八ヶ岳キレット（権現岳-赤岳-阿弥陀岳）

2016年07月01日(金) 〜 2016年07月02日(土)

• GPS: 12:44
• 距離: 18.0km
• 登り: 2,046m
• 下り: 2,118m

コースタイム

1日目

• 山行: 6:55
• 休憩: 0:56
• 合計: 7:51

5:16 観音平
6:02 6:03 雲海
6:39 6:41 押手川
7:48 7:54 青年小屋
8:22 8:23 のろし場
8:40 8:41 西ギボシ
9:05 9:27 権現小屋
9:30 9:31 縦走路分岐
10:04 10:04 旭岳
10:24 10:24 ツルネ
10:46 11:03 キレット小屋
12:37 12:39 真教寺尾根分岐
12:45 12:46 竜頭峰
12:57 12:59 赤岳
13:07 赤岳頂上山荘

2日目

• 山行: 4:23
• 休憩: 0:30
• 合計: 4:53

5:33 赤岳頂上山荘
5:37 5:37 赤岳
5:55 5:55 文三郎尾根分岐
6:10 6:10 中岳
6:20 6:21 中岳のコル
6:44 6:50 阿弥陀岳
7:13 7:15 中岳のコル
7:25 7:30 阿弥陀岳北稜
7:30 7:33 中岳のコル登山道水場
7:53 8:05 行者小屋
8:52 8:53 中ノ行者小屋跡
9:48 9:48 美濃戸山荘
10:26 ゴール地点

天候

7/1 快晴
7/2 曇り（山頂はガス）

アクセス

利用交通機関：

電車 バス 自家用車

行き
　自宅(神奈川)ー中央高速自動車道、小淵沢IC下車ー観音平P
帰り
　美濃戸口(11:20)ー茅野駅(11:50)、バス\920
　茅野駅(12:45)ー小淵沢駅(13:10)、JR\410
　小淵沢駅(13:10)ー観音平(13:30)、タクシー\3,460
駐車場
　観音平Pは、4:30到着で2〜3割

コース状況／危険箇所等

道の状況
　感想に記載
　この時期、アブ、ハエが多いです。虫よけスプレー必須!
登山ポスト
　観音平、登山口に有り

その他周辺情報

道の駅「こぶちざわ」、延命の湯利用(\820)

写真

7/1 5:02

観音平P
平日のせいか、ガラガラでした。

7/1 5:14

熊出没注意!

7/1 5:58

雲海展望台

7/1 6:00

思いのほか、天気がいい!

7/1 6:18

シャクナゲの花が残ってました

7/1 6:27

新芽

7/1 6:35

八ヶ岳っぽい

7/1 6:38

押手川の分岐
青年小屋を目指します

7/1 7:51

青年小屋到着

7/1 7:51

編笠山はスルーします

7/1 8:01

権現岳へ

7/1 8:20

ギボシと権現岳が見えてきました

7/1 8:20

のろし場

7/1 8:25

7/1 8:27

7/1 8:28

7/1 8:48

余裕?

7/1 8:56

目指す稜線が見えてきた

7/1 9:21

権現小屋
ボッカ中?

7/1 9:28

権現岳

7/1 9:35

例の長ーいハシゴ

7/1 9:36

カメラ目線で!

7/1 9:45

7/1 9:46

旭岳

7/1 10:01

目指す赤岳

7/1 10:11

下ります

7/1 10:18

7/1 10:23

7/1 10:29

ツルネ

7/1 10:29

阿弥陀岳ー中岳ー赤岳の3ショット!

7/1 10:59

キレット小屋は7/9から営業とのこと

7/1 11:00

小屋の周辺にはコマクサが群生してました

7/1 11:00

7/1 11:00

7/1 11:05

7/1 11:12

歩いてきた稜線を振り返り、、

7/1 11:35

まずはガレ場の急登

7/1 11:35

マーキングはしっかりあります

7/1 11:40

阿弥陀岳の稜線が近づいてきた

7/1 11:40

振り返り、権現岳

7/1 11:41

まだまだ登ります!

7/1 11:59

7/1 11:59

7/1 12:05

ようやく小天狗へとりつく

7/1 12:09

これからはハシゴとクサリの連続

7/1 12:10

意外と遠い赤岳

7/1 12:14

7/1 12:14

7/1 12:19

7/1 12:20

7/1 12:20

7/1 12:28

これの繰り返し

7/1 12:28

小さなピークをいくつも越えます

7/1 12:30

また登ります

7/1 12:32

7/1 12:33

7/1 12:36

7/1 12:46

もう少し!

7/1 12:47

ようやく、竜頭峰

7/1 12:52

赤岳到着!

7/1 12:56

お疲れさまでした

7/1 12:57

歩いてきた稜線を振り返り

7/1 13:01

硫黄岳、横岳方面

7/1 13:04

阿弥陀岳

7/1 13:04

今日はここまで
お世話になります

7/1 13:40

旅の目的です

7/2 4:36

朝の富士山

7/2 4:44

ご来光!
この後、、

7/2 5:38

ガスに包まれます

7/2 5:38

キレットには向かわず、阿弥陀岳を目指します

7/2 5:54

7/2 6:00

中岳?

7/2 7:09

阿弥陀岳へ

7/2 6:43

到着
展望ゼロ

7/2 6:54

即行、下山します

7/2 7:09

行者小屋へ

7/2 7:52

7/2 8:56

7/2 9:45

ようやく美濃戸登山口

7/2 9:58

今日は、美濃戸口まで林道歩き

7/2 10:25

八ヶ岳山荘に到着
お疲れさまでした

撮影機器：

FinePix XP80 富士フイルム

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ タイツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 ゲイター 日よけ帽子 着替え 靴 予備靴ひも ザック ザックカバー 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 ライター 地図（地形図） コンパス 笛 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 針金 常備薬 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ツェルト ストック ナイフ カメラ ダウンジャケット 傘 ハードシェル スリッパ

感想

fuetomo

夏の北アルプスに向けて、休暇を取って、権現岳ー赤岳の縦走路を歩きに
行きました。
この道を歩くには、登山口と下山口をどこにするか、
アクセスはどうするかが、悩みでした。
結局、車で観音平へ行き、赤岳ピストンするか、
美濃戸口からバス、電車、タクシーを乗り継ぎ車を回収するか
の2案を考えて、登ってから決めることにしました。

天候は梅雨時期で、あまり期待してませんでしたが、初日は
思いのほか快晴で、テンションもあがりました。

権現岳ー赤岳のキレット越えは初めてでしたが、八ヶ岳の
核心部ということで、楽しみと不安な気持ちでした。

道の状況と感想は以下の通りです。
1.権現岳からキレット小屋までは、長ーいハシゴを下った後は
　普通の登山道でアップダウンを繰り返しつつ、最後に一気にこれでもか
　ってくらい下ります。
2.キレット小屋から小天狗までは、ザレた岩の壁をひたすら登ります。
　基本的にはマーキングを頼りに登っていきますが、浮石が多く、
　気を使います。でも岩はザラついているので、グリップしやすく滑りにくい
　と思います。
3.小天狗から赤岳までの稜線は、尾根が細く、いくつものピークを越えて
　いくのですが、基本的にはトラバース道で、クサリ、ハシゴが沢山あるので
　それを頼りに進めばいいかと思います。
　小天狗への取りつきのところは、結構、高度感がありました。
4.登りは体力だけで行けますが、下りや天候が悪い時は難易度が
　上がると思いました。
　（マーキング見逃すと、やばいところがある）
5.この時期だからでしょうか、このルート上には沢山の高山植物が
　咲いていました。
　特にキレット小屋周辺や、赤岳までの稜線上の花々は、岩稜歩きの
　疲れや緊張感を癒してくれます。

梅雨時期の平日ということもあり、初日は観音平から赤岳まで
出合った登山者は10名程度で、山小屋の宿泊者も12名ほどと
八ヶ岳とは思えないほど、静かでのんびりと過ごすことが出来ました。

翌日は前日とは一転、山頂部は濃いガスに覆われてしまいました。
ガスの中のキレット越えは厳しいと思い、阿弥陀岳をピストンして
美濃戸口まで下山しました。

この権現岳ー赤岳の縦走路は、アクセスしにくく、高低差もあり
体力的にも厳しいルートですが、手足を使って登る楽しさや、
辿り着いたときの充実感がある非常に魅力的なルートでした。

今度は逆コースにチャレンジしたいと思いました。