【入笠山】霧の入笠湿原、スズランは終わってしまった。

2016年06月26日(日) [日帰り]

• GPS: 05:03
• 距離: 12.1km
• 登り: 1,093m
• 下り: 1,086m

コースタイム

日帰り

• 山行: 2:44
• 休憩: 2:10
• 合計: 4:54

9:55 スタート地点
10:08 10:12 ゴンドラ山麓駅
10:22 10:25 ゴンドラ山頂駅
10:45 10:55 入笠湿原
11:05 11:18 お花畑
11:20 11:20 マナスル山荘
11:30 11:32 分岐点
11:45 11:45 山頂下分岐
11:50 11:55 入笠山山頂
12:17 12:18 首切清水登山口
12:25 13:15 八ヶ岳ビューポイント
13:30 13:32 お花畑
13:40 13:45 山彦荘
13:45 14:00 入笠湿原
14:05 14:25 ゴンドラ山頂駅
14:35 14:35 ゴンドラ山麓駅
14:49 ゴール地点

アクセス

利用交通機関：

バス ケーブルカー（ロープウェイ／リフト）

○オリオンバスツアー「入笠山」
　http://www.orion-tour.co.jp/active/nyugasayama/

コース状況／危険箇所等

○富士見パノラマスキー場のゴンドラでスキー場山頂まで
○ハイキングコースで整備され、特に危険個所は無し

その他周辺情報

○　ゆ〜とろん水神の湯　　http://yuutoron.com/index.html
　　※ツアーにパック

写真

6/26 8:19

オリオンバスツアー

6/26 8:20

梅雨時の晴れ間、青空に燕

6/26 10:01

富士見パノラマ、予定より早めに到着

6/26 10:02

【紫陽花】

6/26 10:02

6/26 10:02

【ニッコウキスゲ】

6/26 10:02

6/26 10:03

青空が消えて暗くなる

6/26 10:10

ゴンドラ利用

6/26 10:11

前の組はマウンテンバイクをゴンドラに

6/26 10:15

雲が出てきた

6/26 10:24

ゴンドラ山頂駅はガスの中

6/26 10:31

【アヤメ】

6/26 10:31

【ヤマオダマキ】

6/26 10:32

【ヤマオダマキ】

6/26 10:32

【ウマノアシガタ】

6/26 10:33

【ヨツバヒヨドリ】

6/26 10:33

【アヤメ】

6/26 10:34

【ホテイアツモリソウ】

6/26 10:36

【ニッコウキスゲ】

6/26 10:40

【レンゲツツジ】

6/26 10:41

【？】

6/26 10:44

6/26 10:45

【ヤマオダマキ】

6/26 10:46

以前よりも整備されている

6/26 10:48

【レンゲツツジ】

6/26 10:49

【ウマノアシガタ】

6/26 10:50

【アヤメ】

6/26 10:51

【レンゲツツジ】

6/26 10:53

6/26 10:54

【アヤメ】の群生

6/26 10:56

【クリンソウ】

6/26 10:57

6/26 10:59

6/26 11:00

【クリンソウ】

6/26 11:02

6/26 11:04

6/26 11:04

【シロツメクサ】

6/26 11:04

【ウマノアシガタ】

6/26 11:06

【ハクサンフウロ】

6/26 11:07

【ハクサンフウロ】

6/26 11:07

6/26 11:08

【ニッコウキスゲ】

6/26 11:09

【アヤメ】

6/26 11:10

【ハクサンフウロ】

6/26 11:16

マナスル山荘もガスの中

6/26 11:21

登山道

6/26 11:31

分岐点、きょうは左の岩場迂回コースへ

6/26 11:45

山頂間近

6/26 11:45

最後の登り

6/26 11:49

入笠山山頂

6/26 11:52

やはり眺望は無い

6/26 12:12

最近倒れた様子

6/26 12:13

パワーを感じる

6/26 12:16

種牛放牧中

6/26 12:16

6/26 12:16

6/26 12:16

6/26 12:18

【サルオガセ】

6/26 13:11

【サルオガセ】

6/26 13:12

八ヶ岳ビューポイント

6/26 13:12

目の前の八ヶ岳も全く見えないが、ここでランチ

6/26 13:24

6/26 13:30

お花畑

6/26 13:38

山彦荘

6/26 13:39

入笠湿原

6/26 13:39

百万株のスズランの丘

6/26 13:41

入笠湿原

6/26 13:48

【スズラン】

6/26 13:51

【スズラン】はほとんど終わってます

6/26 13:54

【スズラン】

6/26 13:54

【スズラン】

6/26 13:55

【スズラン】

6/26 13:59

電波塔、再び青空

6/26 14:03

【ナデシコ】

6/26 14:05

【ノアザミ】

6/26 14:05

【サワキキョウ】

6/26 14:06

6/26 14:07

【セイヨウヒメクワガタソウ】

6/26 14:08

【アカツメクサ】

6/26 14:11

ルバーブ味のソフト

6/26 14:22

雲が流れ青空がのぞく

6/26 14:22

6/26 14:25

ストックの無料貸し出し

6/26 14:25

傘の貸し出し

6/26 14:28

下山

6/26 14:42

下は晴れていた

6/26 14:42

青空

6/26 14:42

センターハウス

6/26 16:18

立寄り湯
「ゆ〜とろん」

撮影機器：

OLYMPUS OM-D E-M5 オリンパス

iPhone 5s Apple

装備

個人装備

ヘッドランプ(1) 笛(1) 筆記具(1) 保険証(1) 昼食 ティッシュ(1) コーヒー 帽子 タオル(1) 携帯電話(1) 雨具(1) ストック(1) 水筒(1) プロトレック時計(1) 非常食(1) ファーストエイドキット(1) ライター(1) カメラ(1) コンロ(1) 水 マグカップ

感想

baseman

梅雨時の晴れ間を狙って入笠山のスズラン鑑賞に行く。
しかし、スズランは残念ながら終わりであった。
10日ほど遅かったようだ。

天気も山麓は晴れていたが、ゴンドラで上がる途中から
ガスが掛り始め、ゴンドラ山頂駅に着くと、
すっかり雲の中、雨粒も交じりはじめた。

山頂駅付近のドイツスズランは終わっているのは想定内、
先ずは湿原方面へ歩き出す。

霧の森に踏み入ると、すぐにいろいろな花の彩が
霧の中でしっとりとして美しい。
レッドリストのホテイアツモリソウが何株も
高貴な色合いの花を咲かせ、ちょうど見頃。

霧も森を抜け、湿原に出ると、
アヤメの青紫、ニッコウキスゲの黄色、
レンゲツツジのオレンジ色が
霧の中で新鮮な色合いで点在している。

百万株のスズランの丘は濃霧で全く見えない。
スズランは最後の楽しみとして、山頂を目指す。

クリンソウのピンクの花が沢沿いに群生していた。
以前はもう少し赤い色の花だったように思うが、
霧の中のせいか、旬を過ぎたのか判らないが、
綺麗なピンク色に見えた、好きな花の一つである。

お花畑も全体的に霧が掛っている。
湿原と同様にアヤメ、ニッコウキスゲ、レンゲツツジが点在、
足元にはハクサンフウロのピンク色が瑞々しい。

山頂までの登山道を歩いていると、雲が流れ、
青空が顔を出し、陽射しも出てきた。
山頂での眺望も一瞬期待はしたが、
山頂は雲の中で360度、視界はまったく無かった。

早々に首切清水の登山口方面へ下山、
雪の頃に何度か降りたコースで、
スノーポンでザクザクと大股で
一気に降りることが出来たのに比べ、
夏道はゴロ石などで意外に歩き辛い。

林道に出ると、針葉林の木々に
サルオガセが垂れ下がり、幻想的な様相。

八ヶ岳ビューポイントからも視界は無かった。
微かに下界の街がジオラマのように見える。
雲が少し流れているので、晴れ間が出るのを期待して、
ここでゆっくりとランチタイム。
結局、雲は晴れなかった。

再び、湿原を経由して、スズランの丘を目指す。
しかし、丘に近付いても、木段を登る人影も疎ら、
登っている人たちも坦々と登り切っている。

嫌な予感が的中、日本スズランも終わっていた。
以前、同時期に雨の中傘を差しながら来た時には、
一面に咲いていた光景はそこには無かった。
木段の隙間に辛うじて何株かのスズランを確認できたのみであった。

ゴンドラ山頂駅付近に戻ると、風が流れ、
雲の切れ間から青空が見え始め、
八ヶ岳方向の景色を雲の切れ目から垣間見ることが出来た。

その光景をソフトクリームを舐めながら、しばし眺める。
八ヶ岳の全貌を見ることは叶わなかったが、
それでも美しい景色を見て、やや満足できた。

ゴンドラで下に降りてくると、完全に晴れている。
明るい陽射しと青空が眩しかった。

帰り途中、「水神の湯ゆ〜とろん」に寄り汗を流す。
露天風呂が幾つもあり、空いていて気持ちよい湯である。

帰りのバスは、中央道の数か所で事故が発生して、
かなりの渋滞となり予定よりも遅くなったが、
湯上りでさっぱりして冷房が効いた車内で、
寝ているうち新宿に着いてしまうのだから、
何と言っても楽ちんである。

今年は尾瀬の水芭蕉に続いて今回のスズランも
異常気象で例年よりも早く時期を迎え、後手を踏んでしまい、
残念であったが、また別の花々を目にすることが出来たので、
それはそれで良かったように思う。

「花鳥風月」、だんだんと自然の草花に心が魅かれるお年ごろとなった。
しかし、「鳥」は、まだまだ「焼き鳥」の赤ちょうちんに
心が傾く年ごろである。