記録ID: 906367
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
妙高・戸隠・雨飾
火打山 花盛り
2016年06月26日(日) 〜
2016年06月27日(月)
- GPS
- 32:00
- 距離
- 18.5km
- 登り
- 1,374m
- 下り
- 1,361m
コースタイム
1日目:1:55自宅―7:14火打山登山口―8:18黒沢橋―9:02十二曲り上―10:05富士見平―11:10高谷池ヒュッテ11:35―12:10天狗の庭―13:45火打山山頂14:01―15:50高谷池ヒュッテ
2日目:5:58高谷池ヒュッテ―6:58茶臼山―7:42黒沢池ヒュッテ7:55―9:00富士見平―9:58十二曲り―10:33黒沢橋10:49―11:44登山口
2日目:5:58高谷池ヒュッテ―6:58茶臼山―7:42黒沢池ヒュッテ7:55―9:00富士見平―9:58十二曲り―10:33黒沢橋10:49―11:44登山口
天候 | 1日目 晴れたり曇ったり そして雨 2日目 晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2016年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
妙高ICから笹ヶ峰まで、やや細い場所もありますが全面舗装の良い道です。 登山口前の駐車場はほぼ満杯ですが、何とか停める事が出来ました。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
笹ヶ峰登山口から木道が整備された緩やかな登りが続きます。長い長い木道歩きです。黒沢橋から急登となります。十二曲りは良く整備されていて登りやすいのですが、その後がゼイゼイハアハアです。石の重なる急登、雨のあとでしたが火山岩なので滑る事はありません。富士見平でひと休み。そこからはトラバース道で高谷池へ。 高谷池ヒュッテでチェックインを済ませ、不要な荷物を預けて火打山に向かいます。高谷池から天狗の庭までがこのコースのハイライト、花々が出迎えて呉れ、まさに天国です。天狗の庭から登山道、2箇所雪田が残っていますが、全く問題ありません。小雨が降り始め、カッパの上着を着込みます。頂上は真っ白け。時折り雲が流れ、天狗の庭が姿を見せますが、北アルプスどころか焼山さえ全く見えません。でもここまで来たことに満足満足です。 高谷池ヒュッテの食堂でビールとブランデー、窓越しに雨を眺めながら夕食までの時間を過ごします。ビールは新潟限定、空き缶はお持ち帰りの規則です。夕食はカレーライスとハヤシライスが用意され、セルフで好きなだけ頂けます。ご飯は圧力釜で炊いてあり、おいしい。自炊室にはガスコンロがづらりと並び、自由に使用できます。今夜の宿泊者はわたしも含めて3人のみ、いづれも単独の方です。昨夜は土曜日でしたが、僅か20人だったそうです。今が花盛りの火打なのに、なんと少ない事。 朝食は八宝菜と具沢山タケノコのお汁です。このままもと来た道を帰るのは勿体ない。茶臼山に登り、黒沢池湿原を回って帰る事にします。 茶臼山への登り道、黒沢ヒュッテへの下り道、いづれも花盛りです。黒沢ヒュッテは7月1日の小屋開きに合わせて作業中。オーナーのプロスキーヤー、ワッハッハーの植木さんは体調不良で小屋の管理は別のヒトに任せていましたが、評判が悪いので、今年からはカナダ人の男性が管理人になるそうです。雰囲気悪いと感じたのはわたしだけでは無かったようです。 黒沢池湿原、青い空に白い雲、真っ直ぐ延びる木道、キッモチイ〜イ。花、花、花。ワタスゲは天狗の庭より沢山群れ咲いています。ゆっくりゆっくり歩きます。黒沢に掛かる木橋を渡ると登りになります。富士見平でひと休みし、あとは急坂を慎重に下ります。十二曲りを過ぎ、黒沢橋まで来ればもう安心。あとは長い木道を歩いて、無事、笹ヶ峰に戻りました。 |
その他周辺情報 | 元気村の「温泉ハウス」で汗を流しました。本日の当番のペンションで鍵を開けて貰い、入浴料500円を払います。単純硫黄泉ですがpH8.4です。と云う事は硫黄型。硫黄臭も無く、気持ち良い温泉をひとり占め。 |
写真
撮影機器:
感想
火打山にハクサンコザクラが咲いていると云う。天気予報で梅雨の晴れ間をねらって行くことにしました。前日、TVを見ていると緊急地震情報「長野県北部で震度4」というテロップが流れます。ヤバイかな、不安が頭をかすめますがお花が私を呼んでいます。
十二曲りから富士見平までゼイゼイハアハア、こんなにきつかったかな。でも、頑張って来た甲斐がありました。百花繚乱、天狗の庭では聞きしに勝るハクサンコザクラの大群落。これでもう充分、本日の目的は達しましたが何故か火打山まで登ってしまいました。天気予報は外れ、雨が降って来て眺望はありませでしたが、これまた風情を感じる天狗の庭と高谷池湿原でした。
高谷池ヒュッテのスタッフさん、「昨日は下から突き上げるような揺れでした」。5時半からの夕食を済ませるともうすることはありません。布団の中でウトウト、ユ〜ラユラ、震度2だったようです。芍薬甘草湯を飲んで寝ましたが、夜間、両下腿がツリツリ。収まったかと思えばまたまたツリツリ、どうしようもありません。
翌日は晴れ、ちょっと寄り道して黒沢池湿原へ、ここは高谷池湿原や天狗の庭とは少々趣が異なり湿原の中を歩いているような感じです。今日は雨の心配は無さそう、気持ちの良い初夏の光を浴びて広大な湿原を歩きます。別世界。
以前登った火打山、その時はただ登るだけでしたが今回は全く別の火打山、いい山でした。
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鬼さん こんばんは😄
「以前登ったのは、ただ登るだけ、今回は全く
別の山」、、、。
まだまだ若輩者ですが、初老?を迎えつつある
我が身には大きな共感を覚えます。
私も少し前(還暦を迎えた頃)大動脈解離の大病で生死の界を垣間見ました。
今、健康を取り戻し二度目三度目に登る山が「愛おしく」も感じます。
前回の火打山は、ガスで眺望無しでした。
翌日の妙高山からは、素晴らしいパノラマを
堪能しました。
大先輩の元気なレコ、勇気を頂きました。
teheさん、はじめまして、おはようございます。
大動脈解離を乗り越えての山登り、ご立派。
手術をされたのか、しなくても良いタイプだったのか、いづれにせよ気をつけて山を楽しんで下さい。
いづれどっかの山でお会いできるのを楽しみに。
おはようございます(^o^)
全身麻酔で手術しました。
人工血管が入ってます。
手術後4ヶ月目に、噴火一年前の御嶽山に登山。
無理せず二の池小屋泊にしました。
あの時の写真(Nikon D90)百数十枚は、
永久保存してます。
スマホの待ち受けにも使ってます。
術後観察は数ヶ月に一度のCTを受けてますが
順調な生活を送ってます。
鬼さんもお元気で、。
何処かの山でお会い出来る
事を楽しみにしてます。
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