乾徳山(乾徳山登山口から周回の予定が負傷...)
- GPS
- 07:01
- 距離
- 12.1km
- 登り
- 1,312m
- 下り
- 1,305m
コースタイム
- 山行
- 4:52
- 休憩
- 2:09
- 合計
- 7:01
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
0:10 道の駅「花かげの郷まきおか」到着し仮眠 車中泊と思しき車は4~5台程度 大型車の駐車は無かったです 5:00 起床 5:20 乾徳山無料駐車場到着(徳和川横) 到着時1台駐車車輛あり 20台程度駐車可 13:00過ぎ下山時5台程度駐車あり |
コース状況/ 危険箇所等 |
山頂近くになって出てくる岩場、鎖場は要注意 |
その他周辺情報 | トイレ 駐車場近くの道を挟んだ乾徳公園にあり |
写真
装備
個人装備 |
レインウェア
ヘッドランプ(1)
ゲイター(1)
水
折畳傘(1)
エマージェンシーシート(1)
ホイッスル(1)
虫除け(1)
虫除けネット(1)
靴ヒモ予備(1)
ポイズンリムーバー(1)
ステンレスミラー(1)
着替(靴下)
着替(Tシャツ)(1)
絆創膏
虫刺され薬(1)
正露丸(1)
簡易包帯(1)
携帯電話(1)
携帯電話予備バッテリ(1)
地図(1)
腕時計(高度計付)(1)
タオル(1)
帽子(1)
ストーブ(1)
クッカー(1)
レジャーシート(1)
防水マッチ(1)
ライター(1)
予備コンタクトレンズ
手袋(1)
トイレットペーパー(1)
アームカバー(1)
膝サポーター(2)
ストーブガス(1)
食糧(1)
長袖シャツ(薄手)(1)
サングラス(1)
山と高原地図
地形図
ツェルト
熊鈴
|
---|
感想
最初にですが今回の山行は結果的に怪我をしてしまったので反省以外何もありません。
後々の自分の反省の為にその時の状況を記録しておきたいと思います。
往路は特に問題なく梅雨の合間の晴れで条件は申し分なし。
初めての乾徳山だったので新鮮な気持ちで要所で道も確認しつつ楽しく山頂到着。
山頂でゆっくり休憩し下山時の水ノタルからの急下降場所も越え緩やかな下りの斜面をトラバースしながら歩く状況の道になりました。
高原ヒュッテまであと10分程度の場所。いつもの様に調子よく下山時のハイペースで歩いている際、少し下りながらの僅かな段差下りる際に木の根に左足先を引掛けてしまい、おっとっとと右足を出しましたが出した先の足場も悪く、更に左足を付くが足の着き方が悪く若干捻りながら左手をつきながら地面に正面から転倒。その時に左手だけで耐え切れず顔を石に打ちつけてしまいました。まず最初に頭を過ったのが「ヤッチャッた(>_<)」次にどの位のダメージなんだろう。
とりあえず頭が低い方にあったので体を起こし座り込んで左手の土を手で払い落とす。左足首を捻った感じがあったので心配しながら立ち上がる。顔をうちつけたのが心配で顔面が血だらけになっていないかとても気になる。痛いし...
頬骨とか歯の折れや口中のダメージの心配が残る。左足首は違和感があるがとりあえず歩けそう。
グローブをつけたままの手の甲を痛みのある左唇上に当ててみると、案の定血が付いた。(グローブはブルーなのですぐ分かった)ヤバイなぁ...
次の行動はどうしようと考えるがとりあえず動けるので高原ヒュッテまであと少しだし、怪我の状態がはっきりと分からないのとメンタル面を考え、気力がある今のうちに歩けるだけ少しでも下山する方向に進もうと決め歩き始める。
行動不能に陥ってしまう一番気になった左足首の痛みはすぐに気にならなくなったので、そういった意味では一安心。次の心配は顔の状況と左手首の痛み。何度もグローブの両手の甲を顔に当てるが一向に血が止まらない。因みに出血量は一秒当ててグローブが1cm平方染みる程度なのでそれほど深刻では無いと思っていたので精神的ダメージはなかったが傷跡が大きく残ってしまうのは嫌だなぁというのと骨への影響。
歩きながら左手首も動かしてみたりするが痛みがある。
色々と思いながら高原ヒュッテ(避難小屋)に到着。まずはザックをおろし鏡と救急セットから絆創膏を出す。鏡で顔を確認すると左唇上がちょっと深めに1cm幅程度切れている。相変わらず血が止まってないのでとりあえず絆創膏。(土とか泥は見た目には無かったけどまずは消毒だな。あとで反省)次に左手首の痛み。腕時計を外しインドメタシン入りの液体筋肉痛止の薬を塗りたくりました。
心配だったのは左手首の骨折。痛み度合いからは固定をしなければいけないとか頭には全く思い浮かばなかった程度。
ついでに落ち着く為に行動食補給し下山コースを思案。
行動計画では国師ケ原、道満尾根を経て徳和に帰る予定にしていたが、今回は初めてコースなので道の状況が分からない。また少しでも早く下山はした方が良いと判断しコースタイムも若干短い往路で下山する事にしました。
国師ケ原からすぐ、錦晶水で一旦通り過ぎたあたりで左手首を冷やした方が良いかなと思い引き返して患部を冷やす。水はとって冷たく2分も当てていたらキンキンに冷えて痛い位でした。2~3回繰り返して再スタート。
唇上の絆創膏はもう血が溢れてる(>_<)なかなか血が止まらないな...
そのまま問題無く登山道入口に到着。林道に出てようやく駐車場に到着。
精神的に落ち着きました。
すぐに病院に行った方が良いかなと下山中考えていましたが、そこまでの緊急性がないと判断し帰宅途中の自宅近くの整形外科で処置してもらいました。
診察は唇上の傷は消毒後絆創膏処置。左手はレントゲン結果で薄らと手首近くの腕の骨にヒビが入っていたので当てもの+包帯で固定になりました...。3週間程度掛る様です。ガックシ(T_T)
自分にとって乾徳山はいつかもう一度行かなくてはいけない山になりました。
怪我の箇所、また発生場所が悪ければもっと大事になっていた可能性大なので単独行動登山者としては自分的に今回の結果は0点です。
しかしながらこれだけで済んで運が良かったですが、この教訓を生かし日々のトレーニングとより一層の安全山行を行う様にしたいと考えます。
自力下山させて頂きどうもありがとうございました。
※2016.9.13追記
一番大きなダメージだった左手首の怪我は、固定は2週間程度で外すことが出来ました。通院は3週目の最終確認診察で終了。骨的には問題は無くなったので後は痛みが残るのを徐々に負荷を掛けて自主的リハビリ。2週間程度は手首を曲げると大きな痛みが残りましたが、現状では日常生活上では概ね支障なし。腕立て伏せや大きく手首を曲げると未だ痛みはあるので引き続き自主的リハビリが必要な状態。
山行は岩場・鎖場で急且つ変な非通常方向への手首の曲げをしない様に注意が必要。
長引いてるなぁ...。
左唇上の傷は2〜3日程度絆創膏を外せた。流石に顔に絆創膏は目立つのでマスクをして隠せることが出来る箇所だったが幸いです。若干の傷跡と皮膚下へ微妙なしこりが残っている。まぁ日常生活する上で大きな問題ではないのでこれだけで済んで良しとします。今後の自分の安全山行喚起になります。
※2017.4.27追記
久しぶりに思い出し追記します。
左唇上傷は幸いな事に傷跡及び変なシコリの様なものは無くなり、今では全く気にならない状態になりました。本当に良かったです。左手首は正直なところ完治はしていません。少なからず違和感を感じる事があり、その度にこの時の事を思い出します。まあ日常生活に支障は無いのでこの時のことを思い出して再発の無い様にしています。自分はクライミングはやりませんが3点確保が必要な山に行った時にも支障は感じない状態にはなっています。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する