9時4分、雁ヶ腹摺山山頂に到着! 途中、写真を撮りながらのスロースピードの歩きですが、ガイドの通り約1時間での登頂になりました。この表示板にあるQRコードをスマホで読み取ると、ここから見られる富士山の美しい画像のURLが表示され、DLできるようになっています(秀麗富嶽十二景に指定された山に限ります)。本来ならここが旧500円札に描かれた富士山の画像を撮った絶景ポイントなんですが、ここに登ってくるにしたがって雲も空を覆うようになり、残念ながら遠景は全くダメでした…。
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9時4分、雁ヶ腹摺山山頂に到着! 途中、写真を撮りながらのスロースピードの歩きですが、ガイドの通り約1時間での登頂になりました。この表示板にあるQRコードをスマホで読み取ると、ここから見られる富士山の美しい画像のURLが表示され、DLできるようになっています(秀麗富嶽十二景に指定された山に限ります)。本来ならここが旧500円札に描かれた富士山の画像を撮った絶景ポイントなんですが、ここに登ってくるにしたがって雲も空を覆うようになり、残念ながら遠景は全くダメでした…。
雁ヶ腹摺山の山頂では見る見るうちにガスってきまして、じっとしていても回復する雰囲気ではなかったので、早々に下山することにしました。
9時52分に大峠に帰着。またすぐに黒岳方面に登りますが、こちらはキツい登りがずっと続きます。入口から一気に登る感じですから、かなり足に応えます。無理して慌てないように一歩一歩進みます。
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雁ヶ腹摺山の山頂では見る見るうちにガスってきまして、じっとしていても回復する雰囲気ではなかったので、早々に下山することにしました。
9時52分に大峠に帰着。またすぐに黒岳方面に登りますが、こちらはキツい登りがずっと続きます。入口から一気に登る感じですから、かなり足に応えます。無理して慌てないように一歩一歩進みます。
しばらくして最初のピークの赤岩ノ丸に到着しました(10時36分)。地図では大峠と黒岳の中間くらいのところにありますが、ここまでおよそ40分掛かっています。
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しばらくして最初のピークの赤岩ノ丸に到着しました(10時36分)。地図では大峠と黒岳の中間くらいのところにありますが、ここまでおよそ40分掛かっています。
赤岩ノ丸からも同じような勾配の登りが続きますが、最後のキツい坂を登り切ると丁字分岐に至ります。黒岳の山頂はここから少し左に逸れていますので、もちろんそちらに進みます。
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赤岩ノ丸からも同じような勾配の登りが続きますが、最後のキツい坂を登り切ると丁字分岐に至ります。黒岳の山頂はここから少し左に逸れていますので、もちろんそちらに進みます。
分岐から少し左に進むと黒岳の山頂三角点に至ります。周辺は木々に囲まれて見晴らしは良くないですが、木の葉が落ちれば幹の間から多少見える感じですね。そのまま直進すると湯ノ沢峠方面になり、焼山沢真木林道と合流して駐車場に至ります。なお、どの山頂にもない避難小屋ですが、湯ノ沢峠には設けられています。
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分岐から少し左に進むと黒岳の山頂三角点に至ります。周辺は木々に囲まれて見晴らしは良くないですが、木の葉が落ちれば幹の間から多少見える感じですね。そのまま直進すると湯ノ沢峠方面になり、焼山沢真木林道と合流して駐車場に至ります。なお、どの山頂にもない避難小屋ですが、湯ノ沢峠には設けられています。
今回持って行ったフィルムカメラは、茂来山の時と同じオリンパスFTLで、標準レンズとは別に専用のズイコー35mm F2.8と135mm F3.5を持って行きました。
せっかく登った黒岳も一旦下って牛奥ノ雁ヶ腹摺山を目指します。するとすぐに軽い登りに転じて小ピークに至りますが、すぐにまた下って登ることを繰り返し、計3つのコブを越えます。
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今回持って行ったフィルムカメラは、茂来山の時と同じオリンパスFTLで、標準レンズとは別に専用のズイコー35mm F2.8と135mm F3.5を持って行きました。
せっかく登った黒岳も一旦下って牛奥ノ雁ヶ腹摺山を目指します。するとすぐに軽い登りに転じて小ピークに至りますが、すぐにまた下って登ることを繰り返し、計3つのコブを越えます。
あまり長く続かない登り下りを経て、突然木々に覆われていない笹原に出ますと、正面に丸いコブがありまして、先に進むと「川胡桃沢ノ頭」とかかれた表示板が立っていました。ガイドマップですと、この地点が黒岳と牛奥ノ雁ヶ腹摺山の中間付近になるようです。標高は1940mですから、黒岳から50mも下がっていないことになります。
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あまり長く続かない登り下りを経て、突然木々に覆われていない笹原に出ますと、正面に丸いコブがありまして、先に進むと「川胡桃沢ノ頭」とかかれた表示板が立っていました。ガイドマップですと、この地点が黒岳と牛奥ノ雁ヶ腹摺山の中間付近になるようです。標高は1940mですから、黒岳から50mも下がっていないことになります。
川胡桃沢ノ頭からしばらく林の中のキツい勾配の道を下り切ると、また笹原の広がる鞍部に到着します。前に見えるのが牛奥ノ雁ヶ腹摺山には違いないですが、あの突起はまだまだ山頂じゃないでしょう。
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川胡桃沢ノ頭からしばらく林の中のキツい勾配の道を下り切ると、また笹原の広がる鞍部に到着します。前に見えるのが牛奥ノ雁ヶ腹摺山には違いないですが、あの突起はまだまだ山頂じゃないでしょう。
一旦偽ピークに登り再び笹原に出ると、またピークが見えましたが、そこには立ち枯れた杉の木が並んでいまして、前に山頂に来た時もこの立ち枯れが随所にあって印象に残っていました。今度は間違いなく山頂でしょう。
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一旦偽ピークに登り再び笹原に出ると、またピークが見えましたが、そこには立ち枯れた杉の木が並んでいまして、前に山頂に来た時もこの立ち枯れが随所にあって印象に残っていました。今度は間違いなく山頂でしょう。
最後の勾配を登り切って牛奥ノ雁ヶ腹摺山頂上に到着! 本格的に登山を始めてから同じ山に登ったことはないのですが、この日本一長い名の山にはこれで2度目の登頂になりました。ここのQRコードの画像は前回頂いたので、この日はパス。しかし、こんな山奥でも通信できるのが意外ですね。
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最後の勾配を登り切って牛奥ノ雁ヶ腹摺山頂上に到着! 本格的に登山を始めてから同じ山に登ったことはないのですが、この日本一長い名の山にはこれで2度目の登頂になりました。ここのQRコードの画像は前回頂いたので、この日はパス。しかし、こんな山奥でも通信できるのが意外ですね。
到着した時点で丁度午後1時になりますが、ここでゆっくり休んで昼食タイムにしました。今回も「出前山頂」ですが、もう季節的に暑いのでおにぎりやパンにしようかとも思ったものの、やはり2000m級の山頂は空気がひんやりしていて、熱いラーメンが美味しいこと(^∇^)v
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到着した時点で丁度午後1時になりますが、ここでゆっくり休んで昼食タイムにしました。今回も「出前山頂」ですが、もう季節的に暑いのでおにぎりやパンにしようかとも思ったものの、やはり2000m級の山頂は空気がひんやりしていて、熱いラーメンが美味しいこと(^∇^)v
ゆっくり休憩してから、4月に果たせなかった小金沢山への縦走を続けます。牛奥ノ雁ヶ腹摺山山頂からしばらくは平坦な開けたところを抜けます。林の中に入り、勾配がキツくない雑然とした下りの尾根道になりますが、この辺は倒木が多くて要注意です。
林の中に入り、勾配がキツくない雑然とした下りの尾根道になりますが、この辺は倒木が多くて要注意です。分かりづらいけれども、それなりに踏み跡がしっかりしていたので、あまり意識しないで進んでいると、いつの間にか道がなくなっていました。少し尾根の上から下に進んでいるようです。道もリボンもないですが、岩の向こうから上に登ってみることにします。
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ゆっくり休憩してから、4月に果たせなかった小金沢山への縦走を続けます。牛奥ノ雁ヶ腹摺山山頂からしばらくは平坦な開けたところを抜けます。林の中に入り、勾配がキツくない雑然とした下りの尾根道になりますが、この辺は倒木が多くて要注意です。
林の中に入り、勾配がキツくない雑然とした下りの尾根道になりますが、この辺は倒木が多くて要注意です。分かりづらいけれども、それなりに踏み跡がしっかりしていたので、あまり意識しないで進んでいると、いつの間にか道がなくなっていました。少し尾根の上から下に進んでいるようです。道もリボンもないですが、岩の向こうから上に登ってみることにします。
枝や倒木を避けて斜面を登ると、ほどなく正規のルートに戻ることができましたが、はてさて、どうして道を外れたのかが解せません。復路でじっくりチェックしてみます。
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枝や倒木を避けて斜面を登ると、ほどなく正規のルートに戻ることができましたが、はてさて、どうして道を外れたのかが解せません。復路でじっくりチェックしてみます。
林を抜けて開けた鞍部に出ていよいよ登りに転じますが、笹原の道を登り切ると偽ピークがあります。その後まさかの下りに転じて一つコブを越えますと、すぐにまた登りになり、牛奥ノ雁ヶ腹摺山みたいな笹原の登り道になりますが、こちらの勾配はそれほどでもないので助かります。
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林を抜けて開けた鞍部に出ていよいよ登りに転じますが、笹原の道を登り切ると偽ピークがあります。その後まさかの下りに転じて一つコブを越えますと、すぐにまた登りになり、牛奥ノ雁ヶ腹摺山みたいな笹原の登り道になりますが、こちらの勾配はそれほどでもないので助かります。
2時30分頃に小金沢山頂上に到着! 1時50分頃に牛奥ノ雁ヶ腹摺山を出たので、40分ほどの行程でしたので、ガイドマップの時間と同じでした。
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2時30分頃に小金沢山頂上に到着! 1時50分頃に牛奥ノ雁ヶ腹摺山を出たので、40分ほどの行程でしたので、ガイドマップの時間と同じでした。
山頂から少し開けたところに下って東側の山を見ますと、手前の山でさえ上の方は雲で霞んできました。どんどん雲がこちらにやってきて、小金沢山山頂の斜面に当たってきます。もうこうなると遠景など100%無理ですから、ここは軽く一休みした後にさっさと下山して大峠に戻ることにします。
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山頂から少し開けたところに下って東側の山を見ますと、手前の山でさえ上の方は雲で霞んできました。どんどん雲がこちらにやってきて、小金沢山山頂の斜面に当たってきます。もうこうなると遠景など100%無理ですから、ここは軽く一休みした後にさっさと下山して大峠に戻ることにします。
往路で道を見落として外れた大岩のところに至ったので、先の方のどこで道を見誤ったか注意して歩くと、いかにも騙されやすいポイントがありました! どう見ても踏み跡は中央を真っ直ぐ行く感じですが、実際は右側の木の根がむき出している方で、真ん中の木にはテープが巻かれています。ただ、リボンは道の左に巻かれているとは限らないので、コースらしき路面を第一に見て判断してしまいますよね。他の皆さんが騙されないよう、画像のように枝を斜めに立て掛けておきました。
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往路で道を見落として外れた大岩のところに至ったので、先の方のどこで道を見誤ったか注意して歩くと、いかにも騙されやすいポイントがありました! どう見ても踏み跡は中央を真っ直ぐ行く感じですが、実際は右側の木の根がむき出している方で、真ん中の木にはテープが巻かれています。ただ、リボンは道の左に巻かれているとは限らないので、コースらしき路面を第一に見て判断してしまいますよね。他の皆さんが騙されないよう、画像のように枝を斜めに立て掛けておきました。
牛奥ノ雁ヶ腹摺山に戻ってきたのは3時20分頃。小金沢山から約35分経過しています。これから進む黒岳を望むと、快晴時は一つの山に見えたその姿が、はっきり手前の川胡桃沢ノ頭と奥の黒岳が雲のおかげで別れて見えますね。2つ突起があるのが黒岳です。
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牛奥ノ雁ヶ腹摺山に戻ってきたのは3時20分頃。小金沢山から約35分経過しています。これから進む黒岳を望むと、快晴時は一つの山に見えたその姿が、はっきり手前の川胡桃沢ノ頭と奥の黒岳が雲のおかげで別れて見えますね。2つ突起があるのが黒岳です。
40分ほどキツい登りを一歩一歩進んだ後、やっと川胡桃沢ノ頭に到着。まだまだ先は長いので、ここは休んでいられまん。黒岳までの道は勾配そのものは強くはないものの、3つのコブがあって、これらを乗り越えないといけません。
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40分ほどキツい登りを一歩一歩進んだ後、やっと川胡桃沢ノ頭に到着。まだまだ先は長いので、ここは休んでいられまん。黒岳までの道は勾配そのものは強くはないものの、3つのコブがあって、これらを乗り越えないといけません。
鬱蒼とした林の中を黙々と歩いて大峠と黒岳の分岐に到着。途中、靴の中で右中指上面が靴下にこすれて皮がむけたようで、下り道でここが靴の内側上面に当たる度に痛くて仕方ないため、ちょっと止まって靴を脱いで休みました。
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鬱蒼とした林の中を黙々と歩いて大峠と黒岳の分岐に到着。途中、靴の中で右中指上面が靴下にこすれて皮がむけたようで、下り道でここが靴の内側上面に当たる度に痛くて仕方ないため、ちょっと止まって靴を脱いで休みました。
黒岳からは基本的にキツい傾斜の下り一辺倒ですが、さすがに距離を歩いているので下りといえども大変ですね。
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黒岳からは基本的にキツい傾斜の下り一辺倒ですが、さすがに距離を歩いているので下りといえども大変ですね。
やっとのことで大峠の駐車場に戻ってくることができました。時間は5時45分ですから、思ったよりも時間が掛かりましたが、考えてみると朝は雁ヶ腹摺山を往復し、その後に3つの大きな山を縦走して戻ってきたのだから、2倍歩いているのと同じですものね。
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やっとのことで大峠の駐車場に戻ってくることができました。時間は5時45分ですから、思ったよりも時間が掛かりましたが、考えてみると朝は雁ヶ腹摺山を往復し、その後に3つの大きな山を縦走して戻ってきたのだから、2倍歩いているのと同じですものね。
帰り支度をしてふと南側を見ると、何とこの時間になって高いところの雲が消えて富士山が見えました! どうせなら山頂で見せて欲しいところですが、丁度自分が登るとそこに雲も被ってくるみたいで、下山したら雲がなくなるとは、この日はまるっきり雲男となっていましたね(笑。
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帰り支度をしてふと南側を見ると、何とこの時間になって高いところの雲が消えて富士山が見えました! どうせなら山頂で見せて欲しいところですが、丁度自分が登るとそこに雲も被ってくるみたいで、下山したら雲がなくなるとは、この日はまるっきり雲男となっていましたね(笑。
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