城山
- GPS
- 01:52
- 距離
- 4.8km
- 登り
- 54m
- 下り
- 615m
コースタイム
天候 | 曇り |
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過去天気図(気象庁) | 2016年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス
|
写真
装備
個人装備 |
雨具(レインウェア)
着替え
|
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感想
二日目は、湯河原が土肥郷と呼ばれていた頃の史跡を巡る”城山ハイキングコース”を歩きます。
奥湯河原からの県道75号、通称”椿ライン”はバイク乗りに人気のスポットで、今日もたくさんのライダーが走っていました。しとどの窟のバス停で降りると、レストハウス付近はライダー達の溜まり場になっていて、ピカピカに光った自慢のバイクがたくさん置かれていました。休憩している男だらけの集団に気圧されたのか、先頭を歩くO島部長は、名勝・しとどの窟に立ち寄ることもなく、さっさとコースを先に進んで行ってしまいました。
”しとどの窟”とは、石橋山合戦に敗れた源頼朝が、地元の豪族・土肥実平と共に身を隠したと伝わる県指定史跡の岩屋で、付近は地蔵信仰の霊地のため、窟に至る道沿いから数多くの石仏が安置されています。頼朝が潜んだ湯河原町の山中を椙山と言うので別名”土肥椙山の巌窟”とも呼ばれます。苔むした岩肌の昼なお暗い洞窟に潜んで再興の機をうかがって潜んでいたのかと思うと歴史のロマンを感じます。
今日はゆっくり歩いても2時間程のピクニックコースなので、のんびりと散策気分で行きたいところですが、O島部長はずんずん先に行ってしまいます。
石畳の道を下り、展望のよい尾根道をゆるやかにアップダウンしていくと、前方に”土肥城跡”の石碑が見え、広く開けた城山に着きました。
城山からはピクニックランドへ向かって下ります。公園にはたくさんの紫陽花が咲いていました。今朝がた湯河原駅前で見かけた小学生の一行が下から登ってきました。湯河原駅から歩いてきたようです。
林道から山道、舗装路からまた林道とひたすら下っていきます。どこかで「バーン」と鳥獣威嚇用の空砲が響き渡ります。里に下りてから地元の人に聞くと、猿や猪が畑を荒らすのだとか...。
蜜柑畑を過ぎると土肥一族の菩提寺である成願寺に着きます。やがて線路が見えて駅前に帰ってきました。ちょうど昼時。地元のラーメン店〔味の大西〕でチャーシュウワンタンメンを食べて、湯河原の旅を締めくくりました...。
〔感想〕
秋の紅葉や蜜柑狩りでも、有名な冬の梅林見物でもない、何でもない時期の二日間の湯河原の旅ではあったが、静かでのんびりとしたハイキングを楽しむことができました。箱根とはちょっと違う雰囲気で、なんか和やかでゆっくりと時が流れているようなところがいいですね。高台から眺めた相模湾と真鶴半島の景観が印象的でした。
そうだ。今度は真鶴半島をぐるぐる歩いてみよう...。真鶴の旅館に泊まり、獲れたての鯵の刺身を肴に一杯やって、仕上げに残った刺身とネギと生姜を乗せて熱〜いお茶をかけてすする漁師料理の「まご茶漬け」っていうのを、是非とも堪能したいなあ...。
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