/25 8:27

崩壊地を横切る

6/25 8:30

6/25 8:30

雨脚は弱まってきましたが、水量は豊富です

6/25 8:30

少し空が明るくなった 晴れてくるといいのですが

6/25 8:40

白根御池小屋に到着 左俣コースの状況を聞く (雪はあるが道を外さなければアイゼンなしでも問題ないとのこと)

6/25 8:50

ミヤマキンポウゲがちらほら

6/25 8:50

ちょっと看板がズッコケてる

6/25 8:50

二俣方面へ進む

6/25 9:06

いい雰囲気の道

6/25 9:09

二俣に到着 ここから左俣コースへ それなりに雪あります

6/25 9:11

ここを向こう側へ渡る

6/25 9:20

先行する方の後を行きます

6/25 9:30

ペンキマークを頼りに夏道に上がる

6/25 9:40

ハクサンイチゲ

6/25 9:40

ヤマガラシ?

6/25 9:47

そこここから水が流れています ペンキマークをたどって進む

6/25 10:01

雪渓から離れる

6/25 10:03

6/25 10:08

流れをふたつ渡る ふだんは枯れ沢なのかな

6/25 10:09

さらに沢を渡る かなり急傾斜です

6/25 10:24

指導標があるところまで来ました

6/25 10:25

鳳凰三山が見えそう

6/25 10:26

丸太のハシゴが続く それほど急ではなく、高度感はありません

6/25 10:30

ツガザクラ

6/25 10:31

美しいダケカンバ林になりました 雪の重みか、みな根元が曲がっている

6/25 10:32

樹齢何年なのでしょう

6/25 10:40

ハイマツ帯に入る 樹相の変化がよく判ります ウラジロナナカマドの花も咲いている

6/25 10:41

稜線が見えて来て最後のハシゴかと思ったら

6/25 10:46

まだありました バットレスの写真を撮り忘れた

6/25 10:47

八本歯のコルに到着 ガスガスで眺望ありません 標高が上がり息があがる

6/25 10:47

ボーコン沢の頭方面 視程はこのくらい

6/25 10:49

登山道の下の斜面にイワベンケイ

6/25 10:50

ハクサンイチゲが多くなります

6/25 10:51

こんな感じで岩場にお花畑

6/25 10:54

コイワカガミ

6/25 10:56

6/25 11:01

岩いわの道を登る

6/25 11:06

トラバース道への分岐 このあたりから非常に風が強いがキタダケソウに会えればと少しトラバース道を進む

6/25 11:09

イワベンケイ

6/25 11:11

6/25 11:11

ハクサンイチゲばかり

6/25 11:12

6/25 11:13

チョウノスケソウ

6/25 11:17

桟道の手前、ロープが張ってあるところまで来たがキタダケソウは見つけられず 風が強く何度か飛ばされそうになり撤退する

6/25 11:38

吊尾根分岐 ここも非常に風が強く、座って先に進むか思案する

6/25 11:44

少し進むと風の通り道を外れたのかやや弱まる ザレザレの歩きにくい斜面

6/25 11:49

鎖が出てくると山頂が近い

6/25 11:54

山頂に到着 誰もいないが何も見えない

6/25 11:58

ひとり占め

6/25 11:59

南側ピークの方が三角点よりやや高く見える

6/25 12:07

三角点「白根岳」とその説明 1904年に設置後、風雪による浸食で柱石が転倒したため、2006年に交換とのこと

6/25 12:15

下ります ガスが切れかけた時もあったが、一瞬だけ

6/25 12:17

岩とハイマツの道を進む

6/25 12:22

両俣小屋分岐 この辺はなだらかです

6/25 12:25

緑のマークを見て進む

6/25 12:30

キバナシャクナゲ

6/25 12:34

ここまで降りてようやく肩の小屋が見える

6/25 12:45

一休み 身体が冷えたので小屋内のストーブに当たって暖かいおしるこ(500円)

6/25 12:54

出発します

6/25 13:06

6/25 13:12

小太郎山分岐

6/25 13:12

団体さんが上がってきます

6/25 13:15

見事なシナノキンバイのお花畑

6/25 13:29

右俣コースに入り、コバイケイソウとダケカンバ

6/25 13:32

6/25 13:39

シカの食害を防ぐ柵が続く

6/25 13:40

鳳凰三山はずっと雲の下だったようです

6/25 13:58

カラマツソウ?

6/25 13:59

雪渓沿いまで降りてきました

6/25 14:02

このさき夏道が途切れる

6/25 14:05

流れの跡の上を進むと再び夏道に出る

6/25 14:09

二俣を過ぎる まだ上がっていくグループに会います

6/25 14:24

大樺沢沿いのルートは雪が残っています

6/25 14:26

赤テープを目安に進む

6/25 14:28

再び雪の上 何か所かあります

6/25 14:35

鉄パイプの橋を渡る

6/25 14:36

勢いよく流れています 橋がなかったら渡れない

6/25 14:38

6/25 14:45

コケの上を流れる沢の水 いたるところ道を水が流れていました

6/25 15:22

古い標識 もうすぐ広河原です

6/25 15:26

6/25 15:26

明日には天気回復するでしょう

6/25 16:15

広河原インフォメーションセンター2Fの情報

撮影機器：

OLYMPUS STYLUS TG-860 Tough オリンパス

感想

uk365

南アルプス林道の通行規制が解除となった初日、最初のバスで広河原に入り日帰りで北岳に行って来ました。
強い雨は朝方には上がり、昼頃には雲も取れてくるのではと少し期待していましたが、雨雲の通過後の西の風が稜線上で非常に強く、2900mくらいから上は常に雲がかかっている状態で、稜線での展望はほとんどありませんでした。
できればキタダケソウを見たいと思いトラバース道を少し進みましたが、非常に風が強く落ち着いて探せなかったこともあり、見つけることができませんでした。
それでもたくさんの花たちに会えて楽しむことができました。