北部台高 木梶山北尾根からハート池&“間伐尾根” 周回
- GPS
- 06:06
- 距離
- 13.7km
- 登り
- 1,089m
- 下り
- 1,088m
コースタイム
- 山行
- 5:30
- 休憩
- 0:36
- 合計
- 6:06
天候 | 曇りのち晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
R166の高見トンネルを三重県側に抜け、旧道に入りしばらく高見大峠に向け 登って行くと、『木梶三滝』の案内板がある分岐を左へ。 地道の林道を走ると、ゲートの前に5〜6台程度の駐車スペースがあります。 ベンチはありますが、トイレと登山ボックスはありません。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
北尾根取付き点⇒木梶山 木梶川にかかる橋の上から上流側左手を見ると、細い木に赤テープが巻かれて あり、そこが取付き点となります。 取付きからスグに超急登なので4駆で登りますが、ところどころ岩が出ていたり 落ち葉の下がやわらかい粘土質のところに、昨日までの雨が流れていたりする のでとても滑りやすいのに、木は朽木が多く岩は脆いためしっかりつかめる ものや足を乗せるところも少ないのでかなり怖いです。 よくわかりませんが、右側から回り込んだ方が登りやすいんではないか?と、 思いました。 この超急登は10分ほどで終わりますが、ここで落ちればかなりなダメージが 予想されるので、注意してください。というか登らない方が賢明かも。 急登を登りきると少し緩やかになり、このあと木梶山まで時々急登はあっても 4駆で登るような超の付く急登はありません。 途中、ちょっとだけ痩せた岩稜もありますが、特に問題はありません。 この北尾根、登りで使うのであれば迷う心配は無いですが、下りで使う場合は 尾根芯は真っすぐなのに進行方向は右の斜面を下る。というところが2ヶ所ほど あるので注意が必要です。 それと、最後の急斜面をどう下るかが一番の問題と思います。 なお、このコース、取付きで2つテープがあったきり、そのあとは青田から 梅尾を経て登ってくる尾根までの間で2つ?テープがあるだけで、テープも 踏み跡もほぼありません。 梅尾からの尾根に合流して右へ曲がりますが、ここから山頂まではテープも 踏み跡もあります。 木梶山⇒馬駈場辻 北尾根を登ってきたら、左へ折れ緩やかに下ってまた緩やかに登ると、右側に 台高縦走路方面の展望が拡がります。 このあたりから尾根は右に曲がり、草付きを下って登り返して樹林帯に入ると 『木梶山→』の分岐に出ます。 ここは右折して、馬駈場辻まで緩やかに登って行きます。 途中、踏み跡がわかりにくいところもありますが、テープがあるので良く確認 して下さい。 馬駈場辻⇒『建設省三角点』分岐 北部台高縦走路なので危険なところはありません。 『建設省三角点』⇒木梶林道着地点 雲ヶ瀬山から来たらこの三角点を右に折れ尾根伝いに進みますが、標高940mの 尾根が分かれてるところまで、間伐した木がそこここにあるのでとても歩き にくく、また見通しも効かないため下る尾根を間違えそうにもなります。 最低、1/2.5万地形図は必携です。GPSがあればなお良しです。 尾根が分かれてるところを右に曲がりましたが、左はまだ間伐した木が続いてる のに対し、右は急下降でも尾根はスッキリしているのと、なんとなく踏み跡 らしきものがあったため、私は右を選びました。 尾根分かれからしばらくは、足元が不安定なかなりの急下降ですが、少しの 間だけです。 そのあと、林道の近くまでくるとまた急下降がありますが幾分マシです。 ここまでの途中、右の方へ進みそうになるところがありますが、ここは左よりに 曲がりながら下りて行きます。 林道のすぐ上の尾根の突端まで下りると、林道からの高さは3m〜4mほどと 思いますが、ここは崖になっているので林道へは下りられません。 右へ行くか、左へ行くか思案しましたが、なんとなく右の方が林道に下りられる ところがありそうな感じがしたので右へ進みましたが、崖上の不安定なところを 少しトラバースして、あと2mくらいの高さの崖を木を掴みながら林道に着地 しましたが、ちょっと怖かったです。 ここは、左へ進んで行くと急ではあるけど植林の斜面が林道まで続いてるところがあるので、突端からは左へ進む方がいいと思います。 |
写真
装備
個人装備 |
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
地図(地形図)
コンパス
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
常備薬
ツェルト
カメラ
熊鈴
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感想
北部台高縦走路から外れているし展望も無い “不遇の木梶山”。
山頂に立つにはとても?不便な山なので、私はここで誰一人として出会った
ことがない!くらい静かなところが案外気に入ってます。
この木梶山に登るには、木梶林道を長々と歩いて木梶山登山口から登るか、
台高縦走路の馬駈場辻から入るか、というのが普通なんですがどっちも山頂まで
案外時間がかかります。
私は今まで、馬駈場辻からのピストンを何回かしているうちに、「ピストン
やったらおもんないなぁ!? 周回してみたい!」と思うようになりました。
でも、木梶林道を長々と歩くのがイヤだったので、木梶林道歩きを極力少なく
木梶山に登る第1段として、先週高見大峠からの周回をしました。
そして今回は、木梶林道歩きを極力少なく木梶山に登る第2段ということで、
北尾根から登ってみることにしました。
以前から地形図を眺めてて、山頂から駐車地の少し先のところまで伸びている
北尾根が気になっていて「ここやったら最短最速で登れるんちゃうかな!?」
って思っていましたが、実際登ってみてそう実感しました。
そして下山で使った “間伐尾根”(勝手に命名)を歩くことにしたのは、北尾根から
上がっても木梶山登山口に下りるんであれば木梶林道を長々と歩くことになり、
「これやったらアカンわ!」と…。
林道歩きを極力少なくして、山の中を少しでも長く楽しく歩きたかったのですが
間伐された木がそのままになっていて歩きづらく、「これやったら林道を歩いた
ほうがイイかも?」なんて、ほんの少し思いもしました。
でもやっぱり、少々荒れていても山の中を歩く方が性に合ってるんやろな!
って下りてきて再認識することができました。
なので、私にとっては、スゴくおもしろかったです!
コメント
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こんばんわsukanpoさん
雪の残る頃に子連れに行った林道です。
途中にある左への分岐が気になりながらちょくしんしました。
これからの時期、ジャブジャブするなら左へ下降ですね。
日曜日は、オオヤマレンゲですか?もしかすると、お逢いできるかもしれません。
yokoyanさん、こんばんは。
木梶林道は、まだ全線歩いたことがないのでどんなんか知りませんが、
秋なんかはのんびり歩くのにいいのかも?ですね
途中から分岐する林道は、地図を見て「北尾根を登るのに使える!」って
思いましたわ。
川岸に下りてみると、水は綺麗だったので「水遊びにいいなぁ!」って
思いましたよ! 私、沢はやりません(できません)が…。
日曜日、オオヤマレンゲですね!
お会いできたら嬉しいです〜
天気は、雨さえ降らなければ “良し!” としましょう!!
sukanpo様
お疲れ様です。
大峠〜伊勢辻山までの稜線つなぎに実は木梶山経由のルートを考えていたので
skanpoさんの前回と今回の山行記録大変参考になりました。
昨日私もハート池の写真を撮ったのですがあまりハートに見えませんでした。
ハートの下から撮影するのがポイントなのですね!
次行く時、ハートに見えるように撮りたいと思います。
kanbe1012さん、おはようございます。
日曜日は、ニアミス?だったようでお会いできなくて残念だったです。
台高縦走路繋ぎ、大峠から伊勢辻山やアカゾレ山はピストンもいいですが
木梶山をコースに入れると、うんと面白味が増すので是非!
ハート池は、今まで写真を撮ってもうまく♡の形には写らなかったんですが
先週池の周りをグル〜っと回りながら何枚も撮ってる内に、「下から撮ったら
一番♡に見える!?」って気付きました。それも高いめから…。
他にもいいアングルがあるかも!? なので、次回行かれた時はグルっと
回ってみてくださいね!
sukanpoさん、こんにちは。
ガスの漂う赤ゾレのハート池、良い雰囲気ですね。緑の草の輪郭でハートが映えています。
23.32は「ネジキ」かな?67は「ヤマゴボウ」食べられません!紫色のブドウのような実が成る…。
DCTさん、こんばんは。
アカゾレのハート池、先週は、明るい夏の少女の♡!?
で、今週は、ガスってて幻想的で謎めいてて…。
なので、どこか陰のある妙齢の婦人の♡!?
って、ちょっとこじつけ過ぎ〜!
でも、晴れの時よりガスの時の方が癒され感はありましたよ。
ドウダンツツジじゃなくて、ネジキなんですね!
時期的には変やなぁ!?とは思ってました。
よく似てるけどネジキの方が花が長い!?し、花の付き方もぜんぜん違う!
ヤマゴボウと合わせて、お教えいただきありごとうございました。
またひとつ、かしこくなりました!
sukanpoさん、おはようございます(^◇^)
確かに今回のほうが、よりハートに見えます(^^♪
写真の腕上げましたね!(^^)! (嫁)
chasseさま、奥さま、こんばんは。
ちゃんとハート♡に見ていただき、ありがとうございます。
2週連続で見に行くと、「こういうふうに撮った方が…」って
なんとなく思うようにはなりました。
でも、何枚も何枚もいっぱい撮った中の1枚ですから、写真の腕が
上がったんではなく、「へたなてっぽも…」てとこですわ (>_<)
ご夫婦で見に行かれ、ハートネタの漫才レコを見たいですわ〜!
楽しみにしときますよ〜 (^_^)v
sukanpoさん こんにちわ
以前縦走の時ハンシ山あたりから雨にバシバシやられて周囲はガスガスでしたから明神平まで♡はもちろん周囲の山々見れてないんです。今度は晴れた日にまた行ってきます。木梶山周遊はおもしろそうですね。
ところで、sukanpoさんも最後は崖林道急下降で苦労されたようですね
cicsさん、こんばんは。
雨にバシバシやられると、もう黙々と前だけ見て…。ってなりがちですが
ハート池は、ガスの時や雨の時の方が雰囲気はイイかもしれません!?
アカゾレ山の展望もいいのですが、私はいつも「今日はどんな表情かなぁ?」
って、ハート池の方が気になってます
これって、ハートに飢えてるからなんかな
cicsさんも、いろんな表情の♡を見に行ってくださいね!
木梶山は通常ルートを歩いても、ほとんど人に会わないのに、北尾根だと
紅葉シーズン真っ盛りでもだ〜れにも会わんでしょうね!
ただ、北尾根だけだと少しおもしろ味に欠けると思いますが、周回するので
あれば充分使えます
周回最後の崖は、左に行けばあの植林帯の斜面に出られると、なんとなく
思ってましたが、右の方がスグに下りられそうな気がして…。
足が長ければ最後の一歩は悠々だったんでしょうね
次は、左に行くことにしま〜す!
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