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記録ID: 908797 全員に公開 ハイキング白馬・鹿島槍・五竜

アクシデント!そしてあらためて思い知らされたたこと 白馬乗鞍岳

日程 2016年07月02日(土) [日帰り]
メンバー todora5502(CL), その他メンバー11人
天候曇り時々晴れ
アクセス
利用交通機関
車・バイク、 ケーブルカー等
栂池パノラマウェイ ロープウェイ
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地図/標高グラフ


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コースタイム [注]

日帰り
山行
6時間20分
休憩
40分
合計
7時間0分
S栂池自然園09:1010:00銀嶺水10:30天狗原の祠10:50風吹大池方面分岐12:10乗鞍岳12:5014:00風吹大池方面分岐14:10天狗原の祠16:10栂池山荘16:10ゴール地点G
コースタイムの見方:
歩行時間
到着時刻通過点の地名出発時刻
天狗原の祠から栂池山荘間は行動不能になっていた方の介護、救助要請のため時間を費やした。
コース状況/
危険箇所等
特に危険箇所は無し。雪田が天狗原下(小)と山頂下(やや大)の2か所。例年のこの時期よりかなり雪が少なく小さい。例年の8月上旬並みの感じ。登りはアイゼン無しで登ったが、下りは雪上歩行が初めてのメンバーも多かったので安全のためアイゼンを装着(上部の雪田)した。
 天狗原〜山頂は大岩を上り下りしながら雪田の圓鯆眠瓩垢襪、岩と岩の間に雪が残っていて、そこに踏み入れるときには踏み抜きに注視が必要。
その他周辺情報駐車場前の栂の湯(足湯有り)や白馬村に温泉多数
アイゼン(4本爪)は白馬駅前 「おじさんの店」でレンタル可 早朝から開店 1000円(内300円は保証金。返却時に戻ってくる。)
駐車場:栂池パノラマウェイ栂池高原駅下 500円/日
パノラマウェイ乗車券は駅で購入するよりも、近くのコンビニで前売りとして買うと往復3600円のところ3220円
過去天気図(気象庁) 2016年07月の天気図 [pdf]

装備

個人装備 長袖シャツ Tシャツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子 ザック 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 ヘッドランプ 常備薬 日焼け止め 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ストック
共同装備 コンパス 計画書 ガイド地図(ブック) ファーストエイドキット ツェルト カメラ

写真

栂池山荘前から白馬乗鞍岳を見上げました
2016年07月02日 08:58撮影 by NIKON D810, NIKON CORPORATION
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栂池山荘前から白馬乗鞍岳を見上げました
1
雲が覆っています
2016年07月02日 09:17撮影 by NIKON D810, NIKON CORPORATION
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雲が覆っています
表示は消えかけているけれど水場「銀嶺水」
2016年07月02日 09:59撮影 by NIKON D810, NIKON CORPORATION
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表示は消えかけているけれど水場「銀嶺水」
この奥左に水がわき出ています
2016年07月02日 09:55撮影 by NIKON D810, NIKON CORPORATION
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この奥左に水がわき出ています
天狗原まで登ってきました
2016年07月02日 10:32撮影 by NIKON D810, NIKON CORPORATION
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天狗原まで登ってきました
右の大きな雪田の左圓鯏个蠅泙后‖膣笋ごろんごろんしています
2016年07月02日 10:32撮影 by NIKON D810, NIKON CORPORATION
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右の大きな雪田の左圓鯏个蠅泙后‖膣笋ごろんごろんしています
風吹大池方面への分岐 標識が新しくなっていました この先から岩がごろごろした急登になります
2016年07月02日 10:48撮影 by NIKON D810, NIKON CORPORATION
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風吹大池方面への分岐 標識が新しくなっていました この先から岩がごろごろした急登になります
雪田に近づいてきました 足もとにも雪があります
2016年07月02日 11:04撮影 by NIKON D810, NIKON CORPORATION
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雪田に近づいてきました 足もとにも雪があります
登りながら天狗原を振り返りました
2016年07月02日 11:09撮影 by NIKON D810, NIKON CORPORATION
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登りながら天狗原を振り返りました
ベニバナイチゴの花
2016年07月02日 11:18撮影 by NIKON D810, NIKON CORPORATION
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ベニバナイチゴの花
近くで見るとこんな感じ 雪田の左側を登り最後に雪上を100mぐらい登ります
2016年07月02日 11:20撮影 by NIKON D810, NIKON CORPORATION
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近くで見るとこんな感じ 雪田の左側を登り最後に雪上を100mぐらい登ります
ヒメクワガタ
2016年07月02日 11:24撮影 by NIKON D810, NIKON CORPORATION
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ヒメクワガタ
ミヤマダイコンソウ
2016年07月02日 11:26撮影 by NIKON D810, NIKON CORPORATION
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ミヤマダイコンソウ
山頂付近のハイマツの間に雷鳥がいました
2016年07月02日 12:00撮影 by NIKON D810, NIKON CORPORATION
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山頂付近のハイマツの間に雷鳥がいました
1
山頂2436.7m ケルンの奥に小蓮華岳
2016年07月02日 12:12撮影 by NIKON D810, NIKON CORPORATION
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山頂2436.7m ケルンの奥に小蓮華岳
5
青空が広がってきた 雪倉岳(左)と朝日岳(右)の空
2016年07月02日 12:45撮影 by NIKON D810, NIKON CORPORATION
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青空が広がってきた 雪倉岳(左)と朝日岳(右)の空
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小蓮華岳の陰に隠れるように見える白馬岳 相変わらず雲が多くてスッキリ見えません
2016年07月02日 12:52撮影 by NIKON D810, NIKON CORPORATION
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小蓮華岳の陰に隠れるように見える白馬岳 相変わらず雲が多くてスッキリ見えません
1
ナナカマドの花
2016年07月02日 13:38撮影 by TG-860, OLYMPUS IMAGING CORP.
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ナナカマドの花
チングルマ イワイチョウ コイワカガミ
2016年07月02日 14:03撮影 by TG-860, OLYMPUS IMAGING CORP.
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チングルマ イワイチョウ コイワカガミ
降りてきた道を振り返りました
2016年07月02日 14:03撮影 by TG-860, OLYMPUS IMAGING CORP.
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降りてきた道を振り返りました
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ワタスゲが風に揺れていました
2016年07月02日 14:07撮影 by TG-860, OLYMPUS IMAGING CORP.
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ワタスゲが風に揺れていました
天狗原の湿原を風がかけぬけていきます
2016年07月02日 14:09撮影 by TG-860, OLYMPUS IMAGING CORP.
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天狗原の湿原を風がかけぬけていきます
風が湿原の草を波打たせていました
2016年07月02日 14:09撮影 by TG-860, OLYMPUS IMAGING CORP.
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風が湿原の草を波打たせていました
1

感想/記録

 13名の仲間と白馬大池へのピストンの計画を立てた。3000m級の山への登山、雪渓歩きなどの初心者が多いため、7月下旬に白馬岳〜栂池への縦走ができるかどうかの見極めに計画をした。
 計画では13名だったが1名は体調不良のため不参加。後になって考えれば、どうもこのあたりから、この日の山行のいやな予感が漂っていたような気がする。
 居住地の出発は朝4時。しかし、1名が寝坊をしたため遅れる。栂池パノラマウェイの始発は7:30、最終16:40 7月後半より営業時間が短いので、始発で登って最終に間に合うかどうかはぎりぎりかな・・・と考えていた。そこへ来て出発が遅れてしまった。「大池までは行けないかも」とこの時点で計画変更も視野に入れる。
 3台の車に分乗して高速に乗る。久々に合う仲間もいるので車中は話で盛り上がる。そうこうしているうちに、なんと、曲がらなければならないJCTを曲がらずに通り過ぎてしまった。まずい!他の2台からかなり遅れる・・・と思ったら他の2台も同じようにJCTを通り過ぎてしまっていた。暗雲たちこめる・・・。
 それでもなんとか8時過ぎに栂池の駐車場に到着。ゴンドラとロープウェイを乗り継ぎ栂池山荘前へ。準備をして出発したのは予定よりも30分遅れだった。
 それでも気合いを入れて登り始める。が、暫くしてメンバーの靴のソールがはがれ始めた。テーピングで応急処置をしてまた登る。この時点で引き返すかどうか迷ったが、とりあえず天狗原へ。そこで再度確認すると、そこから先のゴロンゴロンの岩を歩ける状態では無かった。ここからなら危険箇所も無いので、テーピングの上に緊急の場合に使えるようにいつでも持って歩いていたロープで補強し、単独で下山することになった。
 11人のメンバーは乗鞍岳山頂へ。去年7月20日に来たときよりも雪田の雪は極端に少なく、8月上旬の頃ぐらいだ。レンタルアイゼンを借りてきた者もいるが、使わずにすんでしまうかもしれないと思った。案の定、山頂まではアイゼン無しで登頂。
 途中でオコジョが目の前を猛スピードで横切っていった。そして山頂付近のハイマツ帯には雷鳥の姿。
 山頂ケルンに到着したのが正午を少しまわっていたので、大池へは断念して山頂の先から眺めるだけでゆっくり昼食。青空ものぞき、雲は多いものの山々が美しかった。
 昼食後、ゆっくりと下山。余裕を持って最終のロープウェイに間に合うだろう。登りでは使わなかったアイゼンを安全のために装着し、雪田を下る。しかし、天狗原についてひと休みと思ったらもう一人のメンバーのソールもはがれ始めた。とにかく安全に降りるしか無いのでこれもテーピングで補強。なんてことだ!と思うものの時間には余裕があるのであわてずに下山する。
 天狗原から小さな雪田を越えて、銀冷水の水場へ向かおうとすると、あれ?山道に人が倒れている。一瞬休んでいるのかと思ったがそれにしては不自然。近寄って声をかけると、どうやら足が痙攣して動けなくなってしまっているらしい。
 私が常備していた痙攣止めの薬と、メンバ-の痛み止めの薬を飲んでもらって、足をさすりながら回復を待つ。ロープウェイの時間もあるので、私ともう一人のメンバーがその場に残り、後のメンバーはSLとともに下山させた。
 立てるようになれば肩を貸しながらでも一緒に下山と思っていたが、1時間ほど待っても回復せず、時間が遅くなってくるので、その方に確認をして、110番通報で救助要請をした。
 痙攣も、力を入れなければおさまっていて、他に怪我も無く、意識もはっきりしているので、警察からは、「救助に向かうのでロープウェイの最終時間もあることだからその方を残して下山するように」という指示があった。要救助者を残していくのは心が痛んだが「お大事にしてくださいね。」と言葉をかけて下山をはじめた。15時20分。なんとか最終には間に合いそうだと思いながら。
 登山口まで下山してくると16:10だった。警察への救助要請よりも前に、電話で状況を報告した栂池山荘に立ち寄り電話対応してくださった方に御礼と報告をして、ロープウェイ乗り場へ向かう。ヒュッテの方も心配して、「救助要請の人がいなかったか?」と聞かれたので私が要請したことを伝えると、「無事に降りてこられてよかったですね。」とどうやら私が要救助者だったと勘違いされたようだったので、そうではないことと状況を簡単に説明して、駅へ向かった。
 駅の近くまでいくと係の方が、「すぐに出ますよ〜」と大きな声で叫んでくれたので二人であわてて走り、ロープウェイに飛び乗った。飛び乗った後「最後の最後で走るなんて!」と息を切らせながらも笑いあった。最終1本前のロープウェイだった。途中すれ違った登りのロープウェイに遭対協の方だろうか、救助に向かう方々が数名乗っているのをみて、「一人置いてきてしまた方は大丈夫かな?救助お願いします。」と祈らずにはいられなかった。
 こうしてメンバー1名の体調不良による不参加から始まった今回の山行は様々なアクシデントに出合ながらも何とか終了。でも、この一日であらためて思い知らされたたくさんの教訓があった山行だった。
それは
1 当たり前のことだが時間にゆとりを持つこと。状況によって計画変更ができるような柔軟な考えを持つこと。
2 道具はしっかりと確認をすること。もし縦走中にソールはがれなどがあったら大変なこと。また、道具は安価だからとか、体裁だとかではなく、それなりにしっかりした信頼のおける道具を購うこと。
 ソールがはがれた一人は何年間も使っていなかった山靴を確認せずに持ってきてしまったというし、もう一人は、スポーツ用品では超一流メーカー(登山靴もつくっているかもしれないが、登山用品のメーカーではない)の靴を履いていたが、昨年購入、今回で3回目の山行き使用だったにも関わらずソールがいとも簡単にはがれてしまった。
3 単独行はやはり危ないということ。
  何も無ければよいが、今回の要救助の方のように、動けなくなってしまい、もし時間や季節の関係で誰もそこを通らなかったら、携帯電話が繋がらない場所だったらと考えると大変なことになってしまうかもしれない。
4 登山計画書の提出と保険への加入を必ずすること。
  私たちはいつも計画書の提出と保険の加入はするのだが、これまでに必要になったことは無い。なんとなく無駄な労力、無駄な出費のような気がしてしまうが、無駄になってしまうということは何事もなく無事な山行だったということで、それに越したことはないし、もし、何かあったときには救助費用を躊躇するがために命の危険に陥るかもしれない。わずかな金額で、ためらわずに救助要請ができる(もちろん安易な要請はするつもりはないが)ということはとても大きな事だと感じた。ちなみに、今回の救助にかかる費用は数十万円ぐらいになるという話をきいた。
 今回の山行は、白馬岳への前哨戦というか、企画の可否を判断するためのものだったが、メンバー一同、あらためて安易な気持ちで山に入らないことを感じたようだ。それだけでも大きな収穫だったと思う。
 さて、肝心要の、白馬岳だが・・・もう少しみんなに経験を積んでもらわないと難しいだろうなと今、感じている。私がCLとして先導するには、今の私の力量で、今のメンバーを引き連れていくのは危険だなと感じ始めている。(高所に出かけるにはそれなりの覚悟と意識を持ってもらわないと)
 山行の難易度を下げ、経験を積み重ねながらステップアップして、やがて白馬の雪渓にみんなで挑めるようにしていかなければならないなと思っている。
 私自身も、あちらこちらの山に登りながら、どこか危機管理意識が薄れていってしまっていたのだろうなと反省しきりだ。
 
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